通い詰めています、渋谷のパリ
通えば、通うほど、このお店の奥深さ、
シェフの技の高度さが見えてきます。
先日、友人に、「なんで、渋谷のパリなの?」
と聞かれたので、説明しました。
ビストロが大好きなので、パリに行くと、
星付きだけではなく、町場のビストロにも
よくお邪魔します。
概ね、満足するのですが、
中には、フォアグラのポワレの裏側が
焦げたままだったり、お皿の淵に、
野菜の切れ端がはりついていたり、
なんていう場面に遭遇します。
ま、ビストロなので、仕方ないとも
思えますが、
そういった本場パリのビストロに比べても、
あらゆる意味で、こちらのビストロ料理が
秀でていて、パリよりパリらしさを感じます。
では、ビストロらしさとは何か、といえば、
単品メニューが常時40種類ほどラインアップされて
いること。
シェフのワンオペと思えない品揃えです。
ビストロらしく、ポーションも大きいです。
そして、ここがビストロを超越しているのですが、
盛りつけがきれい。
ビストロだから、ザツな盛りつけでいいはずも
ありません。 盛りつけがよければ、食欲も
一層掻き立てられます。
料理は五感で楽しむもの。
さらには、何度通っても、味のブレがありません。
どんな平常心で、毎日作っていらっしゃるのやら・・・。
そして、どんなに混んでいても、
いいペースで、お料理が登場します。
シェフは、手が空くと、席の脇に来て、弾丸トークさく裂。
この日も、何年か前に他界された名シェフの思い出話に
花が咲きました。
この日は、ワイン好きな友人たちとご一緒したので、
シャンパーニュと赤ワインをボトルでお願いしました。
私の結論としては、このお店は、4名で利用すると、
お料理のシェアがしやすく、ワインもボトルで
楽しめるので、最適かと思います。
もう何度もいただいているお料理ですが、
毎回美味で、満足度100%。
では、この日いただいたもの。
1,フォアグラのテリーヌ
2800円
2,エスカルゴ ブルギニヨン
1600円
3,フィセルピカルド
1600円
ピカルディ風クレープで、
チーズ、ハムを棒状(フィセル)に
クレープで巻いた
グラタンです。
4,ニース風サラダ
1750円
5,クネル オマールソース
2700円
6,仔牛のブランケット
2700円
7,アッシ パルマンティエ
3000円
牛頬肉の赤ワイン煮で作っています。
8,鶏もも肉のジャンボネット
2700円
ワインは、
・シャンパーニュ
Veuve Pelletier
10000円
・赤ワイン
Chateauneuf-du-Pape
Saint Paul 2003
15000円
フォアグラのテリーヌには、
シェフから、ソーテルヌのサービスがあり、
至福。
本当は、内緒にしておきたいお店です。
渋谷のパリで楽しむビストロ料理
お気に入りのビストロです。
この日は、4名で訪問。
お邪魔するようになって数年経ちますが、
やはり4名ぐらいで伺うのが、私として、
最適だと思います。
前菜1品、メイン1品を各自が取ると、
4名ですと、全部で、8皿楽しめます。
ポーションが大きいので、4分割しても
大丈夫なのです。
黒板には、40種類ほどのメニューがずらり。
いつも、全部食べたくなる衝動を抑えるのが、
タイヘンです。
しかも、とても良心的な価格設定。
実は、どれも手をかけているのに、
この価格は驚きです。
この日は、以下をいただきました。
1,真鯖のエスカベッシュ
1700円
2,パテ・ド・カンパーニュ
1400円
3,ニース風サラダ
1750円
4,フォアグラのテリーヌ
2800円
5,クネル オマールソース
2700円
鯛や帆立のすり身です。
オマールソースが濃厚。
6,豚足のパネ
2600円
豚足の中に、海老や鶏肉が
たっぷり入っています。
この日のシェフのおすすめ。
とにかく、手がかかっています。
7,牛バベットステーキ
エシャロットソース
3300円
ポテトもたっぷり。
8,鶏もも肉のジャンボネット
2700円
お供は、
・シャンパーニュ
・赤ワイン シラー
いつ来ても、本当に、安定感があり、
すべて美味です。
太鼓判!!
