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「ジャポネメロン」が我が家の冷蔵庫にある、なんと満ち足りた時間でしょう! : Pâtisserie Ryoco

Pâtisserie Ryoco

(パティスリー リョーコ)
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4.1

JPY 4,000~JPY 4,999per head
2024/06Visitation17th

4.1

JPY 4,000~JPY 4,999per head

「ジャポネメロン」が我が家の冷蔵庫にある、なんと満ち足りた時間でしょう!

高輪台にある完全予約制の非常に美味しいホールケーキを受け取れるお店です。1週間のうち金土日の3日間だけお店がオープンしますが、店頭はあくまで「予約したケーキの受け渡し場所」なので予約なしでお店を訪ねても買える商品はほぼありません。

毎週金土日の朝10時から公式HPの予約ページにて(※Table Checkに飛びます)1週間後に引き取るケーキの予約が出来ます。

1時間刻みの引き取り枠で空きを見つけて予約をすることになりますが、「13時〜」の枠で予約していても「13時きっかりに全員受け取れる」という意味ではなく、「13〜14時の間のどこかで出来上がりますよ」という意味です。出来上がると店からメールが来ます。

ここを誤解されている方が多く、「こちらは予約時間通り店に来たのに店頭で20分も30分も待たされるなんて信じられない!」という無用の怒りや疲弊を産んでいる原因になっているように思います。

某日受け取りに行った際(ご用意完了メール受領済)狭い店内の片隅に疲れ切った暗い表情で亡霊のように佇んだままカウンター前に進まない方がいたため、さすがに店内で待っているのはメール受領済の方かと思って順番確認のため「受け取りの方ですか?」と聞いたところ、

カッと怒りの表情を向けられ「まだ20分以上かかるって言われててずっと待たされてるんですけど!(何なんですかこれ?)」と恨みのこもったお返事を浴びてしまい、このご様子では仕組みを冷静に説明しても怒りに油を注ぐだけのように思って「あ、ああ」としか言えず。這々の態で自分の分を受け取って店を出てしまいました。

お店の方も「外でお待ちください」とも言えず、困ってそこに放置しておられたのでしょう…でもお店の方は聞かれたことに答えるだけでなく(出来てますか?いえまだです。何時に出来ますか?20分後です。的な会話しかしていない気がする)都度、こういう方にも仕組みを理解いただけるよう口頭でイチから説明すべきでは?と老婆心ながら思いました。

こちらのケーキはリョーコさんご自身が2階の工房で受け取り直前に仕上げをするため、手作業で一個ずつしか出来上がりません。そして、それこそが他にはない「出来立てケーキ」であるゆえの美味しさの秘密です。

1時間枠の中で先に仕上げてもOKなケーキから順番に仕上げていき、これまでの経験上、特に「ジャポネ」は生クリーム絞りのため時間帯の中で一番最後に作られることが多く、13時〜受け取り予約なら14時直前(14時過ぎることも多い)に「準備完了」メールが来ます。

……という独自の仕組みで運営されているリョーコさんのアントルメ(ホールケーキ)ですが、今回私はその「ジャポネ」様の受け取りだったので、

きっと遅いだろうと踏んで、時間帯の30分過ぎ頃に最寄り駅に着き、駅前で生キャロットジュースを飲み、別なパティスリーで焼き菓子を買い、さすがに次の時間帯に入っても尚メールが来なかったため、次時間帯15分過ぎくらいに店頭に行って問い合わせをしました。

「遅れてすみません、ちょうど今出来て降りてきました!」ということで結局、無事店頭待ち時間はゼロでお迎え出来たジャポネ様が、

・「ジャポネ メロン 4,920円」

保冷袋持参で大切に大切に持ち帰り、しばらく冷蔵庫で再度冷やします。……と、そこでその日は力尽きてソファで寝てしまい、相方が帰宅して起こされました。その昼寝の幸せだったことと言ったら!

冷蔵庫にメロンがたっぷり載った出来立てのホールのショートケーキが入っていて、目が覚めたらそれを好きなだけ食べられる!ああ、今日は良い日だな、楽しいなぁーという充実した昼寝からの目覚めってなかなか無いものです。人生最良の昼寝と言っても過言ではないかと。

味はもう何度も書いているので繰り返しませんが、生クリームがフレッシュで口に入れた途端溶けて天国の食べ物のような他にない食感。メロンは果汁たっぷりで上に載っているだけでなく3段に挟まれてすごい贅沢三昧です!

  • Pâtisserie Ryoco -
  • Pâtisserie Ryoco - 昼寝して夜起きてから撮影したのでなんだかムーディーな陰影が…

    昼寝して夜起きてから撮影したのでなんだかムーディーな陰影が…

  • Pâtisserie Ryoco - メロンが甘いので生クリームの甘さはぶつからないよう控えめに感じました

    メロンが甘いので生クリームの甘さはぶつからないよう控えめに感じました

  • Pâtisserie Ryoco - だ、断面…!雪崩てるけどなんとか撮りました。

    だ、断面…!雪崩てるけどなんとか撮りました。

2024/05Visitation16th

4.0

JPY 6,000~JPY 7,999per head

嵐の中のリュミエール(光)!

例年になくお天気が不安定ですよね。最近の私は特に週末の天気に敏感で、早くも台風が発生したとか、雷雨?突風?大雨?かと思えば盛夏並の気温?と週末前の天気予報を聞いては一喜一憂てす。

というのも、高輪にある毎週金土日の週末3日間だけ営業されているこちらのお店へ、他ではなかなか味わえないほど超絶美味しいケーキを引き取りにお伺いするという大事な任務があるからなのです。

ちなみに週末3日間、お店は開いてはいますが、基本的に予約した方の引き取り分しか作っておられない店なので「週末で近くまで来たから」などと、思い付きでぶらりと立ち寄っても、購入は難しいです。ご注意ください。逆に、予約した以上は嵐でも熱波でも引き取りに行く強い覚悟を問われます…!

初めてご利用の方は、とりあえずまず1週間前の金土日、朝10時からオープンするホームページ(Table checkへ遷移)で、購入したいケーキと引き取りの日にちと時間帯の予約をされてください。

クリスマスやバレンタインなどの需要ハイシーズンには秒で売り切れてしまい超予約困難だった人気商品も夏場に差し掛かり、今は比較的ネット上の集まりも緩やかなので、

希望のケーキを自在に選んで予約ゲットできる確率が高いですし、初夏の果物が滴るように美味しいので入門の季節としては実はおすすめかも。まあ、でも天気と気候がね……。

そう。かなりの方が雨中、店頭でお待ちでしたが、マジでお互いのため、「ご準備できました」メールが来てから店頭に行かれてくださいー。

店前に並んで待たなくてもメールが来たらすぐ受け取れますし、予約したケーキは絶対なくなったり、順番を抜かされたりもしませんから。リョーコさんの作業手順で仕上げておられるので、逆にメールが来る前に並んだからといって先に渡してもらえたりもしないです、おそらく。

そんなわけで週末、わたしはだいたい40分過ぎ頃に「準備できました」メールを受領して、のんびり駅近くのジューススタンドに居たので慌ててちいばすでお伺いしました。大きな傘を持ちつつ受け取ったのは、

・「リュミエール(12cm×12cm) 6,400円」

名前がそのまま「光」ですよ、美しい!

