Official information
This restaurant is registered on Tabelog as a corporate member. Business information is released by the staff.
Restaurant name |
Villa del nido(Villa del nido)
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Categories | Italian、Innovative |
Phone number (for reservation and inquiry) |
0957-73-9713 |
Reservation Availability |
Reservations Only
電話またはネット予約。 |
Address |
長崎県雲仙市国見町多比良甲313-2 |
Transportation |
About 3 minutes by taxi from Tabira Station on the Shimabara Railway About 5 minutes by taxi from Tabira Port The nearest accommodations are ① Kangetsuso (room only available) About 15 minutes on foot from our hotel (about 3 minutes by taxi) ② Tokitoki (room only available) A traditional building renovated accommodation for rent (about 10 minutes by taxi) 693 meters from Taira. |
Opening hours |
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Budget |
¥20,000~¥29,999 ¥20,000~¥29,999 |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥20,000~¥29,999¥15,000~¥19,999
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Method of payment |
Credit Cards Accepted Electronic money Not Accepted QR code payment Not Accepted |
Table money/charge |
サービス料10% |
Number of seats |
10 Seats |
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Private dining rooms |
not allowed |
Private use |
OK |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables Outdoor smoking area available |
Parking lot |
OK |
Occasion |
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Location |
House restaurant |
With children |
There is no children's menu. |
Website | |
Remarks |
As all participants will start at the same time, please be sure to arrive on time. *Cancellations made 3 days or more in advance will incur a cancellation fee. |
雲仙の田舎町、海沿いの大通りから少し入った畑と民家の間にあるこちらのお店。電車で行くこともできますが、車利用が便利です。
お店の特徴は、食材のほとんどが長崎県産のもので、お店に到着すると野菜をお店に運ぶ地元の方がいらっしゃっていました。その土地ならではの食材に出会うことが大好きな私としてはとてもテンションが上がる光景。
かわいらしい外観のお店に1歩入ると、壁には木材が使われていてシンプルながら温かい雰囲気です。
お席は4人掛けが2つ、2人掛けが1つ、この日は私たち含めて3組で海外からのお客さんもいらっしゃっていました。
運転は同行の家族に任せて、私はハーフのペアリング(8,250円)と一緒にお料理を楽しみました。
ノンアルコールのスパークリングは梅でした。味見させてもらいましたが、かなり濃厚で梅の飴を食べているかのようです。
ペアリングですが、ハーフとは思えないほど注いでくれてお料理にあわせて8種類と、とてもお得感のある内容ですので、
運転をしない場合にはぜひおすすめします。
地元の食材を独自の組み合わせで調理されており、アクセントに発酵させた食材も多く登場します。
お料理はどれも美味しく、こちらのレストランでしか楽しめない味わいに出会えました。
特に序盤は一口サイズのものもあり、美味しいもっと食べたいな~と思ってるあっという間におわってしまい、名残惜しかったです。
頂いたコースの詳しい内容は以下です。
⚫︎湧水パン
自家製フォカッチャでプレーンタイプとフェネルが練り込まれた2種類。おかわりできます。
チェイサーのお水も湧水です。
①シャンパン、香りがしっかりめのタイプ
⚫︎香苦
地元の白エビに発酵させたアオサや薬味などで味付け。下には苦味のあるじゃがいもが。
アオサを発酵させているだけあって味が濃くなっていて、エビの食感と合わさって口の中でまとわりつく感じ。
イメージするなら、超贅沢なのり塩ポテチみたいな雰囲気です。
②白、酸味のあるお料理に合うタイプ
⚫︎瓜魚
魚はきじはたです。自家製みそと昆布水のスープがベースになっていて、地元のはやと瓜で魚を巻いています。アクセントに新生姜とマリネの酸味。
上には乳牛ぶしがのせられていて、ジャーキーのような感じです。
スプーンを入れる場所によっても強みがでるお味や食感が異なるのが楽しく、あっという間の一皿でした。
③オレンジ、旨みと酸味が強めのタイプ
⚫︎モリ突き海中神経締め
タイトルの通り、海の中で神経締めをした魚が使われています。
この日はエリアカコショウダイにじゃがいもを発酵させたものとクミンなどをまとわせたフリットです。
大根の葉を3年発酵させた自家製の薬味をつけて、お箸でいただきます。
お魚が身厚でふわふわ、旨みもたっぷり。そこに各スパイスがさっぱりさを加えてくれます。
④白、甘さを感じるタイプ
⚫︎煮浸し
コブ高菜を水イカでつつみ、自家製カラスミソースを合わせたもの。
高菜のほんのりした辛み、イカの柔らかい食感と甘み、カラスミソースの塩味。どんなお味なのかドキドキの一皿ですが、それすべての良さがマッチしていて新しい出会いです。
⑤白、樽香と酸味がしっかり感じられるもの
素麺のソースをウォッシュするイメージ
⚫︎素麺
地元の吉岡製麺所の極細手延べ素麺を使用
カブ、ワタリガニを合わせたソースに唐辛子のピクルスをアクセントにいただきます。
⑥オレンジ、和を感じさせるイメージ
⚫︎冬脂
橘湾のいりこでとったお出汁のスープに
アナグマのお肉です。初めて食べました。
脂はとても強い甘みがあり、噛めば噛むほど感じられます。身の方はジビエ独特の風味がありますが、ジビエが苦手ではない限り、美味しくいただけます。
個人的には好みのお肉でまた食べたい。
薬味的にパクチーが添えられています。
⑦赤ワイン、タンニンがしっかり
⚫︎粉物
自家製のトロフィエです。
ソースには地元の原木椎茸、カニスープ、手作りバター、サフランが使用されています。
自家製パスタはモチモチの食感に複雑な旨みが交わったソースがよく絡みます。カニの風味がしっかり感じられました。
⑧赤ワイン、果実味のあるピノノワール
⚫︎肉
11ヶ月のラム炭火焼きと山東菜のソテーです。
特に端っこの赤身と脂身の交わる部分の旨味がすごい。程よい噛みごたえと脂身が合います。
⚫︎デザート
・プリデザート
野生化しているキウイのシャーベットです。ミントが強めで爽やかです。
・クレープ
黒米で作られた生地の下に
地元の無農薬いちじく、自家製フロマージュが隠れています。
これまた珍しい組み合わせの一皿。口に入ってくる食材の割合によって少し印象が変わります。中でもいちじくの甘みとジューシーさが印象的でした。
⚫︎コーヒー/お茶
地元のレモングラスティーをチョイス。
お口がさっぱりします。
⚫︎おまけのお菓子三点
・トマトの皮を干して昆布水で戻しはちみつを絡めた甘酸っぱいお味。
・くり黒糖煮物
・チョコレートケーキにきなこをまぶしたもの
ごちそうさまでした。
また伺いたいです。