酒肴場 屯【八】 ~昼は「津軽煮干し中華蕎麦」、夜は青森の食材にこだわった料理の居酒屋として東京・新橋で二毛作営業する店で「青森シャモロック塩鶏そば」&「生うに細巻き&鉄火細巻き」~ : TAMURO

Official information

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Enjoy the taste of Aomori while staying in Tokyo!

TAMURO

(酒肴場 屯)
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4.4

JPY 2,000~JPY 2,999per head
  • Cuisine/Taste4.5
  • Service4.5
  • Atmosphere3.5
  • Cost performance4.5
  • Liquor/Drinks-
2024/04Visitation8th

4.4

  • Cuisine/Taste4.5
  • Service4.5
  • Atmosphere3.5
  • Cost performance4.5
  • Liquor/Drinks-
JPY 2,000~JPY 2,999per head

酒肴場 屯【八】 ~昼は「津軽煮干し中華蕎麦」、夜は青森の食材にこだわった料理の居酒屋として東京・新橋で二毛作営業する店で「青森シャモロック塩鶏そば」&「生うに細巻き&鉄火細巻き」~

訪問日:2024年4月17日(水)

本日のランチは東京・新橋にある昼は煮干しラーメン
夜は青森の食材にこだわった料理と酒を提供する居酒屋として二毛作営業する『酒肴場屯TAMURO』へ

こちらの店の青森県弘前市出身の大高店主の作る「津軽煮干し中華蕎麦」は、コロナ禍の中、よく、居酒屋がランチ営業して出していたラーメンとは比べものにならない、とてもクオリティの高い一杯で
それどころか、煮干しラーメンの専門店をも凌駕するほどの味わい

さらに、レギュラーメニュー以外にも、ときどき、提供される限定ラーメンが、また、めっちゃ美味しいので
今まで7度ほど伺っている

そして、今日、8度目の訪問になったのは…
昨夜、大高店主がXで、こんなポストをしてたから♪

明日は青森シャモロック出汁の
特製塩鶏そば¥1500ご準備致します。
鶏チャーシューもシャモロック使用しております!
限定7杯程になります。pic.twitter.com/hQajFMaXyO
—新橋 屯 〜TAMURO〜(@TAMURO_2013)2024年4月16日

青森のブランド地鶏の「青森シャモロック」出汁のラーメンというだけでもテンション上がるのに
鶏チャーシューまで「青森シャモロック」って

これは、絶対に食べないと!
というわけで、新橋駅日比谷口からアクセスして、SL広場を横切って

その先の路地を抜けてレンガ通りに出たら…
左折して、すぐ左にある雑居ビルの2階に入る店の…

2階に上がるためのエレベーターの前に開店7分前の11時23分にやって来ると…
先客が2人、待っていた。

これは、まだ、店のスタッフの人が来てなくて、エレベーターの鍵が開いてないので、上に上がれてないということなので…
その後ろに付いて待つ。

その後、7人が並んだところで、11時30分の開店時刻を迎えると…
スタッフの女子がやって来て、エレベーターの鍵を開けて

私までの3人がエレベーターに乗り込んで2階へ
そうして、2階にある店へと入店すると…

3番目の私は入口に一番近いカウンター席の一番右の席へと案内されて…
先頭のお客さんから順にオーダーを聞いていって…

私の番になって…
「限定と海鮮丼をお願いします。」と言ってオーダーを入れると…

スタッフの女子から…
「海鮮丼は普通の海鮮丼ですか?」

「それとも、限定のウニと鉄火巻きですか?」と聞かれて…
海鮮丼まで限定があることは知らなかったけど

そんなものがあるなら、もちろん注文するよね
「では、どちらも限定で!」と言って注文を入れたのが11時34分!

そして、すぐに大高店主のXを見に行ってみると…
朝の8時52分に、下記の本日限定の「青森シャモロック塩鶏そば」のポストをした後、開店18分前の11時12分に「生うに細巻き、鉄火細巻き」の限定についてポストしていた。

おはようございます。
本日の煮干スープは八戸平子、千葉背黒で炊きました。

中華蕎麦 15杯
山椒白醤油 15杯
【限定】青森シャモロック塩鶏そば8杯

昼 11:30〜14:30
※スープがなくなり次第終了となります。

本日も宜しくお願い致します。pic.twitter.com/l4F2ZLfObA
—新橋 屯 〜TAMURO〜(@TAMURO_2013)2024年4月16日

本日は生うに細巻き、鉄火細巻き¥500
8食ご準備致しました。
スタッフまでお声かけください。
宜しくお願い致します。pic.twitter.com/hY2u7XYchD
—新橋 屯 〜TAMURO〜(@TAMURO_2013)2024年4月17日

スタッフの女子が教えてくれなかったら、このラーメンと同じ8食限定の細巻は食べられなかった。
ありがとうございます‍♂

そして、11時38分に、まず、「生うに細巻き&鉄火細巻き」がスタッフの女子によって配膳されて
その1分後には「青森シャモロック塩鶏そば」も供された

「青森シャモロック」のムネ肉とモモ肉の2種類の地鶏チャーシューに豚肩ロース肉のレアチャーシュー!
そして、デフォルトで二つ割りした味玉がトッピングされて♪

海苔とセンターにメンマ!
その上に白髪ネギ、髢ネギ、柚子皮が載る、美しいビジュアルのラーメン✨

まずは、柚子皮の風味がスープに移らないように…
白髪ネギと髢ネギとともにラーメンの受皿へと移動させて…

塩ラーメンという割りには濃い!
薄口醤油のような色合いのスープをいただくと…

帰り際に会計するときに…
「青森シャモロックと水だけで作りました。」と大高店主が話していたスープは…

青森シャモロックの地鶏出汁の旨味が引き出されたスープで!
めちゃめちゃ美味しいじゃないですか

しかし、和食の料理人ではあるけど、ラーメン職人ではない大高店主の作ったスープは、煮干し出汁や鮮魚出汁のラーメンならば、美味しい出汁を引けるのはわかる。
しかし、こんなラーメン職人が地鶏と水だけで作った美味しいスープと遜色ない味わいのスープも作れる

もっとも、以前に、やはり青森のブランド鴨である「津軽かも」と水だけで作ったスープの「津軽かも出汁中華蕎麦〜鰹サラダ節添え〜」をいただいて…
これも、下手な鴨ラーメン専門店顔負けの味わいのスープだったので

それを地鶏に変えただけだから…
朝飯前だったのかもしれないけど

そして、このスープに合わされた麺は、煮干し出汁のレギュラーメニューの「中華蕎麦」にも使われている三河屋製麺謹製の切刃22番の中細ストレートの低加水麺で!
本来は、カタくて歯切れのいいザクパツな食感に仕上がる麺なのに…

茹で時間を長めにすることで、つるパツな食感に仕上げてきていて…
啜り心地がよくなったし!

スープとの絡みもよくて!
本来だったら、この地鶏出汁のスープに合う中加水麺を用意するのがベストだとは思うけど…

それをせずに、手持ちの麺で…
スープに合うように茹で時間を変えることで対応してきたのもスゴい

そして、「青森シャモロック」のムネ肉を低温調理して仕上げたレアチャーシューは、他店の外国産の鶏ムネ肉を低温調理したものとは違って…
ただ、しっとりした食感に仕上るだけではなく…

肉の弾力や旨味も感じられるもので…
こんな美味しい鶏ムネ肉のレアチャーシューを食べるの初めてかも

さらに、「青森シャモロック」モモ肉を巻いて、鶏ハムに仕上げたものは…
それなりの歯応えのあるものだったけど…

肉の旨味が詰まった極上の鶏ハムで!
スープでもチャーシューでも「青森シャモロック」を堪能させてもらいました

豚肩ロース肉のレアチャーシューは、熱々のスープで変色してしまったけど
でも、一部、残っているピンク色した部分が本来の仕上がりで!

火入れの状態も良好だったし♪
国産の肉質のいい豚が使われているからだと思うけど、他店の外国産豚で作ったレアチャーシューとは肉の旨味が違ったし

二つ割りした味玉も、半熟加減が、私にとってはパーフェクト♪
味玉は、いつもはトッピングしない。

それは、味玉が嫌いだからではなく、大概の店では、このように二つ割りしてだされるのではなく、1個まんまで出されて…
セルフで割って食べる。

しかし、そのときに、黄身の半熟加減が緩めだと、ドロっと黄身が流れ出して、スープや麺を汚してしまうことがあって…
それが、とても嫌なので

しかし、こうして二つ割りして提供してくれて!
しかも、仕上がりが完璧なら、喜んでいただきます

さらに、コリッとした自家製のメンマの食感も、とてもよくて♪
こんな一杯を作られてしまうと、本当、ラーメン店は太刀打ちできなくなるよね 

そうして、最後は、最初にラーメンの受皿に移動させておいた柚子皮に白髪ネギと髢ネギをスープに戻して…
柚子で爽やかに味変してくれたスープを飲み干して完食

そして、もう一つの8食限定の「生うに細巻き&鉄火細巻き」は…
まず、生うにの細巻きは、ミョウバンを使わない生うにが使われていて…

うに本来の濃厚な旨味を味わえるのがよくて♪
最高に美味しかったし

鉄火細巻きは本マグロかミナミマグロ!
マグロの旨味が強くて、酸味が感じられるもので!

これも、めちゃめちゃ美味しくて
しかし、この2本の贅沢な細巻が2本で500円はありえないコスパのよさだったし♪

ラーメンだって、「青森シャモロック」で出汁を引いて…
「青森シャモロック」のムネ肉とモモ肉を、それぞれ、違う仕上げの料理にして提供して1,500円というのも、めっちゃコスパ高くて

本当、この店は、いつも、こんな美味しいだけじゃなく、コスパの高いものを提供してくれて…
これで利益が出るんだろうかと心配になるけど

今日も美味しいラーメンに鮨を食べさせてもらえて、ありがとうございます‍♂
ご馳走さまでした。

メニュー:津軽煮干し中華蕎麦(味玉入り)…950円/山椒白醤油煮干し蕎麦(味玉入り)…1000円
味付和え玉…250円
【本日の限定】青森シャモロック塩鶏そば…1500円

白ご飯(青森産津軽ロマン使用)…150円/八戸前沖さば棒寿司(二貫)…250円/青森産こだわり卵ご飯…350円/ねぶた漬け丼…400円
【限定】本日の海鮮丼(小)…500円
【本日の限定】生うに細巻き&鉄火細巻き…500円

2024/01Visitation7th

4.4

  • Cuisine/Taste4.0
  • Service4.5
  • Atmosphere3.5
  • Cost performance4.0
  • Liquor/Drinks-
JPY 2,000~JPY 2,999per head

新橋 酒肴場 屯【七】 ~本日1月9日より営業開始する東京・新橋のランチタイムに二毛作営業してラーメンを提供する居酒屋で本日限定の「大間まぐろ出汁と一町田せり中華そば」&「大間まぐろ漬け丼〜大間塩う

訪問日:2024年1月9日(火)

本日1月9日のランチは、本日より今年の営業を開始する『新橋酒肴場屯TAMURO』へ!

