Official information
This restaurant is registered on Tabelog as a corporate member. Business information is released by the staff.
Restaurant name |
LESFRERESAOKI(LESFRERESAOKI)
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Categories | French、Bistro |
Phone number (for reservation and inquiry) |
050-5600-8337 |
Reservation Availability |
Reservations available
※席のみ予約のお客様は、アラカルトのご提供のみになります。 |
Address |
東京都中央区銀座3-12-6 1F |
Transportation |
5 minute walk from Exit 3 of Higashi Ginza Station on the Metro Hibiya Line 5 minute walk from Exit A7 of Higashi Ginza Station on the Toei Asakusa Line 227 meters from Higashi Ginza. |
Opening hours |
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Budget |
¥15,000~¥19,999 ¥5,000~¥5,999 |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥10,000~¥14,999¥6,000~¥7,999
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Method of payment |
Credit Cards Accepted (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) Electronic money Not Accepted QR code payment Not Accepted |
Table money/charge |
サービス料10% |
Number of seats |
10 Seats |
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Maximum party size | 10people(Seating) |
Private dining rooms |
not allowed |
Private use |
OK |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
not allowed |
Space/facilities |
Stylish space,Comfortable space,Counter,Wheelchair accessible |
Drink |
Wine,Cocktails,Particular about wine |
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Occasion |
This occasion is recommended by many people. |
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Location |
Secluded restaurant |
Service |
(Surprise) Party accommodations |
With children |
Kids are welcome
We will make it according to your request. |
The opening day |
2021.9.7 |
Phone Number |
03-6264-3959 |
正月明けの食事(夕食)は場所に困ることがまあまああり、ちょっと華やかな食事から始めたいな、なんていうところもあって、たまたま眺めていたら予約を取っていたので、いい機会だ、とうかがうことに。
元々は〈アド街〉の東銀座の回で知り、〈東京最高のレストラン〉でも掲載されているので、行く機会をうかがっていたお店ではある。
<いただいたもの>
①フランス産ブレス鶏のガランティーヌ
②アオサのリゾット、車えびのフリット
③本日のお魚(スジアラ) チコリーのソテー ソースボルト
④小鳩のロースト コンキリオーニのファルス
⑤フロマージュ(別料金)
⑥ヌガーグラッセ
⑦ババオラム
+コーヒー(別料金)
+グラスワイン(シャンパーニュ、白:M.Chapoutier, St.Joseph, Les Granillite,2018 赤:Francoise Jeanniard, Pernand-Vergelesses, 2017の3杯)
以上、〆て28,000円くらい。(ベースは税抜15,000円のコース)
イロイロ手違いもあったみたいだが、全部、ちゃんとおいしかった。ご姉弟の間合いも微笑ましいし、お値段も銀座の割には良心的、何より、グラスワインでシャプティエを出すセンスの良さに脱帽。シャプティエについては、「私たちが好きでフランスに居た時から使ってたんです」(お姉さん談)とのことだが、ワインもきちんとお好きなんだろうなぁ…。赤ワインもブルゴーニュはペルナン・ヴェルジュレスだけど村名で用意しているし、ボルドーはシャス・スプリーン。1杯2,500-3,000円くらいとちゃんとしたお値段だが、1杯、1杯の量もあるし。
もちろん料理のほうも盤石。①は間にフォアグラを挟んだ鶏のガランティーヌ。料理だけだとやや淡白で平坦さがあるが、シャンパーニュを口に含むことで味に奥行きができる素晴らしい仕上げ。②も素晴らしいのだが、③のスジアラのふっくらした旨味、④の鳩のぶりぶりした絶妙な火加減、お見事。ソースをきっちり使いながら軽やか。この辺は、パリで長年お店をやられてきたお店ならではのバランス感かな。全体的にはビストロ寄り、カジュアル寄りな仕立てだが全部ちゃんとポーションがあって、ちゃんとワインに合うチャーミングな仕上げ。
フレンチはビストロ寄りにするとワインがほんとうにカジュアルなものしか飲めず、高級路線に行けば支払が青天井という中で、「フレンチ食べる時にはこういうワインが飲みたい」に見事に応えて頂ける、好きで選び抜いた感のあるワインをグラスで楽しめて、かつ、カジュアル寄りな気楽さがあるお店は貴重。お値段はちょっと高級路線に寄るが、この価格帯ならまあ。厨房を預かる弟さん、接客を主で担うお姉さんの間合いというか空気感はここにしかないし、これが上手くハマっている。
新年早々、いいお店に出逢えた。ここを2024年のスタートにできたのは僥倖。