Official information
This restaurant is registered on Tabelog as a corporate member. Business information is released by the staff.
Restaurant name |
Houmitei(Houmitei)
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Categories | Western Cuisine |
Phone number (for reservation and inquiry) |
03-3666-5687 |
Reservation Availability |
Reservations available
サービス料が5%かかります。 |
Address |
東京都中央区日本橋人形町2-3-4 |
Transportation |
東京メトロ日比谷線「人形町」より1分 155 meters from Ningyocho. |
Opening hours |
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Budget |
¥4,000~¥4,999 ¥2,000~¥2,999 |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥3,000~¥3,999¥2,000~¥2,999
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Method of payment |
Credit Cards Accepted Electronic money Accepted (Transportation electronic money(Suica)) QR code payment Not Accepted |
Number of seats |
50 Seats ( 1F:8席 2F:20席 3F(個室):16席) |
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Private dining rooms |
OK For 4 people、For 6 people、For 10-20 people 席料有り |
Private use |
not allowed |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables 喫煙室あり |
Parking lot |
not allowed |
Space/facilities |
Stylish space,Comfortable space,Counter,Free Wi-Fi available,Wheelchair accessible |
Drink |
Japanese sake (Nihonshu),Japanese spirits (Shochu),Wine |
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Occasion |
This occasion is recommended by many people. |
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Location |
House restaurant |
Service |
Sommelier,Take-out |
With children |
Kids are welcome(Babies are welcome),Children menu available |
Website | |
The opening day |
2018.12.17 |
水天宮さんにお参り。
その後、予約をしておいた芳味亭さんでランチ。
賑やかな表通りから横道に入った路地に佇むこちらは、昭和8年創業の老舗洋食店。
横浜のホテルニューグランドで修業した先代が手がけていた味は、地元の人はもちろん、芸妓衆や歌舞伎役者たちにも愛されてきた。
エレベーターで3階に上がり、個室でいただくのは、ビーフスチュー、ハンバーグなどの人気メニューが一度に味わえる大人のお子様ランチ、「洋食弁当」と「車海老マカロニグラタン」。
漆のニ段の器は威風堂々とした風格。
その横には、有田焼の器に入ったビーフコンソメスープ。
蓋を開けると、上の段にはビーフスチュー、ハンバーグ、海老フライ、ハム、カニクリームコロッケ・白身魚フライ、ポテトサラダ、ブロッコリー、トマト、ザワークラウト、ゆで玉子。
下の段にはご飯。
ご飯も艶があり美味しそう。
はやる気持ちを抑えつつ、まずはビーフコンソメスープ。
……言葉を失う美味しさ。
肉と野菜のコク、旨み、香りがハンパない。
先制パンチで、早くもノックアウト寸前。
ビーフスチュー。
芳味亭さんでは、シチューではなく「スチュー」。
適度な食感を残しつつ、箸で千切れるくらいのホロホロのやわらかさ。
口に入れ、歯を当てるとホロリ、そして極上のなめらかさに驚く。
これがビーフシチュー?
と思うほど、あっさりと上品で優しい味わいが舌の上でとろけ、体に沁みわたる。
ハンバーグ。
肉肉しさもあり、ふんわりした食感もあり。
牛肉の旨みが最大限に引き出されている。
ビーフスチューとハンバーグにかかるのは、洋食店の命とも言われるデミグラスソース 。
パターのコクとワインの香り高い、コクのあるふくよかな味。
甘味と旨味、ほのかな苦味が交錯した至福のソース。
海老フライ。
優しい味わいのタルタルソースをつけて。 サクッとした衣の心地よい歯応え。
さらに噛み進めると、歯を押し返すほどの海老の弾力。
負けじとガブリ…海老だぁ。
白身魚フライ。
こちらはトマトソースで。 何の魚か忘れたけれど、ほろっと崩れ、しっとりとした旨みがトマトソースの酸味と上手に絡む。 カニクリームコロッケ。
コクのあるベシャメルソースに感動。
その中で泳ぐ紅ズワイガニの風味、美味しくない訳がない。
ハンバーグ、スチューとフライの間には、仕切りのようにハムが鎮座。
このハムがまた只者ではない。
食べ応えのある厚みで、しっとりとしながらもジューシー。
「仕切り」なんて呼ぶのは失礼。
車海老のマカロニグラタン。
洋食弁当のカニクリームコロッケ同様、ベシャメルソースが絶品。
このベシャメルソースをさらに引き立てるのは、旨味が強いプリプリの車海老。
ロングパスタがベシャメルソースと車海老とチーズをたっぷりと絡める。
芳味亭さんの実力、恐るべし。
たくさんの料理が1つの器に収まっているのに、それぞれの味がしっかりと主張している。
どれもが、お互いの味を邪魔せず、お互いの良さを引き立たせている。
サービスも非の打ち所がなく、完璧。
その味わいと風格、人形町ならではの肩肘張らない雰囲気、ぜひまた訪問したい。