雨の中、傘とケーキを慎重に両手に持ちつつ、地下鉄とバスを乗り継いで1時間弱。苦労の甲斐あって我が家に「太陽」を持ち帰ったのかと思うくらい、オレンジの光溢れるめっちゃ神々しいケーキが箱から無事に登場でした(喜!)。もちろん即食べます。

一番下は比較的サクサクした食感のビスキュイ層、そしてマンゴー果肉のコンポート(とても甘いがフレッシュかも?)、そしてその間に薄くホワイトチョコ層があったかも(色々うろ覚え)と思うくらい、台は果汁を吸わず、ずっとサクサクでした。

そして、リョーコさんの神ムースリーヌとピューレ、周りを取り囲む甘いけど嫌な後味が全く残らないパリパリのホワイトチョコの壁。てっぺんにはマンゴー、オレンジ、パインがこぼれるくらい山盛り!外の天気を忘れて、晴れ晴れと光のケーキをいただきました。

そう言えばムースリーヌ層ですが、持ち帰ってすぐいただいた時、相方が「え?アイスケーキなの?」と驚いていたくらい、シャリシャリのシャーベット食感。それから冷蔵庫に数時間置いて夕食後にもう半分をいただいた時はなめらかなムースリーヌ食感と、同じケーキで2度の味わいを楽しめました。

夏場のお持ち帰り対策としてムースリーヌ部分はいったん冷凍されているのかもしれませんね。それはそれで楽しく二度美味しかったので全然ありでした!

  • Pâtisserie Ryoco - 光!

    光!

  • Pâtisserie Ryoco - 光!光!

    光!光!

  • Pâtisserie Ryoco - 光!光!光!

    光!光!光!

  • Pâtisserie Ryoco - 五層の断面萌え写真!(切るの下手ですみません)

    五層の断面萌え写真!(切るの下手ですみません)

2024/05Visitation15th

4.3

JPY 4,000~JPY 4,999per head

初夏には大人風味なオレンジのジャポネ

大人になってみて良かったなと思うことがいくつかありますが、私の場合は①誰の許可も得ずに好きな場所に好きな時に出掛けられる、②読みたい本を我慢せず欲しいだけ買える、そして③「ショートケーキ」を自分のためにホールで買って食べられるようになったことでしょうか。

そしてリョーコさんの「ジャポネ」と出会ってからは③の解像度がさらに上がって、他のお店のホールショートケーキでは到達できないところまで満足度のハードルが上がってしまった気がします。

逆に言えばリョーコさんの「ジャポネ」さえあればこれまでの日常では到達できなかったほどの満足感と幸福感が手に入るようになったということでもあるのですから素敵なことです。

大人は「人に迷惑をかけずに自分で自分の機嫌を取る方法」をいくつか持っておくべきだ、と社会人になってすぐ尊敬する先輩から教わったのですが、リョーコさんの「ジャポネ」は私にとっては現状、間違いなくその最良の方法になっていると言えます。

「どんなに気が塞いでも落ち込んでも、それさえあればとりあえず元気になれるもの」が具体的に存在し、手順を踏めば手に入れられるって、精神衛生上とても良いことなのです。たとえ入手まで少しの面倒臭さと手間と時間とお金が掛かったとしても、そこに絶対確実な「幸福感」があるとわかっていれば取り組めますよね!

ということで今週の幸福感のお持ち帰りは

・「ジャポネ オレンジ 4,600円」

「グランマルニエを使用したスッキリ大人のジャポネ」とホームページに説明があるように、これぞ「大人が自分のために買うショートケーキ」!

「グランマルニエ」はお菓子作りをかじった人なら一度は使ったことがあるかもしれない、ポピュラーなオレンジリキュールです。夕陽のようなゴールデンアンバー色の美しい液色のコニャックベースで、アルコール度数は結構高め。バニラやキャラメル、ハーブや焦がしたオレンジ皮の香りなど少し複雑な香りが内包されています。

オレンジ風味を付けるために使うリキュールには、この「グランマルニエ」ともう一つ、全く別の製法で作られた「コアントロー」がありますが、「コアントロー」は透明の蒸留酒でひたすらオレンジの苦味と風味に特化した純粋でスッキリしたオレンジ風味。

こちらは無色透明なので、一般には真っ白な生クリームにオレンジ風味を付けたい時は「コアントロー」が使われるケースが多く、「グランマルニエ」は熱しても香りが残るので色味より香り重視のパウンドケーキなどに使われることが多いのですが、、、

リョーコさんは敢えてこの「グランマルニエ」を生クリームに使い、真っ白ではなく少しだけアンバーを感じるクリーム色に仕立て、香りもスッキリ純粋なオレンジではなく、キャラメルや焦げたオレンジなど少しの複雑さを内包させたかったのかなと感じました。

つまり、いろいろあってただ単純に真っ白のままでは居られず、純粋な善悪だけでは割り切れない複雑に積み重なって様々な要素を内包した時間や状況を裁いて来た人=「大人」のためのショートケーキなのかなと。

クリームを口に入れた瞬間に広がる、甘いだけでない少し複雑で懐かしいような気がする様々な風味、それをしっかり明るく支えてくれるカスタード、驚くほどの鮮やかな黄色でふわっふわなのに強さを感じるジェノワーズ、そしていつものようにとてもフレッシュで完熟したオレンジ果実……完璧です。

実はオレンジのショートケーキってあまり売っているのを見たことがないですし、私は今回初めて食べた気がするのですが、この「グランマルニエ」風味込みでとても好きなケーキになりました。

ああ、これを独り占めできるって、大人になって良かったなー!と堪能してるところに相方が帰宅。「あ、あー!」からのフォークとお皿用意からの「うまーい」まで10秒。こうして幸福を分け合うこともまた大人の時間なのかもしれませんねー。あ、でも3/4は私の分ですからー!

2024/05Visitation14th

4.1

JPY 5,000~JPY 5,999per head

めっちゃピスタチオー!!!

苺、レモン、パイン、無花果(いちじく)などなど、その季節の旬の完熟フルーツを山盛りこぼれ落ちるほど使ったリョーコさんのタルトシリーズが、今週は「ピスタチオとチェリー」という禁断の美しい組み合わせでやって来ました。

こちらのお店は、たわわな季節のフルーツたっぷりのタルトシリーズやショートケーキ(リョーコさんのお店では「ジャポネ」と呼ばれます)を始めどれも他ではなかなか真似の出来ない格別の美味しさで、一度いただくとそのまま中毒になってしまう高輪の超人気&予約困難パティスリーになります。

思い立ったその日に行っても店頭で購入出来る商品はほぼなく(※そもそも週3日しか開いていませんし)、1週間前に公式サイトから(※Table checkに連携)引き取り時間帯と商品を予約し、

1週間後に自分が予約した時間帯内のどこかで「貴女の商品が今出来上がりましたよー」とメールで呼ばれてから商品を受け取りに行くシステムになっています。

なんでそんな面倒なシステムになっているかと言うと、全ての商品をリョーコさんが2階の工房で一人で最後の仕上げをされていて、全行程店内で一つ一つ手作りするケーキだから、どうしても一つずつ順番にしか出来上がらないからなのです。

その日、その時、自分のために仕上げられた出来立てのホールケーキをその場で受け取れるというのがリョーコさんのお店の最高の醍醐味であり、他では味わえないほどフレッシュな生地、クリーム、フルーツの美味しさを味わえる理由と言えましょう。

今年の1月まで私も「美味しいって言ってもそこまで差はないでしょ、名のあるお店はみんな技術高いし」と思っていたのですが、、、出来心でふと「苺のタルト」を予約して食べてしまって以来、ほぼ毎週リョーコさんのケーキが食べたくて通い続けてしまっています。4月に受けた健康診断の結果がそろそろ届くのが怖いです〜笑

そんな日々を過ごす中、過去に先輩レビュアー様たちがあげておられる、私がまだ経験していない季節のケーキたちの写真を眺め、舐めるようにレビューを読んではいつもワクワクしているのですが、ずっと気になっていた「ピスタチオとチェリーのタルト」。

このピスタチオとチェリーのタルトのクリームは?タルト台は?チェリーは?いったいどんな味なんだろう?と、出てくる季節を楽しみに待っていました。というわけで今週はついに来た

・「ピスタチオとチェリーのタルト 5,400円」

をお持ち帰り。

かなり蒸し暑い季節になりつつあるので保冷バック持参、持ち帰ったらまずは冷蔵庫で冷やし直してからいただきます。

最近では週末夕方に私が美味しいケーキを持ち帰って来ると覚えた相方が、野犬のようにお腹を空かせて玄関で待ち構えてすぐ食べようとすることもあるので油断なりません。今日は相方が遅くなることを確認の上、ゆっくり一人でまずは半分いただきますー!