こちらの店は青森県弘前市出身の大高店主が東京・新橋で営む青森が誇る厳選食材と各地の地酒を堪能できる居酒屋
しかし、ランチタイムに二毛作営業して、専門店も顔負けの煮干しラーメンに不定期に出される創作限定ラーメンが食べられる

そんな店で、この日提供されるのは限定の「大間まぐろ出汁と一町田せり中華そば」と「大間まぐろ漬け丼〜大間塩うに添え〜」!
営業初日から「大間まぐろ」で出汁を引いたスープのラーメンが提供される。

おはようございます。
本日より営業開始致します。

【限定】30杯 ¥1800
大間まぐろ出汁と一町田せり中華蕎麦

【限定】20食 ¥500
大間まぐろ漬け丼〜大間塩うに添え〜

※煮干し中華蕎麦、山椒白醤油は
明日からのご提供となります。

昼 11:30〜14:00
※スープがなくなり次第終了となります。pic.twitter.com/73PJCNkpF3
—新橋 屯 〜TAMURO〜(@TAMURO_2013)2024年1月9日

そして、Xに添付されていたラーメンの画像には「大間まぐろ」の中トロに見える刺身がトッピングされていたし♪
店主の地元の弘前市一町田(いっちょうだ)地区で栽培される冬の風物詩である高級ブランドせりの「一町田せり」もトッピングされるラーメンなので、絶対に食べないといけないし!

それに、限定丼も超豪華な取り合わせのもので!
これも食べておかないと♪

だから、今日はシャッターして食べるつもりだったのに…
午前中、なぜか忙しくて、出るのが遅くなってしまって

新橋のレンガ通り沿いの雑居ビルの2階に入る店へとやって来れたのは、お昼の11時55分!
入店すると、店内は満席で、お客さんが奥のテーブル席に向かう通路で2人待っていた。

でも、まだ、これくらいでよかった。
それに、まだ、開店してから25分なので、限定ラーメンも限定丼も残っているだろうし…

10分後の12時5分にかわいいスタッフの女子からカウンター席の1席へと案内されて!
限定ラーメンに限定丼の両方を注文!

すると、その3分後には「大間まぐろ漬け丼〜大間塩うに添え〜」が着丼!
1分に後には「大間まぐろ出汁と一町田せり中華そば」も配膳されて!

さらに…
「青唐辛子になります。」

「お好みで入れてみてください♪」というアナウンスとともに…
小皿に入れられた青唐辛子が出された。

しかし、メニューに中太麺を使用しているので、提供に時間が掛かるとあったのに…
今日も提供は、めっちゃ早い♪

そして、「大間まぐろ漬け丼〜大間塩うに添え〜」は、小ぶりな丼とはいえ、大間まぐろの赤身が敷き詰められて!
さらに、大間のキタムラサキウニがセンターに載せられたもので!

これが500円で食べられるなんて
完全に原価割れしているよね

今日は1月9日で、東京では1月7日が松の内なのに対して、青森は小正月の1月15日だから!
それで大盤振る舞いしてくれたのかな

そして、ラーメンもゴージャス✨
大間まぐろの中トロに豚肩ロース肉のレアチャーシュー、二つ割りされた味玉、メンマ、椎茸、海苔と長老喜漬(ちょろぎ)!

そして、「一町田せり」の葉と茎がドサッと載せられて
その上に「一町田せり」の長〜い根っこ!

さらに、その上から金箔が掛けられた✨
煌やかなラーメン

まずは、濁りのある白湯スープをいただくと…
まったく臭みなどなく、スゴく美味しい

鮮魚の鮪で作ったスープだし!
特に鮪の兜を使えば、オーブンで焼いてから出汁を引いたとしても臭みが出てしまうのではないか?

大間まぐろで出汁を引いたラーメンなんて食べたことないので、スゴく興味はあったけど♪
ちょっと、そこが心配だった。

しかし、食べ終わって、会計するときに…
店主に新年の挨拶をして…

「動物系は使用していないのですか?」と聞いてみると…
「大間マグロだけで炊きました。」と言うので!

「鮪白湯に仕上げたんですね。」
「でも、そうしたら、鮮魚の臭みが出るはずなのに…」

「特に兜を使えば…」
そう指摘したところ…

「兜は使ってません。」
「中骨とアラだけで作りました。」

「もっとも、臭いが出ないように下処理はしています。」
そう話していたけど…

マグロの最大の問題点は加熱すると触感が悪くなり、繊細な香りも失われて味もチープになりがちなこと。
それで、フレンチではマグロは禁断の食材として敬遠されてきた。

しかし、TBS系「日曜劇場」枠で2019年10月20日から12月29日まで放送されていたキムタク主演の「グランメゾン★東京」の劇中では、キムタク演ずる尾花シェフがこの禁断の食材「マグロ」に挑んで成功する。
そういう意味では、鮮魚のマグロを使って美味しいスープを作れる『屯』の大高シェフはスゴい♪

もっとも、大高シェフはフレンチではなく和食の料理人なので!
そこは違うのかもしれないけど…

ただ、1点だけ、せっかくの大間まぐろの中トロを使ったというのに、熱々のスープの上に盛りつけてトッピングしたのだけは失敗だったような
マグロの美味しさは、やはり血であり、鉄分であり、酸味なので!

それが、スープの熱で、その魅力は失われてしまったし
それに、少し、臭みも感じでしまったので…

しかし、それ以外は、スープだけじゃなく、麺も、トッピングもよかった♪
麺は、いつもレギュラーメニューや限定麺にも使用している三河屋製麺謹製の全粒粉入りの切刃22番の中細ストレートの中加水麺ではなく、平打ちのウェーブがかった中太麺が合わされていて!

もちもちとした食感のコシのある多加水麺で!
これくらい強い麺じゃないと、この鮪白湯スープには負けてしまうと思うし!

平打ち形状の上にウェーブがかっているので!
いい感じにスープを持ってきてくれて、この麺のおかげで美味しくスープをいただくことができたので

豚肩ロースのレアチャーシューは、スープの熱で、食べるまでに、少し変色はしてしまったものの…
それでも、しっかり、肉の旨味も感じられる美味しいレアチャーシューだったし

二つ割りして提供してくれる味玉は、今日も完璧な半熟加減で!
黄身が甘くて、とても、美味しくいただけたし

そして、大間まぐろと並んで、もう一つの主役とも言っていい「一町田せり」は…
秋田のブランドせりである「三関せり」に比べると、やや、細身なのかな!?

でも、「三関せり」同様、長〜い根っこがあるのが何ともよくて
そして、根っこをキレイに洗って提供してくれているので!

仄かな土の香りがして♪
僅かに感じるほろ苦い風味がが、また、最高だったし

そして、葉と茎も、この少し癖のある和風パクチーって感じの香味が、とてもよくて♪
シャキシャキとした食感もよかったし

なお、赤い芋虫のように見えたものは食べたことがなかったので、最後に青唐辛子で味変する前まで残しておいて…
隣の先客が食べ終えたラーメン丼を片付けにきたスタッフの女子に…

「この赤いものは何ですか?」と尋ねて!?
これが、長老喜漬(ちょろぎ)という青森ではおせちにも入れる縁起物で!

中国原産のシソ科の植物で、ジャガイモと同じく、地中で育った塊茎の部分らしく…
梅で甘酸っぱく味付けられていることがわかって!

食べてみると…
カリカリとした食感の酸っぱいお菓子のようなものだった。

なお、青唐辛子を入れると…
青唐辛子の爽やかな辛みで味変してくれて!

これ、以前に北綾瀬駅が最寄り駅になる『中華そばYouLee』でも味変でいただいたことがあるけど…
この味変、めっちゃ好みかも

そして、麺と具を食べ終えたところで、「大間まぐろ漬け丼〜大間塩うに添え〜」をいただいたんだけど…
まず、うにが「塩うに」と呼ばれる粒うにで、「塩水うに」の生うにではなかったけど…

でも、ミョウバンが使われてなかったので!
あのミョウバンの苦味に薬っぽい味わいが嫌いで、昔はうにを食べられない人だったので、こうして、美味しくうにをいただけてよかったし

そして、なんと言っても圧巻だったのが、このキレイな筋のない大間まぐろの赤身!
本マグロらしい、旨味、酸味を感じる逸品で、最高に美味しくて

これを500円で提供してくれる男気溢れる店主に感謝♪
ご馳走さまでした。

1月9日のお品書き:大間まぐろ出汁と一町田せり中華そば…1800円
大間まぐろ漬け丼〜大間塩うに添え〜…500円

通常メニュー:津軽煮干し中華蕎麦(味玉入り)…950円/山椒白醤油煮干し蕎麦(味玉入り)…1000円
味付和え玉…250円

白ご飯(青森産津軽ロマン使用)…150円/八戸前沖さば棒寿司(二貫)…250円/青森産こだわり卵ご飯…350円/ねぶた漬け丼…400円
【限定】本日の海鮮丼(小)…500円

2023/12Visitation6th

4.4

  • Cuisine/Taste3.8
  • Service4.5
  • Atmosphere3.5
  • Cost performance5.0
  • Liquor/Drinks-
JPY 1,000~JPY 1,999per head

新橋 酒肴場 屯【六】 ~青森県弘前市出身の店主が営む東京・新橋のレンガ通り沿いにある居酒屋がランチタイムに二毛作営業して出す「山椒白醤油煮干し蕎麦」&「本日の海鮮丼」~

訪問日:2023年12月20日(水)

本日のランチは一昨日の12月18日からシュミレーションオープンしている新店の『らーめん藤加』へ!
ラーメンの新店のレビューが新店ハンターのラーメンブロガーよりも早いマーコラーメンさんの食べログの口コミを見て!

『タンメンしゃきしゃき』の跡地にできた「レトロ」をコンセプトとした…
「Thisis昔ながらタンメン」といった感じの「たんめん」に刻みネギ以外の具のない醤油ラーメンの「素ラーメン」が提供される店。

そして、この2メニューが本日まで100円のシュミレーションオープン価格で提供されるということだったので!
食べに行ってみることに♪

そうして、12時9分に店頭にやって来ると…
店頭には「準備中」の立て札が

そして…
「本日、停電の為、開店時間不明」の貼り紙があって…

中にいたスタッフの人に聞くと…
まだ、時間が掛かりそうなことを話していたので、諦めるしかないね

でも、新橋には『屯』がある♪
というわけで、店のXを見て、今日は、どんな限定が提供されているかチェックしてみたところ…

おはようございます。
本日のスープは八戸平子、八戸焼き干し、天草アジ干し、鰹厚削りで炊きました。

中華蕎麦 20杯
山椒白醤油 15杯

昼 11:30〜14:30
※スープがなくなり次第終了となります。

本日も宜しくお願い致します。pic.twitter.com/hqwPylRdD5
—新橋 屯 〜TAMURO〜(@TAMURO_2013)2023年12月20日

こちら『新橋酒肴場屯TAMURO』は青森県弘前市出身の大高店主が営む青森が誇る厳選食材と各地の地酒を堪能できる居酒屋
しかし、ランチタイムに二毛作営業して、専門店も顔負けの美味しい煮干しラーメンに不定期に提供される創作限定ラーメンが食べられる店

残念ながら、今日は「中華蕎麦」と「山椒白醤油」のレギュラーメニューのみの提供ということだったけど…
でも、Xの大量の平子と鯵煮干しと昆布が入るスープの画像を見て、「これ絶対うまいやつ♪」と思ったので、食べに行くことに

そうして、新橋のレンガ通り沿いの雑居ビルに入る店へとお昼の書き入れ時にやってきて…
エレベーターで店のある2階へ!

