Official information
This restaurant is registered on Tabelog as a corporate member. Business information is released by the staff.
Restaurant name |
Kotobuki(Kotobuki)
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Categories | Shabu Shabu (Japanese Steamboat)、Sukiyaki、Hot Pot |
Phone number (for reservation and inquiry) |
050-5571-2022 |
Reservation Availability |
Reservations Only |
Address |
東京都豊島区池袋1-1-7 第二伊三美ビル B1F |
Transportation |
5 minutes from the west exit (north exit) of Ikebukuro Station on each line *West exit near Don Quixote, Heiwa Dori 437 meters from Ikebukuro. |
Opening hours |
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Budget |
¥10,000~¥14,999 ¥4,000~¥4,999 |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥10,000~¥14,999
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Method of payment |
Credit Cards Accepted Electronic money Accepted QR code payment Accepted |
Table money/charge |
チャージ料なし |
Number of seats |
60 Seats ( 4 BOX seats, 6 table seats, 3 private room seats) |
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Private dining rooms |
OK For 2 people、For 4 people、For 6 people For private rooms, an additional 1,500 yen fee will be charged as a private room usage fee. |
Private use |
not allowed |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables Smoking space available |
Parking lot |
not allowed |
Space/facilities |
Stylish space,Comfortable space,Wide seat,Sofa seats,Free Wi-Fi available |
Drink |
Japanese sake (Nihonshu),Japanese spirits (Shochu),Wine,Cocktails,Particular about Japanese sake (Nihonshu),Particular about Japanese spirits (Shochu),Particular about wine |
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Occasion |
This occasion is recommended by many people. |
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Location |
Secluded restaurant |
Service |
Extended party hours (more than 2.5 hours),(Surprise) Party accommodations,Sommelier |
With children |
Minors are not allowed to enter the store on weekdays. |
The opening day |
2021.11.20 |
Phone Number |
03-6903-1610 |
春から新しい世界に飛び込む友人の壮行会を兼ねて集まったのは、友人の会社がある池袋の隠れ家的なしゃぶしゃぶとすき焼きの割烹です。店を探していたら、以前こちらを利用した食べ友さんから、落ち着けて雰囲気も良いので勧められました。池袋駅からドン・キホーテを抜け、へいわ通り沿いに少し歩くと品の良い和モダンのエントランスがあります。このビルの周囲は夜の街池袋らしい賑わいがありますが、階段を降りると別世界が広がっていました。
店内に入るとすぐに出迎えがあり、名前を告げるとスムーズに席に案内されました。ストレスのない出迎えから着席までの流れにレベルの高さへの期待が高まります。
予約したコースは北新地で名前のない完全非公開のお店を出されている政次由宇氏監修の 壽 10000円、ドリンクは2時間半の 飲み放題 2500円 をつけました。かなりハイレベルの割烹で飲み放題プランが用意されているのはなかなかないので、利便性もあってとてもいいですね。
メニューに載っている内容は以下となります。
・先付け① 季節の先付け
・先付け② 生ハムのストラッチャテッラチーズのせ 特製黒トリュフパテ添え
・前菜 旬の鮮魚二種の冷菜 自家製大葉ソースがけ
・温菜 本日の鮮魚の温菜 特製野菜ソース仕立て
・逸品 山形牛のたたき
・野菜 しゃぶしゃぶ用 彩り香味野菜
・お肉 山形牛、霧島豚肩ロース、あぐー豚バラ
・〆 自家製時雨煮の出汁茶漬け
・デザート
最初は泡で門出に乾杯、ということでオリオンビールです。先付けの一品目は穴子とわかめのコンソメ茶碗蒸しです。わかめが柔らかく、桜のソースも季節感がありますね。敢えて和出汁ではなくコンソメというところに一捻りを感じました。二品目は生ハムと政次由宇氏のお店でも人気の黒トリュフのパテです。生ハムにはアプリコットソースがかかったストラッチャテッラチーズも載っていて、パテを箸で少しずつ舐めながらフルーティーなテイストの生ハムをいただくという贅沢な一品でした。
前菜はスズキとホタルイカのお造り、とびっこが色彩に華を添えています。かかっているのが大葉とはちみつと梅のソースでこれがとても良い仕事をしていました。コリコリのすずき、プリプリのホタルイカ、新鮮な素材に手のかかったソース(タレ?)で季節感あふれるハーモニーとなりました。
温菜はメダイのカダイフ揚げ、野菜のソースでサクサクといただきます。カダイフはトルコ料理で小麦粉と水を篩で漉きながら揚げたもの、これを使いながら和の素材とうまく合わせるシェフの発想には脱帽でした。
逸品は山形牛のサーロインをタタキにしたもの、おろしポン酢と葱でいただきました。サシがきれいに入った牛タタキは口の中でとろけるよう、ネギは口当たりに結構ガツンとくるので、おろしポン酢だけで最初の1枚は楽しむのが吉だと思います。お肉の部位は日に寄って違うそうで、常連さんにとってはどの部位で出てくるかは楽しみですね。
しゃぶしゃぶは三種の昆布を使って3日間かけて水出しした昆布出汁が大切なポイント、クリアなのに旨味たっぷりな昆布出汁はそれだけ飲んでも美味しかったのはここだけの秘密です(^ ^)まず野菜を出汁に投入、少し火が通って野菜の旨みが出汁に出てきた頃を見計らって肉をしゃぶしゃぶにして取り皿に上げ、ろく助の塩かトリュフオイルを使った特製ダレでいただくのです。肉はアグー豚バラ、霧島県産豚肩ロース、山形牛ロースですが、アグー豚の脂の甘みにびっくり、肉の食感もとろりとしたものでこれは上質な肉だと感じました。私的にはこのしゃぶしゃぶには塩が好みでした。野菜の味が濃く、肉もかなり旨味のあるものを使っているので、塩でシンプルに味を引き出すと旨味の相乗効果でほっぺたが落ちること請け合いです。肉と野菜を食べ終える頃、〆の出汁茶漬け用の時雨煮がのった白飯がきます。旨みが溶け込んだ出汁をかけてサラサラといただき、最後まで堪能しました。
デザートはブラッドオレンジのシャーベット、温かいお茶と共に素晴らしいひとときを終えました。帰り際に時雨煮のおにぎりをお土産にいただき、いたれり尽せりのおもてなしに一同感心しきりでした。
飲み放題プランにより2時間半と制限はありましたが、配膳のスピードや下げ膳のタイミングなどがよく計算されていて、慌ただしくもなくゆっくりと過ごせました。こちらは池袋の中でも大変洗練された雰囲気で、トータルな満足度の高いお店として覚えておこうと思います。