Restaurant name |
Mujirushi Ryouhin
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Categories | Other |
03-3538-1311 |
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Reservation Availability |
Cannot be reserved |
Address |
東京都中央区銀座3-3-5 |
Transportation |
地下鉄銀座駅 徒歩5分 184 meters from Ginza. |
Opening hours |
Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting. |
Budget(Aggregate of reviews) |
~¥999~¥999
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Method of payment |
Credit Cards Accepted Electronic money Accepted |
Private dining rooms |
not allowed |
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Private use |
not allowed |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
OK |
Occasion |
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[東京都中央区][来訪回数:5回]
2020/5/24(日)
銀座三丁目・中央通りの西側にある総合雑貨店。
今回は、主にお弁当コーナーをご紹介。
場所は… 並木通り沿い。
和光前から晴海通りを日比谷方面へ西進、グッチとGAPの間を右折。
並木通りをしばらく進んで右手。
メトロ銀座駅(B2・C8出口)から徒歩2~3分、JR有楽町駅から徒歩5分。定休日なし。
1980年に創業し、国内に477店舗、海外を含めると1000軒以上を展開する「無印良品」の旗艦店。
2019年4月、有楽町からの移転・ビル新築に伴い、今までにない総合的な店舗に生まれ変わった。
地下にはレストラン「MUJIダイナー」、6階以上には「MUJIホテル」があり、いずれも無印良品が自ら運営。
1階にはベーカリー・ジューススタンド・ブレンドティー工房・青果売場・弁当コーナーを備える。
まさに「衣食住」の全てが揃う、気合の入った無印良品である。
弁当コーナーは、昨年までの有楽町店には無かった新しい取り組みである。
19時頃に訪れると、ほぼ全品30%引のタイムセールとなり、購入意欲をそそられる。
女性客の割合が高く、弁当の内容もそれを強く意識したものになっている。
量は少なめで、エスニック料理・サラダ・フルーツ中心の構成。
お弁当は、千葉県船橋市の「株式会社爽健亭」で作られている。ローソンのお弁当や業務用食品を手掛ける会社だ。
蓋をはずしラップを掛けて、600Wのレンジで2分加熱。
蓋は加熱すると、確かに変形することを確認した。必ず外しましょう。
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■パッタイ(¥650→¥455)※軽減税込8%
タイ風焼きそば。
パクチー・海老・厚揚げ・玉子・人参・紫玉ねぎ・もやし・きくらげ・ナッツ・レモンが入る。
甘酸っぱくて、どこか桜海老&ケチャップを思わせる風味。
米を原料とする麺は平打ちで(悪い意味ではなく)ぼそぼそとした独特な食感。
パクチーの風味が効いていて、アジアンな気分が高まる。できればアジアのビールでも合わせたい。
量は少なめなのであくまで軽食とみるか、ほかの弁当と合わせて2個食べるのがオススメ。
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■カオマンガイ(¥650→¥455)
中国最南部の海南地方で生まれ、タイでアレンジされた茹で鶏ライス。
鶏出汁で炊いた味付けご飯に、ピリ辛胡麻ダレで味付けしたチキンを乗せる。
ほかにはパクチー・きゅうり・プチトマト・レモンをトッピング。
ちなみにレモンはレンジで加熱すると、軽く絞っただけでドバッと果汁が絞れるのが面白い(^-^;)
ごはんはタイ米ではなく、毎度お馴染みのジャポニカ米を使用。
鶏出汁の風味はそれほど感じないが、胡麻と青菜のようなもので風味付けされている。
鶏肉はとても柔らかく、パクチーと一緒に食べると、こちらもまたアジアンムード満点!