そして、混んでるかなと思いながら、入店すると…
ラッキーなことに、カウンター席の一席が空いていた。

席に着いて、かわいいスタッフの女子に注文を聞かれて…
オーダーしたのは「山椒白醤油」と「本日の海鮮丼」!

「中華蕎麦」の方が「八戸平子、八戸焼き干し、天草アジ干し、鰹厚削りで炊いたという」本日のスープの出汁の旨味を、より感じられるので、少し、迷ったけど…
「山椒白醤油」は未食だったので!

そうして、オーダーしてから2分で、まず、「本日の海鮮丼」が着丼!
そして、本日も、大間のマグロ赤身、平政、平目、サワラ、黒ムツの刺身が並び、すじこしょうゆ漬けが酢飯の上に載る…

これで500円
毎回、来る度に、驚かされる超サービス価格のサイドメニュー

さらに、すぐに「山椒白醤油」もサーブされた。
しかし、これも毎回思うことだけど、提供が、めっちゃ早い♪

低温調理された豚肩ロース肉のレアチャーシューの上にお麩と目葱…
二つ割りされた味玉にメンマ、海苔がトッピングされた彩もよくて美しいビジュアルのラーメン✨

まずは、クリアなスープをいただくと…
山椒の柑橘類にも似た爽やかな香りに清涼感のある辛さ、仄かな痺れが先行して…

しかし、平子のビターさに鯵煮干しの甘みも感じられて♪
そして、やや、甘めの白醤油のカエシと、この山椒風味の煮干し出汁スープとの相性が、とてもよくて、めっちゃ美味しい

ただ、山椒の風味が強いので、やっぱ、煮干しは負けてしまうかな…
美味しいけど、出汁の煮干しの旨味を感じたいなら「中華蕎麦」だね。

麺は全粒粉が配合された三河屋製麺謹製の切刃22番の中細ストレート麺で!
この麺はミシュランの一つ星を獲得したこともある『金色不如帰』が自家製麺に移行する前に使用していたことでも知られる三河屋製麺ベストセラー麺!

するすると入ってくるすすり心地のいい麺で!
スープとの絡みも良好で、この麺のおかげで、より、美味しくいただくことができたし

トッピングされた豚肩ロース肉のレアチャーシューは、折りたたんで盛りつけてあったので、熱々のスープに触れた部分はスープの熱で変色してしまったけど…
火入れの状態は完璧で♪

しっとりとした食感に仕上げられていて♪
噛めば、肉の旨味が滲み出てくる低温調理された美味しいレアチャーシューだったし

二つ割りされた味玉の黄身の半熟具合が今回もパーフェクト♪
この状態で、どこの店でも出してもらえるのなら、喜んで味玉も食べるのに

でも、多くの店では、一個まんまの味玉が出てきて…
箸で二つ割りしたときに…

黄身が緩くて、ドロっと流れ出てしまって…
スープを汚してしまうのが、スゴく嫌なんだよね

そうして、ラーメンを食べている合間にいただいた「本日の海鮮丼」は
まずは、黒ムツと鰆の炙りからいただいたんだけど…

黒ムツは、脂ののった白身魚で!
刺身で食べるなら、こうして皮目を炙った焼き霜造りでいただくのが一番!

焼き目の香ばしさが、たまらなくて♪
皮に溢れ出した脂が、とても美味しいので

脂ののった秋からの鰆も軽く炙って食べるのが一番!
炙ることで皮と身の間の旨味が引き出されて、半生の刺身は甘くて、最高に美味しい

旬真っ盛りの寒平目は昆布締めされたもので!
ねっとりと熟成された実が、めちゃくちゃ美味しかったし

平政は旬は夏の魚。
刺身で食べると、身が水っぽくて旨味も薄い気がして、あまり好きではない…

しかし、この刺身は、さっぱりとした味わいながら、しっかり旨味もあって…
鰤のような臭みがないのもよかったし♪

大間のマグロの赤身は、本鮪らしい酸味に旨味、コクが広がる極上の味わいの逸品
よくぞ500円の海鮮丼に入れていただきましたと大感謝しないといけないよね♪

そして、醤油漬けのすじこの味付けが、めちゃめちゃ好みで
今日も最後まで美味しく完食

しかし、こちらの店はラーメンも美味しいけど、この「本日の海鮮丼」がまた、めちゃめちゃ美味しくて
しかも、コスパが、とてつもなくいいので♪

今年は明後日の22日の営業で、ラーメン営業は終了なので、今日が最後になるけど…
来年は今年以上に!

きっと、何度もお邪魔することになると思いますので、よろしくお願いします。
ご馳走さまでした。

メニュー:津軽煮干し中華蕎麦(味玉入り)…950円/山椒白醤油煮干し蕎麦(味玉入り)…1000円
味付和え玉…250円

白ご飯(青森産津軽ロマン使用)…150円/八戸前沖さば棒寿司(二貫)…250円/青森産こだわり卵ご飯…350円/ねぶた漬け丼…400円
【限定】本日の海鮮丼(小)…500円

2023/11Visitation5th

4.5

  • Cuisine/Taste4.5
  • Service4.5
  • Atmosphere3.0
  • Cost performance5.0
  • Liquor/Drinks-
JPY 1,000~JPY 1,999per head

新橋 酒肴場 屯【五】 ~ランチタイムに二毛作営業する新橋の居酒屋で「本日の限定」の「特製濃厚煮干し蕎麦」と500円ワンコインの「塩水ウニ、大間マグロ赤身・中トロ入海鮮丼」をラス2でゲット~

訪問日:2023年11月10日(金)

本日のランチは東京・新橋のレンガ通り沿いの雑居ビルの2階に入る『新橋酒肴場屯』へ!

青森県弘前市出身の大高店主が地元・青森の食材を使った料理と青森の文化を発信する居酒屋

コロナ禍の中、2021年6月からランチタイムに二毛作営業して提供するようになった煮干しラーメンが美味しいと評判の店で
さらに、ちょくちょく提供される様々なジャンルの限定ラーメンが、味、クオリティともに高くて♪

今まで、4度ほどお邪魔させてもらっているけど…
どれも外れなく、そのジャンルのラーメン専門店をも凌駕するほどの味わいのものだった

だから、こちらの店で、食べてみたい限定が出されるときには極力、食べに行きたいと思ってる♪
そんな店が、今回は「特製濃厚煮干し蕎麦」の限定をやるという。

本日もお昼のご来店ありがとうございました。
明日、9日(木)10日(金)は限定
特製濃厚煮干し蕎麦 ¥1350
トッピングは別皿提供となります。
両日15杯ご準備致します。

宜しくお願い致します。pic.twitter.com/RUMRZ0G9l6
—新橋 屯 〜TAMURO〜(@TAMURO_2013)2023年11月8日

「濃厚煮干し蕎麦」は以前はレギュラーメニューだったはずだけど…
今は、煮干しが入手しづらくなったことと、煮干しの価格の高騰もあって、メニュー落ちさせた…

そんなことじゃないかなとは思うけど…
正直、最近は、「濃厚煮干しそば」は、ほとんど食べなくなった。

昔は、この手のエグニガショッパーな味わいのニボラー向けのスープを嬉々としていただいていた時期もあった。
しかし、今は、煮干し出汁の旨味を味わいたいと思うようになったので…

しかし、セメント色ではない…
チョコレートブラウンのスープの色が、どんな味わいなんだろうと、とても気になったし♪

トッピングを別皿にしているのも気になる。
スープが濃厚すぎるので、別皿にしたのだろうか!?

とても気になる限定だったので、今日のランチはこれに決まり♪
というわけで、前回、前々回同様、ポールで並んで食べる気満々だったのに、朝から忙しくて

JR新橋駅の日比谷口を出て、SL広場を横切っているところで…
「ポ〜〜♪」っという、蒸気機関車の結構、大きめの汽笛が鳴って、12時を告げた

11時30分の開店から30分が経過!
昨日は15食限定だったのに、今日は20食に増やして提供されるということだったので、売り切れはないとは思うけど…

足早に店へとやって来ると…
ちょうど、エレベーターに3人のお客さんが乗り込んでいるところだった。

私も乗せてもらう。
そして、後から乗り込んだので、2階に着いたところで…

「どうぞ、お先に!」と先客3人に声を掛けて、後ろに下がろうとしたところで、エレベーターの扉が開くと…
店に入る踊り場に4人のお客さんがいた。

それを見て、3人の先客は、これは待たされると思ったのか…
「どうぞ!」と言うと、諦めて帰っていってしまった。

これが功を奏するとは♪
この時点ではわからなかった。

この後、30分ほど待って、カウンター席の1席へと案内されたのは12時32分。
踊り場だけではなく、中でも5人のお客さんが待っていて…

こちらの店は提供が、めちゃめちゃ早いのに、今日は、お客さんが、なかなか帰ってくれなくて、思った以上に時間が掛かってしまった
席に着いて、まず、先客が本日の限定の「特製濃厚煮干し蕎麦」と「いかガーリックバター和え玉」を注文し終えるのを待って…

スタッフの女子から注文を聞かれて…
オーダーしたのは「特製濃厚煮干し蕎麦」に「塩水ウニ、大間マグロ赤身・中トロ入海鮮丼」!

そして、先客と私の注文が入れられた後に、後客2人の注文を取るスタッフの女子
すると、最初のお客さんから「特製濃厚煮干しそば」のオーダーが入ったところで、「本日の限定の特製濃厚煮干しそばは売り切れました。」と宣言!

さらに、次のお客さんが「塩水ウニ、大間マグロ赤身・中トロ入海鮮丼」を注文すると…
「本日の限定の海鮮丼も終了です。」

危なかった
もし、先ほど3人の先客が諦めて帰らなかったら、下手すると、本日限定のラーメンも海鮮丼も食べられなかったかもしれない

その後、卓上にあった紙エプロンをセットして、待っていると、注文してから4分後の11時36分には本日の限定の「塩水ウニ、大間マグロ赤身・中トロ入海鮮丼」がスタッフの女子によって配膳されて!
その1分後には「特製濃厚煮干しそば」も着丼!