あー。やっぱり切るのが下手過ぎて綺麗な断面をお見せ出来ず、無念です。でもお分かりいただけますでしょうか、軽やかで香ばしいキツネ色のタルトの中にどっしりと深緑色のピスタチオのタルト生地が詰まっています。この地帯はバターの香りとピスタチオペーストが絡み合ってしっかり濃厚で旨みがたっぷりです。

その上には、甘酸っぱく煮込まれたグリオットチェリーの果実とチェリーのジュレがぎっしり敷き込まれて(ここのパーツ、マジで美味、瓶に詰めて売って欲しいです!)、

次に来る芳醇なピスタチオ生クリームの風味をより感じさせる舞台を整え、さあ行っておいで、たっぷりふわふわ綺麗な薄緑色でフレッシュでめっちゃピスタチオーーー!!!な世界へ!!!という構成になります。

上に乗っているチェリー果実は、ここまでの「めっちゃピスタチオーーー!!!」で陶然となってボーッとした心を落ち着かせるために、少し酸味あるキュッと爽やかな味でちゃんと現実世界に戻って来れる「締め」になっている感じです。

下から順に食べても上から順に食べても一度に全部のパーツを口に入れてもそれぞれの役割がちゃんとバランスよく働いて、味わいの移り変わりが立体的で満足度が高いです。相方が帰ってきたらまた残りの半分を一緒にいただきます!

2024/05Visitation13th

4.0

JPY 5,000~JPY 5,999per head

初夏の果物オールスターズ「タンブラン」

高輪台にある完全予約制の非常に美味しいホールケーキを受け取れるお店です。しかし、店頭はあくまで「予約したケーキの受け渡し場所」なので予約なしでふらりとお店を訪ねても買える商品はほぼありません。

毎週金土日の朝10時から公式HPの予約ページにて(※Table Checkに飛びます)1週間後に引き取るケーキの予約が出来ます。

13〜14時
14〜15時
15〜16時
16〜17時

という1時間刻みの引き取り枠で空きを見つけて予約をすることになりますが、人気や需要期によっては朝一瞬で全枠が埋まってしまうこともあります。

引き取り当日「予約した時間枠の中で用意ができた商品順」にお店からショートメールで呼び出しが届きますので、メールが来てからおもむろに店頭を訪ねてください。

「13時〜」の枠で予約していても「あなたは13時から受け取れる」という意味ではないので、ウキウキしながら13時に行って店前でスタンバっていても、結局そのまま1時間くらい(商品によっては次の予約時間帯まではみ出して)待ちぼうけになることもありえます。

……という独自の仕組みで運営されているリョーコさんのアントルメ(ホールケーキ)の中でも、さらに今回は1日2枠の時間帯(14時〜、16時〜)しか予約を受け付けていない希少種

・「タンブラン 5,280円」

の予約枠をゲットできたのでいただいてまいりました。当日お店から「ご用意出来ました」メールは結構早めで、予約時間帯の10分頃。

駅に着いたタイミングだったので先週開拓した白金高輪駅前の生ジュースを飲みに行く暇もなく、ちょうど来たミニバスに乗って駆けつけました。

時間枠と数を絞って万全の体制で取り組んでおられることが奏功して、いつになく受け取りがとってもスムーズ。店頭滞在2分(!)即お持ち帰りといった感じでありがたいです。

今日は相方の帰りが遅めなので、急かされることもなく心穏やかに冷蔵庫で冷やし直し、その間にシャワーも浴びて着替えもしてさっぱり身を清めてから、そっとひとりで箱を開けます。

ああ美しい!表面にかけられたマンゴーピューレの明るい山吹色。結ばれた金色のリボン。すんなり長くしっとりしたオレンジピール、ジューシーなのがひと目で分かるパインダイス…心置きなく輝く姿を愛でてからカットの儀へ。

あーれー!

ナイフで押されて中のたっぷりフルーツが飛び出して崩れてしまいます〜。「苺のフレジェ」の時はうまく切れたのですが、ムースリーヌの硬さが違うのかもしれません。綺麗に切って断面写真を載せておられるレビュアー様、凄腕です。

ま、崩れても美味しいものは美味しいので、家で食べる分には問題ない……って、最近同じ言葉を書いた覚えがありますが。季節的にナイフをキンキンに冷やさないとダメなのか、今後もこのようなことになるなら、もっと鋭く切れまくる果物用のナイフを新たに買うべきか。(※今は長いパン切り包丁使用)

などと考えつつもホールはどんどん口の中へ笑。
ココナッツリキュールが香るなめらかなムースリーヌに陶然と溺れつつ、メロン、マンゴー、バナナ、キュウイ(リョーコさんの表記に準じます)、パインがゴロゴロと飛び出して来て舌の上が楽しいことこの上ありません。なんだかウキウキしてきます。

「タンブラン」は古い時代のピアノ練習曲の題名にその名を冠する曲がありますが、黒鍵と白鍵を交互に細かくフレーズを繰り返して弾く楽しい曲なので、そんな味覚的イメージなのか、もっと大元の「太鼓」の名前からケーキの形状に模して名付けられたのか、いずれにしても食べていて楽しくなるケーキでした。

上下のビスキュイは意外と果実の水分侵食は受けておらず、終始さっくり軽やかで、果汁とムースリーヌに溺れる口の中を程よく落ち着かせてくれる役割に計算され尽くした構成の妙を感じます。受け取りから5〜6時間経過した夕食後に再度食べても(相方にも1/4付与)その印象は変わらずだったので水分対策されているのかもしれません。

2024/05Visitation12th
Translated by
WOVN

4.1

JPY 4,000~JPY 4,999per head

I never knew that fresh fig fruits were so fragrant!

I have never eaten so many plump, ripe figs in my life... I had never really paid much attention to this humble fruit before, but I never knew it could be so delicious! The flesh is not too sweet and has a milky, soft taste, and although it is not so juicy that it drips with juice, its fresh moisture brings continuous pleasure to the tongue, and when you bite into it, the aroma of green, typical of early summer Japanese fruits, fills your nose. It is soft enough to drink without chewing the skin and seeds, and everything about it is elegant, including the visual appearance of ivory white with a slight burgundy coloring. And only Ryoko could make this tart, which is piled so generously with the finest fruits that are just ripe right now! Amazing, one of a kind, this is the first time I've ever seen anything like it! (Ecstatic) Today's purchases were: - "Fig Tart 4,840 yen" Of course, I'm sure I have eaten sweets called "fig tart" in other shops in the past. However, even if fresh fruit is placed on it, it is only a slice or two, and it hardly leaves an impression as a fruit, it is too elegant. Otherwise, I think it would be a completely different concept of food, such as dried figs. Generally, when buying seasonal fruits, unless you are a big fan, you will not reach for "figs". It is not a fruit that is available regularly throughout the year like apples, mandarins, and strawberries, and it is not a flashy fruit that is clearly promoted as "Yes, it is a high-class fruit" like peaches, mangoes, melons, and Shine Muscats. Thanks to Ryoko, this year I have rewritten my perception of this fruit itself. I am even thinking about looking for and buying figs in season. However, of course, the fruit alone is not that impressive. I am impressed by the overall deliciousness of the tart base that Ryoko has made into a tart, including the custard, jelly, and fragrant aroma and the complex texture of the tart base, which is crispy and moist. It's wonderful to think, "It's so delicious, I want to eat more and more!" and still go for it, but there is still an inexhaustible supply, and you can eat and eat and never get tired of it, and you can devour it to your heart's content. Maybe happiness is to fully enjoy the joy of your own life like this. Well, even though I buy a whole cake, in my household, my partner eats half of it as a matter of course...! Well, I don't mind letting him enjoy the joy of life too, but if possible, I would like to ask for a ratio of 3 to 1. By the way, this is a popular cake shop in Takanawadai that specializes in whole cake delivery by reservation only, and is open only on Fridays, Saturdays, and Sundays. Not only the gorgeous and eye-catching cakes, but also the cakes that look plain at first glance are all exceptionally delicious. Cream Puffs also have a divine texture. But even if you just drop by the store without a reservation, there is nothing you can buy and take home. Anyway, you have to do your best and compete for a reservation at table check one week before the day of your visit. If possible, I would like to reserve another "Fig Tart" during the season, but I also want to try the "Tim Blanc", "Japonaise Orange", and "Carado", which I haven't tried yet. How long will this lineup last? It's a difficult decision.

