トドになる! : Yuuhigaura Onsen Kaishuu

四季を通じて穏やかな伊根湾には、町のすぐ後ろに迫る山々からたまに風が吹く。風の強さや風道は、伊根湾の水とそこに生きる魚介を豊富にさせる。 伊根の町は１時間で見られるほどの規模だが、海側に並ぶこの町特有の住居と舟屋が同居する。
伊根湾に沿って海面すれすれに並び、１階が船揚場や物置、作業場として、２階が客室などの生活の場。山側住宅も海側住宅にあわせて素晴らしい意匠。重伝建指定が平成１７年７月に指定された。

伊根から丹後半島の経ヶ岬を越えて夕日が浦温泉にやっと着いた、ホテルからは日本海のゆったりとした海が見える、夕食前にひと風呂浴びて夕食。穏やかな海をぼーっと眺めながら、伊根では魚を十分食ったので夕日ヶ浦温泉の夕食は肉をメインにする。

まず、３人で天橋立ワインで乾杯した後、ビール。海鮮のゼリー寄せがすきっりとした味わい、刺身四種盛りもコリコリとして美味しい。黒毛和牛サーロインステーキが出てきた、肉汁が口の中でほとばしる。

次には芋焼酎の湯割りを頂く、生ハムのチーズバケット風サラダ、枝豆まんじゅう、揚げ物に大海老と鱚の天ぷら。次々と料理が運ばれて来る。

丹後こしひかりとオクラと梅のお吸い物を頂いて腹が一杯、ごちそうさま。食事をした後は布団を敷いてもらい熟睡、まさしくトドになるでした。

夕日が浦温泉で宿泊した翌朝の海も穏やかでした。

日本に近代化を推し進めた旧軍港4市の歴史ストーリーが、文化庁の日本遺産に選定されたという舞鶴へ。明治期、軍港に相応しい天然の良港として横須賀・呉・佐世保とここ舞鶴に海軍鎮守府が開庁。旧海軍舞鶴鎮守府の軍備品の保管倉庫であった赤レンガパークは、当時の状況を伝える生き証人だ。今は喫茶、展示施設、ライブなどに有効利用されている。