Official information
This restaurant is registered on Tabelog as a corporate member. Business information is released by the staff.
Restaurant name |
LE PONT DE CIEL(LE PONT DE CIEL)
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Categories | French、Western Cuisine、Creative cuisine |
Phone number (for reservation and inquiry) |
050-5590-2648 |
Reservation Availability |
Reservations Only |
Address |
大阪府大阪市中央区北浜3-5-29 日本生命淀屋橋ビル B1F |
Transportation |
Yodoyabashi Station (Keihan Railway/Osaka Metro Midosuji Line) Keihan Railway Yodoyabashi Station Directly connected to Exit 15 in front of the central ticket gate 138 meters from Yodoyabashi. |
Opening hours |
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Budget |
¥20,000~¥29,999 ¥15,000~¥19,999 |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥30,000~¥39,999¥15,000~¥19,999
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Method of payment |
Credit Cards Accepted (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) Electronic money Not Accepted QR code payment Not Accepted |
Table money/charge |
サービス料10% |
Number of seats |
40 Seats ( 14 counter seats, 4 private rooms) |
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Maximum party size | 18people(Seating) |
Private dining rooms |
OK 4 private rooms (2 to 18 people) A separate fee of ¥2,420 (including a service charge included) per person will be charged for private room use. For groups of 9 or more, please contact us by phone. |
Private use |
not allowed |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
not allowed |
Space/facilities |
Stylish space,Comfortable space,Wide seat,Counter |
Drink |
Particular about wine |
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Food |
Particular about vegetable,Particular about fish |
Occasion |
This occasion is recommended by many people. |
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Location |
Secluded restaurant |
Service |
(Surprise) Party accommodations,Sommelier |
With children |
Kids are welcome(Babies are welcome,Preschool children are welcome,Elementary school students are welcome),Children menu available,Baby strollers accepted
Those under junior high school age will only be given a private room. Please contact us by phone for more information. |
Dress code |
Lunch: Smart Casual Dinner: Smart Elegance *Please refrain from wearing shorts or flip-flops for male customers. |
Website | |
Phone Number |
06-6233-5005 |
2022年12月に移転され、装いも新たに淀屋橋で営業をされている
グランメゾン「ルポンドシエル」さんにランチで伺いました。
ビルの外にある緑道にパブリックアート/モニュメントが設置され、
店先ではサービスのスタッフさんがお出迎え。