2024/04Visitation11th

4.5

JPY 4,000~JPY 4,999per head

初夏感満載のレモンタルト、爽やかで美味です!

高輪台にある完全予約制の非常に美味しいホールケーキを受け取れるお店。店頭はあくまで「予約したケーキの受け渡し場所」なので予約なしにふらりとお店を訪ねても買える商品はありません。

毎週金土日の朝10時からお店のホームページで翌週分の受け取り予約が出来ます(Table Check)。人気のケーキや需要の多い月(2、3、11、12月とか)は普段にも増して熾烈な予約競争が展開され、オープンから1分くらいで即売り切れになることも。

しかし、そこで諦めたら試合終了です。「何としてもこれを食べたい」という気持ちを切らさず、少し時間を空けて日に何度も予約画面をリロードしているとポロッとキャンセル枠が出ることもあります。難関ではありますが、諦めなければいつかは微笑んでもらえるシステム。折れない心あるのみ!です笑

前週の予約ホームページ。ついにガラッとアイテムが入れ替わりました。苺の季節が終わって初夏の果物のシーズンに入った模様。

「ジャポネ」様は苺からオレンジに、「タルト」も苺からレモンに変わり、今週からはいちじくも登場して2タルト体制。

また「タンブラン」という夏果物のムースリーヌが新登場。こちらは「組み立てに時間がかかるため1日2枠(14時、16時)限定」となっていて、少ない枠に競争必至になりそうです。

そしてチョコ好き感涙「キャラドゥ」が2月以来の復活です。皆さま夏の果物に目を奪われていると思うのでこちらはきっと比較的予約が容易く、クリームのデコレーションじゃないから引き取り時間も早そうですので初めての方にも挑戦しやすいし美味しいです(※1月の過去ログ参照ください)。

ホームページを開いた瞬間どれにしようか目移りしまくりでしたが、ここで迷って出遅れると何も残っていない事態になるので、まずは大好きな…

・「レモンタルト 4,640円」

に狙いを定めて何とかお受け取り予約をゲット。

引き取り当日、「ご用意できました」メールは予約枠時間内の40分頃。お店に入ると店頭冷蔵ケースにはレモンタルトが3台並んで引き取りを待っていました。あー美しい!全部もらって帰りたいです!

大切に箱を抱えて帰宅すると何かを察知していた相方が玄関にお出迎え、ニコニコしながら箱を受け取り、私が着替えている間に開けて食べてしまいそうな勢いです。ちょ、ちょ、ちょっと待てー!写真撮るから。そしてちゃんときれいに切り分けるから。ステイ、ステイ!

蒸し暑いので本当ならしばらく冷蔵庫で冷やし直していただきたいところですが、お腹を空かせてガルガルしてる相方が今すぐ食べたいとフォークを持ってスタンバッているのでそのまますぐ切ることに。コレハクウフクヲミタスタベモノヤナインヤデ…!

あーでもやっぱり上部の生クリームデコレーションが崩壊…。皿の上には各1/4量のレモンタルトだったパーツの山が…!

まあたとえ皿上雪崩状態でも美味しいものは美味しいのでうちで食べる分には良いのですが、断面写真が撮れませんでした。

タルトの台はサクッと軽やかで内側にレモンチョコ?のコーティング。フィリングは甘酸っぱいフルフルで水分含有量が多め。レモンタルトとしてはこれだけでもOKなくらい初夏っぽくバランス良く爽やかで美味です。

しかしそこはリョーコさん。甘く果汁溢れまくりのパイナップルダイスが、これでもか!これでもか!とこぼれ落ちまくるほど山盛りされているので、お馴染みのスッと口の中で溶けるホイップクリームと相まって甘酸っぱい果汁の饗宴が口の中で大爆発、意識が飛んで恍惚と昇天します。初夏満喫。

そしてふわーっと飛びがちな意識を唐突に繋ぎ止めるのがレモングミ!ところどころに潜んでいるレモングミの食感に「?!」と正気を取り戻します。ジャンクな食感がとても面白い。ジャンクと言ってもグミそのものは恐らく天然果汁から出来ている上等な物なので安っぽい味が混ざることはありません。

あ、でも写真を見ると一番上にトッピングされていたグミがクリーム雪崩によって中に紛れてしまったため、唐突に出て来る感じになったのかも。本来は目で「あ、グミだ」と認識して食べればそんなにびっくりしない仕様です、たぶん。

夏日になった週末、この黄色くモリモリした果汁溢れるケーキから陽な空気を満喫して、さあ今年の夏が始まったという気分を存分に味わいました。よし、来週も頑張るぞー!

2024/04Visitation10th

4.7

JPY 6,000~JPY 7,999per head

大トリ「ミルフィーユ苺シャンティ」!ついに苺シリーズ完結

高輪台にある完全予約制の非常に美味しいホールケーキを受け取れるお店。店頭はあくまで「予約したケーキの受け渡し場所」なので予約なしにふらりとお店を訪ねても買える商品はほぼありません。

毎週金土日の朝10時から公式HPの予約ページにて(※Table Checkに飛びます)1週間後に引き取るケーキの予約が出来ます。

人気のケーキはスタートから秒〜数分以内でsold outしますが、諦めずに少し時間を空けながらリロードし続けていると、キャンセルがポロっと出て、ボタンが押せる色に変わることもあります。人気が一部に偏ってとても美味しいのに見た目が地味で予約が容易いケーキもあるので、NEVER GIVE UP!

13〜14時
14〜15時
15〜16時
16〜17時
という1時間刻みの引き取り枠で予約をすることになりますが、

「予約した時間枠の中で用意ができた商品順」にお店からショートメールで呼び出しが届きますので、メールが来てからおもむろに店頭を訪ねてください。

「13時〜」の枠で予約していても「あなたは13時から受け取れる」という意味ではないので、ウキウキしながら13時前にお店前でスタンバっていても、結局そのまま1時間くらい(ものによっては次の予約時間帯にはみ出して)待ちぼうけになることもあります。

ここまで3ヶ月、さまざまなケーキを予約→引き取りしてみた結果、ケーキの種類によって何分ごろに出来上がるかというおおよその傾向がある気がしました。

ケーキの種類別受け取り時間の目安としては、

・焼き菓子やシュークリームのみ → 早い(0分〜10分頃)
・デコレーションがないケーキ(キャラドゥ的なチョココーティングなど) → 比較的早い(10分〜20分頃)
・タルト類やフレジェ → 早め中間(20分〜40分頃)
・ミルフィーユとか → 遅め中間(30分〜50分頃)
・ジャポネ様 → マジ最後(50分〜70分頃)

※あくまで個人の実感です。新しいメニューに変わった直後などは全体的に混乱したりもっと遅れがちになる日もありました。GOOD LUCK!

