Restaurant name |
CHEZ ANDRE DU SACRE-COEUR(CHEZ ANDRE DU SACRE-COEUR)
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Categories | Bistro、Cafe、French |
Phone number (for reservation and inquiry) |
03-6228-1053 |
Reservation Availability |
Reservations available
ランチは予約不可 |
Address |
東京都中央区日本橋人形町1-8-5 |
Transportation |
日比谷線人形町駅 (A2 出口)下車徒歩1分 160 meters from Ningyocho. |
Opening hours |
Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting. |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥6,000~¥7,999¥1,000~¥1,999
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Method of payment |
Credit Cards Accepted (JCB、AMEX、Diners、VISA、Master) Electronic money Not Accepted |
Number of seats |
30 Seats ( 1階テーブル26席 テラス6席) |
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Private dining rooms |
not allowed |
Private use |
OK |
Non-smoking/smoking |
Smoking / Non-smoking area separated テラス席は喫煙可能なようです。 Please check with the restaurant before visiting as the law regarding passive smoking countermeasures (revised Health Promotion Law) has been in effect since April 1, 2020 and may differ from the latest information. |
Parking lot |
not allowed |
Space/facilities |
Comfortable space,Sofa seats,Outdoor/terrace seating |
Drink |
Wine,Cocktails |
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Occasion |
With family/children |Date |With friends/colleagues This occasion is recommended by many people. |
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Service |
Pet friendly (Good for pets) |
With children |
Kids are welcome,Children menu available |
Website | |
The opening day |
2008.4.17 |
Remarks |
タバコはテラス席のみ可、クレジットカードは一万円以上から可 |
人形町は、高級老舗から気軽な洋食屋さん、和菓子屋さん、お洒落な隠れ家レストランが点在している魅力的なエリアです。
散策の際にふと目に入り、気になっていた可愛らしい店構えのお店が、ここ「Café Chez André du Sacré-Coeur」。
笑顔の素敵な気さくなフランス人マダム、ロランスさんが接客を切り盛りするカフェレストランです。
お店は「サクレクールのアンドレの家」という意味で、マダムのお父様のアンドレさんとお母様が
経営していたパリの下町のモンマルトル、サクレクール寺院の近くのカフェを人形町に再現したのだそうです。
フランス人のロランスさんと、人形町のお蕎麦さんの息子さんだったご主人が2008年にこのお店をオープンするまでには素敵なストーリーがあるのですが、それはホームページをご覧ください笑
ランチ時はいつも長い行列ができている人気店。13時40分頃通りかかると列に並んでいたのは2名だけだったので、チャンス!と思って列に並びました♪
店内ではゆっくりとランチを楽しんでいる方が多いためか、20分ほど列に並んだ頃、
「お待たせしました!」と、にこやかに店内に招き入れてくれた、ロランスさん。
2人がけのテーブルが空いていましたが、「狭いから、後で窓際の広い席に案内しますね。ちょっと待ってくださいね。」と流暢な日本語で嬉しいおもてなしです。
ランチメニューは、クロックムッシュ(ハムとチーズのホットサンド・サラダ、スープ付き1,150円)、キッシュロレーヌ(ベーコン、生クリーム、卵入りのタルト・パン、サラダ、スープ付き)、アシェパルマンティエ(ひき肉とマッシュポテトのグラタン・パン、サラダ、スープ付き1,450円)の他、ステークフリット(フレンチフライ付きのサーロインステーキ・2,700円)など、
フランスのカフェやお惣菜屋さんの定番メニューが並びます。
おすすめは、月曜日から金曜日までの日替わりメニューの「plat de jour」(今日のおすすめ料理・パン付きで1,450円)で、本日月曜日は「アヴェロン風ローストチキン」とのこと。
アヴェロン風とは?と尋ねると、にんじんと玉ねぎ、白ワインでマリネした鶏肉をローストしたものだそうで、ぜひそちらを!とオーダーしました。
かわいいカゴに入った焼きたてのバゲット付きです。(お代わり出来るそうです)
15分ほどで、「お待たせしました」と、運ばれて来たローストチキンは、結構なボリュームです!
しっかりとマリネされ、塩胡椒の下味が染み込んだ鶏もも肉はジューシーで、皮はパリッと焼き上げられています。
ポテトのピュレと、優しい酸味のヴィネグレットで和えたグリーンサラダが添えられ、
マリネに使ったにんじんと玉ねぎも付け合わせになっているところが家庭的な印象です。
後で調べたところ、ロランスさんのお父様の出身がアヴェロン地方だそうなので、きっとお父様が代々受け継いで来たレシピなのでしょう。
パンを食べたらもうお腹いっぱいでしたが、せっかくなのでデザートセット(ケーキとコーヒー又は紅茶付きで950円)もオーダー。
ケーキは何種類かあり、何がおすすめかロランスさんに聞いてみると、「カヌレはお好きですか?それならモチっとした食感の洋梨のファーブルトンをぜひ食べてみてください」とにっこり。
クレームブリュレも魅力的でしたが、せっかくのオススメのファーブルトンとコーヒーのセットにしました。
ファーブルトンはフランスブルターニュ地方の伝統的なケーキで、サクッとしたタルト生地にもっちりとしたカスタード風味の甘いアパレイユと洋梨のサクッとした食感が絶妙なバランス♪
とても美味しかったです!
ランチのラストオーダーは14時半で15時半でクローズ。
以前はランチとディナータイムの間にカフェタイムがあったそうなのですが、「人手不足で今はやっていないの。ゆっくり食べてもらえなくてごめんなさい」とのことでした。
こんな素敵なお店が人手不足とはとても残念!
ロランスさんは、赤ちゃん連れのお客様がミルクをあげていると「今の哺乳瓶は進化してるわね」、と話しかけたり、
常連さんに「コーヒー持って来ましょうか?」と声をかけたり、
パンを残した人には、「持ち帰りできますよ」と包んであげたり、
常連さんにも、私のような一見さんにも、分け隔てなく笑顔で接してくださいます。
お料理の美味しさやお店の雰囲気だけではなく、ロランスさんの温かいお人柄が人々を惹きつけているのだと思いました。
数十年も前になりますが、モンマルトルに住んでいたことがあるので、当時を思い出しながらほのぼのとした時間を過ごしました♪
また伺います!