ウェイティングルームにもホワイトキューブのギャラリーがあり、
気鋭のアーティストの作品が展示されています。
「食」×「アート」という個人的にもどツボな組み合わせに胸が高鳴ります。
この日はカウンター席の利用だったのですが、
そちらに向かう前に個室も見学させて頂きました。
かなり広大な敷地面積で、個室エリアに向かうまでの
長い通路が一面ウォークインセラーとなっていたり、
4室ある個室には、ゲストが使用する扉と
サービスの方が利用する扉、その奥にはテーブル席専用の
厨房があるそうで、もうレストランの規模感が圧巻です。
建築自体が地下秘密基地の様で楽しく、
テーブル席にもアートが飾られています。
いよいよカウンター席に案内して頂きます。
かなり広いコの字型のカウンターは
マックスで14席とのことですが、
かなりゆとりを持たせての14席であり、
実際にはこちらもかなりの面積となっています。
そして中央にはオープンキッチンがあり、
カウンター席のゲストの料理はこちらで作られます。
着座するとすぐに総支配人から、ゲストをリラックスさせてくれる
心遣いを兼ねた丁寧なご挨拶を頂き、
続いてソムリエさんよりドリンクの案内を受けます。
ワインペアリングは杯数によって4種類程度あり、
価格帯は1万円台前半〜2万円となっています。
この日はボトル1本で通すことにして、
ワインリストを見ながらソムリエさんに好みと価格帯を伝え、
リストに掲載されていない物も含め選りすぐってもらい、
その候補の中から1本選ばせてもらいました。
* Lécheneaut - Morey-Saint-Denis "Pierre Virant" Blanc 2016
頂いたのはレシュノーの「モレサンドニ」白。
ワインの値付けは安くはないですが、
一般的なグランメゾンと比較すると良心的に感じました。
ただ、特筆すべきはワインの値付けの意味、
延いてはサービス料の意味とは何かをはっきりとした
説得力でアプローチして頂き、徹頭徹尾その完璧な
サービスを体感することになります。
ワインに関して言えば、抜栓してからの温度管理はもちろん、
形状様々なグラスを4脚替えながら、開けたてはフラットボトム→
モンラッシェ・グラス→エクストリーム系のオークドシャルドネ等
もうマジシャンよろしくなエンターテインメントの様でした。
ランチメニューは「Inspiration -アンスピラシオン-」(12,100円)と
「Gustatif -グスタティフ-」(17,600円)となっており(2023年3月現在)、
今回は「Gustatif -グスタティフ-」でお願いしました。
① 小さなお口始め - Délice miniature
アミューズは3皿。いきなりアート作品の様なプレートが登場し、
この日は前述の白ワインを頂いておりましたが、
シャンパーニュといずれも相性抜群なことでしょう。
中でも柑橘を効かせた稚鮎のフリットが非常に味わい深かったです。
2皿目はタコのカルパッチョ。
こちらも彩り鮮やかで、春らしい朗らかなテイストです。
さらにアートなプレートが続きます。
3皿目は芸術的なサラダ料理。
これを崩して初めて完成する料理ということで、
勿体ない気持ちを感じつつ、崩しながら美味しく頂きました。
② 足赤海老とグリーンアスパラガスのヴルーテ - Crevette
前菜に入ります。前菜1皿目は足赤海老の
凝縮した旨味とプリッとした食感が美味しいひと皿。
キャビアとアスパラのコンビネーションも良いです。
③ 仔牛胸腺肉のソテー、ポテトのマキシム風とマッシュルーム - Ris de veau
リ・ド・ヴォーにポテト、マッシュルーム、黒トリュフ。
ソース、付け合わせの食材のテイストもしっかりしていますが、
何よりお肉がミルキーで美味しいです。
④ ほうぼうのポワレ、ブイヤベースのソース - Rouget grondin
高級魚のほうぼうのポワレ。
白ワインとのマリアージュ的には当然ながら
こちらの魚料理が最高でした。
ブイヤベースのソース、めちゃくちゃ美味しかったです。
⑤ フランス産鳩のロースト、ベーコン風味のシューファルシ、ローストのジュ - Pigeon de France
お口直しのグラニテをはさみ、メインは鳩肉。
素人の自分が説明するが恐れ多い美味しさです。
赤ワインをグラスで頂きました。
* Joseph Colin - Chassagne Montrachet Vieilles Vignes 2018
サン・トーバン拠点でシャサーニュ・モンラッシェで有名な
マルク・コランの次男、ジョセフ・コランのシャサーニュ赤。
ジョセフ・コランのワイン自体が初めてだったので
そういう意味でも良かったです。
食事もワインもレストランは学びの場です。
メニューにはなかったのですが、メインの後に
ごはん物が用意できるということでそちらも頂きました。
前菜の足赤海老で取った出汁が最高に美味しい小品。
ゲストとレストラン側のやりとりはサービスの方、
もしくはソムリエさんを通じてが基本ですが
シェフに料理でお聞きしたいことがあり
タイミングを見計らってお声がけをしたところ、
人柄も素敵で一気にファンになりました。
料理の手腕は言うまでもなく完璧です。
⑥ フランス産フレッシュチーズの盛り合わせ - Plateau de fromage de France
ここで別の赤ワインをグラスで頂きました。
⑦ 柚子とショコラのクルスティアン、ショコラのアイスクリーム - Yuzu
美味しいデセールと小菓子、エスプレッソを頂いてごちそうさまでした。
料理が17,600円(税込)+ボトルワインが2万円程度、
グラスワインは確認してないですが1杯2,500〜3,000円程度、
サービス料が10%で、トータル46,000円くらいでした。
ランチとしては高価ではありますが、
この圧巻の3時間半におよぶルポンドシエル劇場を
体感した後では満足度が非常に高かったです。
創業50周年を機に移転され、クラシックでは終わらない
全てに攻めの姿勢を感じられるレストランでした。