Official information
This restaurant is registered on Tabelog as a corporate member. Business information is released by the staff.
Restaurant name |
PRIMO PASSO
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Categories | Italian、Creative cuisine |
Phone number (for reservation and inquiry) |
050-5590-8063 |
Reservation Availability |
Reservations Only |
Address |
東京都中央区築地1-5-11 ACN築地ビル B1F |
Transportation |
2 minutes walk from exit 1 of Shintomicho Station on the Tokyo Metro Yurakucho Line 4 minutes walk from exit 4 of Tsukiji Station on the Tokyo Metro Hibiya Line 6 minutes walk from exit A7 of Higashi Ginza Station on the Toei Asakusa Line 184 meters from Shintomicho. |
Opening hours |
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Budget |
¥20,000~¥29,999 |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥20,000~¥29,999
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Method of payment |
Credit Cards Accepted (JCB、AMEX、Diners) Electronic money Not Accepted QR code payment Not Accepted |
Table money/charge |
サービス料10% |
Number of seats |
14 Seats ( 8 seats at counter, 6 seats in private room) |
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Maximum party size | 8people(Seating) |
Private dining rooms |
OK For 2 people、For 4 people、For 6 people |
Private use |
OK Up to 20 people |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
not allowed |
Space/facilities |
Stylish space,Comfortable space,Wide seat,Counter,Free Wi-Fi available |
Drink |
Japanese sake (Nihonshu),Japanese spirits (Shochu),Wine,Particular about Japanese sake (Nihonshu),Particular about wine |
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Food |
Particular about vegetable,Particular about fish,English menu available |
Occasion |
This occasion is recommended by many people. |
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Location |
Secluded restaurant |
Service |
(Surprise) Party accommodations(Birthday plate),BYOB,Sommelier |
With children |
Children are also welcome if reserved. |
Website | |
The opening day |
2023.5.1 |
Phone Number |
03-6826-9672 |
土曜日の夜に訪問。
数週間前に予約しました。
【ポイント】
○2023年5月オープンの新店
○目新しさもあり質の高いお料理とパスタ中心のコース。イタリアンらしさもありつつ創意工夫が
○アルコールペアリングはイマイチ
○接客が非常に丁寧
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*オペレーション:3人体制
*客層:グループ
*支払い:カード可
*チャージ、サービス料:10%
*ネット予約:あり。一人可
*ランチタイム営業:なし
*一人訪問:可能
*Google評価:4.8
*食べログ現状評価と印象:3.51
訪問時は3.15でしたが急に上がっていました
【お店について】
2023年5月にオープンした新しいお店です。
シェフは国内店を経て、ナポリの二つ星店で修行されていたよう。
31歳とお若いシェフです。
サービスマンの方がソムリエを兼任されているようです。
パスタ中心のお品書きで、大きく変わるのは2ヶ月に一回とのことですが、パスタについてはちょこちょこ変わるよう。
各最寄り駅からは近いです。
【店内の様子】
カウンター8席と個室があります。
この日はカウンターのみ、半分程度の埋まりでしたので、席間隔もゆとりあり。
オープンキッチンになっており、劇場型と言えなくもありませんが、あまり良く見えないのでそんなに劇場感はありません。
よく見えるのは、生ハムを機械でスライスするところくらいです。
もう少しシェフと物理的な距離が近いほうが話しやすいかも。
シェフ、ソムリエ兼サービスマン、シェフの補佐の方、3人体制で手厚く、客数の影響もあると思いますがお料理の待ち時間はあまりなく、サービスマンの方はとても丁寧な接客。
サービスマンの方に、どこかで会ったことがある気がすると言われ、あるようなないような、でも以前いらっしゃった店名を聞いても行ったことがなかったのでうーん、と思い、後から復習をすると門前仲町の閉店したピッコラポルタにその前におられたようでした…!
