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憧れの君に捧ぐ  【春宵一刻 値千金】・・・ 食彩 のぐち : Shokusai Noguchi

Official information

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Shokusai Noguchi

(食彩 のぐち)
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4.5

¥4,000~¥4,999per head
  • Cuisine/Taste4.5
  • Service4.5
  • Atmosphere4.5
  • Cost performance4.5
  • Liquor/Drinks4.5
2011/04Visitation1th

4.5

  • Cuisine/Taste4.5
  • Service4.5
  • Atmosphere4.5
  • Cost performance4.5
  • Liquor/Drinks4.5
JPY 4,000~JPY 4,999per head

憧れの君に捧ぐ  【春宵一刻 値千金】・・・ 食彩 のぐち

家出しているとは言え、ガキの家出じゃないので仕事はせねばならぬ。

先行きの見えない経済状況が、今回の大災害で更に混沌としてしまった。

まさに漠々蒙々。営業責任者たる者、機に臨み、変に応じてこの難局を

切り拓いて行かねばならないのであるが。。。(汗)


そんな時に業界の知人から食事のお誘いを頂戴した。場所はミナミ。

「大災害があって、商売もタイヘンやし、そんな気にならんなぁ~」

口を開けば愚痴・文句ばかりを吐き出す人間が多い昨今、、、「イヤやなぁ~」

ところが、この時の出会いが萎びていた宇宙人を奮い立たせて呉れる事になったのだった。


東西に通る「周防町」と「清水町」。それを南北に貫く「玉屋町」沿いにある「食彩 のぐち」さん。

徹底的に気乗りがしない重い心を引き摺っていたからか、少し遅れてしまった。

「遅いぞ!家出オヤジ!まぁエエわ。紹介するわ!○○会社の☆☆さんや!」

噂には聞いていた。業界の或る分野では最近素晴しい実績を上げている会社。

その会社の営業、企画部門の実質的な責任者である。しかも、女性。。。

営業職である以上は「人に会う」のが重大な仕事なのだが、、、

仕事関係で女性に会うのは正直シンドイ。タイプであればあるほどシンドイ。

持ち前のヨコシマな気持ちになってはいかんので酒を控えなければならない。

いつもの調子でメルアドなんか聞いてしまってはエライ事である。

この日初めてお会いした「夕子さん」。。。残念ながら目茶苦茶タイプだった。


最初は生ビールで乾杯。ニコニコ笑ってる笑顔に引き込まれる。。。

付き出しは山芋の上に雲丹が乗ってる小鉢。

値段の書いてないメニューにビビリながら注文して行く。

夕子女史、遠慮するでもなく、さりとて出過ぎるでもなく、絶妙のバランス感覚で

オーダーにも自然に無邪気に参加する。その可愛さ、、、とてもアノ会社の責任者とは思えない。


※ポテトサラダ・・・玉ねぎが入ってる。私は酢豚のパイナップルとポテサラの玉ねぎは許せない。

話は弾む。オッサン2人を相手にして面白くも可笑しくもないであろうに。。。

夕子女史、グングン会話の輝きが増して来る。

※鯨の刺身・・・生姜醤油で喰う。もう少し脂身が多かったらよかったのになぁ~。

※鴨ロース醤油焼・・・少し辛口の味付け。ビールに合うんだわ、これが!

※しまあじの造り・・・張りのあるイイ魚を使ってますねぇ~。

ここから「禁断」の日本酒へと移行する。

今日の主催者K氏の会社も夕子女史の会社も私の会社よりデカイ会社である。

取り扱い商品が違うので取引きは生まれないが我社の方が「下」の立場ではある。

しかし両氏共そんな事はゼンゼン関係なし。

国を憂い、故郷を想うその至誠は凝って百錬の鉄たる趣があった。

「今、自分は素晴しい人と出会い、素晴しい時を過ごしている」

人生53年と1ヵ月。既に初老の域に差しかかったウキワ星人、

生まれて初めて味わう感動であった。心が震えた。

※鱈白子の醤油焼・・・K氏チョイス。なんでポン酢ちゃうねん!!美味かったからエエけど。。。

※西京焼・・・確かサワラではなかった。皮の部分は私が独占した!


立場が上の人間とか、キャリア・ウーマンとか言う人種と酒を呑むのはキライだった。

大体がそういう奴は「話し上手の聞き下手」が多いからだ。

己が主張を徹底的に貫き、相手が屈服するまでその舌鋒を緩めない。。。

そんなオッサンとはたとえ一滴の酒を呑むのもイヤだし、

そんな「遣り手」の女史をクドいたって馬鹿にされるのがオチである。

しかし一流の人間は違う。謙虚なのである。

※蓮根と木の芽の天麩羅・・・何もつけないで喰ってみる。絶品。

※茶そば・・・K氏が一人で喰っしまった。写真撮る暇もなかった(汗)

生ビールは2杯づつ。日本酒は全部で一升呑んだ。


「食彩 のぐち」さん。

今回はたった一組だけある4人掛けのテーブルに着席したので

大将のトークは殆んど味わうことが出来なかった。

12~3席はあるだろうか、カウンターに座るのが楽しい。

ニコニコと「昭和の吉本新喜劇バリ」のベタ・トークが炸裂する。

味は折り紙付きである。奥さんと2人家庭的な感じもイイ。

いつも常連さんの笑い声に溢れる店だ。

イチゲンさんや若い人は入り難いだろうなぁ~(笑)

最近ミナミはあまり行かなくなったが、大好きな店である。


しかし、それにしても今夜の料理や酒の美味さはどうだろう。

ウキワ星人・リチャード1958、「食」の大切な真髄の1つを忘れていた。

御贔屓の大好きな店で、素晴しい大好きな仲間と飯を喰う。

会社や上司の愚痴だの文句だの、蚤の睾丸(キンタマ)を掻くような話は一切なし!

