貸切状態の孤独 こんなの初めて
まだ若い頃、山岡荘八の「異本太閤記」を読みました。
史実とフィクションがない交ぜで、面白かったのですが、前後して読んだ、「織田信長」「徳川家康」とストーリーの多くがかぶる中、秀吉の少年期、幼名日吉丸のエピソートはオリジナルの創作で、一味違ってました。
いや、えっと・・・日吉丸と蛭子丸、似てるかなと・・・
佐賀県鳥栖市の「蛭子丸」さん、行って来ました。
こちらのお店、店舗横の駐車場があるのですが、出遅れると満車になるので、早めについて、開店を待ちます。
店内に入ると、掘炬燵席3卓のみならず、カウンターまでセッティングされています。
予約で一杯?
「一人だけど、いいですか?」
カウンターの端2席がかろうじてあいていました。
小皿御膳(900円税込)を注文します。
予約の食事会は十二時半から、ごゆっくりどうぞ、との事、前回はほぼ満席の女性客の中で、オッサン一人の居心地をタイトルにしたけど、今回はその2というのは、使えないな、どうしよっか?
とりあえず、目の前の水槽の写真でも撮りますか。
サザエの写真を撮ってチェックすると、水槽の中に怪しい人の顔!
驚いてよく見ると、反射した自分が写りこんでました。道理で男前や思った。(笑)
下段右に車海老、サイズ比較は、神楽愛用のメガネ、レイバントラディショナルはフレーム大きめです。
左は、ナマコ、赤ナマコのようです。
わかる人はわかって下さい、神楽もニヤリと笑います。
メニューの写真を撮っていると、茶碗蒸しです。
やはり今日も、硬めな食感、出汁がいいみたいで美味しいです。
具材のチェックを忘れました。というのも、鶏肉がやたらと入ってて、嬉しくなって我を忘れました。
食べ終って少し待つと、メインの登場です。
小皿と言っても、9分割された角皿に直接、あるいは小鉢に盛って、色んな料理が少しずつ盛付けられています。
それに味噌汁、香の物、御飯です。
「おかわりできますから、おっしゃって下さい」
あ、今日の御飯は普通盛りだ。やはり先日は決め打ち・・・
メイン料理を紹介します。
真ん中にお刺身、ヨコワマグロだそうです。中トロ赤身、さすが魚屋さんがルーツのお店、美味しいです。
後は12時位地から、時計回りに
・大根と飛竜頭、炊き合わせ水菜添え。出汁の旨味たっぷりです。
・白身魚のフライ、タルタルソース。揚げたてに大根のサラダ仕立てがついてます。
・筍のキンピラ。濃い目の味付けです。
・卯の花。おからと侮るなかれ、許されるなら、これで熱燗をいきたいです。
・酢の物。桂むき大根でサーモンと、ピクルス?みたいなのを巻いています。もう1つは、蕪でしょうか、ほんのり紅色です。
・焼き物。鶏肉の照り焼き風?と卵焼き、昆布の佃煮添えです。鶏肉、卵焼きは勿論美味しかったのですが、驚いたのは昆布。出汁をとった始末かと思いきや、山椒の実まで入っています。手抜き無しです。
・ゴマ豆腐、まぁ、既製品ではないでしょう、ねっとりして、これも美味しいです。
・パインにホイップクリーム。軽いデザートですか。
味噌汁も美味しいです。具材は、タマネギ、カボチャ、ネギですね。
香の物三種、キャベツと昆布の浅漬けが特に美味しかったですね。
完食です。1つ1つがきちんと調理されていて、少しずつ、色んな物を食べたい、特に女性が好むメニューですね。
これで900円ならば、圧倒的に人気なのもわかります。
ごちそうさまでした。また、うかがいます。
群衆の中の孤独 (だって皆女性客)
「梵天丸も、かく在りたい!」
片目を失い、母親や家臣に疎まれる不幸な境遇にあった、幼少期の伊達政宗は、不動明王像を前に、その正義を守らんがための憤怒の形相に、自らを重ね、そう叫んだという。
いや、梵天丸と蛭子丸と似てるかな、って・・・。
鳥栖市大正町の「蛭子丸」さん、行って来ました。
居酒屋さんというより、割烹料理店と言った方が、多分正しい感じのお店です。
平日11時25分、すでに駐車場の空きはわずかです。
店内に入ると右にカウンター6席、左は小上がりに4人用の掘炬燵席が3卓、奥にはかなりの人数を収容する個室があるようです。
すでにカウンターに3人、掘炬燵2卓に8人、すべて女性です。
なんか、場違い感満点です。
カウンターに案内され、メニューから、ハンバーグの和風セット、ソースはジャポネをチョイスして注文しました。
目の前の水槽には、ざっと見ても、アジ、サバ、カワハギ、イシガキダイ、ハタが泳いでいます。
ネタケースの上の水槽には、ワタリガニです。
完全に和の雰囲気なのに、ハンバーグ、それどころかパスタランチまで有ります。
どちらも何度か食べていますが、付け焼き刃のイメージはありません。
不思議です。
茶碗蒸しが先に来ました。
途中、団体さんが入店して来ましたので、時間がかかるかな?と思って、茶碗蒸しから食べます。
卵と出汁の割合で、卵が多めの感じです。
たいして待たずに、ハンバーグが到着です。
「御飯のお代り出来ますから、おっしゃって下さい。」
そう言って配膳された御飯が、すでに明らかに多い(笑)
見た目で、かならずお代りするタイプだと判断したが、団体さんも入って慌ただしいので、できればお代りの手間を省きたい、の・か・な?