先々週くらい会社の健康診断があったので、3ヶ月にわたって毎週のようにホールケーキを食べ続けた人間の健康状態がどうなっているのか、興味深いです。でもまあとりあえず、結果が出るまでは無罪なので(!)今週もリョーコさんのケーキを予約してお受け取りに伺います。

本日のお持ち帰りは……!なんとついに完結、リョーコさんの苺シリーズの大トリ

・「ミルフィーユ苺シャンティー  6,800円」

いや〜難関でした。
もう食べられないまま苺の季節が終わってしまうかも?と思っていましたが、なんとかここに全苺アントルメをいただくことができました。(でも「あまりん使用」苺タルトはまだだ…!)

初手から長らく第一希望「ジャポネ」様の予約をずっと頑張っていたので、ミルフィーユについては「とっても美味しそうで素敵だけど食べにくそう?」と思って、あまり気になっていなかったのですが、やっと「ジャポネ苺」様予約が叶ってのち「ミルフィーユ苺チャレンジ」にシフトしていたのですが、

これが挑戦してみると、緑の予約ボタンを押しても押しても「その時間帯の予約は解除されました」のアンサーしか出ません…!多分すごく枠が少ないのだと思いました。もしかしたら時間1〜2台しか出されていないのかも知れません。

この圧倒的な「陽」の気を放つ映え感極上のフォルムは、明らかにオヤツケーキではなく、特別な日のお祝いケーキっぽいですもんね。

私も今回は苦労の末に受領した貴重な「お祝いケーキ」なので、ちょっと早めの「母の日」と設定して、品川駅から横須賀線に乗り込んで横浜に住む母の元を訪ね、恭しく差し上げて2人でキャッキャしながら切り分けて美味しくいただきました。

年齢的に「ケーキはちょっとで良いのよ」という母も「あらまあ本当に美味しいわね!」「美味しいから食べられちゃうわね」とコーヒーを淹れて1/4をペロリ。出来立てのサクサクのミルフィーユパイ生地が小鳥の羽根のように軽いこと!

このバター香るサクサクを楽しむために、口の中でスッと溶ける生クリーム&全く重くないが豊かなカスタードが配置されているのか、、、いやその逆なのか、それとも全ては苺のためにあるのか?

とにかく双方が引き立て合って波状攻撃的に、サクサク、ふんわり、スーッ、しっとり、ジューシー!が繰り返されてあっという間に目の前からケーキが消えている次第。

自分の趣味を兼ねて(笑)親孝行が出来てよかったです。しかも帰りにお礼?の炊き立て筍ご飯をもらって帰ってほくほくでした。

2024/04Visitation9th

4.5

JPY 5,000~JPY 5,999per head

驚きのフレジェ

高輪台にある金土日だけピンク色のヘブンズドアが開く、完全予約制ホールケーキ受け渡し専門の人気ケーキ屋さん。華やかで映えるケーキはもちろんのこと、一見地味そうなケーキも含めてすべて格別な美味しさです。シュークリームも神がかった食感。

予約なしでお店をふらりと訪ねても買って帰れるものは何もありません。とにかく頑張って来店日の1週間前にtable checkで予約を争奪するしかないのです!

が、、、しかし。今度の週末3日間ともお店が休みのため、今週は一週前ネット予約争奪戦もお休み。ホッとするような、張り合いが無いような……っていうか、この店休の間にもしかするとアントルメ新作入れ替えの可能性もありますよね。

もちろん新しい素敵なケーキと出会えることにワクワクしますが、同時にリョーコさんのいちごシーズンが今週お受け取り分でラストという可能性……?待ってー!!

私、まだ食べたことがない苺系アントルメが2種あります。ひとつは「苺ミルフィーユ シャンティー」。こちらはいつも売り切れで押せるボタンを見たことがないままですし、「フレジェ」についてはムース、ババロア、プリン系の優先順位が私の中ではあまり高くなくて今まで何となくスルーしていたのです。

でもリョーコさんのケーキはそんな先入観の好き嫌いなど軽くひっくり返す天衣無縫の美味しさなので、まず今週はそのうちのひとつである

・「フレジェ 5,480円」

をついに初受け取りさせていただきました。マニアッテヨカツタ…

「苺の美味しい季節にしか作らない」、「苺と硬さを合わせた濃厚で滑らかなムースリーヌの一体感を味わってほしい」という、リョーコさんの製菓哲学を体現したようなこのケーキが美味しくなかろうはずもないのです。

相変わらず相方が出張中のままなので(大谷翔平の初ホームランを現地で観ていたらしい…!ってただ遊んでるんじゃないのか?疑惑)、今週も持ち帰ってホールを独占かと思われましたが、従姉妹たちが我が家にやってきたのでちょうど1/4ずつ、一瞬で消えていきました。

今まで食べなかったことを後悔するくらい美味しかったです。全然余裕でひとり1ホールいけたなと思うくらい、ムース系に特有な重さとかしつこさが全く感じられない、フレッシュで滑らかで文字通り「飲むように」いただけてしまいました。

パーツはそれぞれしっかり甘いにもかかわらず、ムースリーヌと一体化しながら、めちゃくちゃフレッシュで果汁あふれる甘いいちごが、これでもかこれでもかというくらい顔を出すので、結果、ケーキ(ムースリーヌ)を食べたというより、ものすごく上等のフルーツを山盛り食べたような食後感。

他店様でこれまで「フレジェ」として食べていたものと見た目は確かに似ていますが、なんか別ジャンルのような分類になりました。今年はもう食べられないかもしれないとすると、来年の「いちごの美味しい季節」まで頑張って健康な身体で生きなければと思いますー!

2024/03Visitation8th

4.1

JPY 4,000~JPY 4,999per head

ジャポネ独占!

高輪台にある完全予約制の非常に美味しいホールケーキを受け取れるお店。店頭はあくまで「予約したケーキの受け渡し場所」なので予約なしにふらりとお店を訪ねても買える商品はありません。

今年の始め頃、こちらの「いちごタルト」を初めていただいて以来、その美味しさに社会人としてマズイほどハマってしまい(健康、美容、金銭、勤務時間その他諸々への圧迫が…)、

毎週のように熾烈な予約競争に揉まれながらホールケーキを予約しては、受領のためはるばる港区まで行く煩悩多き民と成り果てています。

そんな今週の我が家の予約お受け取りは、再びの(喜!)

・「ジャポネ苺(14cm) 4,720円」

そして、いつもホールの半分を飲むように食べてしまうショートケーキ大好きな相方が出張中で今週は不在!…ということはホール全部を私が独占できるということなのです、素敵。

「ジャポネ」など生クリームのデコレーションは受け取り時間帯の中でも最後の方と経験上わかってきたので、だいたい「⚪︎時50分頃到着」を目指して出発します。

今週は平日夕方時間帯の受け取り予約になってしまったため、ホワイトボードには「目黒 直帰」と書いて職場を離脱…。部長、私は朝からご飯も食べずに精一杯働いたので後顧の憂いは何もありません、どうかご心配なく!