渋谷で、パリを
とてもお気に入りのビストロです。
毎回書いていますが、常に、
黒板には、ぎっしりとアラカルトメニュが、
ざっと40種類ほど。
この仕込みからすべてお一人でやって
いらっしゃるのですから、その凄腕ぶりが
わかります。
しかも、どんなに混んでいても、いつも
スムーズにお料理が登場。
いったい、キッチンで、シェフはどんな形相になって
いることやら、一度覗いてみたいと思っていますが、
未だその想いは叶っていません。笑
さて、この日は、その黒板をシェフ自ら
テーブルに立てかけながら、
「これ、食べたことないでしょ?
いつも決まったものばかり食べているから、
これ食べてみたら」と、熱心にサジェッション
してくれました。
私的には、一通り食べているつもりでしたが、
やはり、毎回好みが強く出るようです。
というわけで、この日は、以下を
いただきました。
どれも、完璧な仕上がり。
いつも、パリにいる気分にさせてくれます。
3名だったので、前菜3品、メイン3品です。
1,レンズ豆のサラダ
1200円
半熟卵と和えると、
マイルドで、いい食感です。
2,仔豚のフロマージュドテット
1300円
これも定番ながら、初めていただきました。
間違いなく、どこよりも美味。
3,真サバのエスカベッシュ
1700円
真サバの大きな塊です。
これは、大好きで、もう何度か
いただきましたが、酢加減が素晴らしい。
4,カスベのムニエル
2500円
下処理が完璧です。
コラーゲンが豊富で、美容にも
最適。
5,ラムシャンクの煮込み
3800円
これは、今回初めて見たお料理です。
骨付きのラムが、ほろほろに煮込まれ、
たっぷりの白インゲン豆と。
6,セップ茸のソテー
リゾーニ
トリュフソース
3800円
お米ではなく、リゾーニと言うパスタを
使っています。
セップの旨味の嵐です。
7,クレームブリュレ
750円
お供は、
スパークリングワイン
何度伺っても、いつも満足感が高い
貴重なお店です。
内緒にしておきたいほど、愛してやまない
ビストロです。
渋谷のパリ
大好きでお気に入りのビストロです。
渋谷駅から徒歩5分ほど。
飾り気もない店内ですが、
最近は、なにか雰囲気さえ出てきました。
ワインの品ぞろえも、ワインラバー達から
評価を得ています。
相変わらず、弾丸トークのシェフです。
フレンチのシェフというより、
魚屋さんみたいな外見ですが、
とにかくすご腕です。
何度も思いますが、パリよりパリらしい、
「渋谷のパリ」です。
常時、38種類ほどのアラカルトを
ワンオペで、作って、提供しています。
その仕込みだけ考えても倒れそうです。
提供にもなんの齟齬もなく、登場します。
いつかキッチンで作っているところを
見たい、とひそかに思っています。笑
しかも、いつ行っても、安定感があり、
これまで、ハズレにあったことがありません。
外見に似ず、とても細やかな気配りをするシェフで、
腕だけではなく、その気持ちもうれしい限り。
この日は、2名で伺ったので、
4品をシェアしました。
(ポーションが大きいので、人数がいたほうが、
いろいろ食べられます)
1,真サバのエスカベッシュ
1500円
新鮮な真サバで、
酸味がマイルド。
酢の使い方も実にうまいです。
2,フィセル ピカール
1600円
今回のお目当てはこれ。
クレープ地に、チーズ、ハムなどを
巻いて、グラタン仕立てに。
フィセルは、紐のように細長い、という
意味ですが、シェフのは、具材をたくさん
詰めてあって、もはやフィセルではない
と言っていましたが、私には、うれしい限り。
3,クネル オマール
2700円
これこそ、フランスでいただいた
どのクネルより美味です。
クネルは、リヨンのカワカマスを
使った郷土料理と理解していましたが、
シェフによると、具材はいろいろとのこと。
こちらでは、鯛と帆立貝を贅沢に
使っています。
しかも、オマールのソースです。
具材に出し惜しみをしていないところも、
素晴らしいです。
4,鶏もも肉のジャンボネット
2700円
ジロール茸とフォアグラが
たっぷり詰め込まれています。
ジューシーそのものな焼き上がり。
本来ポテトのガルニですが、
全体のバランスを見て、
サラダにしていただきました。
なにげないドレッシングも秀逸。
お供は、
