Official information
This restaurant is registered on Tabelog as a corporate member. Business information is released by the staff.
Restaurant name |
Nogizaka Yui
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Categories | Chinese、Sichuan Cuisine |
Phone number (for reservation and inquiry) |
050-5571-8164 |
Reservation Availability |
Reservations available
コースはご来店されてからのキャンセルは、キャンセルされたご人数様分のご料金を頂戴しております。また、御予約前日の御人数様変更、当日の御予約時間の遅れはなさぬようお願い申し上げます。 |
Address |
東京都港区南青山1-23-12 m&one南青山 1F |
Transportation |
1 minute walk from Nogizaka Station Exit 5. Other, 10 minutes walk from Roppongi and Aoyama 1-chome. 117 meters from Nogizaka. |
Opening hours |
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Budget |
¥8,000~¥9,999 ¥3,000~¥3,999 |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥10,000~¥14,999¥6,000~¥7,999
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Method of payment |
Credit Cards Accepted (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) Electronic money Not Accepted QR code payment Not Accepted |
receipt |
Invoice-compliant receipts can be issued Registration NumberT4810287731460 *For the latest registration status, please check the IRS Invoice System Qualified Invoice Issuing Business Publication website or contact the restaurant. |
Table money/charge |
ディナー時間帯サービス料10% |
Number of seats |
16 Seats |
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Maximum party size | 16people(Seating)、20people(Standing) |
Private dining rooms |
OK For 2 people、For 4 people、For 6 people There are Other seats that can be turned into semi-private rooms. |
Private use |
OK Up to 20 people |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
not allowed Coin parking available nearby |
Space/facilities |
Stylish space,Comfortable space,Sofa seats |
Drink |
Japanese spirits (Shochu),Wine,Particular about wine |
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Food |
Particular about vegetable,Particular about fish |
Occasion |
This occasion is recommended by many people. |
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Location |
Secluded restaurant |
With children |
Please consult us. |
Dress code |
none. Please refrain from wearing excessive perfume. |
The opening day |
2021.2.20 |
Phone Number |
03-4362-8100 |
Remarks |
On weekends and holidays, we offer a la carte from lunch. Feel free to visit our shop. We can also create a chef's selection course to suit your budget. Please refrain from bringing your own wine. |