チョコレートブラウンのスープにキレイに麺が盛りつけられて…
麺の上には、バラ海苔、みじん切りされた玉ねぎ、三つ葉が載せられて…

別皿に豚肩ロース肉のレアチャーシュー、豚バラ肉の煮豚、鶏ムネ肉のレアチャーシュー、二つ割りされた味玉、太メンマ、小松菜が盛りつけられた…
彩り鮮やかで美しいビジュアルのラーメン

まずは、トロっとした、少し粘度のあるスープをいただくと…
おそらく、鶏ガラとゲンコツを強火で炊いて作った鶏豚の白湯スープをベースに大量の煮干しを重ねて作ったシングルスープだと思うけど…

ビターな味わいの中にも煮干しの旨味に甘味も感じられる濃厚な煮干しスープで!
このビターさは平子によるものかな!?

そして、この特有の煮干しの甘味は鯵煮干しによるものと思われるけど…
淡麗な煮干しスープだけではなく、大高店主は、こんな濃厚煮干しスープも作れる人なんだね♪

ニボラーにはたまらない味わいのスープで最高
たまには、これくらい振り切ったビターな味わいスープもいい♪

そして、このスープがスゴいのは、これだけ苦味が強いのに、あまり、えぐ味は感じられないこと…
それに、しょっぱくないこと!

大概、こんな濃厚煮干しスープを炊くと、えぐ味も出るし!
塩分濃度も高くなってしまうはずなのに…

麺は三河屋製麺謹製の煮干しラーメンの専門店が愛用する切刃22番の中細ストレートの低加水麺で!
これは三河屋製麺が『中華そば屋伊藤』の自家製麺をリスペクトして作り上げた麺を使用していると思われるけど…

カタくて歯切れのいいザクパツな食感の麺は、この濃厚煮干しスープとの相性はバツグンで!
この麺のおかげで、より、美味しくいただくことができた

別皿にトッピングされた豚肩ロース肉のレアチャーシューは、大判で厚切りされたもので!
しっとりとした食感に仕上げられていて…

噛めば、肉の旨味が滲み出てきて!
最高に美味しかったし

豚バラ肉の煮豚も、冷たかったのは玉に瑕だったけど…
それでも、この濃厚煮干しスープに合っていて、美味しくいただけたし

鶏ムネ肉のレアチャーシューも、いつも、ラーメン店で食べるものは、しっとりはしているけど、特に美味しいとも思わないけど…
これは、なかなかの美味しさだったし

そして、こちらの店の味玉は、いつも、こうして、二つ割りして出してくれるのがよくて♪
というのも、1個のままで味玉を出す店が多くて!

箸で二つ割りしたときに…
黄身が緩かった場合には、ドロっとスープに流れ出してしまうのが、スゴく嫌なので

それに、半熟加減が、若干、カタめくらいの…
私には、ちょうどいい具合に、毎回仕上がっているのがいいんだよね♪

さらに、太メンマの外はコリッ、中はサクッ!
理想的な食感の太メンマだったし♪

小松菜のシャキシャキとした食感もよかった♪
そして、バラ海苔のシャリシャリと玉ねぎの、シャリシャリの!

同じシャリシャリでも違う食感のシャリシャリなのもよかったし♪
スープが美味しかったから、濃厚煮干しスープだというのに、最後はスープを全部飲み干して完食

「塩水ウニ、大間マグロ赤身・中トロ入海鮮丼」は、塩水ウニに大間のマグロの赤身と中トロの他に…
イサキ、ヒラマサ、目鯛の白身の刺し身も付くもので!

中々、庶民の口に入らない大間のマグロが食べられるだけでもスゴいことなのに、今回は中トロまで付けてくれて!
さらに、日持ちせず高価な塩水ウニまで付けてくれて!

これで500円で販売なんか、とてもできないはずなのに…
これを通常の海鮮丼と同じ500円で販売してしまったら、完全に赤字なのでは

しかし、マグロは大好物だし
ウニもミョウバンのウニは好きじゃないけど、塩水ウニは大好きなので

ラーメンも最高だったけど♪
この特別な海鮮丼が、また、めちゃくちゃ美味しくて

今日は堪能させてもらいました。
ご馳走さまでした。

メニュー:津軽煮干し中華蕎麦(味玉入り)…950円/山椒白醤油煮干し蕎麦(味玉入り)…1000円
味付和え玉…350円

【本日の限定】特製濃厚煮干し蕎麦(限定15杯)…1350円/いかガーリックバター和え玉(限定15杯)…450円
塩水ウニ、大間マグロ赤身・中トロ入海鮮丼(限定10食)…500円

白ご飯(青森産つがるロマン使用)…150円/八戸前沖さば棒寿司(二貫)…250円/青森産こだわり卵かけご飯…350円/ねぶた漬け丼…400円/本日の海鮮丼(小)限定…500円

2023/09Visitation4th

4.4

  • Cuisine/Taste4.5
  • Service4.0
  • Atmosphere3.0
  • Cost performance5.0
  • Liquor/Drinks-
JPY 1,000~JPY 1,999per head

新橋 酒肴場 屯【四】 ~青森県弘前市出身の店主の店で地元の「弘前ラーメン」と「津軽そば」が合盛りにされて、「津軽かも」がトッピングされた本日限定の「ざる中華」&「本まぐろ赤身入り海鮮丼」~

訪問日:2023年9月21日(木)

本日のランチは東京・新橋の「赤レンガ通り」沿いの雑居ビルの2階にある『新橋酒肴場屯TAMURO』へ!

青森県弘前市出身の店主が2013年2月20日にオープンした鮮魚と青森の食材にこだわった料理を提供する居酒屋
しかし、コロナ禍の2021年6月から平日のランチタイム限定で「津軽煮干し中華蕎麦」が提供されるようになった。

コロナ禍にあっては、そんな二毛作営業する店は東京に限らず、全国にいくらでもあったのでは?
そう言われてしまいそうだけど

確かに、当時は仙台勤務だったけど、仙台でも、ランチタイムにラーメンを出すようになった店はあったし
また、2022年の4月から東京勤務に戻ってからも、そんな店には何軒も行っている。

和食の技術を駆使して出汁を引いた美味しいスープのラーメンを作れる店もあれば
「ラーメンなめんなよ」と言いたくなるようなものを出す店もあって、玉石混淆

しかし、こちらの店の「津軽煮干し中華蕎麦」は、いい意味で津軽っぽくなくて!
津軽(煮干し)ラーメンと東京で人気の煮干しそばのハイブリッドといった感じの煮干しラーメン専門店並みの美味しさだったし♪

それと、このレギュラーメニューの「津軽煮干し中華蕎麦」だけじゃなくて…
不定期ながら、ちょくちょく提供されて!

今まで、まだ、2回しか食べられてはいないけど…
この限定ラーメンが驚くくらいスゴくて

「松茸と宮崎牛ロースを使った限定らぁ麺」と「津軽かも出汁中華蕎麦〜鰹サラダ節添え〜」という限定らーめんを昨年の10月27日と今年の1月31日にいただいていて…
詳しくは過去のブログをご覧いただければおわかりになると思いますけど…

まず、松茸、宮崎牛ロース、津軽かもという高級食材がトッピングされるラーメンというのがスゴいし✨
それらの高級食材を美味しく調理して食べさせてくれるし

でも、もちろん、それだけではなくて…
「松茸と宮崎牛ロースを使った限定らぁ麺」のスープは鮮魚に動物を合わせた出汁スープ

「津軽かも出汁中華蕎麦〜鰹サラダ節添え〜」は鴨に乾物の旨味を加えた出汁スープで
こちらの店の大高店主は煮干しでも、鮮魚でも、鴨でも、そのラーメンの専門店並みのスープが作れてしまう人なのが、本当、スゴいんだよね

そして、もう一つスゴいのがコスパの良さ
先月、神楽坂のミシュラン一つ星を獲得したこともある高級日本料理店が開業した完全予約制のラーメン店で一杯3,000円のラーメンをいただいた。

ブランド地鶏で出汁を引いた美味しいラーメンだったけど
特に高級な食材がトッピングされていたわけではなかったし…

予約料とサービス料も入れると4,000円になって…
これを、毎日、ランチに食べるわけにはいかないので…

それに比べると、「松茸と宮崎牛ロースを使った限定らぁ麺」は1,600円!
「津軽かも出汁中華蕎麦〜鰹サラダ節添え〜」が1,400円!

今は、デフォルトのラーメンが1,000円を超える時代に突入していて!
「特製」や「チャーシュー」トッピングすれば、それくらいの価格になってしまう店も多くなっている。

そんな中、使用している食材のコストを考えたら、この2倍の金額で販売されていても、まったくおかしくないし♪
とても良心的な価格で提供してくれていると思う

さらに、こちらの店のサブメニューの価格設定もおかしい
これも、メニューの画像を見て、内容を見ていただく方がわかりやすいので…

「本日の海鮮丼」と「さばの棒寿司」を食べたときのブログ記事をご覧いただければと思いますけど…
これで、利益が取れるんだろうかという超リーズナブルな価格設定なので

そんな店へ、また、行こうと思ったのは、9月7日に大高店主がXでこんなポストをしていていたから…

本日もご来店ありがとうございました。

明日のお昼は臨時休業とさせて頂きます。
ご来店予定のお客様、申し訳ございません。

来週は【限定】ざる中華を予定しております。
津軽そばも一緒に盛り、トッピングには津軽かもロースもご提供予定しております。

宜しくお願い致します。pic.twitter.com/2Z3Y0OWArg
—新橋 屯 〜TAMURO〜(@TAMURO_2013)2023年9月7日

前回、この国産では希少な純血バルバリー種のブランド鴨のロースで作ったロティをいただいて、最高に美味しかったから、また、食べてみたいと思ったのと!
これを「ざる中華」にトッピングして出すということで

しかも、麺は店主の地元の弘前ラーメンの縮れ麺に「津軽そば」を使って!
それを合盛りにして出してくれるみたいなので♪

これは、絶対に食べに行かないとね♪
と思って、首を長くして待っていたら、あろうことか、Xで、こんなポストが

本日もお昼のご来店ありがとうございました。

お待たせしました。
【限定】20杯
ざる中華 ¥1200
は今週21日木曜日になります。

津軽そば、津軽かも入ります。
津軽海峡の塩も添えております。

宜しくお願い致します。pic.twitter.com/Dlwmhv9uqn
—新橋 屯 〜TAMURO〜(@TAMURO_2013)2023年9月19日

この日は午前中、人間ドックの予約をしていて…
終わって新橋に行っても、もう、20食限定の「ざる中華」は残っていないだろうし

残念だけど、今回は無理かな
と思ったけど、ガンバって早くからクリニックに行って、順番待ちして

早く終わらせて、新橋へ
そして、新橋駅西口からSL広場を横切って

横断歩道を渡って、居酒屋やバーが両側に並ぶ路地に入って
そこを抜けた「赤レンガ通り」を、道路を渡らずに左に曲がると、すぐにある雑居ビルの2階に入る店へと開店時間8分前の11時22分にやって来ると…

先客の姿はなく、前回に続いて今回もポール獲得♪
この店は、人気ラーメン店で限定される日なんかとは違って、1時間前から並ぶなんてことをしなくても大丈夫

開店時間までに行けば、限定を食べることはできる✌️
そして、今日は8分待つだけで入店して、すぐに食べられるのが嬉しい

1階のエレベーターの前で待つ。
こちらのビルには階段がなく、エレベーターでしか店には上がれない。

ただ、防災上、非常階段がないわけにはいかないだろうから…
裏に非常階段はあるんたろうとは思うけど…

なお、2階にある店にエレベーターで上がろうとしても…
エレベーターの扉は開くものの2階のボタンを押しても反応してくれない…

これは鍵が掛けられて、ボタンがロックされているからで…
それで、スタッフの人が来るのを待っていると…

後ろに4人のお客さんが並んだところで…
11時30分の開店に1分遅れてスタッフの人がやって来た

エレベーターで2階に上がって、ドアを開けて、入店すると…
かわいいスタッフから入口に近い、壁に向かって座るカウンター席の右端の席へと案内されたんだけど…

前回、1番乗りで来店したときも、同じ場所の席へと案内されたけど…
以前はテーブル席だったのに、お客さんがたくさん入れるよう、こうしたのかな!?