シャンパーニュをグラスで。
この日も、大満足です。
初めて連れて行く友人たちも、皆
気に入ってくれて、リピーターになって
います。
「おいしい」を共有できる幸せは、
なににも代えがたいです。
まさに、パリのビストロの味、いえ、それ以上
渋谷は宮益坂をあがって、左に。
半地下にある入り口は、ちょっと目立たないですが、
フレンチ界のシェフたちも通う、凄腕ビストロです。
私も定期的にお邪魔しています。
私の大好物、フォアグラのテリーヌですが、
こちらのは、まさに直球勝負で、とても好み。
以前、どこかに、
「フォアグラの周りにいろいろ付けたりするのは
好みではない。 フォアグラのテリーヌは、
シンプルなものが好き」というようなことを
書いたところ、児玉シェフは、それを覚えていて
くださった上、
「いろいろ付けるって、○○店のとかでしょ?」と
ニヤリとしながら、いたずらっ子のような
表情でおっしゃってました。
これを覚えていてくださったことには、
ちょっと感動。
この日も、フランスの鳥インフルの余波で、
フォアグラのテリーヌがあるかどうか、
と、気をもみながら来店しましたが、
ちゃんとオンメニュー。 さすがです。
黒板メニューにはいつも40品ほどの前菜とメイン。
これを一人で、仕込み、そして、完成させ、
供するわけですから、
キッチンでは一体どんなことになっているのか
毎回、覗いてみたい衝動に駆られます。笑
この日も、ほぼ満席。
私は、4名で8品をお願いしました。
数か月ぶりでしたが、やはり、きちんと
基本に忠実で、クラシックなビストロ料理を
けして逸脱せず、真摯な姿勢で作り続ける
シェフの腕に、改めて、感動しました。
パリのビストロもいろいろありますが、
わりと雑な造りのところもあるので、
食べさせてあげたいぐらいです。
では、この日いただいたもの。
1,真鯖のエスカベッシュ
1480円
1品目としては最高です。
酢が尖っていず、柔らかな
酸味が鯖を包みます。
2,フォアグラのテリーヌ
2800円
このねっとりとしたシルキーな
テクスチュアと風味。 完璧です。
実は、今年のお正月は、シェフにお願いして、
このフォアグラのテリーヌを半本、テイクアウト
させていただきました。 もちろん、至福の
お正月となりました。
ソーテルヌをサービスしてくださいました。
3,パテ・ド・カンパーニュ
1400円
肉肉しさといい、しっとりとした仕上がりと
いい、完成度が高いです。
4,ニース風サラダ
1750円
相変わらず、豪快な量です。
自家製鮪のコンフィに、
トマト、インゲン、卵、オリーブなど
盛りだくさん。
ドレッシングの旨味がよく合います。
5,クネル
オマール海老ソース
2600円
これは本当に難しいお料理だと
思いますが、
本場リヨンでいただいたものより、
ずっと美味です。
マダイ、帆立など、具材も惜しみなく、
使用されています。
6,鶏もも肉のジャンボネット
2700円
豚肩ミンチ、フォアグラ、セップなどを
鶏肉で包んでいます。
中から染み出る肉汁が
食欲をそそります。
添えられたポテトのマッシュの
丁寧さも素晴らしいです。
7,コルドン・ブルー
2550円
豚ロース、生ハム、グリュイエールチーズを
揚げてあります。
チーズが中でとろけます。
8,リ・ド・ヴォーのムニエル
3800円
この日は、モリーユ茸のソースで。
濃厚なソースが絡み、悶絶級。
9,クレームブリュレ
デセールは、シェフの友人、
パトリック・ルメルシェフ作。
このクレーム・ブリュレも、
クリーム感が濃厚にもかかわらず、
軽めの口ざわりで、最高に美味。
10、カフェラテ
お供は、シャンパーニュ。
一人でふらりと行きたいぐらいですが、
1皿のポーションが大きいので、
4名以上で行くと、シェアでいろいろいただけ
楽しさ4倍です。
また、すぐ行きたくなるお店です。
弾丸喋りのシェフですが、シャイで、実力派
とてもお気に入りのビストロです。
これほど、パリのビストロに近い料理を
出すところは、なかなか見当たりません。
黒板いっぱいに書かれたメニューは、どれも
魅力的。
毎日、これだけの仕込みをお一人でやっているシェフには
脱帽しかありません。
たぶん、メニューはほぼ制覇したと思いますが、
毎回同じものをついつい食べようとする私を
