Official information
This restaurant is registered on Tabelog as a corporate member. Business information is released by the staff.
Restaurant name |
Kou ran
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Categories | Japanese Cuisine |
Phone number (for reservation and inquiry) |
03-6228-6182 |
Reservation Availability |
Reservations Only
令和5年3月より7席のカウンターのお店としてリニューアルし、 |
Address |
東京都中央区銀座3-7-13 成田屋ビル 7F |
Transportation |
中央区銀座松屋通り 248 meters from Ginza. |
Opening hours |
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Budget |
¥40,000~¥49,999 ¥20,000~¥29,999 |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥40,000~¥49,999
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Method of payment |
Credit Cards Accepted (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) Electronic money Not Accepted QR code payment Accepted (PayPay) |
receipt |
Invoice-compliant receipts can be issued Registration NumberT9011301025684 *For the latest registration status, please check the IRS Invoice System Qualified Invoice Issuing Business Publication website or contact the restaurant. |
Table money/charge |
サービス料10% |
Number of seats |
7 Seats ( カウンター7席) |
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Maximum party size | 7people(Seating) |
Private dining rooms |
not allowed |
Private use |
OK Up to 20 people |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
not allowed |
Space/facilities |
Stylish space,Comfortable space,Counter |
Drink |
Japanese sake (Nihonshu),Japanese spirits (Shochu),Wine,Particular about Japanese sake (Nihonshu),Particular about Japanese spirits (Shochu),Particular about wine |
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Food |
Particular about vegetable,Particular about fish |
Occasion |
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Location |
Secluded restaurant |
Service |
Sommelier |
Dress code |
スマートカジュアル |
Website | |
The opening day |
2021.9.16 |
PR for restaurants |
年末年始につきまして
香嵐では昨年度も御好評頂きました、 |
銀座の香嵐(KORAN)で、去年も好評だったという国産天然鰻三昧コースを今年の夏も数日限定でやるというので、初訪問して来ました。
店主の五十嵐大輔氏は、銀座 小十などで修業され、姉妹店である銀座 奥田の料理長を務めたのち、六本木の住所非公開のお店を経て、2021年9月に1日一組限定、個室だけの店として香嵐をオープン。その後、2023年2月にカウンター6席の店にリニューアルされてます。
銀座三越や銀座松屋の裏、王子製紙本社の正面にある飲食中心の雑居ビルの7階です。銀座松屋の地下一階に入ってる生ハム専門店のKodamaが出してるトラットリアの隣のビルですね。日本では見かけることの少ないグアンチャーレを売ってたりして重宝してたんだけど、いまは例の件でスペインやフランスの生ハム中心の品揃えになっちゃってますね。そして並びには、日本産スモークサーモンの代表、王子サーモン(1960年代に当時の王子製紙副社長がロンドンで食べたのが国産スモークサーモン造りのきっかけとなった)があります。
と、閑話休題。エレベーターで7階に上がり、左側に進んだところにある引き戸を潜り、玄関で靴を脱いで入店となります。
国産天然鰻三昧コースは、国産の天然鰻と旬の食材を贅沢に使ったコースということで楽しみです!本日は、福井の水月湖に浜名湖、徳島の旧吉野川、霞ヶ浦、琵琶湖、熊本の天草と、6種類もの鰻が出てくるらしいです!?
・季節のお出汁 蜆と葉生姜
まずは鰻じゃなくてすみません。とw 季節のお出汁から。塩も醤油もなし、蜆のお出汁だけです。地味深い旨味に葉生姜の香りがいいなぁ。
・浜名湖の鰻のお寿司
これだけ蒸しを入れてるそうです。あとは地焼きで。でも、皮がパリッとして美味しい。シャリはだだちゃ豆を混ぜた酢飯で、シャリだけでも美味しいね。
・お椀 アコウ(キジハタ)のお椀
他に花びら茸と粗く摩り下ろした冬瓜
アコウも美味しいけど、花びら茸の薄くてクリスピーな食感がいいなぁ。
・毛蟹と瓜、茗荷 上には二十世紀梨
甘い毛蟹に爽やかな二十世紀梨、シャキシャキの瓜と茗荷が合うなあ。美味しい。
・白焼 右が霞ヶ浦、左が熊本天草
山椒、塩、柚子胡椒、山葵を混ぜた大根おろし、醤油、お好みで戴きます。
全然違うなあ。霞ヶ浦のがさっぱり、天草のが脂が乗ってるって感じかな。どっちも美味しい。
・宍道湖の鰻と自家製唐墨
浅葱と胡瓜と海苔とともに薄く焼いた生地で包んで戴きます。
先の本日出る鰻の中に宍道湖はなかったけど、カリッとしっかりめに焼いた尻尾の部分なので数に入れてないと。
鰻サンドや!と言っても、鰻は具じゃなくてサンドする方だけどwww で、具は唐墨。唐墨の塩気だけで旨い!!
・蒸して冷やした無花果 上にカボスの皮を擦り下ろして果汁を含ませたものを
口直しに。やあ、ねっとり美味しい!白無花果かと思ったら、京都の無花果の皮を剥いものたそう。秋になると黒無花果で作るとか。
・浜名湖の鰻のお鍋
鰻は白焼と鱧のように骨切りしたものの二種類。それに韮と白芋茎のお鍋です。
骨切りした鰻のお鍋は、焼きを入れてないので弾力ある食感で美味しいなあ。鰻のこんな食感を味わうのは初めてかも。
・香川の三豊なす、万願寺唐辛子、オクラ
箸休めに炊いたお野菜。三豊なすが翡翠色で綺麗~!
・蒲焼 左から徳島旧吉野川、福井水月湖、琵琶湖
・ご飯 新潟十日町のコシヒカリの原種
・だし巻き玉子
・お新香
・茄子の味噌汁
蒲焼は3種類、二切れずつで贅沢だあ!一切れ目はそれぞれそのまま戴いて、二切れ目は山椒をパラリと振って、セルフ鰻丼で戴きました。そして、足りなければと、鰻のたれも一人ずつに提供されるので、ご飯をお替りして鰻のたれ飯に。ウメー!鰻のたれは、大根おろしにも垂らして、だし巻き玉子に乗せて戴いちゃったりw
・桃とシャインマスカット フレッシュハーブのジュレ(ローズマリー、スペアミント、ペパーミントなど)
赤い桃も岡山県産だそうです。フレッシュハーブのジュレが香りよく美味しい!!
・店主のお点前によるお抹茶
氷が浮いてる〜。
いや~、美味しかった。そして贅沢だった!周りのお客さんとの会話も弾んで楽しいディナーでした。普段の季節の献立もぜひ戴きたいですね!
ただ、元がそういう造りじゃなかったお店を改装したってこともあるんだろうけど、カウンターでの作業が殆どなく、厨房での仕事がメインだったのがちょっと残念でしたかね。まぁ、今回は鰻三昧でお造りがなかったのもあるだろうけど、せっかくカウンターにしたのにちょっと勿体ないかも。料理人の仕事を目の前で楽しむのもカウンター会席の醍醐味の一つと思いますし。
特に店主がお抹茶を点てる場所が、皆の背中側ってのは何とかした方がいいような。
なお、金額が5万円台になってますが、50円超えただけです。