Restaurant name |
Nii
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Categories | Seafood、Robatayaki、Izakaya (Tavern) |
Phone number (for reservation and inquiry) |
0744-23-6353 |
Reservation Availability |
Reservations available |
Address |
奈良県橿原市内膳町5-1-16 |
Transportation |
近鉄大阪線・橿原線 大和八木駅下車スグ 94 meters from Yamato Yagi. |
Opening hours |
Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting. |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥6,000~¥7,999
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Method of payment |
Credit Cards Accepted (JCB、AMEX、Diners) Electronic money Not Accepted |
Number of seats |
24 Seats ( カウンター12席 座敷12席) |
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Private dining rooms |
not allowed |
Private use |
OK |
Non-smoking/smoking |
Smoking establishment Please check with the restaurant before visiting as the law regarding passive smoking countermeasures (revised Health Promotion Law) has been in effect since April 1, 2020 and may differ from the latest information. |
Parking lot |
not allowed |
Space/facilities |
Counter,Tatami seats |
Drink |
Japanese sake (Nihonshu),Japanese spirits (Shochu),Wine,Cocktails,Particular about Japanese sake (Nihonshu) |
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Food |
Particular about vegetable,Particular about fish |
Occasion |
This occasion is recommended by many people. |
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初回訪問は2024年。紀伊半島周遊の途中で奈良の橿原で"美食酒房 如意"に立ち寄ったら興奮した次第です。
如意は大和八木駅改札からスグそこ。ガード下な立地だったので左程期待もせずに暖簾をくぐったらミラクルワールドでした。なんと言っても品揃えが凄い。料理も酒も…
着席してメニューを眺めると、手書きで料理名がワチャワチャ書いてます。その数なんと200以上。スゲー。おまけにどれも一手間を感じさせる料理名で目移りしかしません。アレも食べたい。コレもたべたい。ウキャー、絞り込めない……歓喜の悲鳴……
価格帯も万願寺とうがらし(\310)から、のどぐろ<大>塩焼き(\6,000)まで、より取り見取り。初回訪問ゆえ、なるべく沢山の料理を試したくて、リーズナブルな価格帯の料理を片っ端から注文。きっと日替り起因の手書き料理200以上だろうからコンプリートなんて無理だもんね。
今回食べたのは全12品。沢山食べたかったので麺と米は避けましたが、それでも腹パンで12品が限界でした。まぁ2人で12品だから少量多品種の域だろうし、どの料理も美味しくかつお安く、値段以上の価値を感じた次第です。以下に紹介します。
01)じゃがいもの胡麻和え:お通しが出た段階で「この店当たりだ」と思いました。煮芋にペースト胡麻と炒り胡麻と昆布。高級食材なんて要らん。ツボを押さえたお通しはネットリ美味。
02)アジのなめろう:叩き加減が粗いのが◎。塩分は味噌だけに依存し、塩を加えてなさそうな感じも◎。こうすると小葱と胡麻の風味が生きてくるる。ヌタに近い気がしました。
03)うすあげのチーズサンド:シンプルだけど侮れない1品。お揚げの外側をカリッと焼き上げて食感を強めつつ、溶かしたチーズが内側からムニュッとこんにちは。ホットサンドみたいな重さがないのが、ツマミとしての強み。
04)大和肉鶏<肝お造り>:肉料理代表は鶏レバ刺し。なんと赤レバと白レバの両方を出してくれた。嬉しいよぉ~涙。まっ、白レバさんの方が旨みが強いんだけど、赤レバさんも鮮度で負けてないです。ゴマ油に塩を多めに入れた方が旨みが増すのは何故だろう?
05)長いもと白ネギの炙り焼:長芋ってば不思議な根菜。繊維に対して垂直に切るか/水平に切るかで、全然料理が変わる。今宵は垂直切りでサックサク。火入れした白葱もトロミが出て甘いぞ!
06)もろこの素焼き:春モロコの漁期なので旬を味わいたくて注文。ホンモロコの肝の苦みが好き。この日は食べなかったけど、フキノトウの苦みも好き。春だねぇ。
07)クリームチーズのオムレツ:だし巻きorオムレツで迷ったけど、クリームチーズ入りに惹かれてオムレツを選択。実食すると、予想以上にクリームチーズが主張してて美味。そして予想以上にボリューミーです。
08)シマアジのポアレ:ポアレの焼き目に惹かれて注文しましたが、焼き加減はソテーの域でした。でも、ポルチーニ茸ソースの味が強かったのが高評価。シマアジの身にソースを絡めまくって美味しくいただきました。
09)グリーンアスパラバター焼:王道の焼き野菜。火入れでコリッコリ感が増してます。
10)米ナスの田楽:焦がして甘みを増した田楽味噌を、ナスから出る水分で溶いて啜り込みます。幸せを感じる瞬間です。
11)国産新物焼タケノコ:丸ごと1本ど~んとオーブン焼きです。穂先/中央部/根元、それぞれを味わいますが、やっぱ穂先を焼き上げた甘い香りが好き。こちらも春ですねぇ。
12)ホタテ貝柱のグラタン:〆の1品。オーブン焼きのベシャメルソースから貝柱を掘り起こして、繊維に沿って貝柱を割ります。もう一度、貝柱にソースを盛り直してから口に運びます。たったそれだけなのですが、ゆっくりした所作で食べると美味しさも増します。
個々の料理を思い返しただけで、ワクワクが蘇りヨダレが出ます。居酒屋以上割烹未満のお手本の店です。それにしても安価だわなぁ。橿原市の住人が羨ましい。素敵な時間を有難うございました。また寄らせてください。ご馳走さま。
っちゅうか、この店、絶対に避けて通れない関所だと思うぞ。マジで、
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アジのなめろう(\410),うすあげのチーズサンド(\410),
大和肉鶏<肝お造り>(\700),長いもと白ネギの炙り焼(\410),
もろこの素焼き(\410),クリームチーズのオムレツ(\410),
シマアジのポアレ-ポルチーニソース(\720),グリーンアスパラバター焼(\510),
米ナスの田楽(\620),国産新物焼タケノコ(\1,280),
ホタテ貝柱のグラタン(\620),お通し<じゃがいもの胡麻和え>(\515x2)