この日は家内の誕生日祝いの会食を乃木坂のこちらのお店で行うことになりました。
最近の家族の誕生日会では、フレンチやイタリアン、中華などのありふれた外国料理でなく、ちょっと変わった外国料理ということで、今年=2023年に入ってからは、私の誕生日=ポルトガル料理(@マヌエル・コジーニャ・ポルトゲーザ)、長女の誕生日=トルコ料理(@サライ 赤坂店)、次女の誕生日=スペイン料理(@サル イ アモール)ということになっていたのですが、家内に何がいい?と尋ねたところ、二つ返事で中華!という答えが返ってきました。
考えてみたら、家内は中華料理大好き人間で、ここ3年の家内の誕生日祝いの会食は、2020年=過門香 赤坂溜池山王店、2021年=皇朝、2022年=北京烤鴨店 中華街店と全て中華だったんですね。
そこで、今回は、同じ中華でもちょっと趣向を変えてジャパニーズ中華のジャンルから当店をピックアップしてみました。
ジャパニーズ中華というとあまり聞き慣れないかもしれませんが、当店の場合は、油の使用を出来るだけ控えめにし、すべての味のベースとなるチキンスープには、鰹節と昆布でとった和出汁を使っているといったこだわりがあるようです。
「身体に優しい中華」というのもキーワードになっており、事前に家内に打診したら「大歓迎」とのことで決定、娘の新型コロナ感染で1週間延期になったのは誤算でしたが、その娘も回復して無事この日に開催の運びとなりました。
当店のオーナーシェフのMさんは、栃木県のご出身。1980年生まれの若手シェフですが、四川料理の名門「赤坂 四川飯店」で12年間勤務して四川料理の基礎を習得します。
その後、「広尾はしづめ」のシェフに転じてミシュラン1つ星獲得に貢献した実績をお持ちの方です。
香辛料を巧みに使いこなしつつ、マイルドで洗練された味わいに仕上げる技術には定評があると言われています。
そのMさんが当店をオープンしたのは、2021年2月。
「広尾はしづめ」でサービスを担当していた女性とタッグを組んでの創業になりました。
オープンしてまだ2年半くらいですが、食べログでも既に3.5点をクリアしており、ミシュランビブグルマン2023も獲得していますね。
当店の場所は、老朽化が著しいながらもまだ住んでいる人がいそうな青山衆議院議員宿舎のすぐ近くで、乃木坂駅の5番出口からだと徒歩2分程度で到着します。
この日は12時からの予約で、ランチコースのその二(税込@6,000円)を注文しておきました。
予約時間ちょっと前に着きましたが、お店は閑静な住宅街にポツンとある感じで、遠くからだとそこに飲食店があるとはとても思われないです。
既にお店は営業していましたので、予約の旨を告げるとスムーズに案内され個室に通されました。特に個室を希望していたわけでは無く、もちろん料金もかかりません。
応対してくれたのは、前記の広尾はしづめからタッグを組んでいる女性と思われますが、さすがプロという感じの洗練された接客ですね。
席に着くと一応予約していたランチのメニューが提示され、選択式になっていた食事メニューをそれぞれが注文し、ドリンクも頼みます。
最初に出された料理は、春餅と銘打たれた海老と野菜のクレープ巻きです。
軽く揚げた海老に数種類の野菜が添えられ、ソースをかけてクレープ皮で包んでいただきます。
感じとしては、バーニャカウダのクレープ包みのようで、素材の美味しさがコラボして口の中に広がります。
ヘルシーな感じながらも、とても美味しかったです。
次は、旬の前菜3品で、ハチノスの麻辣仕立て、ザーサイとコリンキー、よだれ鶏の3品でした。
ハチノスの麻辣仕立ては、コリコリのハチノスを麻辣風味のタレで絡めたもので、旨みがたっぷり感じられます。
ザーサイとコリンキーはうす味で素材の味がしっかり感じられましたし、よだれ鶏は看板料理だけあって、専用ラー油、黒酢、豆板醤などでつくるタレ、アーモンドやクルミなど香ばしいナッツとの相性は最高ですね。
続く点心は自家製焼売でした。
粗挽きにした豚肩ロース肉の肉感がしっかり感じられ、タネに散りばめた小さな角切りのレンコンの歯ごたえがアクセントになっており、美味しかったです。
次の野菜炒めは、たかが野菜炒めですが、されど野菜炒めで、当店のジャパニーズ中華の真髄が凝縮された料理です。
野菜は、台湾のエンツァイを中心にゴボウ、ゴーヤ、紅芯大根、エリンギ、キクラゲなどですが、契約農家から仕入れたものが中心で、ここにも素材へのこだわりが感じられます。
その素材の味が生きていて、美味しかったです。
続く黒酢の酢豚は、このコースのメイン的な位置付けでしょうか。
キチンと下処理された豚肉をカラッと揚げて黒酢で絡めた酢豚ですが、ムチムチの口当たりで口の中に旨みが広がります。
とても美味しかったです。
選べるお食事は、麻婆豆腐ご飯、麻婆茄子ご飯、酸辣湯麺、坦々麺、千住ネギと鶏肉のあっさり麺、ふかひれのとろみ麺(追加料金1200円)の6種類からのチョイスですが、私は坦々麺、家内と長女が千住ネギと鶏肉のあっさり麺、次女が酸辣湯麺を選びました。
私の坦々麺は、タイプとしては、銀座の「はしご」の坦々麺に似たタイプですかね。
と言うことは、四川本流の坦々麺ということかもしれませんが、とにかくスープのコクと旨味が絶品です。
デザートの杏仁豆腐はクリーミーでコクがたっぷりの杏仁豆腐で、私の杏仁豆腐5段階評価では文句無く最高のS評価をあげられます。
料理は全体に彩りが良く、味も素朴でヘルシーな感じながらも、香辛料等を上手に使ってしっかり旨味を引き出す技術はさすがという感じですね。
一軒家風の雰囲気、接客も洗練されていて申し分ありませんし、さすがビブグルマンのレベルの高いお店でした。
主賓の家内も大満足の様子だったので、何よりでした。