Restaurant name |
Ajiyuki(Ajiyuki)
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Categories | Japanese Cuisine |
Phone number (for reservation and inquiry) |
03-6280-3323 |
Reservation Availability |
Reservations available
電話予約 |
Address |
東京都中央区湊3-4-2 Vann Amor 1F |
Transportation |
新富町駅から徒歩3分 370 meters from Shintomicho. |
Opening hours |
Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting. |
Budget |
¥30,000~¥39,999 |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥30,000~¥39,999
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Method of payment |
Credit Cards Accepted (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) Electronic money Not Accepted |
Number of seats |
7 Seats ( カウンター7席) |
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Maximum party size | 7people(Seating) |
Private dining rooms |
not allowed |
Private use |
OK |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
not allowed |
Space/facilities |
Comfortable space,Counter |
Drink |
Japanese sake (Nihonshu),Japanese spirits (Shochu) |
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Food |
Particular about vegetable,Particular about fish |
Occasion |
This occasion is recommended by many people. |
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Location |
Secluded restaurant |
The opening day |
2022.10.11 |
「京味」と「味ひろ」で修業をされた大将が、昨年から営まれている日本料理店になります。
入店をすると、お店の方が温かく迎えて下さります。
白木のカウンターが特徴的で、シンプルでこじんまりとした空間です。大将とお弟子さんの二人体制でした。
一斉スタート形式ではなく、基本は1日1回転とのこと。急き立てられることなくゆったりと各々のペースで食事に向き合えます。昨今の飲食事情を考えると有難いです。
大将は一見とても怖そうですが、物腰柔らかく気さくな方でした。お弟子さんのさりげない心配りも嬉しかったです。合間の大将とお弟子さんの掛け合いは…楽しくて気持ちがほっこりしました。
“派手さ”はありません。いや…だからこそ…落ち着いた雰囲気でアットホームに過ごせるのかもしれません。お茶目な大将のトークも楽しいです。和やかに過ごさせていただきました。
お料理の個人的な感想ですが…
しみじみとして気持ちが「ほっとする」味わいの料理がある一方、印象がガラッと変わり、思わず「うまいっ…」と唸り声を上げたくなるような料理も多かったです。全ての料理に共通して、言葉で何とも表現できない心地よい余韻が後味として感じられました 。
◯スペシャリテの胡麻豆腐
衝撃的な美味しさでした。胡麻豆腐にかかる経験は少ないですが、おそらく今まで食べた胡麻豆腐のなかで一番美味しかったかもしれません。プルンっモチっとした絶妙な噛み心地。口に入れたときに胡麻のどっしりとした濃厚な風味を感じます。また後味の軽やかさもそれに勝るとも劣らないくらい印象的。
◯由良のウニ
甘みがとても強く、その甘さは上品なものでいやらしさとは無縁。舌触りは滑らかで、口の中で直ぐに溶けず、身が存在感を主張してからフワっと口溶けしてゆきます。
芋茎の吉野煮…雲丹茄子…白味噌のお椀…〆のご飯の数々…
挙げていったらキリがない…どれも食べ疲れしない美味しさ…
ただただ美味しかったです。
私は好き嫌い激しい人間なので…
どのお店で食事をしても、料理、サービス、雰囲気、金額面で、大なり小なりの違和感を感じてしまいます……。
しかし当店では、そういった違和感を全く感じることなく、最後までリラックスした時間を過ごすことができました。
素敵なお店で食事をすると、退店後も心地よい余韻が暫く残り続けるものなのかなぁ…と感じています。今回も同様に、心と体を包み込んでくれるような、じんわりとした余韻に浸りながら、家路に着くことができました。 実はこれを書いている未だにその余韻に浸っております。
今回は前々からお会いしたかった方のお供をさせていただきました。 お誘い下さり本当に有り難うございました。
ご馳走様でした。