Official information
This restaurant is registered on Tabelog as a corporate member. Business information is released by the staff.
酢を使わない鯖寿司は、やさしい加減のシャリも印象的。初体験の骨蒸しも上品な印象。
日本盛 お燗(¥400)。昔ながらの徳利とぐい呑み、店の雰囲気にぴったりマッチ!
お通し(¥500)。鴨スモーク・ほたてヒモ・茄子味噌の三点盛り、いずれも乙な味
長年使い込んだと見られる、古めかしい蒸し器で調理して下さる
茶碗蒸し(¥500)。海老・穴子・あさり・椎茸・銀杏・百合根・水菜・紅葉麩が入る
鯛骨蒸し(¥1500)。出汁で蒸しあげた御頭を、ポン酢でさっぱりといただく。一人用の鍋料理みたい
さば寿司(ハーフ10貫¥1300)。バッテラと違って「酢」を使わず、サバと塩だけで熟成させる
白板昆布・木の芽(山椒)・塩で締めたサバ。シャリの炊き具合は柔らかく、全体にやさしい印象
店内が暗いので、なかなか難しいが… シャリの合間に鯛のでんぶ、お分かり頂けるだろうか
L字カウンター10席。かつて満席で入れなかったのが嘘のよう、やはりコロナ禍の影響だろうか
日本橋交差点から徒歩5分、難波千日前にある「あばらや」。さば寿司が人気、鍋料理もあるようだ
ミス・パール、ミス大阪、ザフレッシュ。昭和のキャバレーがいまだ健在、魅惑のエリア「裏なんば」
Restaurant name |
Abara ya
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Categories | Sushi、Izakaya (Tavern)、Seafood |
Phone number (for reservation and inquiry) |
050-5593-7620 |
Reservation Availability |
Reservations available |
Address |
大阪府大阪市中央区難波千日前2-14 |
Transportation |
5 minutes walk from Namba Station and Nihonbashi Station 261 meters from Kintetsu Nippombashi. |
Opening hours |
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Budget |
¥4,000~¥4,999 |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥4,000~¥4,999
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Method of payment |
Credit Cards Accepted (JCB、AMEX、Diners、VISA、Master) Electronic money Not Accepted |
Table money/charge |
チャージなし |
Number of seats |
50 Seats |
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Private dining rooms |
OK For 4 people、For 6 people、For 8 people、For 10-20 people Private rooms for 20, 12, and 8 people available |
Private use |
not allowed |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
OK Coin parking available nearby |
Space/facilities |
Comfortable space,Wide seat,Counter,Tatami seats,Horigotatsu seats |
Drink |
Japanese sake (Nihonshu),Japanese spirits (Shochu),Particular about Japanese sake (Nihonshu),Particular about Japanese spirits (Shochu) |
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Food |
Particular about fish |
Occasion |
Alone |With friends/colleagues This occasion is recommended by many people. |
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Location |
Beautiful night view,Secluded restaurant,House restaurant |
Phone Number |
06-6631-0223 |
[大阪市]
2022/10/19(水)
難波千日前にある寿司・鍋料理の店。
場所は… 日本橋交差点から、千日前通(阪神高速下)を なんば方面に西進し、3本目の小道を左折。
ホテル ボテジュール脇を進み、お好み焼 "福太郎" を越えてさらに南下、左手にある。
Metro日本橋駅から徒歩5分。なんば駅から徒歩8分。日祝定休。
ミナミの一大繁華街から 3~4本路地を入ってゆくと、
昭和のキャバレーがいまだ健在だったり、小さな個人店が密集する界隈に迷い込む。
味わい深いこのエリア、"裏なんば" という呼称も定着しつつあるという。
その合間に潜むこの店は、創業1955(昭和30)年。
いかにも年季を重ねた佇まい、紅白の大提灯が風情たっぷり。
実は 2年前に訪れたのだが、満席で入れず、今回が再挑戦となる。
1階の客席は、L字カウンター10席のみ。
2階にもテーブル席・個室など 40席ほどあるようだ。
全席禁煙。BGM無し。
先客は二人組の女性だけで、御殿場のハンバーグ店 "さわやか" にいかに行列が出来ているかを
力説している。私、その近くから来たんですけど(笑)
さて、お品書きの一部を紹介すると…
〔押寿司〕さば寿司
〔寿司〕 にぎり盛合せ(菊・梅・竹)、鉄火巻、細巻各種
〔一品〕 お造り、ウニ付け、茶碗蒸し、だしまき、揚出し豆腐、カニ甲羅グラタン
鯛骨蒸し、鯛かぶと焼き、鯛のあら煮、うざく、〆板唐揚げ、天ぷら盛合せ
にぎり寿司は 2貫一皿で、お好みで握ってくれる。
上記のほか、会席コース・鍋物もあるようだ。
女将さん、皿や箸の置き場所にこだわりがある様子。
しっかりした方という印象だが、気難しいところがあるのかも(^-^)
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■日本盛 お燗(¥400)※税込10%
"日本盛の冷酒" を注文したら、女将のおばちゃんが困った顔をしたので
なるほど… と空気を読んで、お燗に変更してみた。
昔ながらの徳利とぐい呑みで提供。そして安いね!