鶏肉の量は、全体バランスを考えると十分なボリュームといえる。
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■ジンジャードライキーマカレー(¥650→¥455)
ターメリックライスにオクラの組合せは、いかにも夏仕様。
ほかにカットされたゆで卵・プチトマトが入る。
生姜の風味はそこまで強くないが、カイエンペッパー(赤唐辛子)を効かせてあり、思った以上に辛みがある。
オクラのぬめっと感が辛口カレーにベストマッチ! これは旨いね。
本格的なキーマカレーだと感じる。
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■日替り弁当「牛すき飯」(¥750→¥525)
曲げわっぱを思わせる楕円形の器に、すき焼き風味の煮物が入る。
具は、牛肉・焼き豆腐・しらたき・人参・長ねぎ・椎茸。ほかに玉子焼も入る。
(ちなみに地元では「糸こんにゃく」と呼んでおり、しらたきという呼び名は関東的だなと感じる)
椎茸はおそらく個別に煮付けられており、じんわり出汁の効いた濃い味で美味。
隠れた位置にいる、紅生姜がナイスアシスト。
薄い褐色のご飯は、醤油風味で味付けされている。その上には "ゆかり" ふりかけ。
米がもっちりして、ちょっと おこわに近い印象もある。これは美味しいご飯だ。
量は少なめで、少食の方向け。ごくシンプルな内容だが、綺麗にまとまっている。
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■日替り弁当「深川めし」(¥750→¥525)
甘辛く煮た穴子とあさり、錦糸卵・筍・人参・油揚げなどが乗る、江戸の郷土料理。
本来は あさりとねぎを濃い味の味噌汁で煮て、ごはんにぶっかける漁師メシだったが、
それが上品な形にアレンジされて、現在に伝わる。
穴子の身は薄いが、タレの味で結構食べられる。
あさりは生姜の香りで炊き上げてあり、風味良し。
ベースのご飯は、上述の牛すき飯と同じく、醤油風味で味付けされている。
副菜として野菜の煮物(大根・人参・椎茸)が入る。
味付けはやはり薄味。栄養バランスも良さそうな内容である。
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■雑穀入りひじきと枝豆のサラダ(¥550→¥385)
ひじき&人参・枝豆・押し麦・厚揚げ・紫キャベツ・レタス・プチトマトを、和風の胡麻ドレッシングで。
こちらのサラダは「株式会社ベジテック」にて生産。
クルトンのように見えるのが、実は厚揚げ。
ほんのり植物油で全体にコクをプラス。ふにゅふにゅ食感もサラダの具として面白い。
量はたっぷりで、特に女性であればこれとおにぎり1個でランチを済ます方もいるだろう。
サラダ専門店に匹敵する内容で、これは30%OFFならコスパ高し!
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■ケールとツナのグリーンサラダ(¥550)
ケールとツナのほか、ゆで卵(ハーフ)・レタス・紫玉ねぎ・人参が入る。
ほかのお弁当と同じサイズなので、サラダといっても結構ボリュームがある。
ドレッシングは粘度が低く、サラっとしたタイプ。
アーモンドスライスが香り高く、良いアクセントになっている。
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■パイン(¥250→175)
ついつい食べたくなるパイナップル。
期待以上の完熟ぶり、しっかり甘くて美味しい!
丁度よい量で、夏らしく爽やかな口直しに。
これからの季節、冷凍したりカクテルの材料にするのもいいと思う。
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■いちご・紅ほっぺ(¥450→¥343)
タワー型のカップに入れて販売。
形や大きさが不揃いな、規格外品を活かす取り組みでもある。
これが驚くほど味が濃くて、非常に香りが良い! ちょっとびっくりするレベル。
カップからいろんな形のが出てくるので、いちご狩りの気分も味わえる。
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ちなみに無印良品、整理用品・清掃用品を買うだけでなく、
シンプルな衣類(チノパンや靴下)もコスパが良くて、わりと気に入っている。
全体的に過剰な装飾を排し、無地のベージュやライトグレーが多いので、統一感を得られるのが良し。
弁当については、少なめのボリューム感に関しても「好きなランチボックスを2つ選んで食べてね」という
メッセージなのかもしれない。
自分で組み合わせる… そう考えると、なんとも無印良品的な気がするのは私だけだろうか。