シェフが制止。笑
ちなみに、どう見ても、お寿司屋の大将にしか見えない
シェフですが、シャイで、気さく。
ものすごく、弾丸トークです。笑
この日は、大好物のフォアグラのテリーヌが
復活していて、小躍りです。
ハンガリー産にした、とのことですが、
そこは、シェフの腕。 完璧な仕上がりでした。
この直球フォアグラのテリーヌ、愛してやみません。
この日、4名で以下をいただきました。
1,真鯖のエスカベッシュ
1480円
エスカベッシュのお手本のよう。
酢加減が素晴らしい。
2,フォアグラのテリーヌ
2300円
4つ割りにしましたが、
できることなら、一人で全部
いただきたかったです。笑
ソーテルヌをお供に。
3,ニース風サラダ
1750円
自家製鮪のコンフィが素晴らしいです。
そして、ボリューム感に、皆圧倒されます。
別皿で供されるソースも完璧。
4,キッシュ
950円
フィリングがプリンとしていて、
繊細な造り。
シェフのキャラからは想像もできない
エレガントさ。
5,イカのセート風煮込み
サフランライス添え
2600円
南仏の街、セートのお料理です。
トマトを使い、ハーブの香りも。
6,鴨コンフィのアッシパルマンティエ
2500円
グラタン皿に、グツグツと登場。
このシズル感。
今、書きながら、もう一度すぐ
いただきたくなります。
丁寧にほぐした鴨肉の上に、
マッシュポテト。
7,自家製トゥールーズソーセージ
2300円
スパイスの効かせ方が、本当に
上手です。
8,仔牛のブランケット
2700円
実は、この日、これがどうしても
いただきたかったのです。
クリーミーなソースに絡んだ
仔牛。 極上です。
バターライス添え。
バゲット 220円x2
お供は、以下をボトルで
・シャンパーニュ
ローランペリエ
・赤ワイン
ブルゴーニュ
Fontaine Sanit Martin Monopole 2019
この日、泣く泣く見送ったお料理もたくさん
あり、またすぐ訪問したいと思います。
渋谷でパリの夜
宮益坂を登って左。
この日もワクワクしながらお邪魔しました。
相変わらず、シェフというより、お寿司屋さんの大将の
ような児玉シェフが、ニコニコ迎えてくれました。
黒板には、魅惑的なメニューがびっしり。
端から端まで全部、と言いたい衝動を抑えつつ、
悩みながらチョイス。
いつも思いますが、これだけすべて一人で仕込みをし、
アラカルトで提供するのは、並大抵ではありません。
しかも、どれもパリのビストロさながら。
いや、それ以上。
リヨンの郷土料理は、リヨンのお店より美味。
しかも、飾り気なしの直球勝負。
例えば、フォアグラのテリーヌは、
テリーヌが、ドーンとお皿に乗って登場します。
これがまたいいです。
丁寧な仕事で、フォアグラが滑らかな仕上がり。
私のフォアグラのテリーヌ愛は、偏執的な領域(笑)ですが、
かつて、ある有名シェフのフレンチで、
フォアグラのテリーヌの周りに、レンズ豆を
コーティングして登場したことがありました。
個性を出すためかと思いますが、
せっかくの滑らかで官能的なフォアグラのテリーヌが
台無しでした。残念・・・。
その点、児玉シェフの超・直球、これぞまさしく、
クラシックなフォアグラのテリーヌは感涙ものです。
それでは、この日、いただいたもの。
1,サーモンのリエット
サーモンを3種類の調理法で、
使っています。
マリネ、白ワイン蒸し、スモーク。
一見、シンプルに見えるリエットに、
きめ細かな仕事が。
2,フォアグラのテリーヌ
この日も、シェフに、
「また、食べるの?」と
聞かれました。爆笑
貴腐ワインをサービスしていただきました。
3,ニース風サラダ
巨大ギガ盛りです。
自家製鮪のコンフィが素晴らしい。
4,クネル
リヨンの郷土料理ですが、
リヨンでいただいたものより、
東京のリヨン料理専門店のものより、
好きです。
オマール海老のソースが濃厚で、
芳醇な香りを放ちます。
5,鴨肉のアッシ パルマンティエ
ほろほろにほぐした鴨肉を、
ポテトが覆い、まさに
パリの冬。
6,シュークルート
銀盆に、ドカーンとこれでもか、と
登場。思わず、笑っちゃう迫力です。
たっぷりのシュークルートの周りには、
燻製ソーセージ、豚肩ロース、
豚すね肉、燻製ベーコン。
これらも、ホロホロに煮込んであり、
