アートと呼べるデニッシュ : Laekker

代官山のとある路地にひっそりとあるペストリー専門店。
想像してたよりこじんまりとしてモダン。
店内はお客一人くらいしか入れないかも。
でもステキ。

この日のメニューは10種類くらいだったか。
緻密に丁寧にデザインされた小ぶりのペストリーが並ぶ。
ショーケースの中、半分はセイボリー、半分はデザート系。
どれも可愛らしくて目移りしてしまう。

選んだのは、
その場でカスタードクリームを注入してくれるヴァームデニッシュ、エルタタン、ゴルゴンゾーラと蜂蜜のクロッカン。欲望を抑えてのセレクション。

どれも本当に素晴らしく美味しかった。

ヴァームデニッシュ、新鮮なカスタードクリームがたっぷり。バニラビーンズの粒々がしっかり目に止まるリッチなクリーム。ほおばってシアワセ。
エルタタンはどうやら紅玉リンゴをジャムのような食感になるまで焼いたのか煮たのか、とろけるような食感でまたシアワセに。
クロッカンもゴルゴンゾーラがやわらかく香り…

そしてなんといってもデニッシュの生地。
精密な層と見事なサクサクパリパリ。
翌日もその食感は変わらず。むしろ美味しくなっていたくらい。
よくこんなの作れますね！
…と、空に向かって感嘆した。
味も質も姿形もうほとんど芸術。

またスゴイものに出会ってしまったな。