Official information
This restaurant is registered on Tabelog as a corporate member. Business information is released by the staff.
Restaurant name |
Kokyuu(Kokyuu)
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Categories | Japanese Cuisine |
Phone number (for reservation and inquiry) |
075-746-4375 |
Reservation Availability |
Reservations Only
電話の御予約は営業時間外にてお願い致します。 |
Address |
京都府京都市上京区青龍町204 |
Transportation |
4 minutes walk from Demachiyanagicho Station 358 meters from Demachiyanagi. |
Opening hours |
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Budget |
¥40,000~¥49,999 ¥15,000~¥19,999 |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥30,000~¥39,999¥8,000~¥9,999
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Method of payment |
Credit Cards Not Accepted Electronic money Not Accepted QR code payment Not Accepted |
Number of seats |
10 Seats ( 9 seats at the counter) |
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Private dining rooms |
OK For 4 people |
Private use |
OK |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
not allowed |
Space/facilities |
Counter |
Drink |
Japanese sake (Nihonshu) |
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Occasion |
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Location |
Secluded restaurant,House restaurant |
With children |
Children under the age of 10 are not allowed (from the website) |
Website | |
The opening day |
2015.10.21 |
今はなき名店「桜田」ご出身大将のお店。
11:30-13:00LO、そんな中12:30に予約した。お店に入ると、すでに他のお客様(おそらくほぼ全員常連さん)はコース中盤、もっと早く来るべきだったかも、と席についたとたん感じた。
案内されたのは入口近くの末席、料理の供されるお盆は引き傷たくさんの年季の入ったもの、料理の説明は超簡素、他のお客さんと違って、、といった感じで、京都の洗礼を受けたかな、と最初思った。
ただ、コースが進んでいくに従い、大将も持ち前の笑いのセンスをいかんなく発揮して楽しく話してくださるようになった。こちらがいろいろ料理について知りたい客だとわかったら、自家農園の写真(Facebook,修学院のあたり)なども見せながら、詳しく説明してくださった。
京都に20年いらっしゃるが京都ご出身ではない大将と、逆に京都ご出身だが東京に長く住んでらっしゃる隣席の方から、京都あるあるの興味深いお話も伺った。
大将も女将さんも彫の深い美男美女で、似た者同士の印象だった。さすが女将さん、料理について細かなところまで詳しかった。
料理に関しては、一見シンプルだが、説明を伺うと、それぞれの素材の良さを引き出すために、手間暇かけているのがよくわかった。特別おいしいと感動したものは私にはほとんどなかったが、京都っぽい珍しい食材をちょこちょこいただけたのが楽しかった。
やっぱり京都で和食ってひと味違う楽しさがある。
訪れた27日が年内最終営業日で、翌日からおせちに専念だそう。年の暮れ、京都での貴重なひとときをありがとうございました。
お会計9000円弱。
★7最初に出汁をいただく。お茶漬けの出汁のみって感じのもの。
★7食前酒 なんざんという京都のお酒 わりと苦味あり
★7.5柚子釜焼き
文字通りゆずを釜にしてぐつぐつ煮ている。
北海道産雲子(たらの白子)。軽く炙り色のついた白子。炙った味はあまりしない。
★7蟹のしんじょうのお椀
蟹の繊維がほろほろ崩れる。すごく普通で、説明がなかったこともあり、特に感動はない。
★7.5ひらめのおつくり
脂がよく乗った部位と、ふだんお造りで食べる身の部位と。脂乗ってる部位の方が好みだった。
☆8大根おろし、ゆず、たまり醤油、一味唐辛子などを合わせたどろっとしたタレがとてもおいしかった。肉にも合う感じ。
★8師走のはっすん
☆9可憐なかわいらしさにまずやられる。これまで紅葉のデザインだったが、先週雪が降ってからこの飾り付けにしたそう。
☆8蓮根どうふを揚げたもの 中は山芋に近いねっとり感、かりっと揚がってておいしい。
☆7あこの幽庵焼き 硬めの歯応えしっかりの白身魚
☆7.5さつまいものチップ
☆7.5たまごまつかぜ キッシュのようなもの
☆8鴨ロースを炊いたもの
☆6堀川牛蒡
直径7センチくらいの巨大なもの。味も大味。ごぼうを芋に近づけたような柔らかい仕上がり。数時間煮込んでるからこその食感だそう。
☆8.5しいたけの白和え
八寸の中で一番好きな味。豆腐の風味、濃厚な甘さ。奥の藁の上にちょこんと隠れている。赤くて美しい紅葉の葉っぱの上にどっしり積もった雪のよう。
☆8湯葉とエビ 家の形をした器の中に隠れていた^^
★8炊き合わせ
精進もので本日のメイン。
下仁田こんにゃく 流通していないものだそう。手でちぎった形そのものの無骨な手作り感あふれる仕上がり。硬めで口当たりが良い、きゅっきゅとした食感。
兵庫県産油圧葱。
大根。鶏の出汁で3時間炊く。その鶏は旨み抜けてしまっているので賄いにするとのこと。
修学院の自家畑で獲れたほうれん草。甘味があるほうれん草。めずらしい。
上記全て別の出汁を使って作り、最後に合わせている!
★8かぶのごはん
ご飯、お粥に近い柔らかさ。かぶもジューシーで全体的に水分たっぷりのみずみずしさ。
★8.5クレームブリュレ
★7.5りんご
★8かぶのごはんのおにぎり
食べきれなかった分はおにぎりにしていただいた。丁寧にパックされている。
ごはんからは水分が抜け(蒸発し)普通のおにぎりに近い感じに。
相変わらず、特にかぶがジューシーでおいしい。