Official information
This restaurant is registered on Tabelog as a corporate member. Business information is released by the staff.
Restaurant name |
Mariko Tei(Mariko Tei)
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Categories | Regional Cuisine、Mugitoro、Cafeteria |
03-3388-3067 |
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Reservation Availability |
Cannot be reserved
ご予約については要相談 |
Address |
東京都中野区中野5-52-15 中野ブロードウェイ 2F |
Transportation |
JR中央線、東京メトロ東西線【中野駅】北口 徒歩5分 353 meters from Nakano. |
Opening hours |
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Budget |
¥1,000~¥1,999 |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥1,000~¥1,999¥1,000~¥1,999
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Method of payment |
Credit Cards Accepted (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) Electronic money Accepted (Transportation electronic money(Suica)、iD、QUICPay) QR code payment Accepted (PayPay、d Barai、Rakuten Pay、au PAY) |
Table money/charge |
なし |
Number of seats |
10 Seats ( カウンター6席、テーブル4席(4人掛けテーブル×1)) |
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Private dining rooms |
not allowed |
Private use |
not allowed |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
not allowed 近隣にコインパーキングあり |
Space/facilities |
Counter |
Drink |
Japanese sake (Nihonshu),Japanese spirits (Shochu) |
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Occasion |
With family/children |With friends/colleagues This occasion is recommended by many people. |
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With children |
Kids are welcome |
Website | |
The opening day |
1991.5.3 |
この日は3ヶ月ぶりに中野へ。
先ず、中野ブロードウェイ2階にある丸子亭(まりこてい)さんにランチしに伺いました。
中野ブロードウェイと言えば、1966年にオープンしたショッピングセンターで、「サブカルの聖地」として国内外に名を知られているようですが、同じ東京の中央線沿線で生まれ育った私なのに、恥ずかしながらこの日が初訪問です。
JR中野駅北口を出て、目の前に入口がある中野サンモールを奥まで進み、突き当たりにある入口から中野ブロードウェイに入ります。正面にあるエスカレーターは3F直通なので、その右脇の階段を使って2Fへ。階段を上がって右側にあるブロードウェイ通りを右に進むと、程なく左側にお店があります。
2階を歩き回ると、早くても12時からのお店が多く、まだ殆どシャッターが降りたままです。
開店予定時刻22分前にお店に着くと、未だ準備中の札が下がっていました。お店の入口の脇で待つことにします。
待っている途中で、店内からノーネクタイ、ワイシャツ姿の70歳前後かと思われる男性が出て来て、数分でまた戻って行きました。この方がご店主のようです。
開店予定時刻2分前に青果業者(野方青果さん)が野菜を配達。
開店予定時刻に、2人待ちだった隣の天ぷら住友さんはオープンしましたが、丸子亭さんはまだ。定刻より3分程遅れて漸く開店しました。
店内は奥に細長く、左側にキッチン、それと向かい合わせにカウンター6席、手前左側に4人掛けテーブル1卓があります。
キッチンには、先程見かけた老店主と中年女性スタッフの2人が居ました。
席の指定は特に無かったので、カウンター6席の手前から3つ目の席に腰を下ろしました。
注文したのは、駿河 1,900円(税込)。清水港直送のまぐろのづけと麦とろご飯のセットです。
丁度、私の席の目の前で、老店主が大きな擦り扱ぎ鉢に長い擦り扱ぎ棒で入念にとろろを擦っています。
それを眺めながら待つこと5分程で着膳。大きな木製トレイの上には、ご飯茶碗、づけまぐろ3切れ、ひじき煮、けんちん汁、香の物、薬味、熱いほうじ茶。それに載り切らない自然薯のとろろ汁とお櫃入りご飯がその奥に置かれました。
キッチンの後方の食器棚に貼ってある「麦とろご飯のおいしい食べ方」には、「飯椀の1/3ほどご飯をよそい、とろろをたっぷりかけ、飯椀に軽く口を付け、啜るようにしてお箸でかき込む」とあったので、それに従っていただきました。
すると、特製の出汁を混ぜ込んだ自然薯とろろ汁の旨いこと、旨いこと。お櫃のご飯ととろろは、この盛り方で4杯分程あり、存分に楽しむことができました。
けんちん汁は大きめのお椀に具沢山で、食べ応え満点。づけまぐろもとても美味しくいただきました。
私が食べ始めた頃に、若い男女2人が来店。入口を入って直ぐ左横のテーブル席に腰を下ろし、まぜこぜとろろ丼(まぐろと納豆と卵を混ぜたとろろ丼)を注文していました。
私が15分程で食べ終えて退店するまでに、次の客は訪れませんでした。
後で、他の方が食べログに写真投稿していた、お店の壁に貼られた新聞記事を拝見したところ、このお店は静岡県清水市出身の民謡歌手だったご店主が、本場の味のとろろ汁を提供したいと1991年に喫茶店を改装して始めたお店とのこと。
2004年当時のその新聞記事に書かれていたご店主の年齢が61歳。ということは20年後の現在は80歳を越えていることになります。
つい最近お邪魔したJR大塚駅前のつづみさんのご店主もそうでしたが、お店でお会いしたときはとてもそんなお歳には見えず、びっくりしました。
一年でも長くこのお店を続けていただきたいですし、それまでに機会があれば、麦とろご飯に清水名物の黒はんぺんの湯あげがセットで付いた「清水」や、まぜこぜとろろ丼も食べてみたいです。