最寄りバス停の一つ前からお店に向かって歩き始めるも「ご用意できましたメール」が来ません。お店を横目に通り過ぎてウォーキング修行を開始。次のお渡し時間帯に突入し10分…20分過ぎた頃、さすがに「メール忘れているのでは?」と不安になって店頭へ。

まだ呼ばれない並び待ちの方々で微妙にざわつく店前の人波を掻き分け、ボードで自分の時間帯欄の出来上がり商品名を確認してみると「おや、ジャポネ出来てるじゃないですか」メールは来ていないけどそっとピンクのドアを開けます。

と、カウンターで何やら若干揉めてる様子。
どうやら受け取り時間「帯」を「お渡し指定時間」と誤解して、⚪︎時ぴったりに取りに来た方のよう。
しかも、注文したご本人ではなく受け取りを頼まれた方のようなので、そりゃこんなややこしいオペレーション理解できないですよねー。

「は?まだ出来てない?は?いつ出来るんですか?」「上に行って聞いて来ます」……「20分後位とのことです」
「え?20分も待つんですか?」
「出来上がったらショートメールをお送りしますので」
「代理なんでメール受け取れないんです、私のメールを伝えれば良いですか?」
「お申し込み時に登録されたアドレスは変えられないので…」
「え?じゃあどうしたら良いんですか?」
「では出来上がったらお電話しますので…」

かなりイライラ(なんなのこの店?的に)しておられるこの方に、おおもとのシステムから「そもそもまだあなたの受け取り時間じゃない」って説明を誰か分かるようにしてあげてー!と後ろでハラハラする私。

「美味しい」ってことは存在するだけでさまざまな煩悩を巻き起こすから罪深いですよねー。でも今日のジャポネ様も純白の天使の食べ物のようでたいへん美味しかったです。ホールの独り占めって甘美〜。

2024/03Visitation7th

4.3

JPY 4,000~JPY 4,999per head

「タルトフロマージュ苺」実は今月2度目の予約お受け取りな件

高輪台にある完全予約制の非常に美味しいホールケーキを受け取れるお店。店頭はあくまで「予約したケーキの受け渡し場所」なので予約なしにふらりとお店を訪ねても買える商品はありません。

今年の始め頃、こちらの「いちごタルト」を初めていただいて以来、その美味しさに社会人としてマズイほどハマってしまい(健康、美容、金銭、勤務時間等への圧迫が…)、毎週のように熾烈な予約競争に揉まれつつホールケーキを予約しては、受領のためにはるばる港区まで行く民と成り果てています。

そんな今週の我が家の予約お受け取りは

・「タルトフロマージュ苺(14cm) 4,940円」

初めていただくのでとても楽しみです。

が、、、実はこちらのタルトフロマージュを予約したのは今月2度目なのです。

前回お受け取りに伺った時に商品の取り違えがあって、なんとフロマージュではない方のタルトを持ち帰ってしまい、あろうことかそれに全然気づかずぬまま「タルトフロマージュ」と信じてペロっと食べてしまいました(笑)。

普通のタルトとあまり差がないのね、でもやっぱりめちゃくちゃ美味しいわ!とか思いながら…!

その後、食べログにあげるため写真を見た時に、他の方の上げておられる「タルトフロマージュ」の写真と比べて「あれ?違う!」とやっと気が付きました。上にかかっているパラパラがありませんし、いちごに葉っぱが付いていて粉糖がかかっています!
コレハフツウノタルトジャナイカ…

確かに両者ルックスがよく似ているため、店頭でお店の方から箱詰め前に内容を確認された時に「はい、これに間違いないです!」と答えてしまったのです。まあ、お値段も一緒だし、何しろすでにすべてお腹の中に収納した後だったので諦めるしかなく。

で、今週リベンジ・ザ・タルトフロマージュとなりました。2週越しのためしっかり味わって食べようと思ったのに、いちご、ホイップクリーム、カスタード、タルト生地共にあまりに美味しく、またしても一瞬でお腹の中に消え去ってしまいました。チーズのフィリングの塩気が無限に口に運ばせる魔法ですね。

今回も相方と二人、仲良く半ホールずついただいて、大変美味しゅうございました。

二種のいちごタルトのどちらかを予約される方は、念のため、受け取り時に間違えないようこちらの写真と照らし合わせてご確認くださいませー。
まあどっちも美味しいから良いですけどね!

  • Pâtisserie Ryoco - ↑こちらは正真正銘のタルトフロマージュ苺。ギモーブが乗っていてとパラパラがかかっているのがポイント。

    ↑こちらは正真正銘のタルトフロマージュ苺。ギモーブが乗っていてとパラパラがかかっているのがポイント。

  • Pâtisserie Ryoco -
  • Pâtisserie Ryoco -
  • Pâtisserie Ryoco - ↑こちらは前回持ち帰った普通のタルト。いちごに葉っぱが付いていて粉砂糖がかかっています。

    ↑こちらは前回持ち帰った普通のタルト。いちごに葉っぱが付いていて粉砂糖がかかっています。

2024/03Visitation6th

4.7

JPY 4,000~JPY 4,999per head

ついに私も夢にまで見た「ジャポネ」を持ち帰れる日が…!

高輪台にある金土日だけピンク色のヘブンズドアが開く、ホールケーキ受け渡し専門の人気ケーキ屋さん。華やかで映え映えなケーキはもちろんのこと、一見地味そうなケーキもすべて格別な美味しさです。シュークリームも神がかった食感。

しかし予約なしでお店をふらりと訪ねても買って帰れるものは何もありません。とにかく頑張って来店日の1週間前に予約を争奪するしかないのです。

そんなパティスリーリョーコのアントルメ(ホールケーキ)の中でも1、2を争う予約難易度なのが苺の乗ったショートケーキ「ジャポネ」。リョーコさんのシグネチャー的ケーキであり、食べた方々のレビューを読むと夢のような口福を味わえるようです。

数週間にわたって毎週予約チャレンジして来ましたが、ジャポネはいつもことごとくサイトオープンから一瞬で売り切れてしまいできず仕舞いでした。

しかし、ついに私も今週、難関の予約権利をつかみ

初「ジャポネ 直径14cm 4,720円」

を受領することができました!やったね!(バレンタイン月間が終わって少し難易度が下がったのかも知れませんが…)

「サイトオープン直後は予約枠が埋まっていても、少し時間をおいて何度かサイトをのぞいていると時々ポロッとキャンセルが出ていることがあるからまめにのぞいて拾うべし!」という教えをとある古参客の方が書いておられ、

その師の教え通りまめに!まめに!!まめに!!!リロードしながらのぞいていたら何とありました、ぽろっと予約ボタンが押せる色になっているタイミングが。師よ、ありがとうございます。

しかしそこで焦ったりまごまごしていると天国のボタンはすぐに消えてしまうので(1回目は逃しました)、サイトを見る前にTable checkにログインしておき、記入事項やチェック欄を瞬時に捌いて予約を確定させなければなりません。ふぅー(汗

週末、受け取りに高輪台駅へ順調にスタンバイ。
ジャポネは指定時間帯の中でも一番最後の登場と知っているので40分過ぎごろに到着。そろそろメールがくるのでは?と遠目からお店を眺めるとかなり人が溜まって若干殺気立つ店前。

月替わり初週で新しいケーキの仕上げに時間がかかっているのか、アルバイト募集がサイトに出ているのでもしかして人手の問題なのか、ケーキの受け取り時間がいつになく大幅に遅れていたようです。

店前に留まるのは寒いし通行の邪魔かなと思って、メールが来るまでメリーロードを一丁目、二丁目、三丁目と歩きながら待ちます。健康的。いや毎週ホールのケーキを食べているのでこのくらいの負荷はかけないと大変なことに…。

高輪メリーロードを端から端まで五往復くらい歩いてスマホの万歩計が一万歩を超えるくらいまで修行を続けたところでやっと「商品の準備ができました」おしらせメールが。受け取り時間帯を越えて20分、と言った所でしたが、無事、受け取り完了。

味について。今さらどうこう書く必要もないくらい、とてもとても美味しかったです。諸先輩の皆さまが言葉を尽くして書いておられますのでもはや多くは語りませんが、生クリーム、カスタード、スポンジ……全てのパーツが口に入れたら溶けるくらいふわふわと軽やかです。いちごも美味。

ナイフを入れたらもう自立出来ないほど生クリームがたっぷり。山盛りクリームでも嫌な油感は全くなく軽やか。この世に天使の食べ物があるとしたらきっとこれですね。うっとり。

とか言っているうちにショートケーキ大好きの相方が瞬速で飲むように半ホール食べています…(こら、ちょっと待てェ!)