シュークルートの出汁と相まって、
えもいれわれぬスープが。
こちらもセオリー通りで、完璧。
7,チョコレートケーキ
パトリック・ルメルさんのケーキ。
艶やかで、風味豊かなショコラの
ケーキです。
お供は、スパークリングワイン
Cremant de Bourgogne
Brut
この日も、大いに盛り上がり、
愉しい宵でした。
児玉シェフに感謝。
やはり、圧倒的な実力とCP
渋谷は宮益坂を上がったあたり。
このところ、とても気に入っているビストロです。
あまりに抜群なCPのランチばかりお邪魔していると、
申し訳ないので、この日はディナーに。
シェフの実力は、やはり唸るばかり。
しかも、どのお料理もボリューム満点で、
それでいて、価格も良心的。
こんな3拍子揃ったお店は、なかなかないです。
この日、いただいたもの。
ほぼ二人でシェア。
1,根セロリのババロワ
トリュフ添え
1040円
丁寧にスムーズに仕上げた根セロリ。
トリュフの香りがいいアクセントに。
2,ニース風サラダ
1650円
鮪のコンフィ
トマト、インゲン、卵、オリーブ、アンチョビ
豪快な盛りつけ。
鮪のコンフィに技ありです。
ドレッシングもとても美味。
3,パテ・ド・カンパーニュ
990円
しっとり、ねっとりとした仕上げで、
とても好み。
ものすごく厚切りです。
4,仏産フォアグラのテリーヌ
1870円
シンプルそのもの、しかも、
豪快なカット。
まさに、フランスのビストロそのもの。
いや、丁寧さは、圧倒的にこちらに軍配が。
私は、フォアグラのテリーヌが大好物ですが、
テリーヌに飾り立てるのは好きではありません。
こういう直球勝負のフォアグラのテリーヌは、
まさに好みそのもの。
シェフのご厚意で、ソーテルヌを添えていただきました。
これ以上のマリアージュはありません。
5,コルドン・ブルー
2090円
豚ロース、生ハム、グリュイエールチーズの
揚げ物です。
豚の旨味をぎゅっと閉じ込め、
生ハムのほのかな塩気が心地よいです。
6,ピスタチオのムース
シェフの友人、パトリック・ルメルシェフのデセールです。
美しい緑のドームに、ピスタチオクリームが。
7,コーヒー
やはり、満足感が高いです。
かなりのアラカルトアイテムですが、
シェフ一人で、魔法のように繰り出されるのには、
感心します。
またすぐお邪魔したくなります。
秘密にしておきたいが、言わずにいられない極上ランチ
渋谷から宮益坂を登り切って、左手に。
半地下の入り口の奥に、またまたお邪魔しました。
このお値段では、本当に申し訳なくなるほどの
クオリティの高さ。
またもや、それを確認することとなりました。
今回は、ラザニア 1100円 を。
一皿に、葉野菜のサラダと、熱々のラザニアが
登場。
圧倒的に美味なベシャメルソースです。
とろりとしたテクスチュアといい、
マイルドな口当たりとその奥に広がるコクといい、
一皿のラザニアに、本当に唸ります。
冷たいウーロン茶がついて、このお値段。
しかし、こればかりいただいていては、
申し訳ないので、ディナーにもまたお邪魔しなければ。
秘密にしておきたいほどのとっておきランチ
渋谷は宮益坂を登ったあたり。
今年の初めに、ディナーで伺い、いたく感動しました。
クラシックスタイルのビストロ料理で、とても好みだったうえ、
シェフの感性の鋭さ、繊細さ、仕事の丁寧さ、どれをとっても
唸るばかり。
この日、ふらりとランチにお邪魔して、またもや、
感動を新たにしました。
さすがに、ランチタイムはほぼ満席。
奥のカウンター席に案内されました。
ランチメニューは、ほぼ全部1000円代。
クオリティを考えると、驚異的であり、なおかつ
これ、ボランティア精神なくしてやっていられません。
ラザニアやキッシュにも惹かれましたが、
本日のランチがビーフストロガノフ ということで即決。
1400円です。
この1400円がいかに尋常ではないか・・。
まず、セッティング。
一分の空きもない、きちんとしたテーブルセッティング。
磨き抜かれたカトラリーとグラス。
気持ちいいです。
1,サラダ
まず、ボリューミーなサラダが登場。
そうそう、このシェフ、量もきちんとあるのです。
それがビストロの醍醐味。
しかも、ドレッシングが葉野菜によく絡み、
