Official information
This restaurant is registered on Tabelog as a corporate member. Business information is released by the staff.
Restaurant name |
Furusato(Furusato)
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Categories | Soba (Buckwheat noodles)、Seafood、Izakaya (Tavern) |
Phone number (for reservation and inquiry) |
054-351-1838 |
Reservation Availability |
Reservations available |
Address |
静岡県静岡市清水区春日1-8-12 |
Transportation |
静鉄「桜橋駅」から徒歩7分 567 meters from Sakurabashi. |
Opening hours |
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Budget(Aggregate of reviews) |
¥1,000~¥1,999¥1,000~¥1,999
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Method of payment |
Credit Cards Not Accepted Electronic money Accepted |
Number of seats |
53 Seats |
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Private dining rooms |
not allowed |
Private use |
not allowed |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
OK 第3Pまであり。警備員が誘導致します。 |
Space/facilities |
Comfortable space,Counter,Horigotatsu seats |
Drink |
Japanese sake (Nihonshu),Japanese spirits (Shochu),Particular about Japanese spirits (Shochu) |
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Food |
Particular about fish |
Occasion |
With family/children |With friends/colleagues This occasion is recommended by many people. |
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With children |
Kids are welcome |
Website | |
PR for restaurants |
由比漁港の倉沢のあじをはじめ、地魚料理、桜海老料理を得意とする、一風変わった蕎麦屋!
桜海老料理・地魚料理各種あります。「本物を安く美味しく」をモットーとするお店です。 |
清水は懐かしいところですねえ。
広告の仕事をしていた駆け出しのころ、
ツナ缶を作る会社の本社に、CMの企画や打ち合わのためにでよく通いました。
ビーバップハイスクールが全盛の少し後ぐらいかなあ。
まだ静岡市に合併する前の清水市だった頃。
美味しいお寿司屋さんで舌鼓を打ったり、桜エビの季節には初めて生のものをいただいたり、、。
まだ食べログもなかった時代だったから、お店の名前も覚えていないけれど。
7年くらい前に静岡駅前の清水港みなみというところで美味しいマグロ丼をいただいけれど、
場所は清水じゃなかったし、なんてことを話しながら、国道1号線を走ってお昼ご飯に選んだのがこちら。
なんと鮮魚ではなくて、町の人気蕎麦屋さんでした。
生成りや白い暖簾を垂らして、スノッブな雰囲気を醸し出してすかしている店ではなくて、
ごく普通の、町の蕎麦屋さんですが、評価は高いですよ。
頂いたのは写真にも乗せた「海南まぜそば」。
お店の人が熱心に勧めてくれました。なんと桜エビのかき揚げも載っているとのこと。
茄子が語るメニューに曰く
「今日明日限定、混ぜて美味しい、食べてやみつき」
「7種の野菜と酸味が効いたソースが◎、温玉もいい仕事をしています」とありました。
なぜ海南なんだろう? 真っ先に思い浮かべたのは海南鶏飯、いやそんなわけはない。
まぜそばって? 台湾料理ですか? う~~ん!! 頭の中で????が行進しています。
しばらくしてやって来た海南まぜそばは見た目も食欲をそそりますね。
想像以上に大きな桜エビのかき揚げが鎮座していますよ。
とろとろの茄子やたくさんのおネギ、つややかな海苔も香りがよさそう。
そして味の決め手はピリ辛風味でエキゾチックな肉みそだれ。
これですね「海南まぜそば」と名付けた理由がわかりました。
これを挽ぐるみの野趣あふれる蕎麦と合わせるアイデアが斬新で素晴らしいと思いました。
さっくりと揚がった桜エビのてんぷらを齧ってからの、まぜそばを手繰り寄せ、
わしわしといただくと、いろんな美味しさが口の中で錯綜し、絡まりあい、
最期は調和して胃の腑に落ちていく。喉越しも絶妙です。
途中で混ぜ合わせた温玉の味変も素晴らしい。とがった酸味や辛味をマイルドにしてくれて、
別皿で用意してくれた刻み葱を同時に振りかけると、とろとろの温玉に絡んで美味しい。
でも最後に町のお蕎麦屋さんらしく角湯桶に入れた蕎麦湯が出てきたのにはたじろぎました。
これどうすればいいの。困惑しながらそのままにして立ち去りましたとも、、。
ああ、ビックリした。
でもね、海南まぜそばは今日明日だけでなく、
ずっと続けてグランドメニューにして欲しいと思うほど美味しい変り蕎麦でした。