お魚好きの聖地 : Marufuku

お魚が大好き、特にお造りで、魚類でも貝類でもまずは生から、ただしF師匠に叱られますが師匠に鍛えて貰ったとはいえやっぱりさっきまでピンピンしてた活魚が好きです、ツウとは程遠いですね。
もっとも熟成の技はそう簡単ではないからF師匠の通われるようなお店は滅多にないのでそこはご容赦を。

というわけでたまに鯛や鮃の活き造りが無性に食べたくなり、自宅だとお酒と一緒に楽しめる(車必須の田舎なのでお店で飲めません)のでそういう時は伊勢近くの渡会(わたらいと読みます)にある水産卸 兼 小売 兼 魚食堂の鈴木水産まで車を走らせます。
こちらは魚食堂ももちろん新鮮お値打ちなのですが狙いは店内水槽のぴちぴち鮮魚や鮑・伊勢海老です。
伊勢中心にさまざまなスタイルで多店舗展開されているので食べログの皆さまには伊勢内宮や下宮の参道のお店がお馴染みかも知れませんね。

この鈴木水産本店は電話で本日の良いところをお訊きして高速を一走りすると購入時間含めて往復2時間強で大丈夫なので重宝させて貰っていました。

あ、なんか鈴木水産のレビューになっていますね(汗)

でも2時間はやっぱり面倒と言えば面倒、そんなとき救世主の如く現れたのがこちら、この新年早々開店の丸福です。

朝獲れの伊勢志摩直送の魚介類をピューッと運んで来て水槽にイン、或いは立派な魚体をそのまま平台にオン ザ 氷、もう2時間かけなくて良いので大助かり、ありがたや〜

おまけにこちらでは目の前で藁焼きもして下さいます。
目の前で藁焼きって都会でもそうそうないですよ、いいのか、田舎にこんな至れり尽くせりで魚好きのパラダイスのようなお店が出来て‼︎

最初の写真は立派なまるまる肥えたケンケン鰹を半身、腹身は銀皮造り、背身は藁焼きタタキにしてもらいました。
これで3,000円ちょっとです。

次の写真は水槽の真鯛をピックアップでお造りに。
1匹まんまはちょっと多いかなと思って片身でお願いしましたが、思ったより小さかったので姿造りでも良かったかも。
生きた赤貝も2個造って貰って一皿で5,000円弱でした。

前回鰹をよく見ていないうちにタタキも生造りも一つにパックに盛られてしまうという私的には悲劇が起きたので今回はお皿を持ち込みました。
このお皿にツマも綺麗に盛り付けて貰えば楽チン＆お魚に下手に余計に触ることなく一石二鳥、これも近くだからできることです。

ちなみにこの深皿の直径は28㎝です、量のご参考までに。

こちらでは鮮魚の他に自家製の干物やしめ鯖、お惣菜にお弁当も販売されていて、お造りを待っている間もそんなお客さまが次々いらっしゃいます。

でも私達の狙いはやっぱり鮮魚、いつも並ぶのはポピュラーなところではカワハギ、鯵、鮑、栄螺、今なら岩牡蠣、それとその日に獲れた地物特有の旬の珍しい(伊勢志摩の人には珍しくない)お魚や海老たち、ワクワクしますよ。

コロナ禍で最近は地元でといえど外食は控えがちで月に数度というありさま、なのでこちらが出来て大助かりです。

これからもお世話になります。
ごちそうさまでし＆今後もよろしくお願いします。