Official information
This restaurant is registered on Tabelog as a corporate member. Business information is released by the staff.
Restaurant name |
Shuzen Chaya Efu Efu Kurabu(Shuzen Chaya Efu Efu Kurabu)
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Categories | Seafood、Izakaya (Tavern) |
Phone number (for reservation and inquiry) |
03-3665-0300 |
Reservation availability |
Reservations available |
Address |
東京都中央区日本橋兜町11-13 |
Transportation |
323 meters from Kayabacho. |
Opening hours |
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Average price(Based on reviews) |
~¥999
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Method of payment |
Credit Cards Not Accepted Electronic money Not Accepted |
Number of seats |
38 Seats |
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Private rooms |
Unavailable |
Private use |
Available |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking |
Unavailable |
Occasion |
This occasion is recommended by many people. |
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茅場町駅から徒歩5分、日本橋駅から徒歩6分、昭和通りと平成通りの間で日本橋さくら通りの中間点、首都高を跨ぐ形で架けられている新場橋東詰すぐの所にある酒膳茶屋FFクラブ。
昼食で利用。
少々年季の入った中層の建物1階にある店で、角地という立地のため視認性は良いのだが、決して古臭いわけではないのにレトロというかミステリアスというか、近寄るのにもちょっと躊躇するいで立ち。さらに「クラブ」という店名が入りづらさ、特定の者のみが入店を許される雰囲気を増幅させている。
店内は広くなくごちゃごちゃした感も受けるが、奥のほうは首都高の脇に当たり建物で遮られないので窓からの採光により店内は意外に明るい。入って右手に小鉢や湯呑みの置き場を兼ねたカウンターがあり、入って左手と奥にテーブル席30席強が設けられている。テーブルはサイズがバラバラ。立ち飲みを基本とした作りだけにテーブルの高さは高めで、昼は簡易タイプの椅子を置いているものの座り心地は良いとはいえないし、何より椅子と椅子との間隔が狭いため店内を歩くのも一苦労。卓上に灰皿は置かれていなかった。お茶はカウンター横の給茶コーナー、水は入口すぐのウォーターサーバーにて各人が注ぐ仕組み。
正午過ぎの訪問で、店内は満席。この店はセルフサービス方式なのだがトレイを持って移動する人、注文の順番待ちの人、下膳する人が行き違いになりゴチャゴチャした状態になってしまう。客はほぼ男性で、心なしか中年客が多い。
ランチメニューは、「日替り定食」と定番っぽい定食12種類がいずれも500円、日替りと思われる「魚定食」が600円。定番っぽい定食は「さばの味噌煮」「本まぐろの和風ステーキ」「天然ブリの照り焼き」「干しカレイ」「さんまの開き」など魚料理が並ぶ。メニューは入口手前と給茶コーナー下にあるホワイトボードに記されているが、壁にはホワイトボードには書かれていない「マグロ丼」700円や「大トロ丼」1,000円なども記されている。ご飯大盛100円増し、味噌汁50円。
この日は、定食の中から「明太子いわし」を注文。味噌汁を一緒に注文し計550円。代金は注文時に支払う。定食には小鉢1個分が含まれており、カウンターに並べられた約10種類の小鉢から好きなものをピックアップして注文時店員に渡すと、「1番の日替わり」「3番のさんま」のように口頭で番号を伝えられる。
注文から6分後、番号が呼ばれ厨房前のカウンターに取りに行く。トレイを持って席まで運ぶことになるのだが、短い距離にもかかわらず他の客にぶつからないか気を遣う。トレイには、メインのの他に、ご飯、無料オプションの小鉢、有料オプションの味噌汁がのっている。
明太子いわしは、腹の部分に明太子を詰めたいわしを焼いたものが2本。大根おろしが添えられている。明太子の詰め具合が市販品とは異なりちょっと乱雑ではあるが、それがむしろ手作り感を醸し出している。明太子は意外に辛く、この辛さがご飯によく合う。
小鉢は納豆をチョイスした。納豆はラップがかけられており、予め刻みネギとカラシが納豆の上にのせられている。ちなみに、他に並べられていた小鉢は冷奴、ソーセージ、おひたし、漬物、豚しゃぶなど多彩。
ご飯はやや大きめの茶碗に8分程度の盛り付けだったが、他の客が注文していたご飯大盛は見事な山盛りだったので100円増しの価値はあるだろう。
味噌汁はワカメと豆腐入りで、味噌汁自体の味はごく普通だが具沢山なのが嬉しい。
食べ終わったら入口近くの下膳口までトレイと食器を運びごちそうさま。店を出る頃には定食メニューの半分近くが売り切れになっていた。
味が絶品というわけではないがまとまりがあり、これで500円というのはこの界隈でも屈指のコストパフォーマンス。
店員の応対はそこそこといったところだが、そもそも大層なサービスを求める必要はない。ピーク時の混み具合と狭さは受忍が必要。
セルフサービスとはいえ500円でしっかりとした定食が食べられる。社員食堂的な雰囲気は最初抵抗感を覚えるかもしれないが慣れれば問題ない。至便なロケーションゆえ穴場とは言えないし、狭さは我慢しなければならないものの、入店ハードルが高いことによって逆に入れる者のみが得られる特権にも感じられ、やはり手頃な値段の夜の部も気になる。