そちらには一度しか訪問してないのに、記憶力すごいです。
シェフもイキった若者感がなく、控えめな感じで良い雰囲気、接客も丁寧です。
帰りはエレベーターで地上まで上がれるのですが、エレベーターを降りて外に出ようとすると、そこにあるドアをなんとわざわざ階段を上って開けに来てまでくださりました。
そこまでしてくれるだけでもすごいのに、サービスマンと一緒にシェフも来てくださるとは。
サービスという点で間違いはないお店です。
10%に見合う素晴らしいサービスでした。
【食事の内容】
16,500円のおまかせコースとなります。
ドリンクは、9,900円のアルコールペアリング9種を。
お水はおそらく有料。
お料理は以下です。
○筋子 胡瓜 オクラ 長芋 コリンキー トマトのジュレ
○3種チーズのピザ 生ハム乗せ
○白えび 唐墨 カッペリーニ
○太刀魚 野菜 黒バルサミコ酢
○パン
○雲丹のスパゲッティ
○美膳軍鶏のトルテッロ ガラスープ
○とうもろこしと黒トリュフのリゾット
○無花果生ハム巻き ミントのシャーベット
○十勝ハーブ牛の炭火焼 すじのソースとエシャレットソース とうもろこしのフリット
○タヤリン 葱とドライトマト
○ほうじ茶アイスと桃 クリームチーズソース
○シュークリーム ハーブティー
【食事の感想】
品数が多いながらも一品一品の量はちょうどよく、目新しさもあり質も高い良い内容でした。
9種アルコールペアリングは、一皿のお料理に対して結構1杯の量が多く、かなり飲める私でも少し持て余しました。
特に、中盤でアルコール度数が高いお酒が出て量もしっかり目だったので、水をたくさん飲んでしまい、終盤お腹がきつかったです。
最初は全然余裕だったので、後述している理由からも、6種のワインペアリングあるいはバイザグラスがおすすめ。
ちょうどよく食事を終えられると思います。
特に良かったのは生ハムとピザ、ウニのスパゲッティ、トルテッロ、ハーブ牛、タヤリン。
ピザは丸いパンのような形で、中にリコッタ、スカモルファ、パルミジャーノの3種のチーズのクリームが入っています。面白いです。
熱々でつかみにくくはありましたが、クリームがぎっしりで飛び出たほど。
かなり美味しかったです。
生ハムも薄くスライスしたてでふわふわ。
ウニのスパゲッティは、ウニソースに鰹出汁がきいてて和風なニュアンスも。
ウニの塩味とのバランスも良いです。
トルテッロは肉肉しい軍鶏が包まれながらも、プリッとした仕上がり。
なんといっても、その軍鶏のガラから取った出汁のスープがとても風味よく美味。
青柚子のアクセントも良いです。
ハーブ牛は、見た目より脂があっさり目。
硬くない赤身が美味しいお肉です。
すじの出汁ソースで旨味とコクが増し、エシャレットソースでさっぱりと。
終盤でしたが全く重たくなくいただけました。
カプチーノみたいに提供されるタヤリンは、とても麺の香りが良いです。
量を希望でき少な目にしましたが、お腹を調整してもっとたくさん食べたかった。
どのお料理も塩気ちょうど良く、イタリアンらしくゴテゴテさはないものの創意工夫があり丁寧に作り込まれている気がして良かったです。
一方でペアリングは少し思うところも。
冒頭の通り、やや量が多いのと、マッチしない組み合わも。
この9種はワイン以外も含まれますが、特にそれらが私には全くハマらず、、、
まず、白えびを軽く甘口白ワインで漬けたカッペリーニに、日本酒の黒牛が合わされましたが、お世辞にも合うと言えませんでした。
こちらの純米酒はほんのり熟成香もきいた骨太の旨味しっかり系。
脂があるお魚やお肉の温かいお料理に合いそうなタイプで、正反対の白えびの冷製パスタとはミスマッチ。
少し前は新政だったようですが、それなら分かります。
仙禽や産土など、甘酸系の白ワインっぽいニュアンスの日本酒が合うと思います。
また、ウニスパゲッティには、自家製の昆布チェッロ?という50度近くもあるお酒がストレートで。
これがお料理と大喧嘩、、
甘味が強くシロップのような単体での主張が強いお酒で、昆布風味はほとんどなし。
パスタを食べたあと飲むと、ウニや鰹出汁の余韻が一気にかき消され、お酒を飲んだあとにパスタを食べると、なんともあれなお酒の後味とアルコール感で台無しに。
水で誤魔化しながらいただきました。
この手のお酒は、普通のお料理と合わせるのは難しいと思います。
まさに喧嘩しているという表現がドンピシャとなってしまっております。
とうもろこしのリゾットにはカリフォルニアのシャルドネ。
これがまさにカリフォルニアらしく癖のある味わいで、樽香も強めで、優しい風味のこのお料理に合わず。
ワインが強すぎます。
最後のニュージーランドのピノノワールも、なんとなく?という感じでした。
どのワインも単体ではしっかり美味しいです。
こうした理由から、9種ペアリングはコスパは悪くないですが私としてはおすすめできず、かつワインペアリングも波があるので、ボトルかバイザグラスが良いかもしれません。
おそらくソムリエチョイスと思いますが、シェフはお酒が飲めないとおっしゃっていたのが、おそらくそうだろうなと思っていたところで答え合わせとなりました。
複数人で試していないであろうことが要因と思われますね。
ペアリングは改善余地ありと言わざるを得ませんでした。