長岡生姜醤油をベースにバリエーション豊か
2022年7月
「背脂塩ラーメン800円」
ホウレンソウ、メンマ、切り落としチャーシュウがバランスよく載ったオーソドクスな一杯。一見、長岡生姜醤油ラーメンのように見えるが、塩だれで背脂入り。つまり背脂塩ラーメンなのだ。むろん、ショウガ風味はバッチリきいている。
18番中太麺がぷりぷりした食感で旨い。スープは塩味が少し強い気がするが、長岡市民は多くの人がスープを残す食べ方をするため、これくらいが丁度いいのかもしれない。麺だけすすって食べる分には、まことに具合がよろしい。
とはいえ、ラ馬鹿の私はスープまで完まく。ごちそうさまでした。
地球温暖化対応メニュー
2021年8月
「長岡生姜醤油つけ麺 750円」
お盆休みの週に入りました。この猛暑の中、有名ご当地ラーメン店で汗をふきつつ列を作り、ホカホカのラーメンをすすって体中をほてらせている皆様、あんた達は原始人か!今や21世紀ですぞ。地球の裏側ともリアルタイムで通信できる世の中なのですぞ。地球温暖化で38℃なんていう気温に悩まされている今日この頃なのですぞ。油断すれば熱中症という危険な日本の真夏に、なぜあなた達は熱々のラーメンを食べようとするのか。喝!夏ならば冷やし麺かつけ麵でしょうよ。
ご当地ラーメンの長岡生姜醤油をどうしても食べたい?愚か者めが!ならば「麺や 秀佳」でしょうが。秀佳の生姜醤油つけ麺ならば、冷やした麺をツルツル快適に食べることができます。長岡生姜醤油をつけ麺で食べられるのは、ここ秀佳だけなのです。
麺こそ20番の細麺ですが、あとは「長岡生姜醤油ラーメン」の定義をきちんと守った逸品であります。地球温暖化へのラーメン界からの最終提案だといっても過言ではないのではありますまいか。(アヤシイ意見はまわりくどい言い回しを使う)
イベント食か日常食か
2020年8月
「長岡生姜醤油ラーメン 税込700円」
食事には、日常食とイベント食の二方向がある。私が休日等にラーメンを求めて食べに行くとき、イベント食としての期待をもっていくことが多い。たとえそれが日常食の性格を持っていたとしても、そのラーメンが作られる環境、歴史、地域文化、店主の考え、周囲の評価などを勘案し、背景と共に味わおうとする。
近頃は、面白くなってきて、ラーメン以外でも外食する際にはほぼイベント食としてファイリングする傾向にある。他店や他メニューとの比較から考察することも多い。そこであれこれ考えること自体が面白い。
しかしまれに、なーんも考えずに食べてしまうことがある。必要な行動時に昼食時間がからみ、ルート上にある店で食べる場合だ。テーマも何もない。
今日はまるきり日常食としてラーメンを食べた。ちょうどここで昼食をとるのが便利だったのだ。適度に混んでいた。一番無難な「長岡生姜醤油ラーメン」を食べた。税込700円は、安めに頑張っている値段といっていいだろう。提供時間は速め。すっきり生姜醤油。特にほめることもないが、けなす理由も見当たらない。麺は20番中細麺か。
便利なファストフードとしてのラーメン、日常食としてのラーメン、何かを語る必要のないラーメン。ご当地ラーメン長岡生姜醤油のお店として、完成しているね。他店で並んでまで食べたくない人はこちらへどうぞ。
コロンブスの卵ってこういうことだなあ
2019年5月
「長岡生姜醤油つけ麺 700」
長岡生姜醤油ラーメンは、このあたりではそう珍しいものではない。また、つけ麺も最近ではいろんな店で提供され、そんなに珍しいものではなくなった。
日夜、新メニューに頭を悩ませているラーメン店主・ラーメン職人の皆さま、お疲れ様です!朗報です。ちゃちゃっとできる新メニューが開発されました。それはここ、麺や秀佳で提供される「長岡生姜醤油つけ麺」です。いやあ、フリーペーパーでメニュー紹介を見たとき、「ヤラレタ」って思ったもんなあ。つけ麺を、長岡生姜醤油仕様にしちゃえばいいんだよなあ。うまいこと考えた。これからの夏、大ヒットしてもいいメニューですよ。
麺は18番中麺だが、冷水で締められているので少し細く感じる。このシコシコした歯ごたえがたまらんね。つけ汁はスッキリ生姜醤油味。麺の方に載ったすり下ろししょうがで、後半は「追い生姜」だ。
各ラーメン店の皆さま、長岡生姜醤油つけ麺、この夏採用してはいかがでしょうか。ただしその際、「麵屋 秀佳」がこのメニュー発祥だということは忘れないでいただきたい。このメニューがブレイクしたら、秀佳はレジェンド店の仲間入りだあ!
新店なのにベテランの風格
2018年7月 塩ラーメン750円
ラーメン店「北斗」の閉店に伴い、居抜きでオープン。北長岡「みずさわ」の系列店らしい。ということは、長岡生姜醤油系とこってり豚骨の二枚看板かな。
少し遅めに来店した。私は長岡市民のくせに長岡生姜醤油ラーメンがあまり得意でないので、「塩ラーメン」750円を券売機で選択。醤油・塩・味噌にそれぞれ背油入りなんかもあり、バリエーションを広げている。
塩ラーメンは、18番中麺。固めの茹で上げで、推定加水率35%。「みずさわ」というより長岡駅東口の「いちまる」に似た味だ。ややこってり度が高く、塩味も強め。これは長岡市民にはかなり気に入られるタイプの味だな。塩はそんなに生姜が強くなかったが、同行者の醤油は、ガツンと生姜がきいていた。
Restaurant name |
Menya Hideyoshi
|
---|---|
Categories | Ramen |
|
|
Reservation Availability |
Cannot be reserved |
Address |
新潟県長岡市左近1-82 |
Transportation |
766 meters from Miyauchi. |
Opening hours |
Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting. |
Budget |
~¥999 |
Budget(Aggregate of reviews) |
~¥999¥1,000~¥1,999
|
Method of payment |
Credit Cards Not Accepted Electronic money Not Accepted |
Private dining rooms |
not allowed |
---|---|
Private use |
not allowed |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
OK |
Occasion |
|
---|---|
The opening day |
2018.7.11 |
2024年4月
「生姜塩タンメン1,000円」
長岡生姜醤油ラーメンを看板にした「みずさわ」系列のラーメン店。背脂ラーメンや塩ラーメン、味噌ラーメンなども提供している。こちらの生姜醤油タンメンを初オーダー。
どんな一杯なのかなとワクワクして待っていると、塩ラーメンとは思えぬ茶色いスープで登場。こんもり盛られた刻みショウガが印象的だ。新潟市・ダルマ食堂の「ちゃんたんめん」から鶏チャーシュウを無くしたようなルックスだ。
もやしとキャベツ中心の野菜炒めがたっぷり載っている。麺は20番中細麺。炒め野菜のエキスがスープに溶け出し、色が茶色くなっているのだ。当然旨みも増している。こういうタンメンだと優しい味になりがちなところ、刻みショウガがガッツリきいて、キリリと辛口になっている。ショウガの刺激が強いから、タンメンを絶対にうまくするはずのコショウを振りたくならない。
野菜炒め煮は豚肉細切れも入っていて、しつこくない程度の脂がコクを足している。旨味のエキスが溶けだしたスープも最後まで飲み干して、うーっ満足。