Official information
This restaurant is registered on Tabelog as a corporate member. Business information is released by the staff.
寛政年間からの継ぎ足し蒲焼きタレは抜群にウンマイのだ、の巻
Restaurant name |
Akasaka Inageya(Akasaka Inageya)
|
---|---|
Categories | Unagi (Freshwater eel)、Japanese Cuisine、Dojo (Loach) |
Phone number (for reservation and inquiry) |
03-3583-1989 |
Reservation Availability |
Reservations available |
Address |
東京都港区赤坂2-13-21 清川ビル |
Transportation |
東京メトロ丸の内線赤坂見附駅より徒歩10分 189 meters from Akasaka. |
Opening hours |
|
Budget(Aggregate of reviews) |
¥1,000~¥1,999
|
Method of payment |
Credit Cards Accepted (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) Electronic money Not Accepted |
Table money/charge |
サービス料: 10% チャージ: 無し |
Number of seats |
35 Seats |
---|---|
Private dining rooms |
OK For 4 people |
Private use |
OK |
Non-smoking/smoking |
Smoking / Non-smoking area separated Please check with the restaurant before visiting as the law regarding passive smoking countermeasures (revised Health Promotion Law) has been in effect since April 1, 2020 and may differ from the latest information. |
Parking lot |
OK 近隣に有り |
Space/facilities |
Counter,Tatami seats |
Drink |
Japanese sake (Nihonshu),Japanese spirits (Shochu),Particular about Japanese sake (Nihonshu),Particular about Japanese spirits (Shochu) |
---|
Occasion |
With family/children |Alone |With friends/colleagues This occasion is recommended by many people. |
---|---|
Location |
House restaurant |
Service |
Take-out |
With children |
Kids are welcome |
Remarks |
アルコール注文時、お通し代525円、サービス料10% |
PR for restaurants |
【美味案内に取材されました】
創業昭和10年。赤坂・一ツ木通りで「割烹&うなぎの名店」として知られる老舗。ふっくらと蒸し上げた鰻を、創業以来70年以上守り続けるタレで風味豊かに焼き上げている。おすすめは、静岡や愛知から直送される国産の鰻を使った「うなぎ御膳」。ほか、旬の味を折り込んだ会席料理やふぐコースなどもある。 |
水曜日の夜です。
赤坂です。
溜池山王で途中下車したラッコは、なんかウンマイもんでも胃に流し込もうと赤坂の街並みを彷徨います。
軽く天ぷら蕎麦にすっかなぁ?
いやいや、バナナマンの日村氏が足繁く通うという町中華も捨て難い。
でもやっぱ、鰻かな。
だってさ、昨夜は三時間しか寝ていないし、精をつけないとこの寒暖差の激しい週を乗り切ることなんてできましぇん。
そうと決まればBMしていた”ふきぬけ”さんを目指しますが、その手前の路地になんだか良さそな雰囲気のお店を発見。それがこちらの″いなげ家″さん。
暖簾をくぐると、アイヤァ、靴を脱ぐんや。
めんどくさいなァ、それに畳の上に座るのは膝が辛いしぃ、なんて及び腰のラッコ。でも大丈夫。案内されたのは座敷だけど、ちゃんとテーブルになってんやん。
四人がけは予約が入っているとのことで、二人テーブルに座り、特鰻重をお願いします。
気立の良いお母様が『少々お時間をいただきますが、宜しいでしょうか?』と首を傾げます。
『あっ、そうなのぉ〜』
『今から裂きますからねぇ〜』
なるほど、小一時間はかかりそうやな。
とくれば、やはりツマミかな。
昨夜の深酒を反省し、日本酒はパス。
瓶ビールをお願いし、相性の良さそなポテトサラダと河豚の唐揚げをお願いします。
さてさてそれでは本題。
いただいたものは以下の通り。
ひとつひとつのコメントは写真欄に記載しておりますので、画像と一緒にお楽しみいただければ幸いです。
そしてご馳走さまでした。
<まとめ>
赤坂のこの地で創業されたのは昭和十年とのこと。でも暖簾分けされた本流を遡ると、寛政年間創業なんだそうです。
えっ、それって松平定信の寛政の改革?
ちゅうことは、『粋な(17)花(87)咲く寛政の改革』やから、1787年頃やん!
えっ、へぇぇぇぇ・・・・・
『はい。お店自体は百年にも満たないのですが、タレはその本家からの継ぎ足しなんですのよ』と娘さん。
『アイヤァ、二百年以上の旨味が詰まってんや、だからコクがあってなんかウンマカッタんすね』と頷くラッコ。
正直、ご飯はもっと硬めが好きだけど、確かにこのタレは何かが違った。その答えが二百年超の歴史かよ。
幕末の動乱に関東大震災。おまけに東京大空襲と敗戦後のゴタゴタを横目に、きっとお店のどなたかがタレ壺を大事に大事に抱えていらしたんやろな、なんて思わず目頭が熱くなりました。
<つまみ>
●お通し:
・キノコの胡桃和え
・落花生豆腐
●河豚:唐揚げ
●ポテトサラダ
●胡瓜の古漬け:女将のサービス
<ご飯>
●特鰻重
●肝吸い
<お酒>
・サッポロ黒ラベル:中瓶