ハンバーグを食べます。
付合せはじゃがいも、ニンジン、ブロッコリーです。
先に野菜の大半を食べ、ハンバーグ行きます。
適度な柔らかさ、中までしっかり火が通ったハンバーグです。
あしらわれた白髪ネギと一緒に口に運ぶと、美味しいです。なんの不満もありません。
ソースとの折り合い?が良いというか、御飯がすすみます。
味噌汁は、玉ねぎと、極細に切られたジャガイモ、だと思うのですが、煮崩れしてないです。なんか、不思議?付合せとは、種類が違う?
団体さんの料理提供も一段落したようですので、アフターコーヒー(¥100)を追加します。
値段からして、デミタスカップかと思いきや、普通サイズです。
申し訳ないけど、味よりも、綺麗なカップに目が行ってしまいました。
有田焼とかですかね?焼物の知識は無いもので、綺麗な以外の評価ができません。(笑)
茶碗蒸しが付くだけで、評価がアップなので、これで1000円未満ならば、満足です。
次に来たら、女性客に圧倒的な人気の「小皿御膳」を紹介したいと思います。
ごちそうさまでした。また来ます。
Restaurant name |
Ebisu maru
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Categories | Yakitori (Grilled chicken skewers)、Seafood |
Phone number (for reservation and inquiry) |
0942-84-0671 |
Reservation Availability |
Reservations available |
Address |
佐賀県鳥栖市大正町760-3 |
Transportation |
462 meters from Tosu. |
Opening hours |
Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting. |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥3,000~¥3,999~¥999
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Method of payment |
Credit Cards Accepted (JCB、AMEX、Diners) Electronic money Accepted |
Private dining rooms |
OK For 2 people、For 4 people、For 6 people、For 8 people、For 10-20 people、For 20-30 people |
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Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
OK 店の隣に15台止めることができる駐車場があります |
Food |
Particular about fish |
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Occasion |
This occasion is recommended by many people. |
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Website | |
Remarks |
ホームページより予約が可能 |
幕末、動乱の時代、欧米列強の圧力に屈した日本は、長きにわたる鎖国を放棄、開国するに至った。
幕府は、軍備の急速な近代化を図り、オランダに洋式軍艦を発注、海軍の強化をめざした。
実質的な幕府海軍の1号艦となった船は、後に大平洋を横断、アメリカへの往復という、近代航海術の礎を築く事となる。
この船には、海軍奉行 勝海舟や、福沢諭吉など、新時代を切り開く、日本のパイオニアたちが、多く乗り込んでいたという。
船の名は咸臨丸、日本の近代化へのターニングポイントのひとつである。
いや、あの・・・咸臨丸と蛭子丸、似てるかな?って・・・
佐賀県鳥栖市「蛭子丸」さん、行って来ました。
カウンター席、一番奥に案内されました。
マイレビ様から、今のうちに肉を食っとけ、というご助言をいただいたので、ハンバーグランチ(800円)を注文します。
時刻は13時少し前、11時の開店と同時にドヤドヤと入ったお客様は引いて、私の背後の掘炬燵席の二組も食後のコーヒーかなんか、召し上がってます。
ハンバーグは、少々、時間を要します。
先に出された茶碗蒸しからいただきます。
出汁が効いた、卵が少し強目の茶碗蒸し、具沢山で美味しいです。
程無く、ハンバーグランチのメインも到着、なんかボリュームアップしたような?
御飯は丸い重ねの器で提供されますが、真ん中の段には、香の物が入ります。ちょっとオシャレ。
とりあえず、ハンバーグを割ってみて、一口食べてみます。
うん、柔らかくてジューシー、でも肉肉しい感じもどこか残っています。
白髪ネギが良い組合せです。
和食屋さんなのに、ハンバーグもこのレベルは大したものです。
レシピ通りにやれば、バイトの小僧でもそこそこ美味しくなるはずのチェーン店でも、ハズレがちょくちょくある事を思えば、ちゃんとした料理人の作る料理は、さすがですね。
付け合せの野菜も、サラダも問題なく美味しいです。
御飯のお代りもらって、しっかり食べて、ハイ完食。
居酒屋とか言うより、割烹料理店ですけど、実はハンバーグも穴場なのかも知れません。
ごちそうさまでした。
また、うかがいます。