Official information
This restaurant is registered on Tabelog as a corporate member. Business information is released by the staff.
- Nearest station：
- Categories：
-
- Budget：
-
- Fixed holidays：
- Monday
Restaurant information
Details
| Restaurant name |
Torefumiyamoto
|
|---|---|
| Categories | French、Wild Game Cuisine、Wine bar |
| Phone number (for reservation and inquiry) |
03-5772-7755 |
| Reservation Availability |
Reservations Only
アレルギーの有無をお知らせ下さい。 |
| Address |
東京都港区六本木7-17-20 明泉ビル １Ｆ |
| Transportation |
1 minute walk from Exit 2 of Roppongi Station on the Tokyo Metro Hibiya Line 2 minutes walk from Exit 4b of Roppongi Station on the Toei Oedo Line 10 meters from Meijiya on Roppongi Street towards Shibuya, turn right at Family Mart, and 10 meters ahead is diagonally in front of Izumo Taisha Tokyo Participle 214 meters from Roppongi. |
| Opening hours |
|
| Budget |
￥20,000～￥29,999 ￥10,000～￥14,999 |
| Budget（Aggregate of reviews） |
￥20,000～￥29,999￥10,000～￥14,999
|
| Method of payment |
Credit Cards Accepted （JCB、AMEX、VISA、Master、Diners） Electronic money Not Accepted QR code payment Not Accepted |
| Table money/charge |
10% |
Seats/facilities
| Number of seats |
20 Seats （ Terrace seats available） |
|---|---|
| Private dining rooms |
OK For 6 people、For 8 people |
| Private use |
OK |
| Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
| Parking lot |
not allowed There is a paid parking lot next door. |
| Space/facilities |
Comfortable space,Outdoor/terrace seating |
Menu
| Drink |
Wine,Particular about wine |
|---|
Feature - Related information
| Occasion |
Business |With friends/colleagues This occasion is recommended by many people. |
|---|---|
| Location |
Secluded restaurant |
| Service |
(Surprise) Party accommodations |
| With children |
Acceptable for junior high school students and above |
| Dress code |
Please dress appropriately so as not to make other customers uncomfortable. |
| Website | |
| The opening day |
2004.10.13 |
東京都港区六本木にあるフランス料理店「トレフミヤモト」さんを訪れました。
食べログフレンチ TOKYO 百名店2021に選ばれているお店です。
～というのは、今レビューを書く際に初めて知ったことで。
そういうのに関係なく、私にとっては、前々から「いつか行ってみたい店」の１つでした。
私がよく料理本を読んでた時期って、
1995～2005年くらいなのですが、
ちょうどその時期に、料理王国やシェフシリーズによく登場されていたシェフです。
フランスの三つ星「ジョルジュ・ブラン」で、史上初めて、アジア人系のソーシエ（ソース担当）に任命されたシェフ、という事で話題でした。
当時は「クリニャンクール」というお店をされていました。
当時に本で読んでから10年以上、やっと宮本シェフのお料理を味わいに訪れる事ができました。
内容については、やはり、ソースが素晴らしかった！
ソーシエとして誇りが、シェフの胸の内に、今もまだ煌々と輝いているのが解かりました。
お料理ですが、東京六本木において、10000円台とリーズナブル。
なので、20000円以上を軽々と超えるお店の食材と比較する事はできません。
料理も、近年の「良い食材の、良さをシンプルに引き出す」系の料理と違って、
昔ながらの、手のかかったフランス料理。
ある意味で、正に「料理」と言える。
そもそも、昔は、冷蔵庫の無かった時代で、
食料が貴重で、骨も皮も血も全部捨てずに食べましょう、という時代の料理なので。フランス料理とは。
そういう時代の「王様や貴族に捧げるお料理」ですね、こちらのフランス料理は。
てんとう虫を模したファルシなんか、本当に手がかかっていて、
往年のフランス料理を彷彿とさせます。
見た目にも美しいですが、この「美しい」という価値観も、きっと世代によって違うんでしょうね。
そして、どの皿もそうですが、本当にソースが素晴らしい。
極論してしまえば、このソースとパンとワインがあれば良い！というくらい、
ソースが美味すぎる。
訪れた理由ですが、
今のうちに訪れておかないと、もう、こういう料理って体験できなくなる、
と思っているから。
私が若い頃に話題となっていたスターシェフの皆さんは、
もう今の時代には、高齢になられていて、
いつ引退されるか、
あるいは、最盛期の腕前が発揮されなくなるか、
これは、人間である以上、いつか必ずそうなると思います。
今回、宮本シェフのソースの味、それから、宮本シェフのお料理とはどういうものなのか、
を、記憶に刻めたので良かったです。
単に「美味」だけ求めて行くなら、いろんな豪奢なお店があるでしょう。
でも、私は、料理の向こうに、ストーリーとか歴史とか思想とかその人の人生とか、そういうものも含めて、体験しに行きたいタイプなので。
私が若い頃のスターシェフですが、
例えば、今の20代の若者にとっては、おそらく何の興味も無かったりするんでしょうね。
それが時代の必然だとは思うけれど。料理以外の他のジャンルにおいても、そういうものなので。
でも、今の20代の若者達へ、あえて言いたい。味わっておけるのは、今の内かもしれませんよ、と。
「味」ばかりは、後から書物やビデオで確認しても、失われたものを後から追体験はできない。
個人的には、来て良かったです。
しかし、今現在でも「食べログフレンチ TOKYO 百名店2021」に選ばれるとは、
すごいですね！
老いて益々盛ん、という事でしょうか。
いつまでも健康に、ずっと現役で厨房に立ち続けて頂きたいですね。
本投稿はブログ記事を転載しています。
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