Restaurant name |
Sushi Kikuchi
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Categories | Sushi、Seafood |
Phone number (for reservation and inquiry) |
022-398-3024 |
Reservation Availability |
Reservations available |
Address |
宮城県仙台市青葉区一番町2-2-13 仙建ビル B1F |
Transportation |
JR:「仙台」駅より徒歩10分 228 meters from Aoba Dori Ichibancho. |
Opening hours |
Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting. |
Budget |
¥1,000~¥1,999 |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥1,000~¥1,999
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Method of payment |
Credit Cards Accepted (JCB、AMEX、Diners) Electronic money Not Accepted |
Private dining rooms |
not allowed |
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Private use |
OK |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
not allowed |
Space/facilities |
Comfortable space,Wide seat,Counter,Tatami seats,Wheelchair access |
Drink |
Japanese sake (Nihonshu),Japanese spirits (Shochu) |
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Occasion |
This occasion is recommended by many people. |
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Website | |
The opening day |
2018.3.10 |
仙台旅行2日目はホテルで朝食の後、循環バスで市内観光地を周り、その後は朝市でキンキの開き、紅鮭の切り身、柳鰈の一夜干し、三陸ワカメ、根っこの長い芹、青唐辛子の味噌漬け等々を買い付け 宅急便で家に送ってもらい、さあ昼に予約している寿司屋に向かいます。
朝市からそのまま西へ、二番町通りの信号を渡ってそのまま真っ直ぐ入って1ブロック行った右手の仙建ビルの地下です。
12時丁度に、狭い引き戸の入り口を入ると右手に小上がりがあり掘り炬燵の卓袱台が4卓くらい、狭い通路を進むとカウンター席が8席くらいです。
如何にも寿司屋然とした清潔感のある綺麗な店で、大将と女将さんの2人で切り盛りしているようです。
客の入りは半分くらいですが、どうやら手が回らないようなサービスはしたくないようで、予約で人数を制限しているようですね。
直ぐにカウンター席に案内され、先ずは愚妻がグラスビール、自分は始めから伯楽星の純米吟(宮城)を1合お願いしました。
お通しはイカの塩辛で、これはもう僅かな塩味でワタの味が濃く、生臭さの微塵も感じない新鮮さで良いですねぇ、酒が進みます。
先ずは鯛の塩焼き、ホタルイカの沖漬け、鯵の刺身をお願いしますが、速攻でビールを片付けた愚妻も日本酒に参戦です。
ホタルイカの沖漬けは、生のホタルイカをちょっと甘い醤油ベースの出汁に漬け込んだモノで、この甘めの出汁がホタルイカに確り浸み込んで凄く美味いです。
それに何より今が旬ですからねぇ。
鯵の刺身は、脂のノリは適度ですが 身が確り締まっていて歯応えが良く、運動量の多さを感じさせますねぇ。
それにちょっと青臭い様な爽やかな香りが、新鮮さを感じさせてくれて、これは美味い鯵です。
鯛の塩焼きは刺身用の柵の様な切り身に 軽く塩を振って、強火の遠火でじっくり炙ってあり、表面のほんの僅かの焦げが香ばしく、身はパサつきなくシットリとふっくら焼き上げられていて、旨味が濃くて凄く美味いです。
酒のお替わりを頼みつつ、そしていよいよ寿司ですが 握りの ゆりセット3,850円を2つお願いしました。
平目の昆布締めは昆布で包んで熟成されて少し水分が抜けて濃厚なんですが、熟成で平目のタンパクが分解したイノシン酸と昆布から染み込んだグルタミン酸が物凄い旨味の塊りになっています。
鮪赤身はねっとりとして、ちょっと鉄の様な香りが鮪の質の良さを感じさせます。
鮪中トロは きめ細かいサシから結構形の良い鮪だと思います。
上質な脂の甘みと旨味が感じられ、間違いなく美味いですねぇ。
北寄貝は、身が厚く良い歯応えで、磯の香りが堪りませんねぇ。
カワハギは綺麗な白身で、握りの上に肝の欠片がのせてあり、ポン酢が塗ってありました。
白身が淡白なので肝のマッタリ感があってこそのカワハギですからねぇ。
途中で茶碗蒸しが出されましたが、熱々で魚介の良い出汁が効いていて、玉子が滑らかで美味いですねぇ。
寿司の合間に この茶碗蒸しは嬉しいです。
雲丹は確りしているので軍艦にせず、そのまま握りで出されました。
マッタリとして仄かに甘く、口の中で溶けるような食感が堪りませんねぇ。
この雲丹の味だけをクリアに味わうには、軍艦の海苔は無い方が良いのかも知れませんねぇ。
イクラは軍艦で、かなり大粒の醤油漬けでしたが、このイクラは生育しすぎですねぇ、皮が厚くて硬過ぎて噛んでもなかなか潰せない程です。
これでは幾ら大粒でも駄目ですねぇ、この日唯一頂けないモノでした。
鉄火巻きは鮪の赤身を太目に切り出し、海苔を内側に入れたちょっと太目の裏巻きで、それを半本を3等分にしています。
普通の鉄火巻きより食べ応えがあって良いですね。
それにこの店の鮪は質が良いので如何食べても美味いですねぇ。
玉子焼きはちょっと甘めに焼かれていて、如何にも寿司屋の玉子焼きって感じで良いですね。
穴子ですが、煮穴子の表面を炙って握った1貫を半分に切って、片方は塩で、もう片方は甘いツメを塗って出されます。
最近、穴子の握りをこうゆう形で出すところが増えましたね。
この穴子は身が厚く、薄味で柔らかく煮られているので穴子そのものの味も楽しめて、塩で食べても美味いモノです。
それを和えて2種類の味を比べて味わえるのですが、うーん 強いて文句を言うとするならどちらも1貫づつちゃんと食べたいですねぇ。
最後に出されたお吸い物は、牡丹海老の頭で出汁を取ってあり 海老の風味がしみじみと染みる様で美味かったです。
酒は品を変えて3合頂きましたが、途中で2種類ほどちょこっと味見させてくれて 好みの方を選べるので有難いサービスでした。
料理も寿司も全て頂いて満足な昼食となりました。
1時間半ほどで会計して全部で15,000円ほどでしたが、内容的にはちょっと安いくらいですね。
大将も気さくで、楽しい時間を過ごせました。
さて新幹線の出発まで1時間を切りましたが、店を出て仙台駅まで歩き、最後に駅で土産を買い足して帰るとしましょう。
今回の仙台旅行も色々と食い過ぎでしたね、また体重が増えてそうです。
あっ明日は朝市から送ったモノが家に届くので芹鍋ですね、うん 仙台旅行は家で芹鍋食う迄が旅行です!