Restaurant name |
La Lune(La Lune)
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Categories | French |
Phone number (for reservation and inquiry) |
03-3589-2005 |
Reservation Availability |
Reservations available |
Address |
東京都港区東麻布2-26-16 |
Transportation |
都営大江戸線「麻布十番」6出口3分 353 meters from Azabu Juban. |
Opening hours |
Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting. |
Budget |
¥10,000~¥14,999 ¥6,000~¥7,999 |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥10,000~¥14,999¥6,000~¥7,999
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Method of payment |
Credit Cards Accepted (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) Electronic money Accepted (Transportation electronic money(Suica)、QUICPay) QR code payment Not Accepted |
Table money/charge |
昼5%夜10% |
Number of seats |
10 Seats |
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Private dining rooms |
not allowed |
Private use |
not allowed |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
not allowed 近隣にコインパーキング有り |
Space/facilities |
Stylish space,Comfortable space,Wide seat |
Drink |
Wine |
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Food |
Particular about vegetable,Particular about fish |
Occasion |
This occasion is recommended by many people. |
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Location |
Secluded restaurant |
With children |
乳幼児・小学生不可。 |
Website | |
The opening day |
2002.10.21 |
Remarks |
ランチはカード10000円以上から |
ー Wメインの季節のコース ー
◆稚鮎のフリット マスタード ラビゴット
◆タコの燻製 モロッコオイル
◆カンパチのマリネ
◆ガスパチョと鮑の肝和え
◆インゲン、桃のサラダと白海老のフリット
◆フレッシュフォアグラのポワレ トウモロコシのブルーテ カフェオレのムース
◆石垣貝と枝豆
◆マナガツオのポワレ サフランと蛤
◆ニュージーランド産仔羊のロースト エスペレット風味
◆フォンダンショコラ 牛乳のソルベ
◆茶菓子
◆稚鮎のフリット マスタード ラビゴット
◆タコの燻製 モロッコオイル
◆カンパチのマリネ
お箸で食べるアミューズ3種。
肝の苦味に寄り添うマスタードの酸味、エスニックな自家製のモロッコオイル、カンパチの甘味を引き立てるパプリカの苦味。
いずれも主役が生き生きとして美味しい。
◆ガスパチョと鮑の肝和え
和食面だが、ガスパチョなのが面白い。口に含むとまず夏野菜の爽やかな風味が走る。
強靭な肉体の鮑は、煮込まれてリラックス。歯を抵抗なく受け入れ、旨味を零す。絡めた肝が大蒜や赤バジルと繋がり、旨味を膨らます。
酸が走り、追いかける様に豊かな滋味が口を満たす味覚のグラデーションが面白い。
◆インゲン、桃のサラダと白海老のフリット
完全に桃が浮いていますが、インゲンや韮の青い風味と揚げた白海老の香ばしい風味が、見事に桃の甘味を膨らまして意外にも合う。
食材の組み合わせも含めて1番印象に残った一品でした。
◆フレッシュフォアグラのポワレ トウモロコシのブルーテ カフェオレのムース
カフェオレの穏やかな苦味が、優しくトウモロコシの甘味を引き立てる。次第にフォアグラから脂が流れ出て、味わいがリッチになっていき、後を引く余韻が続く。
◆石垣貝と枝豆
枝豆と鶴紫のピューレがクリーンな青味を放ちながら、ライムを散らしたサワークリームの酸味と共鳴する。グニグニと小気味良い食感の石垣貝に優しく寄り添い、穏やかな酸味が滲み出る滋味を膨らます。
◆マナガツオのポワレ サフランと蛤
マナガツオは寝かせたのか、ねっとりと歯を包み込む。上品ながらも逞しい旨味がじんわりと広がり、バターの甘味と蛤の旨味が濃厚なソースと一体となる。鼻を抜けるサフランもエキゾチック。
ガルニチュールの緑野菜達も良い炊き加減。ほのかな苦味が魚の旨味を引き立てる。
◆ニュージーランド産仔羊のロースト エスペレット風味
写真では伝わりませんが、200g以上のボリュームに嬉しい悲鳴。ゼラチン質たっぷりの美味しいところが惜しげもなくたっぷり。
脂はクリーミーで甘く、肉はしっとりした舌あたり。香りは野趣に溢れて荒々しく、鼻の穴が思わず膨らむ。
ソースはジュとバターの旨味が濃厚。肉に絡めると、真正面からぶつかって仔羊の旨味が大爆発。そそるエスペレットの風味も堪らなく、旨味のビッグバンに完全KO。
仏産の仔羊とは違った荒々しさが堪らなかった。
◆フォンダンショコラ 牛乳のソルベ
口にいすわる仔羊の雰囲気を吹っ飛ばす、鬱陶しいほどに濃厚なチョコレートが堪らない。アッツアツでポーションもたっぷり。
◆茶菓子
口直しのマスカットに焼き菓子たち。
いずれも珈琲によく合って最後まで大満足。
メインの仔羊で満腹度120%に達して超満足。前菜はシェフの冒険心溢れる食材の取り合わせにワクワク。
メインは正統派の仕立てで一気にギアを上げてくる流れが堪らなかった。
ボリュームあって、とにかく旨いので通いたくなる。お勧めです。