Official information
This restaurant is registered on Tabelog as a corporate member. Business information is released by the staff.
Restaurant name |
Jfree(Jfree)
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Categories | French、Wine bar |
Phone number (for reservation and inquiry) |
050-5593-2862 |
Reservation Availability |
Reservations Only
[Contact information] Please enter a number that can be reached. We may need to contact you to confirm allergies or to inform you of unavoidable circumstances such as the closure of a restaurant. |
Address |
東京都新宿区神楽坂2-11-7 エーワイツービルディング 2F |
Transportation |
2 minutes walk from Tokyo Metro Iidabashi Station Exit B3 3 minutes walk from JR Sobu Line Iidabashi Station West Exit 233 meters from Iidabashi. |
Opening hours |
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Budget |
¥15,000~¥19,999 |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥20,000~¥29,999¥20,000~¥29,999
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Method of payment |
Credit Cards Accepted (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) Electronic money Not Accepted QR code payment Not Accepted |
receipt |
Invoice-compliant receipts can be issued Registration NumberT2350001016198 *For the latest registration status, please check the IRS Invoice System Qualified Invoice Issuing Business Publication website or contact the restaurant. |
Table money/charge |
A 10% service charge will be charged separately. |
Number of seats |
11 Seats ( 7 seats at the counter, 4 seats in a completely private room) |
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Maximum party size | 4people(Seating) |
Private dining rooms |
OK For 4 people A separate usage fee of ¥5,000 will be charged for private rooms. |
Private use |
OK Up to 20 people |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
not allowed |
Space/facilities |
Stylish space,Comfortable space,Wide seat,Counter |
Drink |
Japanese sake (Nihonshu),Wine,Particular about wine |
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Food |
Particular about vegetable,Particular about fish,English menu available |
Occasion |
With family/children |Business This occasion is recommended by many people. |
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Location |
Secluded restaurant |
Service |
(Surprise) Party accommodations(Birthday plate),BYOB,Sommelier |
With children |
Kids are welcome
▶Children can eat the same course menu as adults. |
Dress code |
Please refrain from wearing extremely light clothing such as beach sandals, T-shirts, and shorts. |
The opening day |
2022.12.17 |
Phone Number |
03-6457-5547 |
Remarks |
▶We may ask you to refrain from using our service if you have a food allergy or a food that you don't like and the course content will change significantly. Thank you for your understanding. ▶︎Please allow enough time for your visit as the course will be tailored to you. ▶We may not be able to accommodate your seat request. Thank you for your understanding. |
オープンしてちょうど一年。グルメさんたちが称賛する話題のフレンチレストランへお誘いを受けて初訪問。
陣内シェフは宮崎県生まれ。この日も宮崎食材がそこここに使われていた。カンテサンス、フロリレージュ、L'EAU、Hiroya、赤坂しょう山など一流店で経験を積み、神楽坂に自分の店を2023年にオープン。
18時半に集合して、僕は泡でスタート。
一枚板のカウンターテーブルに座る客から丸見えのオープンキッチンスタイル。勝負してくるなぁ〜。隠し事なし。
最初の【アミューズ】は「自家製のバーニャカウダソースをベースに揚げたお麩で挟んだ一品」…和食とフレンチを修行して来たからこその、陣内シェフのご挨拶代わりの一品。
続いては今回の被災地能登の近くの氷見から手に入った「氷見鰤」を使ったひと皿…ソースはネギと生姜を和えたモノ、上にアクセントとして松の実と花穂を添えてある。合わせて食べるとジェノベーゼの構成要素(チーズ・ハーブ・ナッツ)になるように仕立て上げている。チーズの代用は鰤の脂身が担う。ハーブはネギと生姜、ナッツは松の実で。複雑でありながら爽やかな味わい。
「宮崎妻地鶏骨炭汁」…骨を使って出汁をとったスープに最後にベルモットを加える。そのスープの中に炭火で仕上げたモモ肉が入っている。…丁寧に作っていることが伝わって来て、食べるとほっこりする味わい。この上品なスープで麺を入れてラーメン食べたくなっている自分もいた。
「宮崎 アオリ烏賊」…宮崎県の日向灘で獲れたアオリイカ。厚みのあるアオリイカをギリギリ限界まで切り込みを入れて、食感と甘みを最大限に活かし、ニンニクを少し入れてソテーしたひと皿。
パン…外側のクラスト(耳の部分)はサクサク、内側のクラムの部分は熱々でふわっと仕上がってかなり美味しいパン。普通に店で売りだしたら買うのに…と思ってしまった。
出ていたアオリ烏賊料理のソースをパンで掬って食べたが、もちろん美味しい。
「白子」…見ただけだとなんだか分からないが、トリュフとジャガイモガレットの下に熱々の白子が隠れている。パクッとひと口でいただく。黒七味が隠し味的に使われていて味を複雑に楽しませてくれる。
「三重の鰆」…三重のトロ鰆と呼ぶらしい。1週間寝かせて、身はしっとり、皮目に細かく切り込みを入れ、炭火で火入れをしていて香ばしい。ソースは九条ネギの緑の部分のみで作ったモノ。白い部分はサッとバターでソテーし、ホッキ貝と一緒にいただく。鰆と九条ネギの相性の良さをシェフは強調していたが、なるほどクセなく美味しくいただけた。
「京都 七谷鴨」…窒息鴨。ソースは鴨からとったお出汁に焦がしバターと焦がしニンニクを加えたモノ。
添えられた宮崎県産のほうれん草も焦がしバターでサッとソテーされたモノ。
肉は旨みたっぷりで柔らかく、全体に見事な仕上がり。七谷鴨もこうして調理されたら本望かも、と思ってしまう。
ここからデザートへ。
「福島 あんぽ柿、焙じ茶アイス」…渋みを強くするようミキサーで茶葉も入れて作ったアイス。アクセントにあんぽ柿とドライレーズンが入り、これらが味と食感に変化を与えて楽しませてくる。デザートもチカラが入っていて嬉しい。もちろん美味しい。
「苺クレープ」…いわゆるブリュレクレープ。使っている苺はあまおう。アルマニャックも入れて、バーナーで炙ってキャラメリゼしている。高カロリーそうで怖いが苺の程よい酸味とクリーム部分のろ〜り食感と甘さがバランス取れていて美味しい。
そして最後にこれでもか、と「小菓子」。
これがまた宮崎土産で有名な「チーズ饅頭」(実は今までご当地モノを食べた事はないので比較はできないが…)のシェフ独自のインスパイア版。…ふむ、なるほどクッキー生地にチーズが入ったモノ。
〆のコーヒーを飲みつつ、今日参加メンバーがチーズ饅頭を土産として売り出せば売れる、いやいや怒られる、宮崎名物に東京から参入、などと勝手なことをワイワイ話しながら会はお開き。
人見知りだと自称するシェフを最後まで喋らせ続けさせる今回の幹事のD女史の話法もさすが。
楽しく美味しい一晩になりました。
シェフは若く、多分伸び代部分もまだまだ余裕がありそうだし、これからさらに人気になって予約困難になっていくはず。注目しておいて間違いはない。また伺います。