飽くまでも前向き!笑いとヤル気が迸る稀有のひと時。

だからこんなに美味いんだ!!


金もモチロン必要である。

その為にはどうしても仕事がなくちゃならない。

しかし!だからこそ「友」が大切なのだ。

新しい「出会い」が幸せなのだ。

そして、その大切な仲間と共に安心して過ごせる「店」が有難いのだ。

その総てが揃って初めて「食」も「酒」も生命を得るのだ。。。忘れていた。


御勘定は〆て¥14000。チャンと割り勘だ(笑)

本当に素直に、スケベ根性ナシで!本当にナシで!

「是非!またお会いしたいです!お願いします!」と最敬礼してしまった。

「ハイッ!こちらこそ!是非またこのお店で!」と夕子女史。

「そうや!また3人で呑みましょう!」とK氏。

(あんたは来なくてエエねんけど・・・)と私。


煌々と輝く月や星よりも、夜のミナミを彩るネオンよりも遥かに美しかった夕子嬢。

年上の人間を立てる事を忘れない謙虚さと、対話の妙を心得た聡明さに

メルアドを聞く勇気が出なかった自分をスゲェ後悔した。


国難とも言える凶事に見舞われた2011年の春。

国民の誰一人として安閑とはしていられない。

「がんばろう!日本!」の合言葉と共に前進を開始した日本!


大好きな店の大将の変わらない笑顔。

大切な友の心遣いと叱咤激励。

そして素晴しき人との新しい出会い。

忘れ得ぬ年の、いや忘れてはならない年の春の宵。。。

まさに価千金の一刻を過ごす事が出来た。

遅れ馳せながらウキワ星人・リチャード1958、前進開始である!

人生まだまだ捨てたものではない。


  • Shokusai Noguchi - 狭い入口

    狭い入口

  • Shokusai Noguchi - あんまり目立ってないけど。。。

    あんまり目立ってないけど。。。

  • Shokusai Noguchi - たった一つのテーブル席からカウンターを見る。

    たった一つのテーブル席からカウンターを見る。

  • Shokusai Noguchi - 値段が書いてないんです(汗)

    値段が書いてないんです(汗)

  • Shokusai Noguchi - まぁ、、、箸を写さんでもエエねんけどね。。。

    まぁ、、、箸を写さんでもエエねんけどね。。。

  • Shokusai Noguchi - 付き出し

    付き出し

  • Shokusai Noguchi - ポテトサラダ

    ポテトサラダ

  • Shokusai Noguchi - 鯨肉の刺身

    鯨肉の刺身

  • Shokusai Noguchi - 鴨ロースの醤油焼

    鴨ロースの醤油焼

  • Shokusai Noguchi - 鱈白子の醤油焼

    鱈白子の醤油焼

  • Shokusai Noguchi - 西京焼

    西京焼

  • Shokusai Noguchi - 蓮根と木の芽の天麩羅

    蓮根と木の芽の天麩羅

  • Shokusai Noguchi - お造り

    お造り

Restaurant information

Details

Restaurant name
Shokusai Noguchi
Categories Japanese Cuisine、Seafood
Phone number (for reservation and inquiry)

06-6241-8110

Reservation Availability

Reservations available

Address

大阪府大阪市中央区東心斎橋1-6-19 ヤマトビル 1F

Transportation

5-minute walk from Shinsaibashi Station on the Midosuji Subway Line 5-minute walk from Nagahoribashi Station on the Sakaisuji Subway Line

304 meters from Nagahoribashi.

Opening hours
  • Mon

    • 11:30 - 13:30
    • 17:30 - 22:30
  • Tue

    • 11:30 - 13:30
    • 17:30 - 22:30
  • Wed

    • 11:30 - 13:30
    • 17:30 - 22:30
  • Thu

    • 11:30 - 13:30
    • 17:30 - 22:30
  • Fri

    • 11:30 - 13:30
    • 17:30 - 22:30
  • Sat

    • 17:30 - 22:30
  • Sun

    • Closed
  • Public Holiday
    • Closed
Budget

¥6,000~¥7,999

¥1,000~¥1,999

Budget(Aggregate of reviews)
¥6,000~¥7,999~¥999

Check the distribution of amounts spent

Method of payment

Credit Cards Accepted

(JCB、AMEX、Diners、Master)

Electronic money Not Accepted

Seats/facilities

Number of seats

14 Seats

( 10 seats at the counter / 1 seat at a table for 4)

Private dining rooms

not allowed

Private use

OK

Up to 20 people

Non-smoking/smoking

Smoking establishment

Please check with the restaurant before visiting as the law regarding passive smoking countermeasures (revised Health Promotion Law) has been in effect since April 1, 2020 and may differ from the latest information.

Parking lot

not allowed

Space/facilities

Stylish space,Comfortable space,Counter

Menu

Drink

Japanese sake (Nihonshu),Japanese spirits (Shochu),Wine

Food

Particular about fish

Feature - Related information

Occasion

Alone |With friends/colleagues

This occasion is recommended by many people.

Location

Secluded restaurant

The opening day

1992.7.17

PR for restaurants

~Thanks to you, we have been open for 26 years~ Professional taste with seasonal ingredients. Conversation with the cheerful owner is also one of the attractions.