コスパ超優秀ですが、文句なしと言えるまでにはもうちょっと時間がかかるかな。
豆の冷製ポタージュ。スナックエンドウかな。想像通りの安心できるお味。
フォカッチャ(ピザ生地の素焼き)。少し発酵時間が短いのかな。もっちり感はあるんだけどふっくらした感じは?窯焼き独特の香りはさすが。
ローカル野菜のサラダと新玉ねぎのムース 塩レモンとチャイムのつぼみを添えて。
大原野菜の窯焼き盛り合わせ。特にタマネギとレタス(あれ、キャベツだったっけ?)は甘みを最大限に引き出していて、それでいてみずみずしい。
皮目を炙ったイサキ 自家製ビネガー仕立て。イサキの上には極小バジルの葉が散らされてたんだけど、これがものすごい香り。
2種のピッツァ。6種の中から、サバと豆。
2種のピッツァから、豆。もっと青臭くなるのかと思いきや、意外にもモッツァレラとの相性は抜群。
2種のピッツァから、サバ。珍しくてインパクトあるでしょ、ってお店の方には言われましたが、個人的には割と安心できる定番かなと思います。あしらったディルとのバランスもよく◎。
クレープ ミントのムースとオレンジを添えて。ちょっと酸味が強すぎるかなぁ。ミントのムースもちょっとこれだけの強い酸味の中ではちょっと逆効果だったかも。
Restaurant name |
Monk(Monk)
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---|---|
Categories | Italian、Pizza |
Phone number (for reservation and inquiry) |
075-748-1154 |
Reservation Availability |
Reservations available |
Address |
京都府京都市左京区浄土寺下南田町147 |
Transportation |
1,762 meters from Keage. |
Opening hours |
Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting. |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥10,000~¥14,999
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Method of payment |
Credit Cards Accepted (JCB、AMEX、Diners) Electronic money Not Accepted |
Private dining rooms |
not allowed |
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Private use |
OK |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
not allowed |
Space/facilities |
Stylish space,Comfortable space,Counter |
Drink |
Wine,Particular about wine |
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Food |
Particular about vegetable |
Occasion |
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Location |
Secluded restaurant,House restaurant |
Website | |
Remarks |
2020年7月1日から店内ディナー再開。 |
エンボカ京都から昨年末に独立した方のお店です。
哲学の道沿い、法然院のすぐ近くという立地。
夜はほんとに人通りもなく、隠れ家と呼ぶにふさわしいお店です。
私は出会えませんでしたが、この季節は蛍が飛ぶ様子も見ることができるそうです。
こんなところにシャレオツな窯料理のお店とは、いかにもデート向けという感じがしますが、
実際には、カウンター7席のお客さんは、
・外国人観光客のオトナな男女
・常連さん?と思しき女性2人組
・なぜか日本語と英語を喋ってるのがあべこべの国際派カップル
という構成。
ホントはちょっと背伸びした若いカップルとか、
京都のちょっと上品な旦那はんとそのおカミさんとか、すごく嵌りそうだけど、
今の御時世、こんなもんです。
若い子はお金ないですもん。
ちなみにグループ席が窓際にあって、8席くらいあったかな。
そちらは同業者と思しき会社の営業さんのグループみたいですねー。
同業関係者が後ろで聞いてるのに、
そんなことまでしゃべっていいのかなーとか思ったけど(アハハ)。
一週間くらい前に予約を入れました。