「限定のざる中華に本まぐろ赤身入り海鮮丼をお願いします。」
限定20杯の限定麺と限定10食のけん…メニューもノールックでスタッフの女子にオーダーを告げて、待っていると…

2分後に「本まぐろ赤身入り海鮮丼」が早くも着丼!
そして、その2分後には「ざる中華」もサーブされた。

この店は、注文してから提供までが、いつも、めっちゃ早いんだよね♪
しかし、この「本まぐろ赤身入り海鮮丼」!

本まぐろの切り落としが、あとで、広げてみたら4切れほど載せられていて…
ツムブリの刺身、真鯛の昆布締め、縞鯵の炙り!

そして、いくらが載るご飯。
これで500円って、原価計算してないよね

夜営業に来てもらいたいから、ランチはお得な価格で提供するってことかもしれないし…
これだけを販売するのではなく、あくまで、ラーメンのサブメニューなので、この価格に抑えたってことなのかな…

どっちも、そうかもしれないけど…
何れにしてもリーズナブルに美味しい海鮮をいただけるのは嬉しい

大きなお皿に簾が敷かれて…
その上に店主のXの画像に載せられていた「弘前ラーメン」という中華麺と「津軽そば」が合盛りにされて!

その上から刻み海苔が掛けられた…
そして、周りを「津軽鴨」のロースと豚肩ロース肉の2種類のレアチャーシュー

二つ割りされた味玉、太メンマに搾りやすいようにV字切りされて、さらにお洒落に飾り切りまでされた酢橘、刻みネギ、山葵がトッピングされて!
駒嶺商店の「津軽海峡の塩」が入る小皿が載せられた、美しいビジュアルの麺料理✨

まずは、真っ白な「津軽そば」を箸で手繰って、そのまま、食べてみると…
初めて食べる「津軽そば」は、普通に二八か七割そばを食べている感じかな

「津軽そば」といったら、つなぎに小麦粉ではなく、大豆粉!
伝統的な製法からいうと、大豆を煮てすり潰して、こした煮汁の『呉汁』を蕎麦粉にまぜ込み打つそば。

しかし、私のバカ舌では、大豆は感知できず!
もっとも、「津軽そば」だったら、「せいろ」ではなく「かけ」だよね!

温かいつゆでいただいて!
それも、鰹節ではなく、焼干しのかけつゆに入れられたそばを食べるのがスタンダードだから、そうしないと、わからないのかも

それと、「津軽そば」は別名「煮置きそば」といわれていて…
詳しくは覚えていないけど、スゴく手間と時間を掛かて作そばで!

「挽きたて」、「打ちたて」、「茹でたて」の「三たて」の「江戸蕎麦」とは真逆!
本当に美味しいんだろうかと前々から思っていたけど…

普通に美味しい
予想していた、やわらかい食感でもなく、コシがない麺でもなかった。

ただ、このそばは、青森県弘前市の「アキモト製麺」もいう製麺所が作った機械打ちのそばだからね…
手打ちそばだったら、違ったのかも…

つけつゆに、ちょこっとつけて、いただくと…
鰹節で出汁を引いた蕎麦屋でいただく味わいのつけつゆで!

醤油のカドの取れたカエシが使われていて…
わざ、わざ、この限定の「ざる中華」をやために、前から準備して、カエシを寝かせておいたのだろうか?

出汁だけじゃなくて、カエシも、まるで、蕎麦屋が作るつけつゆで♪
この大高店主という人は…

普通にラーメン専門店を開業してもやっていけるとは思ったけど!
蕎麦屋でも食っていけそう

次に、切刃20番と思われる中庸な太さの縮れ強めの中華麺を、こちらは、つけつゆに、さっと、つけて、いただくと…
これも、蕎麦屋で食べる「ざる中華」だね!

かなり昔の話しだけど、石上本に載ってた東京・初台の『やぶ善』という蕎麦屋で食べた「中華ざる」と同じ味がして、めっちゃ懐かしかったな♪
でも、これは、どこの蕎麦屋でも、やろうと思えば、できるけどね

意外によかったのが、この中華麺と酢橘の相性♪
酢橘を麺に搾り掛けたら、柑橘類の甘みと酸味で爽やかに味変してくれて、美味しくいただけたので

トッピングされた「津軽かも」のロース肉のロティは火入れの状態もバツグンだったし!
噛めば、鴨ムネ肉のジューシーな旨味がジュワッと出できて、めちゃめちゃ美味しい

しかし、高級なフレンチや和食の店でしか食べられない、この純血フランス産鴨を、こうしてラーメンで食べられて♪
しかも、手軽な価格で食べられるのは、本当に嬉しい

スライサーで薄くスライスされた豚肩ロース肉のレアチャーシューは、お団子状に丸めての提供!
いつも、これを広げて、撮影して、食べる。

今日も、そうしようとしたけど、肉が細切れ状態で、上手くできず
ある程度、解したところで、ガブッと食べてみると…

薄くスライスした肉は、美味しくないと思っていたけど…
こうして、重ねて食べれば、美味しい

よく考えれば、ハムサンドのハムは、半分にカットしてものを並べて…
1枚のままのハムを上に重ねてといった具合に、何枚も重ねてミルフィーユ上にして食べると、食感を楽しめて、ハムを美味しく食べさせる。

サンドウィッチに厚切りのハムを挟んでも、もう一つだしね
肉は厚い方が美味しいののにと単純に思っていたけど、今日は目から鱗でした

味玉は、いつも、このブログではラーメンには不要と書かせていただいていて…
その最大の理由は、味玉自体が嫌いだからではなく、1個のまんま出てくる味玉を箸で二つ割りしたときに、黄身が緩いと、飛び出した黄身によって、スープや麺が汚れてしまうのが嫌だから

しかし、こうして、提供時に二つ割りした状態で提供されて!
黄身の半熟状態も完璧なものなら、ぜんぜん、ウェルカム♪

そして、黄身が甘くて、白身の臭みもない!
美味しくて品質の良い卵が使われていたのもよかったし♪

太メンマもコリッとした食感なのがよくて!
少し薄味に付けられた味付けもいい♪

おそらく手作りのものと思われるけど…
こういう二毛作店で食べるメンマは業務用が多くて!

スープは無化調を謳っているのに、メンマからはケミカルな味がする
そんな店を何店も見てきていて…

それなら、メンマなんて使わなければいいのにと思っていたけど…
メンマにまで、きっちりと仕事がされていた。

なお、二色の合盛りの「ざる中華」を食べ終えたところで…
「本まぐろ赤身入り海鮮丼」をいただく♪

まずは、ツムブリの刺身から!
この魚を食べるのは初めてだったけど…

ブリブリとした適度な歯ごたえのある食感で!
新鮮な白身魚の刺身って感じ!

帰りにググって調べてみると…
ブリと名前は付いているもののアジ科の魚で…

そう言われると、味はアジのような!?
ブリのような

この店では、普段は食べることのない白身魚の刺身が、こうして海鮮丼で出されるので!
それを食べるのも楽しみ

真鯛の昆布締めは、ネットリとした昆布を纏って、熟成した真鯛が美味しい
これは、ご飯で食べるより、日本酒の肴にしたいかな

縞鯵の炙りも、刺身でもいいのに…
あえて、こうして、ひと手間加えてくれて提供してくれるのがよかったし♪

そして、本日のメインである本まぐろ!
赤身でネトっとした食感で!

本まぐろ独特の旨味と酸味を感じられるのがよくて♪
これを入れて500円は、やっぱり、あり得ない

さらに、ご飯には、いくらまで載せて
これからも、「本日の海鮮丼」は毎回、注文させてもらいます

そうして、最後は、頃合いを見計らって出された蕎麦湯をつけつゆに注いで!
残しておいた刻みネギと山葵を入れて、美味しく完食

「ざる中華」も「本まぐろ入り海鮮丼」も、スゴく美味しかったし
コスパも、とてもよくて、大満足

また、伺いますね♪
ご馳走さまでした。

メニュー:津軽煮干し中華蕎麦(味玉入り)…950円/山椒白醤油煮干し蕎麦(味玉入り)…1000円
味付和え玉…350円

【本日の限定】ざる中華(限定20杯)…1200円/本まぐろ入り海鮮丼(限定10食)…500円

白ご飯(青森産つがるロマン使用)…150円/八戸前沖さば棒寿司(二貫)…250円/青森産こだわり卵かけご飯…350円/ねぶた漬け丼…400円/本日の海鮮丼(小)限定…500円

2023/01Visitation3th

4.3

  • Cuisine/Taste4.5
  • Service3.8
  • Atmosphere3.0
  • Cost performance5.0
  • Liquor/Drinks-
JPY 1,000~JPY 1,999per head

新橋 酒肴場 屯(しゅこうば たむろ)【参】 ~国産では希少な純血バルバリー種のブランド鴨である「津軽かも」で作られた「津軽かも出汁中華蕎麦〜鰹サラダ節添え〜」&「本日の海鮮丼」~

訪問日:2023年1月31日(火)

本日のランチは東京・新橋にある居酒屋が平日のランチタイムにラーメン店として二毛作営業する『新橋酒肴場屯TAMURO』へ!

青森県弘前市出身の店主が2013年2月20日にオープンした鮮魚と青森の食材にこだわった料理を提供する居酒屋

その居酒屋がコロナ禍の2021年6月から平日のランチタイム限定で「津軽煮干し中華蕎麦」と「濃厚煮干し蕎麦」の2種類のラーメンを出すようになった
さらに不定期ながら限定ラーメンも提供される!

そんな店に初めて訪れて、いきなり「松茸と宮崎牛ロースを使った限定らぁ麺」と「八戸前沖さば棒寿司」をいただいた。
限定ラーメンは、鱧、甘鯛、キジハタ、渡り蟹で出汁を引いたという鮮魚のスープと丸鶏の動物系スープを合わせたというスープのラーメンで!

