Official information
This restaurant is registered on Tabelog as a corporate member. Business information is released by the staff.
Restaurant Koke
(Restaurant Koke)- Nearest station：
- Categories：
- Budget：
-
- Fixed holidays：
- Monday
Restaurant information
Details
| Restaurant name |
Restaurant Koke（Restaurant Koke）
|
|---|---|
| Categories | Innovative |
| Phone number (for reservation and inquiry) |
050-5890-2876 |
| Reservation availability |
Reservation only
営業中、定休日等お電話に出られない場合がございます。 |
| Address |
京都府京都市中京区蛸薬師287 ido 1F |
| Transportation |
4 minutes walk from Karasuma Oike Station (Exit 2) on the Kyoto Municipal Subway Karasuma Line or Tozai Line 290 m from Karasuma Oike Station 270 meters from Karasuma Oike. |
| Opening hours |
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| Average price |
￥20,000～￥29,999 ￥15,000～￥19,999 |
| Average price（Based on reviews） |
￥30,000～￥39,999￥15,000～￥19,999
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| Method of payment |
Credit Cards Accepted （VISA、Master、JCB、AMEX、Diners） Electronic money Not Accepted QR code payment Not Accepted |
| Table money/charge |
サービス料兼燃料費15% |
Seats/facilities
| Number of seats |
15 Seats （ 7 seats at counter, 8 seats at table） |
|---|---|
| Private rooms |
Unavailable |
| Private use |
Available For up to 20 people |
| Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
| Parking |
Unavailable |
Menu
| Drink |
Wine,Particular about wine |
|---|---|
| Food |
Particular about vegetable,Particular about fish,English menu available |
Feature - Related information
| Occasion |
|
|---|---|
| Location |
Hideout |
| Service |
Celebrations and surprises,Sommelier available |
| Dress code |
Please refrain from wearing shorts and sandals for men. We also ask that you refrain from coming to our store wearing perfume, etc. |
| Website | |
| The opening day |
2021.4.14 |
| Phone number |
075-223-5055 |
日曜の坐禅会の後、いつもは喫茶店のモーニンングを開拓していますが、この日は諸事情あってモダンスパニッシュへ。
神戸、というか日本のスパニッシュの有名店・カセント（知ったかぶりして行ったことはないですが）から独立して昨年4月にオープン、すでにミシュランの星もついている注目の新店です。
中庭に井戸が配置された「IDO」という施設の１階にありますが、小ぢんまりした空間なのに落ち着きと風格がある、なんとも言えない雰囲気です。
以前に一度講演を聞いたことがある関西のデザイン業界の大御所、三木健さんがアートディレクターを務められているんですね。
一服のお茶のためにさまざまな趣向や工夫を凝らし、茶室を設え、心を尽くすお手前を意味する「一座建立」が「IDO」のコンセプトだそうですが、そのコンセプトに沿って、主客が一体となるようなおもてなしを心がけているとのこと。
若い中村シェフと共にソムリエの大山氏もカセントから移られたそうで、料理はもちろんのこと、きめ細かなサービスにも唸らされます。
スパニッシュでありながらも、日本らしさを感じるシンプルな美しさのSNACKやTAPAS、そしてインパクトのあるホエー、魚、肉。
ホエーは「肉、２皿も来るんか？」と思ったら、なんとこれがローストしたキャベツ。見た目に加えて、その甘みや柔らかい食感も鮮烈です。
鴨肉はそれとは信じ難いようなサイズ感ですが（亀岡の鴨だそうです）、パリッとした皮の食感に、肉（特に脂身）のジューシーさや旨味が混じり合い、経験したことがない鴨の美味しさでした。
中村シェフは那覇ご出身とのことで、豆腐ようなどの沖縄の食材を使われるあたりも個性的で、独特の世界観が醸し出されています。
シェフを含めた４名のスタッフの連携も、時々アイコンタクトが見て取れたりして、こちらが食べるスピードと料理を出すタイミングを計られているのもよくわかります。
この空間と料理に没入して「一座建立」を体感する一方で、「主客一体」となるにはいかにもこちらが力不足の感が否めませんが、それにしても料理の世界って、奥深くていろんな表現が可能なんだな、と感じた次第です。