一口目から感動。
ランチのサラダにそうそう感動はしないものです。
添えられたバゲットもちゃんと温めてあります。
2,ビーフストロガノフ
もうなにもいえません。
ビーフのクオリティ、きっちり仕込まれた
クリーミーな、しかし重すぎないソース。
バターライスの上に、繊細にトッピングされた
パセリにまで、愛おしさを感じます。
3,アイスコーヒー
ドリンクが先に出てきたのは、御愛嬌でしたが。
さらに、もっと驚くことには、
女性ソムリエの方が、私が数か月前に来たことを
覚えていてくださって、シェフを呼びに行ってくれました。
すると、シェフもよく覚えていてくださったばかりでなく、
私がそのとき、なにを食べたかまで、記憶されていて、
再度、びっくり。
まだランチ客がいるのに、ディナーメニューが
こう変わったなど、いろいろ話をしてくださり、
料理だけでも感動の嵐なのに、
このホスピタリティには、唸るばかり。
いやはや、本当は秘密にしておきたいほどですが、
やはり、美味は共有しませんとね。
フランス人も喜ぶ THE ビストロ
渋谷は宮益坂を上り、交差点を左に曲がったあたり。
ものすごい実力派フレンチです。
まずは、店名。
正式には、「ビストロ バー ア ヴァン コダマ」です。
なぜか、間違って登録されていますが、シェフは気にしていない
様子。
あまりの実力とCPの良さで、内緒にしておきたい衝動に
駆られますが、口福は分かち合わないと・・・。
児玉拓未シェフ。
とっても饒舌な方です。
この日は、常連さんがいたこともありますが、
一人で作っているのに、キッチンから頻繁に
出てきては、腰掛けて、いろいろ喋りまくっています。
あまりの実力に、どちらで修行をされたのか
尋ねましたが、「そんなことはどうでもいい」のだそう。
しかし、この実力の源泉が、どこに依拠するものか、
ますます知りたくなります。 それくらい、
なにを食べても美味です。
店内は、ビストロというにしては、シンプルで
清潔感のある内装です。
テーブル席もありますが、やはり、ここはカウンターを。
メニューは、これまた、一人で用意しているにしては、
すごいラインアップ。
常時、30品超あります。
しかも、どれも量はたっぷり。
フランス人が食べても、満足がいくように、だそうです。
この日は、以下をシェアでいただきました。
1,根セロリのババロワ トリュフ添え
950円
プレゼンテーションは、ビストロというより、
端正すぎて、フレンチレストラン的です。
う~~ん、最初から頭ガツーン的美味。
2,自家製ツナのニース風サラダ
1500円
これぞ、ビストロのボリューム感。
丁寧に作られた自家製ツナ。
アンチョビ、卵、トマト、インゲン、オリーブ
などがたっぷり。
ソースもほのかな酸味が効いています。
実に、良心的な価格設定です。
3,アンディーブ、自家製ハムのグラタン
ブルーチーズ風味
1800円
これは、ものすごく期待していました。
期待を裏切らない、ベシャメルソースの旨味。
4,オニオングラタンスープ
1200円
手間暇を惜しまない王道です。
5,自家製トゥールーズ・ソーセージ
1本 900円
たっぷりのマッシュドポテトに、
ジューシーなソーセージ。
バゲット
お供は、シャンパーニュをグラスで。
Veuve Pelletter Brut 1100円
ランチもやっていますし、
ワイン1杯でも、
食事だけでも、
どんな使い方もOKだそう。
しかも、この良心的な価格。
ちなみに、デセールは、
シェフが仲良しの、パトリック・ルメルシェフの
ケーキが用意されています。
かなり気に入りました。
Restaurant name |
Bistrot Bar a vin Kodama(Bistrot Bar a vin Kodama)
|
---|---|
Categories | Bistro、French |
Phone number (for reservation and inquiry) |
03-5962-7726 |
Reservation Availability |
Reservations available
ディナーは予約したほうがベター |
Address |
東京都渋谷区渋谷1-6-4 せいこうビル 1F |
Transportation |