鮮魚ラーメンの専門店以上に旨みの強いスープで♪
最高に美味しかったし

トッピングされた焼き松茸の高貴な香りが最高で
繊維質でシャキシャキとした食感も最高だったし♪

宮崎牛のロース肉は、スープに軽くしゃぶしゃぶしていただくと…
和牛のうま味に甘みが口の中に広がる極上の牛肉で

これだけの上物の松茸に、黒毛和牛のロース肉なんかラーメン店で食べたことなかったし
このラーメンを1,600円で食べさせてくれた店主には感謝しかなかった♪

さらに、サイドメニューの「八戸前沖さば」で作られた「棒寿司」も、身の厚い鯖が使われていて!
脂も乗っていて、めちゃくちゃ美味しかったし

それに、いくらをこんなに載せちゃっていいのというほど、たっぷり載せられていて
旬のブランド鯖の棒寿司が二貫付いて、250円という価格も、あり得ない価格だったし

2回目の訪問では、レギュラーメニューの「津軽煮干し中華蕎麦」を初回に行ったときに隣のお客さんが美味しそうに食べていた「本日の海鮮丼」とペアでいただいた。
この日の「津軽煮干し中華蕎麦」のスープは、「八戸青口、九十九里背黒、伊吹いりこ、長崎平子で炊きました。」と店主がTwitterでツイートしていた煮干し構成のものだったけど…

淡麗ながら、背黒の力強いうま味と!
いりこの甘みに平子のビターさも感じられるスープで、こちらも煮干しラーメンの専門的並の美味しさだったし

カエシに使われた醤油が甘めで、量も多めには感じられたのが、ちょっと気にはなったけど…
少し工夫すれば、もっと美味しくなる可能性を秘めたスープだった。

一方の「本日の海鮮丼」は、鰆のたたきにホウボウの刺し身と、食べたことのない、髭鯛(ヒゲダイ)に目一鯛(メイチダイ)の刺し身に釜揚げしらすが載せられたご飯がセットになったもので!
とても美味しくいただけたし

前回いただいた「八戸前沖さば棒寿司」もそうだけど…
これも、これで500円という、めっちゃコスパの高いメニューだったし

そして、今日が3回目の訪問になるけど…
今日、やって来たのは、昨夜、こちらの店の店主が、明日1月31日と2月2日の2日間限定で「津軽かも出汁中華そば」を販売するとTwitterでツイートしていたので

明日、1/31、2/2限定
津軽かも出汁中華蕎麦 ¥1400
で販売致します。
両日とも10杯程のご提供となります。

明日は11:45〜となります。
宜しくお願い致します。pic.twitter.com/Go1XXw47iq
—新橋 屯 〜TAMURO〜(@TAMURO57342132)2023年1月30日

その前日の夕方、Twitterで「津軽かも」ロースの画像付きで…
「津軽かも仕入れました!」

「鴨出汁中華そば、ご提供する日は後日ご連絡致します。」
なんてツイートしていたので、チェックしていたら、早くも今日からの提供してくれた♪

そして、この「津軽かも」だけど…
国産では希少な純血バルバリー種のブランド鴨で

バルバリー種はフランス鴨とも呼ばれていて!
純粋な鴨(鴨×鴨)なのに対して…

日本で主に流通している国産の鴨は「岩手がも」にしても「北海道合鴨」にしても、ほとんどはチェリバレー種と呼ばれる合鴨(鴨×あひる)。
中国、タイ、マレーシア、ハンガリー、ブラジル産の鴨も合鴨のチェリバレー種になる。

青森県産バルバリー鴨については、「料理通信」の、この記事の料理人の声と生産者の想いを見ていただければ、よく、おわかりになると思われるけど…
そんな希少で高価なブランド鴨で作るラーメンにロース(ムネ肉)で作るチャーシューは絶対に食べておきたいので

前日の店主のツイートでは、「両日とも10杯ほどのご提供となります。」ということだったので…
しかし、さすがに人気ラーメン店の限定とは違うので、開店時間の11時45分の15分前に行けば大丈夫なはず!

ただ、もしものことがあって、食べ逃してしまっては元も子もないので…
今日の東京は最高気温8℃、最低気温1℃の予想で!

真冬らしい厳しい寒さ。
外出には万全の防寒対策をという天気予報だったので!

あまり早く行きたくはなかったけど…
30分前には到着する予定で出発

しかし、乗り継ぎが悪くて、新橋のレンガ通り沿いにある店の入る雑居ビルの1階にやって来たのは11時17分。
2階にある店にエレベーターで上がろうとすると…

エレベーターの扉は開くものの2階のボタンを押しても反応しない…
おかしいなと思って、他の階のボタンを押してもいっしょ…

これは鍵が掛けられているから…
でも、階段はないし…

と思って、入口にあったA看板を見てみると…
黒板に並び方が書かれていたので…

それに従って、エレベーターの脇でポールで待っていると…
11時20分に2番目のお客さんがやって来て、エレベーターに乗り込んで…

でも、ボタンが押せないので、戻ってきたけど…
みんな、そうするよね

この後、8人のお客さんが並んだところで、11時44分に外からスタッフの人が来て、エレベーターに鍵を差して稼働させて…
2階に上がって入店!

男性スタッフの人から店の一番手前の4人掛けのテーブル席へと案内されて…
一巡目のお客さんを席に案内したところで、水が出されて…

注文を聞かれたので…
「津軽かもの限定と本日の海鮮丼を!」と言ってオーダーを告げると…

それから、待つこと2分で「津軽かも出汁中華蕎麦〜鰹サラダ節添え〜」がサーブされて!
その後、1分も経たないうちに「本日の海鮮丼」も出されたんだけど…

毎回、思うことだけど、この店の提供時間は、めちゃくちゃ早い
それなのに、盛りつけが、とてもキレイなんだよね✨

さらに、ありがたいことに、「本日の海鮮丼」が出されると…
前回は口頭で、何の刺身なのか説明があって…

聞き取れなくて、聞き返したのを覚えているけど…
今日は説明する代わりに、魚の名前が書かれた木の紙が海鮮丼とともに出されたので、必死に覚えなくて済む

なお、ラーメンの提供時に…
「削りたての鰹節になります。」

「途中で入れていただくと味が変わります。」
男性スタッフの人から、そう説明があったけど…

やわらかい鰹節で、気になって、帰りにスマホに「鰹サラダ節」と入力して、ググってみたところ…
「半生サラダ節」もいうもので!

「鰹節本来の凝縮された旨味はそのままに、水分を残したことでしっとりとした食感と柔らかさを実現。」
「サラダにも、トッピングにも、おつまみにも使える新しい素材として、お店の新メニューにお役立てください。」という新しく開発された鰹節だということがわかった。

そんな新種の鰹節が別皿の小皿に入れられて…
ラーメンには「津軽かも」ロースの低温調理されたと思われるレアチャーシューが計6枚!

さらに、鴨とは最高の相性の焼き葱に牛蒡、芽葱、ハーフ味玉、太メンマ、海苔が盛りつけられた…
とても美しいビジュアルの鴨醤油ラーメン

まずは、鴨脂が香るスープをいただくと…
スープは鴨と水だけではないようで…

昆布の旨みも感じられたけど…
鴨がメインのスープで!

鴨出汁の旨みが口の中に広がって…
極上の味わい

しかし、これで、鮮魚出汁のスープ!
煮干し出汁のスープ…

そして、鴨出汁のスープといただいてきたけど…
店主は、何で出汁を引いても美味しいスープを作ることができる人なんだね♪

和食の料理人だろうから、いろいろな引き出しは持ってはいるんだろうけど…
どのスープも、その専門店並みのものを作れるのがスゴい♪

麺は、前2回のラーメンにも使用されていた麺と同じ、全粒粉が配合された三河屋製麺の切刃22番の中細ストレートの定番麺が使われていると思ったけど…
一回り細い麺にしてきたのかな!?

切刃24番の細ストレートに見える麺は、するすると啜り心地のいい麺で!
のど越しのよさもあって♪

それに、何より、この鴨清湯スープと、よく絡んでくれて!
この麺のおかげで、より美味しくスープをいただくことができた

「津軽かも」ロースのレアチャーシューは、多少のワイルドさを感じられるものだったけど!
この野趣あふれる味わいが、とてもよくて、最高に美味しかったし

これは、ワインが欲しくなる
今日は、この「津軽かも」のロースを食べられただけでもよかった

他に牛蒡の食感もよかったし♪
ハーフ味玉も、半熟状態が完璧だったけど!

特に太メンマの外はコリッとカタいのに、中はサクッとやわらかい…
この食感の違いを楽しめたのがよかったし♪

そうして、麺と具を食べ終わったところで…
「本日の海鮮丼」をいただく♪

まずは、ヒラメ(鮃)の刺身から!
今が旬の寒鮃で!

鮃なので、脂があるわけではないけど、厚みがあって!
生の鮃なので、歯ごたえがあって!

鮃は昆布締めの薄造りが好みだけど…
こうして、コリコリとした食感を楽しむのもいい♪

次に、ヒラスズキの刺身を食べてみる。
おそらく初めて食べる魚。

ヒラスズキって名前だからスズキ(鱸)の仲間だとは思うけど、見た目は血合いが赤くて、オレンジの鱸とは違う。
「ヒラスズキ」と書いてなかったら、きっと、真鯛だと思って食べていたと思う。

味も真鯛っぽいかな。
刺身で食べたら、鱸よりも旨みがあって、美味しい白身魚たと思う。

帰りにググって、調べてみたら、ヒラスズキ(平鱸)は(鱸)に似た魚だけど、夏が旬の鱸とは違って冬が旬!
漁獲量が少なくて高価な魚ということだったけど、そんな魚の刺身を500円の海鮮丼で出しちゃっていいんでしょうか

シマアジ(縞鯵)も、今が旬で、、脂が乗ってて!
しかし、同じ白身のブリやカンパチなんかに比べると、くどくなくて、あっさりと食べられるので好みなんだよね

イワシ(鰯)というか、真鰯は旬の魚ではないけど、脂が乗っていて!
鮮度のいい真鰯で、スゴく美味しかったし

メジマグロは、これ、メジなの!?
脂の乗った中トロで、個体の大きいメジマグロ(関西ではヨコワ)だったのかな!?

メジマグロは、淡白で、さっぱりとした味わいで、あまり、好んでは食べないけど、これは別物。
めっちゃ美味しい

しかし、この5種類の刺身に釜揚げしらすご飯。
さらに、今日は、たっぷり、いくらまで載せられて

これで500円って…
ランチで儲けるつもりはないよね

今日もラーメンも海鮮丼も堪能させていただきました。
ご馳走さまでした。

メニュー:津軽煮干し中華蕎麦(味玉入り)…900円/濃厚煮干し蕎麦(味玉入り)…900円
和え玉…300円

【1月31日・2月2日限定】津軽かも出汁中華蕎麦〜鰹サラダ節添え〜…1400円

白ご飯(青森産つがるロマン使用)…150円/八戸前沖さば棒寿司(二貫)…250円/青森産こだわり卵かけご飯…350円/ねぶた漬け丼…400円/本日の海鮮丼(小)【限定】…500円

2022/11Visitation2th

4.0

  • Cuisine/Taste3.8
  • Service3.5
  • Atmosphere3.0
  • Cost performance5.0
  • Liquor/Drinks-
JPY 1,000~JPY 1,999per head

酒肴場 屯(しゅこうばたむろ)【弐】 ~青森県弘前市出身の店主が営む東京・新橋の居酒屋が平日のランチタイム限定で提供する「津軽煮干し中華蕎麦」&「本日の海鮮丼」~

訪問日:2022年11月7日(月)

本日のランチは、東京・新橋のレンガ通り沿いにある雑居ビルの2階にある『酒肴場屯TAMURO』へ!

