Restaurant name |
Aoyama Karasutei(Aoyama Karasutei)
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Categories | Yoshoku (Japanese style western cuisine)、Curry |
Phone number (for reservation and inquiry) |
03-3239-8636 |
Reservation Availability |
Reservations available |
Address |
東京都千代田区麹町3-12-12 麹町Mビル 1F |
Transportation |
東京メトロ半蔵門線半蔵門駅 5番出口徒歩3分/有楽町線麹町駅 3番出口徒歩3分 173 meters from Kojimachi. |
Opening hours | |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥1,000~¥1,999
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Method of payment |
Credit Cards Accepted (VISA、JCB、AMEX、Diners) |
Number of seats |
25 Seats |
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Private dining rooms |
not allowed |
Private use |
OK Up to 20 people |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
not allowed |
Drink |
Particular about wine |
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Occasion |
With family/children |With friends/colleagues This occasion is recommended by many people. |
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With children |
Kids are welcome |
Website | |
Remarks |
サービス料&チャージ料:なし |
PR for restaurants |
昭和43年青山で創業。
昭和43年夏、洋食店として古屋秀治・啓子によって南青山に開業致した【青山からす亭】。店名の由来は神話にある、縁起の良い八咫烏(やたからす)の「三本足のからす」です。 |
麹町にある洋食屋さんです。
洒落た店構えからは想像できませんが、実は「東京の洋食」店として歴史ある店。
イラストの「からす」は縁起の良い「八咫烏」、よく見ると帽子を被り、足はフォークです。
定番の洋食を揃える中で、名物は「元祖 パンコキール」。
店主古屋氏の祖父(先々代)が1931(昭和6)年に考案、赤坂の花柳界で人気だった品です。
〈歴史〉
1907(明治40)年:先々代が新橋の西洋料理店「カラス亭」に務める。
1931(昭和6)年:先々代が赤坂山王下(赤坂二丁目)に「洋食からす亭」を創業。
1968(昭和43)年:先代(店主のお父様)が青山に「青山からす亭」を開業。
その後、現在の三代目店主古屋氏に代替わりし、平成中期に麹町へ移転。
ランチ・ディナー営業と共に仕出しやケータリングに力を入れられ、百貨店催事にも出店しています。
場所は半蔵門駅(5番出口から一番町交差点を左)と麹町駅(3番出口から1ブロック行った先を右)の間。
どちらの駅からも約3~4分の距離です。
前回訪問は2006年昼。
『「からす亭」という店名は昭和の頃に訪問した赤坂二丁目のお座敷洋食「洋食からす亭」と関係あるに違いない・・・。』
と気にしつつ「煮込みハンバーグ定食」をいただきました。
その後、赤坂二丁目で「洋食からす亭」を探すも見つからず。
店があった番地には「からす亭ビル」が建っていました。
その場所も令和となった今は再開発中です。
そんな折、「青山からす亭」の前で見かけた「元祖 パンコキール」の看板。
「洋食からす亭」の頃からあこがれていた料理です。
夜訪問。
念のため、席は予約しました。
当日。
店の前には「Close」の札、そして「予約のお客様のみ」の張り紙。
後で聞いたところによると、ケータリング等をしている関係で夜は概ね予約営業なのだそう。
予約しておいて正解でした。
店内はすっきりした内装。
座席はテーブル席の他、カウンター席もあり。
テーブル席へ案内されました。
お客は私達だけだったので、恐縮です。
店は店主と娘さんでやっておられ、お2人とも気さくで感じが良いです。
メニューを検討。
品揃えは豊富です(価格は税抜き)。
・コース料理(3,800~6,000円)
・パンコキール(2,300円)
・前菜(700~1,500円)
・魚料理(1,600~2,500円)ムニエル、コキール、ドリア、グラタンなど。
・肉料理(1,900~7,000円)ハンバーグ、ポーク&チキンソテー、ビーフシチゥ、ビーフステーキ
・フライ料理(1,750~2,400円)メンチカツ、コロッケ、ビーフカツ、カキフライなど。
・食事(1,800~2,300円)オムライス、ハヤシライス、カレー、ピラフ、スパゲティなど
・サンドイッチ(1,600~4,800円)名代ヒレカツ、ビーフカツなど
他にも鮑のステーキ、牡蠣料理、ヴィーガン料理も対応可です。
注文したのは以下の通り。
料理は店主の提案により1皿分を2皿に分けて、順番に出していただきました。
お飲み物はスパークリングワイン(小)(1,000円)
●玉葱のステーキ(950円)
一皿は玉葱1個分、レタス添え。
厚めに切った玉葱を芳ばしく焼き、黒胡椒と醤油が香るオイル系ソースをかけたもの。
玉葱が甘いです。
以外にボリュームがありました。
●メンチカツ(1,750円)
濃茶色のデミグラスソースがけ。
炒め野菜添え。
1個分の種を2個に分けて作ってくださいました。
この辺りの計らいが嬉しいです。
ジューシーさは少なめでしたが、おつまみにぴったり!
●パンコキール小(850円/個)
説明によると「独自の製法で作った箱型パンを綿実油で揚げ、その途中で濃厚なクリームソースと海老を入れ、オーブンでコキールに仕上げたもの。パンの蓋がのせてあります。」
通常サイズをお願いしたところ『料金は変わるが2個で出せる』とのことだったので、そちらに変更。
出されたのは、一辺約6~7cmの揚げたパンで作られた立方体。
黄金色の揚げ色に期待が高まります・・・。
パンの蓋を開けると、パンの器にチーズとパセリをトッピングしたクリームソース。
では、いただきます!
熱々です。
器が小さいのでクリームソースは濃厚ながら量は多くなく、具は海老だったかな・・・。
クリームを囲む4辺のパンを崩しながら、いただくのは楽しいです。
小サイズだとクリーム感が少なく、クリーム付き揚げパンをいただいた印象。
通常サイズを崩しながらシェアした方が良かったかもしれません。
小さくても揚げたパン、見かけ以上にお腹に溜まり〆のご飯ものは諦めました。
●本日のデザート(600円)
NYチーズケーキ、レーズンコンポートがけ。
『分けられない・・・。』ということだったので、一皿でお願い。
なるほど・・・大きさはマッチ箱サイズですが、味は濃厚。
甘さは控えめです。
●コーヒー(450円)
パンコキールの余韻とチーズケーキに合いました。
退店時、店主とお話。
店の歴史を説明してくれ、私の中で謎だった「青山からす亭」と「洋食からす亭」の関係が分かりました。
お話できて良かったです。
楽しい時間が過ごせました。