Official information
This restaurant is registered on Tabelog as a corporate member. Business information is released by the staff.
Restaurant name |
Tempura Ootsuka
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Categories | Tempura |
Phone number (for reservation and inquiry) |
03-3873-8826 |
Reservation Availability |
Reservations Only |
Address |
東京都台東区入谷2-12-11 |
Transportation |
東京メトロ日比谷線入谷駅1番出口より徒歩8分 438 meters from Iriya. |
Opening hours |
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Budget |
¥8,000~¥9,999 |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥6,000~¥7,999¥2,000~¥2,999
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Method of payment |
Credit Cards Accepted Electronic money Not Accepted QR code payment Not Accepted |
Table money/charge |
席料、先付として800円を頂戴いたします。 |
Number of seats |
8 Seats ( カウンター、テーブル ) |
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Private dining rooms |
not allowed |
Private use |
not allowed |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
not allowed 近隣にコインパーキングあり |
Space/facilities |
Counter |
Drink |
Japanese sake (Nihonshu),Japanese spirits (Shochu),Wine |
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Food |
Particular about vegetable,Particular about fish |
Occasion |
With family/children |Date |Alone |With friends/colleagues This occasion is recommended by many people. |
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With children |
Kids are welcome(Elementary school students are welcome)
小学生からOK |
The opening day |
2010.10.5 |
入谷にある「天ぷら大塚」にお邪魔した。
あの新御徒町の「天ぷらみやこし」で修行した大将が腕を振るうが、今年で開店して10年経つんだそう。
そしてここ3年連続ビブグルマン獲得店。それも知らなかった…。
この日は営業日ながらコロナの影響からか特別営業ということで早めにオープンして早めに閉めたい、と言う事らしく遅くても18時には入って欲しいと予約時に言われ、こちらも対応。
18時少し前に店の前に到着。中に入ると、他に客はおらず僕らのみ。あら、そんな時に開けて貰っちゃったってことか…。申し訳ない。なので密の状態はなし。
店に入って直ぐに手のアルコール消毒をお願いされる。
食事はコースでお願いするが、刺身はこの日食べたいと思わず、天ぷらのみの10品の松コース(税込6200円+席料先付700円)をオーダー。
その他は「特コース(税込8300円)」は刺身3品、天ぷら10品、食事、デザートがつく。
「Aコース(税込7200)」は刺身3品、天ぷら8品、食事、デザート。
「竹コース(税込5000円)」は天ぷら8品、食事というコース。
天ぷら10品は以下。
「お通し」…酢の物で具には蛸、あおやぎ、海鼠、イカ、胡瓜。外は蒸し暑かったので、こういう酸っぱい一品は嬉しい。そして蛸も歯応えも優しい美味しさ。
「海老脚2ケ」…塩でいただく。外はカリッと中はしっとり、かなり美味しい。
続いて「車海老」…中は甘くしっとりとやや生っぽく揚げられた一品。これも塩でいただく。これも美味しい。
「アオリイカ」…イカの揚げ方も上手で中は半生で柔らかく甘い。あのみかわの早乙女さんっぽい揚がり方っぽく感じた。
「キス」…身はほくっとしっとり
「鮎2尾」…小ぶりな琵琶湖の鮎。稚鮎の苦味が実に美味しい。
「沖縄産の丸オクラ」…という事は沖縄県の伝統野菜「島オクラ」の事だろう。細長くカット面は丸い形をしている(普通のオクラのカット面は星形)。実は甘味もあり柔らか食感。結構美味しい。
「海老」のお代わり、2尾目…今回はもっと深く揚げたタイプ。僕的には1尾目の半生のタイプの方が好きだが、2種類味わえるのはなかなか楽しい。
「穴子」…穴子が出たという事はこれで終了かな?と思いつつ食す。これが衣はカリッと中身はほくっと揚げられなかなか美味しい。おろし入りの天ツユでいただくが麻布十番の『天冨羅よこ田』っぽい美味しさがあって満足。
「伏見唐辛子」…意外にもこれがかき揚げ前に出る最後の一品。ビタミンCもたっぷりでカルシウムはピーマンの2倍と言われる伏見唐辛子。唐辛子と言いながら辛くなく、むしろ甘みがある。夏バテ防止に良いらしいので僕的には嬉しい一品。
〆の食事は天丼、天茶、そして白いご飯とかき揚げの3種から。
僕は白ご飯を少なめでいただく。『シジミ・みつ葉の赤だし』、たくあんやらカブなどの『お新香』もセットでつく。
「芝海老のかき揚げ」…サイズは小さめのかき揚げだが、中身は結構の量の芝海老が入る。そしてそれもイイ具合のぷりっとした柔らかさ。
ツレは『天丼』をオーダー。天丼も美味しそう。
これで「樽生ビール(アサヒ熟撰 税込720円)」や「烏龍茶(350円)」等を飲んでお会計はひとり8000円弱とお財布に優しいお値段。
ご主人はこの入谷が出身地。人通りも少ない渋い場所に店を構えましたね、と言うと、店がちゃんとしていれば、どんな場所に出そうとも人が来てくれると考えている、との返答。
そう、今回食べてみて思った。特別な日や豪勢接待にはここではない数万円の天ぷら屋さんもアリだが、日頃ふらっと行く時や、家族、気の合う友人と一緒に来る店としては十分満足いく味と量。天ぷらは元々江戸時代には立ち食い等で気軽な食事だったものを、ここは具現化しているのかも。
良い店に出会えたと思う。