青森県弘前市出身の店主が2013年2月20日にオープンした鮮魚と青森の食材にこだわった料理を提供する居酒屋
こちらの居酒屋で、昨年の2021年6月から平日のランチタイム限定で「津軽煮干し中華蕎麦」と「濃厚煮干し蕎麦」の2種類のラーメンを出すようになった

先月、Twitterに流れてきたTLで、こちらの店のことを知って!
10月26日に店のTwitterを見に行ったところ…

「松茸と宮崎牛ロースを使った限定らぁ麺」が今日明日の2日間限定で提供されていて!
10月27日に開店前から並んで、この贅沢なトッピングの限定ラーメンと「八戸前沖さば棒寿司」をいただいた。

鱧、甘鯛、キジハタ、渡り蟹で出汁を引いたという鮮魚のスープと丸鶏の動物系スープを合わせたというスープは、鮮魚ラーメンの専門店以上にうま味の強いスープで♪
最高に美味しかったし

トッピングされた焼き松茸は、高貴な松茸の香りがたまらなくよくて
繊維質でシャキシャキとした食感も最高だったし♪

宮崎牛のロース肉は、スープに軽くしゃぶしゃぶしていただくと…
和牛のうま味に甘みが口の中に広がる絶品の牛肉で!

これだけの上物の松茸に、こんな美味しい和牛のロース肉なんかラーメン店で食べたことなんてなかったし
このラーメンを1,600円で食べさせてくれた店主に感謝♪

そして、サイドメニューでいただいた「八戸前沖さば」で作られた「棒寿司」も、いくらが、こんなに載せられていて
旬のブランド鯖の棒寿司が二貫で250円という価格も、あり得ない価格で

鯖の身も厚くて!
脂も、めっちゃ乗っていて、めちゃくちゃ美味しかったし

それで、次は「津軽煮干し中華蕎麦」と「本日の海鮮丼」をペアにして食べるつもりと前回のブログにも書いた。
そして、有言実行で店へとやって来たのは12時20分を回った時刻。

東京立ち飲みバルが1階に入る雑居ビルの2階にある店へエレベーターを使って上がっていって…
入口の重たいドアを開けると…

「いらっしゃいませ♪」
明るくてキレイなスタッフの女子に迎えられて

空いていた4人掛けのテーブル席へと案内された。
メニューも見ずに「津軽煮干し中華蕎麦」と「本日の海鮮丼」をオーダー!

目の前には、コロナ禍の影響で3年ぶりに開催された「青森ねぶた祭り」のポスターが貼ってあって!
窓際に造られた棚には、入手困難なプレミア日本酒の「十四代」の酒瓶が飾られていて…

それらを見ているうちに注文から3分後に、釜揚げしらすが敷き詰められたご飯と3連プレートに盛りつけられた刺し身がセットになった「本日の海鮮丼」を店主がサーブしてくれて…
「こちらがヒゲダイ、ホウボウ、メイチダイ、サワラになります。」

こちら側から見て、左手前から時計回りに刺し身の魚の種類の説明をしてくれた。
そして、その1分後には、スタッフの女子から「津軽煮干し中華蕎麦」も配膳された。

二つ割りされた味玉、豚肩ロース肉のレアチャーシュー、海苔、穂先メンマが周りに配置されて、センターにお麩と刻みネギが盛りつけられた…
とても美しいビジュアルのラーメン✨

まずは、煮干しがふわっと香るスープをいただくと…
「八戸青口、九十九里背黒、伊吹いりこ、長崎平子で炊きました。」と店主がTwitterでツイートしていたスープは…

おそらく、これらの煮干しを、まず、水出しして…
水出しした煮干しを、さらに火にかけて炊いていって仕上げたんじゃないかと思われるけど…

淡麗ながら、背黒のちから強いうま味と!
いりこの甘みに平子のビターさも感じられるスープで美味しい

ただ、この味わいは青森の煮干しラーメンのスープという感じではなく…
東京の煮干しラーメンの味わいだね!

ちょっと、醤油が甘めで、カエシの量が多めには感じられたけど…
カエシを工夫すれば、もっと美味しくなる♪

麺は三河屋製麺謹製の全粒粉が配合された切刃22番の中細ストレート麺が合わせられていて…
以前から、いろいろな店で使われている清湯スープのラーメンにはオールマイティに合う麺で!

するすると入っていく啜り心地がよくて!
のど越しのよさもある麺で!

前回の松茸と宮崎うしの限定ラーメンの鮮魚出しの清湯スープとの相性はバツグンだったし!
この煮干し出汁のスープとも合わないわけではないけど…

せっかく三河屋製麺の麺を使用しているなら…
三河屋製麺が『中華そば屋伊藤』の自家製麺をオマージュして作った、多くの煮干しラーメンの店で愛用されている煮干しラーメンの定番麺を使えばいいと思うんですけど…

二つ割りされた味玉は茹で加減が完璧!
私はラーメンには味玉は必要ないと思っている人だけど…

その最大の理由が、多くのラーメン店では、味玉が1個丸ごと入れられて、お客さんが箸で二つ割りにするケースが多いと思うけど…
そうしたときに、黄身が緩くて、スープや麺を汚してしまうことがあるので

それに黄身が緩い味玉は嫌いなので!
かといって、おでんじゃないんだから、カタすぎるのもね…

そういう意味では、この黄身の茹で加減はよかったし♪
味も滲みた美味しい味玉だったし

豚肩ロース肉のレアチャーシューは、写真を撮るまで長く放置しすぎて…
スープの熱で、せっかくのピンク色したレアチャーシューが変色してしまったけど…

ラーメンが着丼したときのレアチャーシューの画像からは、火入れもいい感じで仕上げたレアチャーシューに見えたし♪
実際、食べても、肉のうま味をしっかり感じられて、美味しくいただけたし

穂先メンマは、根元のカタめの部分もとてもやわらかくて…
穂先部分のシュクシュクとした食感が、たまらなくよかったし♪

ラーメンの麺と具を食べ終えたところで…
「本日の海鮮丼」をいただくと…

ホウボウの刺し身は、歯ごたえがあって!
しかし、噛むほどにうま味と甘みが感じられて、とても美味しかったし

鰆のたたきは、やわらかくて、蕩けるような美味しさで
この2つは、過去にも何度も食べていて、味はわかっていたけど…

髭鯛(ヒゲダイ)に目一鯛(メイチダイ)は食べたことがなかったので…
どんな味わいなんだろうと思いながらいただいたけど…

ヒゲダイの刺し身は、皮目を炙って提供されていたので!
香ばしくて、イサキの炙りを食べているような感じで美味しかったし

メイチダイは、脂の甘みと魚のうま味が凝縮していて!
癖がなくて淡白な味の白身魚とは、また、違った味わいでよかったし♪

そして、これをおかずに釜揚げしらすが載せられたご飯で美味しくいただいたけど…
でも、こういう白身(鰆は赤身)魚は、ご飯よりも日本酒が合うよね

そうして最後は、残ったスープを美味しく飲み干して完食
ご馳走さまでした。

PS 帰り際にお会計した際に店主に…
「弘前出身だと伺いましたけど、藤崎にある『麺屋謝(いやび)』って店をご存知ですか?」と聞いてみたところ…

「知ってますよ。」
「坂本さんのところにいた子がやってる店でしょう!」

なんて言われて…
店主は『麺屋一燈』の坂本店主ののとをご存知だった。

どんな関係なんだろうか?
気になる

メニュー:津軽煮干し中華蕎麦(味玉入り)…900円/濃厚煮干し蕎麦(味玉入り)…900円
和え玉…300円

白ご飯(青森産つがるロマン使用)…150円/八戸前沖さば棒寿司(二貫)…250円/青森産こだわり卵かけご飯…350円/ねぶた漬け丼…400円/本日の海鮮丼(小)【限定】…500円

2022/10Visitation1th

4.5

  • Cuisine/Taste5.0
  • Service3.5
  • Atmosphere3.0
  • Cost performance5.0
  • Liquor/Drinks-
JPY 1,000~JPY 1,999per head

酒肴場 屯(しゅこうばたむろ) ~新橋にある鮮魚と青森食材にこだわった料理を提供する居酒屋がランチタイムに二毛作営業するラーメン店で「松茸と宮崎牛ロースを使った限定らぁ麺」&「八戸前沖さば棒寿司」~

訪問日:2022年10月27日(木)

本日のランチは、東京・新橋に2013年2月20日にオープンした青森県弘前市出身の店主が営む『酒肴場屯TAMURO』へ!

夜は鮮魚と青森食材にこだわった料理を提供する居酒屋
昼は「津軽煮干し中華蕎麦」と「濃厚煮干し蕎麦」の2種類のラーメンを出すラーメン店として二毛作営業する店

ラーメンの提供が始まったのは、昨年の6月からのようで!
サラリーマンの街・新橋にある立地から、ラーメンの提供は平日のみ。

最近、Twitterで、この店のことを知って!
機会があれば行ってみようと思っていたら、昨日、TwitterのTLに、こちらの店の店主のツイートが流れてきた。

明日、明後日限定!
松茸と宮崎牛ロースを使った限定らぁ麺¥1600販売致します!

スープは鱧、甘鯛、キジハタ、渡り蟹の魚介スープに丸鶏と合わせ、松茸、宮崎牛ロース、味玉、穂先メンマ、焼き海苔、白葱をトッピングしました。

麺は全粒粉入りの細麺、返しは津軽醤油と白醤油をブレンドしました。pic.twitter.com/RMAgHmZbYl
—新橋 屯 〜TAMURO〜(@TAMURO57342132)2022年10月25日

「松茸と宮崎牛ロースを使った限定らぁ麺」を昨日、今日とやっていて!
しかも、今日は新橋に行くので、今日のお昼は、ここで決まり♪

店の場所は、JR新橋駅日比谷口から徒歩2分!
東京メトロ銀座線・新橋駅8番出口からも2分!