2024/02Visitation5th

4.0

JPY 4,000~JPY 4,999per head

さすがリョーコさん、たとえ「映え」はなくとも格別に美味しいチョコタルト

高輪台にある完全予約制の非常に美味しいホールケーキを受け取れるお店。店頭はあくまで「予約したケーキの受け渡し場所」なので予約なしにふらりとお店を訪ねても買える商品はありません。

じゃあ予約すればOKかと言うと、その予約もバレンタインのようなハレ月にはなかなかハードルが高く、古参レビュアー様が、人気のケーキが朝イチ一斉に予約画面から消えてしまうことへの疑問を呈しておられる事態。

そんなざわめく季節の中で、逆に私が今月だんだん気になって来たのが、いつHPを開いても、どの時間帯を選んでも、ずーっといつでも本当にずーっと予約できた「チョコタルト」さん(人気ないのか?)問題!

確かに注文ページに並ぶ姿は地味めな茶色一色。私もついホイップや果実で彩られた、華やかな子たちに目を奪われてしまい「チョコタルト?そんな子居たっけ?」と視線が素通り気味でした。

しかし、いよいよチョコシーズンもラスト週、ふとタルト好きなのに、このままリョーコさんのチョコタルトの味を知らないまま終わってしまって良いのだろうか私?と自問自答。

注文が入ってから作るスタイルなので売れ残るということはないでしょうし、人気が無いのではなく、単に予約枠が多いだけかも知れません。でも、かと言って来年も会えるかどうかはわかりません。

そんなわけで「タルトショコラ 3,800円」をポチリ。シンプルな分、お腹の負担も軽そうなので、これまでは手を出せずにいた「ショコラシュークリーム 2個入り  1,080円」もおまけに初ポチ。わー贅沢!

受領時に「タルトは冷蔵庫に入れるとチョコがパサパサになってしまうので常温で召し上がっていただきたいとリョーコが申しております」と言伝てされたので、帰って速攻で1/2ホールいただきました。

そして思わず「え?いや何?ものすごく美味しいのですが!これを人気がないとか、どうかしてましたよ私。ホントすみません」とタルトに話しかけてしまうくらい美味しいチョコタルトでした。

タルト部分は先月のいちごタルトとは全然違って、サブレのようにサクッと薄く軽く、フィリング部分は深みのある上質なチョコの味がフワーッと広がったかと思えば口の中の温度でするすると儚く消えていき、

後味にはえぐみも重さもチョコのネガティブな味が何一つ残らない。純粋にチョコの美味しさだけを形にしたような食べ物という感じです。

中心部にチョコケーキ生地が挟まれてるのを初めて見ましたが、秀逸です。食感のアクセントというか、味の止まり木というか…これによってフィリングの美味しさがさらに倍増していくらでも食べられてしまいそうです!

相方が帰宅する前にいっそワンホール跡形もなく食べてしまって、何食わぬ顔で「今週はシュークリームだよー」と言おうか迷いましたが、一応優しさの1/4は残しておくことに。その後でいただいたシュークリームもたいへんに美味でした!

  • Pâtisserie Ryoco - 飾りなしでも全然OKだったと思います、むしろ潔く

    飾りなしでも全然OKだったと思います、むしろ潔く

  • Pâtisserie Ryoco - きれいに切れていませんが中心部にはケーキ生地が。

    きれいに切れていませんが中心部にはケーキ生地が。

  • Pâtisserie Ryoco - フォークとか不要、手で持ってかぶりついてください!

    フォークとか不要、手で持ってかぶりついてください!

2024/02Visitation4th

4.1

JPY 5,000~JPY 5,999per head

最高に完成度の高いチョコモンブラン

高輪台にある完全予約制で非常に美味しいホールケーキを受け取れるお店。最初に「いちごタルト」を引き取って以来、リョーコマジックにとんでもなくハマってしまい、今年4度目のお引き取りです。

バレンタイン月間なのでどのケーキ(お店的には「アントルメ」と呼びます)もチョコレートをテーマに創作されており、いつにも増して1週間前Table Checkの予約争奪戦が熾烈です。

こちら「ショコラモンブラン 5,640円」も予約開始日の朝イチから頑張って、何とか「選択する」を押し「お支払い」まで到達出来たのは幸いでした。

「ミルフィーユショコラ」とか「ジャポネショコラ(ショートケーキ)」なんてページを開いて引き取り日の欄を入力した途端、全員画面から忽然と消えますからね…画面の向こうの早押し競争を想像すると震えます。

そんなわけで今回は予め在宅勤務を設定してのお引き取り…笑。地下鉄の中でもちゃんと勤務していますー、見逃してください部長!毎週金曜に半休連発するわけには行かないため、いろいろな制度を駆使して平日のケーキ引き取り枠を実行しております…。

全く土地勘のなかった高輪台も短期間に4回も来れば慣れたもの。今回はランチ店の開拓までした上で余裕のお伺いです。在宅?勤務?んー。

Googleマップって本当に便利ですよね。ランチしたお店からパティスリーリョーコさんまで「徒歩」で設定した最短ルートは「こんな道、猫しか知らんわ」と呟きたくなる住宅と住宅の間の曲がりくねった登り30°くらいな急坂の細道。さすが高輪「台」、まじ汗だくで辿り着き、今回も無事受領。

ああ、箱から出す瞬間、光を発するが如しなんですよね、リョーコさんのケーキは。HPで見てた時よりなんかもう迫力が、ワンピースばりに覇気を表す効果音「ドン」が聞こえそう!

味。味もレポートするまでもなくもう夢中で食べてしまうくらい美味しいです。底の台座部分は軽やかムラングかと思いきやむっちりしたダックワーズです。

次の層、栗が砕かれて入っている部分は生チョコのガトーショコラみたいな粘度高めなチョコ地帯で口に入れると体温でサラサラっと溶けていきます。美味です。

その上へ進むと生クリーム、ムースリーヌ、栗ペーストクリーム、栗ともう絢爛たる栗とチョコの饗宴に翻弄されながら夢中で食べ終わってしまっているという感じ。ショコラモンブランという名の食べ物として望みうる最適解の提示でしょう。

覇気の気配を察知してか「おやつない?」と夕方早めに相方が帰宅してきたのには驚きました。(勘が良い?それともどこかで監視している?)

  • Pâtisserie Ryoco - 1/4ピースを倒した姿で撮影。右側が底面のダックワーズです

    1/4ピースを倒した姿で撮影。右側が底面のダックワーズです

  • Pâtisserie Ryoco -
2024/02Visitation3th

4.7

JPY 5,000~JPY 5,999per head

きたー!バレンタイン仕様の「メルベイユ」、超超かわいい!

バレンタイン仕様のケーキがHPに並び、今月はさらに予約争奪戦の熾烈さが増している高輪台の完全予約制ホールケーキのお店。

「お店」と言っても京都の「嘯月」とか一番町の「村上開進堂」と一緒で予約した人が受け取るためだけの店舗で、当日ふらりと並んでも店頭に売り物はありませんー。

今回は前2回と違って週末の受け取り設定が出来たので会社を半休しないで済みました…部長、どうかご心配なく。

呼び出しショートメールは先週よりもっと早く来て受け取り指定時間帯の小一時間前、家を出て地下鉄に乗ったか乗らないかくらいのタイミング。

メルベイユはクリームがないから早く渡せる組のデコレーションなのでしょう。

指定受け渡し開始時間帯ピッタリに着くと7〜8人の列。並びながら前の方が受け取るケーキを背後からガン見してしまいます。前に「ジャポネ」受け取りの方が!前の時間帯の最後の方なのかも。

朝の10時、予約開始のTable Checkを開いた途端、もう予約が終わってるミルクチョコベースのジャポネ!ああ、どうやって予約しておられるのだろう?憧れだわ。

ともあれ自分の分は無事受領。大事にそーっと持ち帰り、家で取り出した「メルベイユ 5,600円」。
予約画面で見た時よりさらにさらに可愛くデコレーションされて、まるで我が家に赤い光が降り立ったよう。

「Merveille(仏)」は英語で言うところのマーベラスだから「すごい!素晴らしい!びっくり!」みたいなニュアンスの名付け?リョーコ様、名付けのとおり、感動してます。まだ食べる前から600字紹介文を書いてしまう程です。

味は、、、もう今更いろいろ書くまでもなく、ひたすら美味しいです。裏まで含めて六面全てにキチーンと一部の乱れもなくチョココーティングが施され、なかの8層?の複雑な味の積み重なり、上に乗ってるベリーもコンフィチュールも含めて完璧な味のバランス。

そう、完璧なバランス。
今までベリー&チョコ系ケーキを食べる時、フランボワーズやいちごを口に入れると酸っぱ!ってなるイメージがあったのですよ、チョコが甘いから相対的に。

でもリョーコさんのケーキの上にいるベリー共は酸っぱくないのです、いや自然な酸味はあるのですが一瞬訪れる「うっ酸っぱい」とキュッとなる瞬間がなく、チョコの甘さからベリーの酸味への途切れのない自然な流れが出来ているというか。

いや、どうしてこんなに自然に味が移行するのか不思議です。とか、しみじみ考えている間に相方がパクパク半分食べてしまっています(おいっ!)

