Restaurant name |
Tenoshima
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Categories | Creative cuisine、Japanese Cuisine |
Phone number (for reservation and inquiry) |
03-6316-2150 |
Reservation Availability |
Reservations available
要予約 |
Address |
東京都港区南青山1-3-21 1-55ビル 2F |
Transportation |
青山一丁目より徒歩3分 226 meters from Aoyama Itchome. |
Opening hours |
Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting. |
Budget |
¥20,000~¥29,999 |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥15,000~¥19,999
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Method of payment |
Credit Cards Accepted (JCB、AMEX、Diners、VISA、Master) Electronic money Not Accepted |
Table money/charge |
サービス料あり |
Number of seats |
18 Seats |
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Private dining rooms |
not allowed |
Private use |
OK |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
not allowed |
Space/facilities |
Counter |
Drink |
Japanese sake (Nihonshu),Japanese spirits (Shochu),Wine,Particular about Japanese sake (Nihonshu),Particular about Japanese spirits (Shochu),Particular about wine |
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Food |
Particular about fish |
Occasion |
This occasion is recommended by many people. |
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Location |
Secluded restaurant |
With children |
Kids are welcome(Preschool children are welcome,Elementary school students are welcome),Children menu available |
Website | |
The opening day |
2018.3.20 |
2019/6
日本料理『てのしま』✨✨
「菊乃井」で研鑽を積んだ林 亮平氏のお店だ。林氏は村田吉弘氏に師事、菊乃井本店の副料理長、赤坂店の渉外料理長を務めつつ、17カ国以上で和食普及のイベントに携わってきた。そして今回、グラフィックデザイナーから和食の料理人に転身し、北欧で和食店を経営していた女将の紗里氏とともに『てのしま』をオープンした。
お店は2018年3月オープン。東京メトロ青山一丁目駅徒歩5分の場所にあります。店内は落ち着いた雰囲気。“和”を感じさせながらも、モダンでとてもおしゃれだ。いい空間、さて久しぶりの林さんの料理はどんな感じかな。楽しみだ。
◼おまかせ 10000円(税・サービス料10%別途)
○生湯葉 生うに あおさのり山葵ジュレ
シンプルでよく有りがちな出し方だが、いいお味。あおさのりを使うと「ご飯ですよ」な味になりがちだがここは違う。生湯葉の大豆の甘みに、塩水生うにの塩分、上品なあおさのりがとてもよく合っている。
○鮎 ベビーコーン 蓼酢
ハハッ、稚鮎をこう出すか。春巻きとは、菊乃井になかった自由な切り口だ。熱々の春巻きは稚鮎のわたのほろ苦さ、ベビーコーンの甘みと食感が面白い。
○まながつおの蓮蒸し
ホクホクの新蓮根にまながつお。よくある料理だが、やはり仕上げは完璧。ほっとするいい出汁だなぁ(鰹節のたいこうのモノ)。山葵をたっぷりと入れ味の良いアクセントになっている。
○おつくり
「鰹と金目鯛」
初鰹は直前にカット。炭火で炙りをかけていく。これをニラ・玉ねぎ・醤油で。なんじゃこりゃ!Σ( ̄□ ̄;)むちゃうまいやん。鰹の仕上げもさることながら、タレが絶妙。また金目鯛も甘い、甘い。ポン酢だれがよく合うわ~
○鱧きゅう 茗荷
2kg級の大ぶりな鱧をから揚げに。脂のりが良いので強めに味をつけている(柚子、ニンニク)。うーん、美味しいなぁ。この仕上げは初めてだが、いいと思います。
○岩中豚塩焼き 焼唐辛子 青梅だれ
岩中豚は薄切りに、この薄さがちょうど良く、甘くうま味が強く感じられる。また良いのが“青梅だれ”。これがとても合っています。最近豚を厚切りに、レアに、仕上げるところも多いが、美味しくないお店が多い。素材を生かすとは何かを教えてくれる。
○てのしま寿司
鯵、穴子、お稲荷さん。当然美味しいです。鯵の〆具合がよく、桜海老入りのお稲荷さんは揚げが上品な煮方。
○いりこだしにゅうめん
う~ん、いいお出汁(*´ェ`*)
〆にうまい出汁を味わってもらおうという林さんの考えが伝わる。麺も太めで美味しい。
○ミルク珈琲汁粉
あー、このデザートの仕上げもいいな。甘すぎない大人のデザート。最後まで手を抜かないのが菊乃井出身らしい。
○松風
最後に松風とは珍しい。仕上げが、丁寧です。
◼ドリンク
○秩父蒸留所 イチローズモルト&グレーン ホワイトラベル26% 800円
うん、上質なウイスキーのいい香り。美味しい。
ドリンクはこだわりを感じられるラインナップ。お酒な気分のときはいろいろ試してみたいな。
◼接客
ほほー、林さんがメインで接客するんだ。さすが林さん、抜け目のないいい接客。これは年配の常連客は喜ぶわ。
◼料金
安すぎ~これも村田DNAを受け継ぐ林さんらしいな。儲け儲けのイヤらしさが全くない。
※安すぎ~と思ったら、やはりオープン価格。8月より3000円値上がりします。
◼利用シーン
大人雰囲気でおしゃれ。家族、同僚、デート、さまざまな利用シーンに合いそうです。まぁ、ハズサナイでしょうね。
実は赤坂菊乃井の味が落ちたので、「なぜ?」と思いつつ、通うのを止めていたら…林さんが抜けていた…
やはり、やはり、林さんは日本料理をよく理解されている。派手さはないが、とても美味しい。伝統的な日本料理に忠実ながらも、そこに林さん独自の変化。このクラスの味を出せるお店は少ない。
宣伝は嫌いなのかな。全く宣伝しないもんな。でも、何もしなくても着実に常連客を掴んでいる。ここが林さんのスゴいところ。ここなら安心して食事ができますね。良いお店です。ごちそうさまでしたm(__)m
□評価 2019年6月時点
食べログ評価3.05 口コミ件数4件
□ひと言
・村田DNAをしっかり受け継ぎ、お客さんへの対応がとても丁寧。
・菊乃井の技術は生かしながらも、「林流の料理」を確立しようとしている。食材の仕入れ先も変える等、殆ど菊乃井の色を無くしているのには驚いた。これからの「林流の料理」が楽しみだ。
□店名
香川県の小さな離島「手島(てしま)」から命名。林氏の本家がある手島の魅力を、料理を通じて国内外に広く伝えたいという願いが込められている。
□コンセプト
「みんなの和食」「懐石のように型を大事にする従来の日本料理の枠組みにとらわれず、もっと自由に、カジュアルに楽しめるお店にしたい」