Official information
This restaurant is registered on Tabelog as a corporate member. Business information is released by the staff.
Restaurant name |
Takano
|
---|---|
Categories | Sushi、Seafood、Japanese Cuisine |
Phone number (for reservation and inquiry) |
03-3841-1645 |
Reservation Availability |
Reservations available |
Address |
東京都台東区西浅草2-24-1 TKビル101 |
Transportation |
3 minutes walk from Asakusa Station on the Tsukuba Express 7 minutes walk from Tawaramachi Station on the Ginza Subway Line 193 meters from Asakusa. |
Opening hours |
|
Budget |
¥8,000~¥9,999 ¥3,000~¥3,999 |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥15,000~¥19,999¥10,000~¥14,999
|
Method of payment |
Credit Cards Accepted (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) Electronic money Not Accepted |
Number of seats |
46 Seats ( 35 tatami seats, 14 counter seats) |
---|---|
Private dining rooms |
OK Over 30 people |
Private use |
OK For 20-50 people |
Non-smoking/smoking |
Smoking establishment Please check with the restaurant before visiting as the law regarding passive smoking countermeasures (revised Health Promotion Law) has been in effect since April 1, 2020 and may differ from the latest information. |
Parking lot |
not allowed Coin parking available nearby |
Space/facilities |
Comfortable space,Wide seat,Counter,Tatami seats,Free Wi-Fi available |
Drink |
Japanese sake (Nihonshu),Japanese spirits (Shochu),Wine |
---|---|
Food |
Particular about fish |
Occasion |
Business |With friends/colleagues This occasion is recommended by many people. |
---|---|
PR for restaurants |
[3 minutes walk from Asakusa Station] ◆ Private rooms available ◆ Enjoy authentic Edomae sushi in the Edo area while feeling the deliciousness of the fish.
- Edomae, like Edomae, in Edo - A variety of Edomae sushi and sake snacks that combine techniques inherited from "Edomae" with modern food culture. In addition to authentic sushi, which is made with g |
さてこちらは根岸にあった『高勢』の流れを汲むお店の一軒です。
浅草で用事を済ませ、予約もせずにふらりとお店に入ると先客は常連らしき二名のみ。
お店入って奥、カウンターの左側へ通していただきました。
まずは注文、担当された方のご説明ではお刺身一点に握り13貫、玉子焼きに巻物という内容で、「男性でもご満足いただけると思います」とおすすめいただいた5,000円の握りを。
熱いお茶を飲みながら担当の方と冒頭の高勢の話などしつつ、まずは鰹の刺身。こちらは芥子醤油で供されました。
私もたまに家で柵漬けにしたまぐろや鰹を食べる際、芥子を用いますが、藁で炙らない脂ののった鰹には辛子も合うものです。ただし家で藁焼きにした鰹には使いませんが。
次は帆立の磯辺焼き。はて、説明にはなかったお料理の気がしましたが、せっかくなので温かいうちにパクリと(笑)
普段鮨屋では飲まないのですが、こういうものを頂くと少し飲みたくなりますね(笑)
ここから握りへ。
印象に残ったのは網代の細工で握られた小鰭。比較的しっかりと締めてありましたが、噛んでいると皮目から脂の旨味がじわじわと染み出てくる。こうした伝統的な小鰭を頂くことができると嬉しくなるものです。
また腸(わた)を叩いたものが添えられた秋刀魚。お店の方いわく昔はこういう魚は握らなかったが、やはり季節の美味しいものはぜひお客さんに食べていただきたいと握るようにしましたと。私も鮨は季節感を感じることもまた楽しみの一つだと思いますし、現に頂いた握りは腸の苦味と秋刀魚の脂が上手く混ざり美味しいものでしたので、これはこれでありかと思います。
そして穴子の白煮。こちらでは醤油を使わずに穴子を煮ておられます。記憶が正しければ『弁天山美家古』さんも爽煮といって穴子を白く煮上げられていたかと思います(まだ訪問はできておりません)が、これも古い仕事の一つなのでしょうか。
塩で供されたこともあり、口に入れると穴子の香りがダイレクトに感じられます。穴子の身もふっくらと仕上げられており満足度の高い一貫でした。
さて、写真を見ていただくとわかるように、なぜか握りが14貫供されているのです(笑)
お店の方に、サービスしていただいたようでと申し上げたら、お客さんは食べ慣れてそうだから雲丹とかを出すより珍しいものの方が良いかなと思って、と(笑)
またこっちも出してて楽しくなっちゃって、少し多くなっちゃいましたと笑いながらおっしゃっておりました(笑)
いやはや、確かに貝割という食べたことのない魚や、前述の網代細工の小鰭、塩で供された車海老や穴子など『高勢』の流れとはまた違った、このお店ならではの工夫で大いに楽しませていただきました。
また近いうちにお伺いしますと約束をし、大満足でお店を後にすることができました。