Restaurant name |
Idu Masa(Idu Masa)
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Categories | Japanese Cuisine、Seafood |
Phone number (for reservation and inquiry) |
03-3832-3210 |
Reservation Availability |
Reservations available |
Address |
東京都文京区湯島3-38-3 TSゆしま 1F |
Transportation |
133 meters from Yushima. |
Opening hours | |
Budget |
¥20,000~¥29,999 |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥15,000~¥19,999
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Method of payment |
Credit Cards Accepted (JCB、AMEX、Diners、VISA、Master) Electronic money Not Accepted QR code payment Not Accepted |
Private dining rooms |
OK For 8 people |
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Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
not allowed |
Occasion |
This occasion is recommended by many people. |
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何と12年ぶりのいづ政で夕食。いづ政に向かう途中、くろぎの前を通ったので、娘が外から引き戸越しに手を振ったら黒木さんが気付いて手を振ってくれた。5月にどうしても娘が行きたいと言うので黒木さんにお願いしても、やっと9月に時間制限でしかも2階でしか予約を取れなかったのだけど。全然関係ない話になってしまったが、今日はいづ政。12年の間に、本家の銀座の出井もなくなってしまったし、同じく出井出身だった麹町のゆたかも代替わりしてしまった。
店内に入ってみると、昔の記憶よりもずっと店が綺麗で奥に座敷もある。実は10年位前に移転していたらしい。ちょっとシステムも変わっていて、八寸というか前菜の盛り合わせ(サザエ、南瓜の煮物、蓮根、小さな焼魚、揚げた海老、瓜。結構しっかりした味付け)とお椀(蟹の入った玉子豆腐の入ったとろみのついた吸地。まるで茶碗蒸しのような刹那的な柔らかさの玉子豆腐でこれはコロンブスの卵のような具だが素晴らしい)はお通しのように3人分お決まりとして出てきた。
アラカルトでオーダーしたのは、ジュンサイ(こちらのジュンサイはとっても旨い。酢はまろやかではあるが、飲むとちょっとむせる)、鰹の叩き(フライドガーリックとみぞれが特徴的な鰹の叩き。これも美味しい)、茄子の油煮(茄子が2本なので、1本ずつ分けて出してもらった。とろけるような茄子でこれも最高)、稚鮎の唐揚げ(稚鮎が5本。塩とレモンで。旨い)、風呂吹き大根 鶏そぼろ味噌(熱々の土鍋に風呂吹き大根そしてたっぷりの鶏そぼろ味噌。鶏そぼろ味噌は、バーナーで炙ってから出てくる。これも旨い)、キンキ一夜干し(こちらの名物。出汁をはってあって、時間をかけてゆっくり焼いているのでヒレとか頭とかも食べられる。もちろん旨い)、もずく雑炊(これもシェアにしてもらった。イクラとトロミのついた醤油だれ、山葵がのっていて、かき混ぜて食べるように言われる。これも旨い)、白菜の漬物と沢庵、そしてみかん。途中、娘にプレゼントしてくれた黒豆の煮豆がめちゃウマだった。
ドリンクは佐藤の麦焼酎のお湯割り、八海山の純米吟醸、ウーロン茶2杯で29700円。決して安いとは言わないが、充分満足だった。ご主人が一人で手際よくこなす姿は芸術物だ。いつまでも元気でいて欲しい。
以下は2001年6月のレビュー
もう死ぬかと思うくらいお腹がいっぱいになりました。日本食屋さんでこんな経験は、NYのSugiyama以来です。12000円のおまかせにしたら、出てくる出てくるって感じで。ちょっと椀物の塩加減がきついこと以外は、非常に良かったです。刺身もアワビの肝まで添えられてたり、新ジュンサイの酢のものなんて今まで食べてたジュンサイってなんだったんだろうって印象でした。出井系の店では必ずある一夜干は絶品で、ダシで食べさせてくれるなんて粋だし、親父さんはしゃきしゃきの江戸っ子って感じで楽しいし、すばらしい店だと思います。