  • Pâtisserie Ryoco -
  • Pâtisserie Ryoco - ハートのチョコ、かわいい!

    ハートのチョコ、かわいい!

  • Pâtisserie Ryoco - ミニ板チョコ、かわいい!

    ミニ板チョコ、かわいい!

  • Pâtisserie Ryoco - 断面、7層?8層?でかわいい!

    断面、7層?8層?でかわいい!

2024/01Visitation2th

4.1

JPY 5,000~JPY 5,999per head

2種類のキャラメル=つまり「キャラドゥ」と納得

先週初めてリョーコさんのケーキ(苺のタルト)をいただいてから1週間。禁断症状が抑えられず、Table Check画面を日々渉猟していました。

結果「キャラドゥ」という名の12cm×12cmの四角いチョコレートケーキ(5,000円也)が平日14時〜15時受け取りの回なら予約可能と判明。即ポッチリ。(仕事とか大丈夫なのかな?私)

「キャラドゥ」って「モンブラン」とか「タルト」みたいな一般化した名称とは違ってリョーコさんのオリジナルネーミングですよね?

四角いチョコレートケーキといえば、浮かんでくるのが某お休みしがちケーキ店の代表作「アメール」のイメージ。持ち歩き30分以上掛かる人は買えないあの……

あ、ちょっと待った!これって持ち帰り1時間以上掛かっても大丈夫なの?区外民ドキドキ。まあ冬だし何とかなるかな。

先週に続き会社には半休届けを出し(部長、ほんとごめん!仕方がないのよ)14時白金台駅に到着。
どうせまた忘れた頃にメールが来るのだろうと思っていたら今回は地下鉄に乗ってる13時40分くらいに「ご用意出来ました」と早い連絡。

急いで店頭に駆け付けると受け取り行列が。やや緊迫感と熱気を感じつつ、保冷剤入れていただいて何とか受領。足早に帰宅。さっそく切ります。キュンとする断面観察。

①一番下がサクホロッとしたチョコサブレ
②その上に塩キャラメル層
③ビターなキャラメル層
④チョコムース層
⑤表面はチョコのグラサージュ
この②③2つのキャラメル層をフィーチャーして「キャラ(メル)ドゥ(2=deux)」と名付けたと予想。

上に乗っているのはサクッサクな薄焼きクッキー、ぽってりしたほろ丸いチョコクッキー、指で触ったら溶けるくらい繊細な薄い美味しいミルクチョコレート。どのマテリアルも単体でも皆うまい!

普通これだけ濃厚なチョコケーキ、少し食べると飽きると思うのですが、ホール4分の1くらいは一気食いして全然飽きない。無心です。

甘みの海にところどころに感じるキリッと粒立つ強い塩味や甘じょっぱい塩キャラメルの味。サクホロッとしたサブレ食感やナッツ?の食感、ムースのとろける食感やらが無限波状攻撃。「これはチョコ味の宝石箱やー」って叫びたくなる感じ。

日頃チョコレートケーキに興味を示さない相方がしれっと半分平らげたところまで先週の再現ビデオのようでした。いやもうなんか美味しすぎ。

2024/01Visitation1th

4.5

JPY 4,000~JPY 4,999per head

禁断のピンク扉、高輪台のカリスマパティスリー

平日仕事がある港・品川区外民には予約も訪問も超絶ハードルが高い、でも苦労を乗り越えて一度は挑戦すべき最高峰のホールケーキが受け取れるお店。

正直、活動エリアに伊勢丹も髙島屋もあるし、神楽坂や目白、本郷や巣鴨にも愛するケーキ屋さんがあるし(常時休店一軒を含むけど)、何もわざわざ高輪台まで遠征しなくても…と思っていました、食べるまでは!

まさかここまでアディクト状態になる代物とは思わず、一度くらい試しみようかなという好奇心でうっかり手を出したら人生が大変なことになりそうです(麻薬か!)。

まずはHPの予約開始日を確認、たくさんの注意を読み、受取希望日を変えてみたり、時間をずらしてみたりと朝1時間以上奮闘して何とか平日14時〜15時受取回「苺のタルト14cm 4,940円」の予約を確保。

でもね、平日14時にケーキを受け取りに行って家まで持って帰るって、まともに仕事してたらまず無理なのです、部長ごめん。

当日は半休を取って白金台駅に14時スタンバイ。
「ご準備できました」メールを待ちます。が、結局そのまま50分、まさかキャンセルになってしまったのでは?と心配になる頃にやっとショートメールを受信、無事受領。

タルトはかなり好きなので各種食べてきましたが、今までのタルトと次元が違い過ぎて絶句です。

バターの香り立つサクふわ生地はもちろん、生クリームもカスタードも、「おかーさーん!」と泣きながら気が遠くなっていくような恍惚感。

普段タルト系をそれ程得意としていない相方まで「何だこれ?うまい」としっかりホールの半分を秒で平らげたほど(おいこら、ちょっと待てェ!)。

その日からというもの、とっくに完売のTable Check画面を何度も見に行ってはナニカヨヤクデキナイ?ナニカタベタイ…と虎視眈々眺める毎日。
こんな危険な沼がこの世に存在しているとは恐るべし!

Restaurant information

Details

Restaurant name
Pâtisserie Ryoco(Pâtisserie Ryoco)
Categories Cake、Cream Puff、Sweets
Phone number (for reservation and inquiry)

03-5422-6942

Reservation Availability

Reservations Only

公式サイトより予約

Address

東京都港区高輪3-2-8

Transportation

15 minutes walk from the Takanawa Exit of JR Shinagawa Station 10 minutes walk from JR Takanawa Gateway Station 15 minutes walk from the Takanawa Exit of Keikyu Main Line Shinagawa Station Toei Bus/Community Bus Chi Bus: Get off at Takanawa Police Station, 0 minutes walk 3 minutes walk from Exit A1 of Takanawadai Station on the Toei Subway Asakusa Line 8 minutes walk from Exit 2 of Shirokanedai Station on the Toei Subway Mita Line/Tokyo Metro Namboku Line

425 meters from Takanawadai.

Opening hours
  • Mon

    • Closed
  • Tue

    • Closed
  • Wed

    • Closed
  • Thu

    • Closed
  • Fri

    • 13:00 - 17:00
  • Sat

    • 13:00 - 17:00
  • Sun

    • 13:00 - 17:00

Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting.

Budget

~¥999

Budget(Aggregate of reviews)
¥5,000~¥5,999

Check the distribution of amounts spent

Method of payment

Credit Cards Accepted

Electronic money Not Accepted

QR code payment Not Accepted

Seats/facilities

Number of seats

( takeaway only)

Private dining rooms

not allowed

Private use

not allowed

Non-smoking/smoking

No smoking at all tables

Parking lot

not allowed

There is paid parking nearby

Feature - Related information

Occasion

Service

Take-out

Website

http://www.ryoco.jp/

The opening day

2012.2.11