Official information
This restaurant is registered on Tabelog as a corporate member. Business information is released by the staff.
Restaurant name |
Unagidokoro Koga
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Categories | Unagi (Freshwater eel)、Ten-don (Tempura Bowl) |
Phone number (for reservation and inquiry) |
050-5592-5555 |
Reservation Availability |
Reservations available |
Address |
埼玉県さいたま市浦和区常盤7-1-20 |
Transportation |
Approximately 12 minutes' walk from JR Kita-Urawa Station 15 minutes' walk from JR Urawa Station 903 meters from Kita Urawa. |
Opening hours |
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Budget |
¥6,000~¥7,999 ¥2,000~¥2,999 |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥6,000~¥7,999¥1,000~¥1,999
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Method of payment |
Credit Cards Accepted (AMEX、VISA、Master、JCB、Diners) Electronic money Accepted (Transportation electronic money(Suica)、Rakuten-Edy、WAON、iD、QUICPay) QR code payment Accepted (PayPay) |
Table money/charge |
酒類には”お通し”として300円 |
Number of seats |
33 Seats ( counter seats, table seats) |
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Maximum party size | 33people(Seating) |
Private dining rooms |
OK |
Private use |
OK |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
OK 2 Other parking spaces available nearby |
Space/facilities |
Stylish space,Comfortable space,Wide seat,Counter,Sofa seats,Wheelchair accessible |
Drink |
Japanese sake (Nihonshu),Japanese spirits (Shochu),Wine,Particular about wine |
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Food |
Particular about fish |
Occasion |
This occasion is recommended by many people. |
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Service |
Take-out,Delivery |
With children |
Kids are welcome(Babies are welcome,Preschool children are welcome,Elementary school students are welcome),Baby strollers accepted |
Website | |
The opening day |
2020.9.20 |
Phone Number |
048-753-9986 |
浦和(さいたま市)の旧中山道沿いに構える洒落た鰻屋さん。
知人に勧められていたのだが、ようやく行こうと予約をしたら、その夜にテレ東のバラエティで紹介されていた。
何軒かうまい鰻屋がある浦和でも、昨今、たいへん評価が高い店だ。
ロイヤルホストの隣にある店舗は、表も中も改装されていて、見た目は洒落たカフェかフレンチ・レストランにしか見えない。しかし、入り口の印象とは違い、内部は厨房を取り巻いてテーブルが配置され、30蓆以上と意外に広い。
浦和の鰻屋は、どこもそういう傾向はあるが、この店も親子3代くらいのファミリー利用も多いようだ。
店主以下、若いスタッフも何人もいて、みなしっかり教育されてるように見える。
この日は2人で、うな重の松(6,300円)で55円+でお吸い物を「肝吸い」にアップグレード(x2)、肝焼き(400円)x2本、う巻き(1,700円)、飲み物はビールとノンアルをお願いした。
注文外でウェルカム・ドリンクを出していただけるシステムで、まずはグラスの生で、春菊のおひたしが出される。なんだか、ものすごく懐かしい食べ物を食べた感じだが、いくらが添えられていてさすがにお店の味だ。
お重の方は、当然時間がかかるが、肝焼きは、比較的早く共される。
この店特有の焼きすぎない火入れで、よくある外側を、カリカリにしてあるタイプではないが、新鮮な内臓のうまさがダイレクトに感じられる。味付けも上品だ。
そして、期待していた「う巻き」が出てくる。
ハジカミが添えられた4切れのう巻き。これが素晴らしい。
実は店主は、南千住の名店「尾花」のご出身で、若い職人さんも同店の出身だとか。「尾花」は説明するまでもない、東京のうなぎの名店の一つだが、江戸時代のようなスタイルを貫いているこの店で一番驚かされたのが「う巻き」の素晴らしさだった。他の店では、うまいと思ったこともないが、この店で贅沢な値段の「う巻き」の本物のうまさに驚いたものだ。
古賀の「う巻き」も、1,700円はするので、他の店と比べて安いとは言えないかもしれないが、たしか2,600円くらいする尾花のう巻きに比べれば、随分と安い。
この味が、期待通りとても素晴らしい。一流のう巻きである。
甘すぎず、かといって味がないでもなく、中のうなぎのジューシーな出汁を吸った玉子が優しい食感で全てを包む。
ちょっとやそっとではできる味ではない。
お重の方は、30分と聞いていたが、意外に早く出て来たように思う。
うなぎは、厳選された鹿児島産の養殖物。時期的に、最高に脂が乗っている時期ではないだろうが、逆にあっさりしたうまさがある。
蒸し方焼き方は、尾花と同様、究極にふっくら仕上げるタイプ。
表面に焦げ目をつけて、炭のうまさを出すタイプとは違うが、上品でタレの旨味がよく分かる焼きあがりである。もちろん、ご飯もうまい。
尾花は、タレはかなり甘め(言えば古い江戸を感じさせる味だ)だった記憶があるが、ご主人の古賀さんは、この店は、あえて調節して甘辛のちょうど中間を狙っているとおっしゃっていた。
タレの味も、現代的でちょうど良い。
「尾花」のように、予約不可で、風格あるお店の前に並んで、旅館のような大広間の座敷で焼きがった順に共される、江戸時代を思わせるうなぎをいただくのも、一つの体験としては素晴らしいだろう。ただ、この店に行くには、結構気合がいる。
一方で、同じクラスの素晴らしいうなぎが、食べログからのネット予約もでき、カフェのように洒落た空間でいただけるというのは・・・、うなぎ好きとしては、大変ありがたい。