Official information
This restaurant is registered on Tabelog as a corporate member. Business information is released by the staff.
Restaurant name |
Kikunoi Honten(Kikunoi Honten)
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Categories | Japanese Cuisine |
Phone number (for reservation and inquiry) |
075-561-0015 |
Reservation Availability |
Reservations available |
Address |
京都府京都市東山区下河原通八坂鳥居前下ル下河原町459 |
Transportation |
927 meters from Higashiyama. |
Opening hours |
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Budget(Aggregate of reviews) |
¥20,000~¥29,999¥15,000~¥19,999
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Method of payment |
Credit Cards Accepted (VISA、JCB、AMEX) |
Table money/charge |
サービス料15% |
Number of seats |
120 Seats ( 10 Tatami Rooms) |
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Private dining rooms |
OK For 4 people、For 6 people、For 8 people、For 10-20 people、For 20-30 people、Over 30 people |
Non-smoking/smoking |
Smoking / Non-smoking area separated Please check with the restaurant before visiting as the law regarding passive smoking countermeasures (revised Health Promotion Law) has been in effect since April 1, 2020 and may differ from the latest information. |
Parking lot |
OK |
Space/facilities |
Comfortable space,Wide seat,Tatami seats |
Drink |
Japanese sake (Nihonshu),Wine |
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Occasion |
This occasion is recommended by many people. |
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Location |
Beautiful scenery,House restaurant |
Website | |
Remarks |
Street View: http://hokkaido-sv.com/shop/kikunoo_honten |
京都市営地下鉄東山駅から徒歩20分ほどのところにある当店。駐車場あり。ミシュランガイド京都・大阪2023に掲載された当店は、同じ京都の『瓢亭』と共に14年連続での三つ星評価の京都の誰もが憧れる老舗料亭だ。創業は大正元年。夢にまで見たお店。場所は円山公園と高台寺の間。緑に囲まれた閑静な佇まい。玄関口からお出迎えがある。本日は新年会利用。3ヶ月前に予約の電話。15名以上のディナーだとお得な16000円税サ別(20000円税サ込)のコースをいただける。通常は20000円税サ別〜。中居さんも手慣れた接客で、流石の安心感。店内は老舗らしく、歴史的な重厚感がそこはかとなく伝わってくる。これが世界最高峰の和食の名店の雰囲気か!この空間こそ正にご馳走だ!大広間には、足腰の悪い人の為に低い椅子と高い御膳が整然と並んでいる。そして、重要文化財のようなこの広間。ところどころ丁寧な細工が施されていて、これを傷つけたら、いくらくらい弁償しないといけないのかなどと要らぬ心配をしてしまった。女将の挨拶が最初にあるとのことだったが、急な用事で不在とのことで、年配の中居さんが挨拶をしてくださった。最初に出された生菓子と抹茶に続いて、お正月らしく、日本酒で乾杯。料理の内容は、
・(生菓子、抹茶)
・(日本酒)
・八寸 お節料理に唐墨などを加えたもの
・猪口 餡のかかった赤飯蒸し
・向付1 明石鯛と金目鯛
・向付2 マグロ(中トロ)黄身醤油
・煮物椀 すっぽん入り真丈
・焼物 牛ステーキ
・強肴 京野菜鍋
・御飯 蒸し寿司
・止椀 粕汁
・水物 八朔杏仁豆腐
八寸は、中居さんが皆、頭の上に掲げてから配膳される。この所作を見ただけで感動してしまう。そして、箸が逆方向に置かれていることの説明が。何でも新年は、神様が先にお召し上がりになられて、それからいただくためにそうしているのだとか。日本料理は奥が深い。料理は新年らしくどれも華やか。芸術的な一皿一皿だ。そして、食材がどれも良質なものを厳選されている。とにかく鮮度が良い。また、京都らしく出汁を大事にされているのが分かる。蓋を開けるとフワッと香る出汁の香りが何とも言えない。特には京野菜鍋に驚かさた。野菜と出汁とが渾然一体となり、こんなに美味しいものになるとは!後半に女将さんが用事を済ませて挨拶に来てくださった。気さくな方で、全然偉そぶっておられない。気軽に記念撮影にも応じてくださり、一見さんにも分け隔てなく接して下さった。有難い。また、中居さんには、お酒のお世話からタクシーの手配などいろいろとお世話になった。感謝感激である。ちょっとした贅沢になったが、2024年の幸先の良いスタートが切れた。今年も良い年でありますように。