JR渋谷駅 徒歩8分 466 meters from Shibuya. |
Opening hours |
Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting. |
Budget |
¥10,000~¥14,999 |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥10,000~¥14,999¥1,000~¥1,999
|
Method of payment |
Credit Cards Accepted Electronic money Accepted (Transportation electronic money(Suica)) QR code payment Not Accepted |
Table money/charge |
チャージ300円 |
Number of seats |
17 Seats ( カウンター7席、テーブル12席) |
---|---|
Private dining rooms |
not allowed |
Private use |
OK |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
not allowed |
Space/facilities |
Comfortable space,Counter |
Drink |
Wine,Particular about wine |
---|
Occasion |
|
---|---|
Location |
Secluded restaurant |
Website |
https://www.eatpia.com/restaurant/Bistrot-Kodama-Shibuya-French |
The opening day |
2020.10.21 |
Remarks |
地下でWiFiもないので全く電話は通じない |
大好きなビストロです。
ずらり並ぶ40品のアラカルトで、
この度、いくつか新作が登場した、
とのことで、早速お邪魔しました。
このアラカルトを、児玉シェフは、一人で、
仕込み、作っているのですが、
いつも感心させられるクオリティです。
そして、今回の新作は、シェフも納得の
力作ばかり。
感心を超えて、感動でした。
この日も4名で、8品をお願いし、
すべて、シェア。
ポーションが大きいので、これが
最も楽しめ、しかも、とてもリーズナブル。
では、内容です。
1,ニース風サラダ
1750円
自家製ツナがついて、
たっぷりの野菜。
2,フォアグラのテリーヌ
2800円
定番ですが、大好物なので、
これは外せません。
3,ホワイトアスパラガス
フランス産で、2本
3000円
ビストロ料理らしく、クタクタに
火入れしています。
ポーチドエッグが絡み、
至福。
4,ほうれん草のクレープ
1900円
新作です。
鮮やかな緑色のクレープに、
サーモンのタルタルと
リコッタチーズが。
これも気に入りました。
5,海の幸のショーソン
4800円
海の幸のパイ包み焼きで、
新作です。
こちらで、4800円はちょっと高いかな、と
思いますが、実は、中身に、オマール、
蟹、帆立貝が、ゴロゴロ。
これを見たら、この価格はむしろ安いかも、
と思えます。
白ワインソースが爽やか。
6,ポトフ
3200円
新作です。
とても楽しみにしていました。
大好物なので。
そして、その期待をはるかに
こえてくれました。
巨大な骨髄に、テールやすね肉が
ドーンと入り、野菜がしっかり
出汁を吸って、美味。
スープは、別に供してくれました。
7,アンディーブとハムのグラタン
2700円
ぐつぐつと焼かれて登場。
シェフのベシャメル、最高です。
8,仔羊のハンバーガー
2600円
新作です。
これは、面白いです。
真面目な遊び心。
メルゲーズをハンバーガーに
するとは・・・・。
スパイスが効いています。
ハンバーガー屋さんのような紙に
包んで。
お供は、
・白ワイン ボトル
12000円
Terres Blanche Sancerre
・赤ワイン カラフェ
3800円
こうなると、次の新作が楽しみで
仕方ないです。
Irancy 2016