さらに都営三田線・内幸町駅A1出口からも徒歩2分の赤レンガ通り沿いにあって!
東京立ち飲みバルが1階に入る雑居ビルの2階にあるという店へとGoogleにナビしてもらって、やって来たのは11時20分。

しかし、ここを目指してきたからわかったものの…
そうじゃなければ、ここで、ランチにラーメンが食べられるなんて、わからず、通り過ぎてしまいそうな場所にあった

目印は、ビルの入口にあるA看板!
ただ、ランチタイムの営業時間は大きく書かれてはいるけど、屋号は『酒肴場屯TAMURO』のままだし…

お品書きに「津軽煮干し中華蕎麦」と「濃厚煮干し蕎麦」の文字はあるけど、小さいし…
ラーメンの画像もあったけど、下の方で…

大間産本鮪のブロックの写真の方が目立っていて…
よく見ないと、これではランチに煮干しラーメンを出してるなんてわからないよね

エレベーターで2階に上がると…
狭い踊り場があって、すぐ左が店の入口のドアになっていて…

先客の姿はなく、ポール獲得!
でも、これで15食限定の松茸と宮崎牛の限定ラーメンは確保

そうして、この後、この狭い踊り場に4人!
そして、2階にエレベーターで上がってきて、店の前では待てないのを知ったお客さんが1階へと戻っていって…

下にも数人の行列ができたところで、開店時間の11時30分を迎えると…
鍵が開いて、キレイなスタッフの女子が出てきて、開店♪

「奥のテーブル席へどうぞ♪」
そう言われて、案内されたのが店の一番奥の4人掛けのテーブル席。

2番目に並んだお客さんは、左隣りの奥から2番目の4人掛けのテーブル席へと着いて…
その次の2人組のビジネスマン風のお客さんは奥から3番目の4人掛けのテーブル席へと案内されて…

コロナ禍ということもあるんだろうけど…
相席はさせずに、お客さんを案内していた。

「注文、お決まりでしたら、どうぞ♪」とスタッフの女子から言われて…
メニューにも店内に張り出しもなかったので…

「松茸と宮崎うしの限定をお願いします。」とオーダーを告げると…
2番目のお客さん、3番、4番の2人組と、続けて注文を取っていく…

そして、注文を取った4番目のお客さんまでのオーダーは全員が限定!
ただ、皆さん、「海鮮丼」や「和え玉」などを注文していて…

メニューを見てみると…
「津軽煮干し中華蕎麦(味玉入り)」と「濃厚煮干し蕎麦(味玉入り)」のラーメンの他に「和え玉」があって!

「白ご飯」、「青森産こだわり卵かけご飯」に数量限定と思われる「本日の海鮮丼(小)」。
さらに、「八戸前沖さば棒寿司(二貫)」に「ねぶた漬け丼」なんてメニューまであって!

青森県民のソウルフードである「ねぶた漬」が載る丼もいいけど…
ここは、今が旬の脂が乗ったブランド鯖の「八戸前沖さば」で作った棒寿司でしょう!

というわけで、すぐに「八戸前沖さば棒寿司」を追加注文!
厨房は、一番奥のテーブル席からは、ちょうど正面に見える。

しかし、ちょっと距離があって、店主の姿は確認できたものの、調理の様子は見えないので…
メニューの裏に書かれていたレギュラーメニューのラーメンに使われた厳選素材を確認していると…

11時33分に「八戸前沖さば棒寿司」がスタッフの女子から、まず、出されて!
その1分後には「松茸と宮崎牛ロースを使った限定らぁ麺」も配膳された。

松茸はラーメン一杯1,600円という価格にも関わらず、半身がトッピングされていて
それに、見た目からは国産のようにも見える。

ラーメンにトッピングされる松茸といったら、カナダか北米産かと思っていたのに…
韓国か中国かブータン産か…

国産の松茸には見えるけど…
半身がトッピングされていて、さすがに国産はないか

宮崎牛のロースも1枚が大きくて!
しかも、これ、見る限り、肉質のいい和牛のロース肉が使われていて…

A5か!
少なくともA4だと思われるけど…

この松茸と宮崎牛のトッピングだけでも、かなりのコストが掛かっているのは間違いないだろうし
さらに、1本ものの穂先メンマ、味玉ハーフ、手毬麩、三つ葉!

海苔も東京・日本橋の老舗「山本山」の海苔が使われていて、いい材料が使われているのは明らかだし!
盛りつけも、とても美しい✨

ただ、大事なのはラーメンのスープの味わい!
そこで、鱧、甘鯛、キジハタ、渡り蟹で出汁を引いたという鮮魚のスープと丸鶏の動物系スープを合わせたというスープをいただいてみると…

鮮魚のうま味が詰まった清湯スープで!
しかし、鮮魚の臭みは微塵も感じられず…

おそらく、鮮魚のアラを焼いて、臭みを取り除いて使用しているからじゃないかと思われるけど…
鮮魚ラーメンの専門店以上にうま味の強いスープで、最高に美味しい

ちょっと、残念だったのはスープの量が少なかったこと…
しかし、スープにも、とてもコストが掛けられていて…

これ、普通に販売しようと思ったら…
おそらく.3,000円オーバーになるんじゃないかと思われるので、仕方ないよね

麺は三河屋製麺の全粒粉が配合された定番の中細ストレート麺で!
「厳選素材」の解説には、低加水麺となっていたけど…

つるっとした食感の麺で!
するするとした啜り心地のよさも感じられる麺で!

低加水麺ではなく、おそらく、加水率は33%くらいの加水率低めの中加水麺のように感じられたけど!
この鮮魚出汁の清湯スープとの相性はバツグンで、美味しく食べさせてくれたし

宮崎牛のロース肉は、スープに軽くしゃぶしゃぶしていただくと…
和牛のうま味に甘みが口の中に広がる絶品の牛肉で!

こんな美味しい和牛のロース肉なんかラーメン店で食べたことない
めちゃめちゃ美味しい

焼き松茸は、高貴な松茸の香りがたまらなくよくて
繊維質でシャキシャキとした食感も最高だったし♪

こちらも、ラーメン店で、これだけの上物の松茸を食べたのは、宮城県の『麺ハウスこもれ美』で限定で出された「岩手県産松茸塩らーめん」を食べて以来だろうか…
おかげで、秋の味覚の王様を堪能することができた

そして、穂先メンマも、やわらかくて…
穂先部分のシュクシュクとした食感が、たまらなくよかったし♪

味玉も、私はラーメンには、特に味玉は必要ないと思ってる人だけど…
1個、そのまま、入れられたものではなく…

ハーフ味玉で!
見た目もキレイだし✨

黄身の半熟加減も、黄身が流れ出さない…
かといって、カタいわけではなく、ちょうどいい半熟加減だったのもよかったし♪

そうして、麺と具を食べ終わったところで、ブランド鯖の「八戸前沖さば」で作られた「棒寿司」をいただいたんだけど…
いくらが、こんなに載せられていて

旬のブランド鯖の棒寿司が二貫で250円という価格もスゴく安いように感じたのに…
これで250円は、あり得ないでしょう

ラーメンを食べたお客さんへのサービス価格!?
でも、ことこの限定ラーメンに関しては、ラーメンで、どれだけ利益が出ているのかと思えるほどのゴージャスな内容だったし

そして、食べてみれば…
鯖の身も厚くて!

脂も、めっちゃ乗っていて!
めちゃくちゃ美味しいし

そうして最後は、残ったスープを美味しく飲み干して完食
帰り際にお会計した際に店主に…

スゴく美味しかったことを伝えて…
さらに、こんな価格で提供しちゃっていいのか聞いてみると…

「原価です。」と笑いながら話していたけど
本当にそう思えるほどの食材の内容だったし!

それに、鯖棒寿司は和食のプロの料理人だから、これだけの美味しいものが出てきても驚かないけど…
このラーメンの、特にスープの味とクオリティの高さには舌を巻くしかなかったし…

次は、まず、「津軽煮干し中華蕎麦」!
これと、隣のお客さんが食べていて!

内容がめちゃめちゃ充実していて、めちゃくちゃ美味しそうで、これもコスパバツグンの「本日の海鮮丼」とペアにして食べるつもり♪
ご馳走さまでした。

メニュー:津軽煮干し中華蕎麦(味玉入り)…900円/濃厚煮干し蕎麦(味玉入り)…900円
和え玉…300円

白ご飯(青森産つがるロマン使用)…150円/八戸前沖さば棒寿司(二貫)…250円/青森産こだわり卵かけご飯…350円/ねぶた漬け丼…400円/本日の海鮮丼(小)【限定】…500円

【限定らぁ麺】松茸と宮崎牛ロースを使った限定らぁ麺…1600円

Restaurant information

Details

Restaurant name
TAMURO(TAMURO)
Categories Seafood、Izakaya (Tavern)、Nihonshu (Japanese sake)
Phone number (for reservation and inquiry)

050-5594-4178

Reservation Availability

Reservations available

ご宴会ご予約時のキャンセルにつきましては、前営業日22時以降よりキャンセル料を頂戴致します。
お断りする予約もございますので、人数によってはアラカルトのご予約もキャンセル料を頂戴する場合がございます。

Address

東京都港区新橋2-8-17 新橋KIビル 2F

Transportation

2 minutes walk from Hibiya Exit of JR Shinbashi Station 2 minutes walk from Exit 8 of Shimbashi Station on the Ginza Subway Line 2 minutes walk from Exit A1 of Uchisaiwaicho Station on the Toei Mita Line

214 meters from Shimbashi.

Opening hours
  • Mon

    • 11:30 - 14:00
    • 16:00 - 23:00
  • Tue

    • 11:30 - 14:00
    • 16:00 - 23:00
  • Wed

    • 11:30 - 14:00
    • 16:00 - 23:00
  • Thu

    • 11:30 - 14:00
    • 16:00 - 23:00
  • Fri

    • 11:30 - 14:00
    • 16:00 - 23:00
  • Sat

    • 15:00 - 22:00
  • Sun

    • Closed
  • Public Holiday
    • Closed
  • ■ 営業時間
    昼【月〜金】
    スープがなくなり次第終了となります。
    夜【月〜金】
    混雑時はお席2時間制とさせていただいております。
    【土】
    昼宴会のご予約もご相談下さい。

Budget

¥8,000~¥9,999

Budget(Aggregate of reviews)
¥8,000~¥9,999¥1,000~¥1,999

Check the distribution of amounts spent

Method of payment

Credit Cards Accepted

(VISA、Master、JCB、AMEX、Diners)

Electronic money Not Accepted

QR code payment Accepted

(PayPay)

receipt Invoice-compliant receipts can be issued
Registration NumberT9010401116732

*For the latest registration status, please check the IRS Invoice System Qualified Invoice Issuing Business Publication website or contact the restaurant.

Table money/charge

お通し(2種)代800円(税込)、サービス料5%

Seats/facilities

Number of seats

35 Seats

( 4 seats at counter, 12 seats at table, 4 seats in semi-private room, 6 seats in semi-private room)

Private dining rooms

OK

For 4 people、For 6 people、For 8 people

semi-private room

Private use

not allowed

Non-smoking/smoking

Smoking establishment

No smoking during lunch hours

Please check with the restaurant before visiting as the law regarding passive smoking countermeasures (revised Health Promotion Law) has been in effect since April 1, 2020 and may differ from the latest information.

Parking lot

not allowed

Menu

Drink

Japanese sake (Nihonshu),Japanese spirits (Shochu),Wine,Particular about Japanese sake (Nihonshu),Particular about Japanese spirits (Shochu)

Food

Particular about vegetable,Particular about fish

Feature - Related information

Occasion

Business |With friends/colleagues

This occasion is recommended by many people.

Location

Secluded restaurant

Service

Extended party hours (more than 2.5 hours)

The opening day

2013.2.20

Phone Number

03-6205-4549