GWにも一度予約を試みたんですが、
空いてるタイミングが合わず、1ヶ月後の平日休みのタイミングでリベンジとなりました。
【ここからしばらく苦言を呈します】
このメンバーで一番遅く伺ったので、空いている席に案内されたわけですが。。。
てっきり端っこの席だと思っていたのですよ。
でもね、案内されたのは左右にお客さんが埋まっているいわゆる谷間の席。
後からくるお客さんがその席に座るには、
両サイドに気を遣わないといけないし、気を遣わせる相手の数も倍になるわけです。
そういう席を残すっていうのはお店の姿勢としてどうなのかな、とちょっと思いました。
理由はわからなくもないです。
何故かカウンター席を遮る柱がありまして、
3席と4席にわかれてしまっています。
他3組はお二人でいらっしゃっていますからそのお二人を柱で隔てるわけにはいきません。
なら、一番奥のお二人は手前に配置すべきです。
こういうところまで配慮がなされていないのは、
せっかくおしゃれなお店でも、これって外見だけだよね、と思わざるを得ません。
しかも、結局柱のすぐ横というものすごい狭苦しい席に案内されたわけですよ。
第一印象はものすごく悪いです。
給仕をしてくださる女性スタッフは終始「狭いところからすみません」を連呼してたのが
すべてを物語っていると思います。
スタッフはシェフと女性の2人の3名。
調理はシェフが一人で回しているのでかかりっきりなのはわかりますが、
他の女性スタッフは2名もいるのにグラスの空きに気づくのがかなり遅い。
そういえば、座席の案内もワンテンポ遅いし、
なによりも荷物を入れるカゴを用意するのを忘れてお客さんがほったらかしにされているのはちょっとどうかね、と思います。
まあ、オープン半年なので今後の様子を見る必要はありますが、
現時点では課題は結構多いです。
【肝心の料理は概ね期待通りでした】
さて、お料理はコースメニューのみで、
5course (5,400円)と7course(7,560円)の2つ。
単純に5courseのメニューに2品プラスしたものが7courseのようですが、
微妙に材料もグレードアップしているような気がしたけど、どうでしょう。
ピッツァがメイン(?)で出てくるのはわかっていました。
おそらく1人客でもホールで出すことになるんだろうということは容易に想像できましたので、
5courseでオーダー。これは結果的に正解でした。
内容はこんな感じ。
・Peas(スナックエンドウの冷製ポタージュ フォカッチャと共に)
・Onion Lemon (ローカル野菜のサラダと新玉ねぎのムース 塩レモンとチャイムのつぼみを添えて)
・Grilled Vegitables(大原野菜の窯焼き盛り合わせ)
・Grunt(皮目を炙ったイサキ 自家製ビネガー仕立て)
・Pizza(2種のピッツァ)
・Desert Orange(クレープ ミントのムースとオレンジを添えて)
はっきり言ってCPはかなり良いと思います。
ボリュームはかなりあります。
全体的にお料理のレベルは高いと思います。
窯はナポリ直送だそうですが、そのパワーはフル活用できているようにおもいます。
野菜のグリル、特にタマネギとレタス(キャベツだったっけ?)は
甘みを最大限に引き出していて、それでいてみずみずしい。
ピッツァは2種類を選んで焼いてもらう、いわゆるハーフ&ハーフ。
この日は
・豆(豆のペーストの上にいんげん豆を刻んだものをトッピング)
・マルゲリータ(ド定番のあれ)
・しいたけ(後ろのグループが頼んでいたのを見ましたが、えげつないくらいに徳島県さんの巨大肉厚のしいたけを載せます)
・さば(はい、お魚さんのあれです)
・新玉ねぎ
・アスパラガス
の6種類。
さばと豆をチョイスしました。
サバは実はそんなに珍しくはなく、個人的には馴染みのある食材ですが、
さすが安定の美味さ。
非常に強いので、後述する通りちょっと手ごわい印象の生地にも合うだろうと思いましたが、
実際その通りでしたね。
一方、豆は青臭い感じが出てしまうかとおもいきや、
意外にもモッツァレラとの相性は抜群。
うまく相補しあってこちらも美味かったです。
いんげん豆の食感も◎。
さすがにホールを1人で食べきるのはキツかったですが、
結局ペロリと完食。
ただ、肝心のピッツァ生地は個人的に「?」
少し発酵時間が短いんじゃないかな。
もっちり感はあるんだけどふっくらした感じはあまり感じられなかったな。
なんというか、ものすごく実の詰まったピッツァ生地。
その割に小麦粉の香りよりも炭の香りのほうが勝っているようにも感じました。
少なくとも私が知っているナポリピッツアのそれではないように思います。
もしかするとソースやトッピングに合わせてわざとそうしてるのかもですね。。。
5courseにグラスの白ワイン2杯でぴったり7,000円。
CPは非常に優秀です。
うーん、第一印象の事を考えれば、かなり挽回できました。
1年後くらいにもう一度伺って様子をみたい感じですね。
ごちそうさまでした。