ゆったりとした時間の流れ方が良い、街のお寿司屋さん(抜群にリーズナブル) : Tatsumi ya

九段下にある「辰己家」さんを訪問。
この地域にある古き良きお寿司屋さんです。

こう言うお店は、時間の流れ方が独特ですよね。
本当に物理法則が心持ち変化した感じを受けます。

店内は、ザ、街寿司と言う感じで、何となくホッとする店内です。
ネタケースには、美味しそうなネタが沢山並んでます。

「日々偶縁」
「縁に恵まれ、人に恵まれての旅路を。心から感謝し、それらを人々に捧げたい」
との標語が目に入ります。

寡黙な大将が黙々と握り、愛想の良い女将さんが回す、と言う見ていて少しホッとするようなスタイルですね。

チラシも握りも1000円(税込)のようなので、今回はチラシをお願いします。

チラシは割りかし早く運ばれてきます。
大将が他のお客様の分も含めて、手際良く一斉に作っていきます。

見た目にも美味しそうなチラシ寿司。
マグロに加えて、白身魚、甘エビ、タコ、イカとボリュームは盛りだくさん。
シャリも酢が強すぎず、チラシには最適です。
そんな中、ワサビにツンとやられて、目に涙。
一方、玉子は甘めで昔ながらのお寿司屋さんの玉子焼き。
この辺もホッとしますね。

浅利のお味噌汁を飲みながら、お茶を啜りながら、色々と考えます。

最近、街寿司の魅力を再発見しており、ランチのチラシは１つの文化だな、と思い始めている次第です。

お支払いは、現金で済ませました。
お値段は、このご時世下を考えるとメチャクチャお安い気がします。
領収書がインボイス対応になっていました(本当、問題だらけの制度な気がしますが、今後、必要情報になりそうなので、明記しようかと思います。)。

女将さんの最後の挨拶も明るくて、気持ち良く、お店を後にしました。

美味しかったです。
また来ます。ご馳走様でした。