この店の雰囲気にぴったりマッチ。この変更は正解であった。
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■お通し(¥500)
以下の三点盛り。
・鴨スモーク …しっかりとした肉質で旨い。少量だが酒を誘う味。
・ホタテひも …塩辛風の一品。柚子が小粋に香る。
・茄子味噌 …出汁で炊いた薄味の茄子に、少量の赤味噌をトッピング。
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■茶碗蒸し(¥500)
長年使い込んだと見られる、古めかしい蒸し器で調理して下さる。
海老・穴子・あさり・椎茸・銀杏・百合根・水菜・紅葉麩が入る。
出汁の味わいが豊かで、久し振りに関西へ来たなぁという感慨が深まる。
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■鯛骨蒸し(¥1500)
昆布を敷いた上に、塩を振った鯛のアラを並べ、出汁とともに蒸し上げる料理(コツ蒸し)
聞いたことはあるが、実際に食べるのは初めて。
真鯛のお頭なので、見た目にも豪華でおめでたい感じ♪
豆腐・しめじ・水菜が添えられ、ポン酢を付けてさっぱりと味わう。
まるで、一人用の鍋料理のような印象だ。
淡泊な鯛の身と、ポン酢の相性は言わずもがな。
ぷるんとした豆腐は、湯豆腐を連想させる。
濃い味に頼ることなく、素材の持ち味を素直に引き出している。
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■さば寿司(ハーフ10貫¥1300)
モザイクタイルのような美しい盛り付け!
サバの上に、木の芽(葉山椒)を乗せ、白板昆布でカバーした姿が
関西ならではの上品さを感じさせる。
酢を使うのがバッテラ、この店では 酢を使わないので "鯖寿司" と称しているそう。
尖った酸味がなく、穏やかで優しい印象の味わいだ。
シャリの炊き加減も、かなり柔らかめ。
味も優しく、食感も優しい。やさしさのハーモニーである。
シャリの中央部に、鯛を原料とした 桜色のでんぶが挟まれているのが特徴。
目立たない脇役だが、この存在で味わいが深みを増している。
酢を使えば、手早く酢飯の味を決めることができるが、
「酢を使わず、サバと塩の力だけで、まろやかに熟成させる」のが、
職人の腕の見せ所なのだろう。
世の中に醸造酢が存在しなかった頃の、なれ寿司の製法を彷彿とさせるが
このさば寿司にクセは全くなく、誰にでも愛される味わいと言える。
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お会計¥4200。比較的リーズナブルな印象。
一見したところ、ちょっとクセがありそうに見えた店のおばちゃんも、
話し掛けると、千日前界隈の歴史やら何やら、いろいろ聞かせてくれる。
このあたり、以前は倉庫街だったらしい。
やはり大阪は人情の街。
ええ気分でお勘定して2軒目へ移動。おおきに♪