Restaurant name |
Izmir(Izmir)
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Categories | Turkish dishes |
Phone number (for reservation and inquiry) |
03-3310-4666 |
Reservation Availability |
Reservations available |
Address |
東京都杉並区阿佐谷北2-13-2 阿佐谷北口駅前ビル(パサージュ) 2F |
Transportation |
JR中央線【阿佐ケ谷駅】北口 徒歩1分 93 meters from Asagaya. |
Opening hours |
Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting. |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥6,000~¥7,999
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Method of payment |
Credit Cards Accepted (JCB、AMEX、VISA、Master、Diners) Electronic money Not Accepted QR code payment Not Accepted |
Private dining rooms |
not allowed |
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Private use |
OK |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
OK ビル共用:有料25台 |
Space/facilities |
Counter |
Drink |
Wine |
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Occasion |
This occasion is recommended by many people. |
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Website |
最初に、予約しておいて正解だった。
口コミを見る限り予約して損は無い。安心。
トルコ料理の初心者である私達は「Aコース」。
初心者なら「Aコース」にすれば間違いない。
その内訳は、サラダ・メゼ・エキメッキ・メイン料理×2・チャイ。追加注文も可能。
コースが始まる前に、イズミル主人が苦手な食べ物などをしっかり聞いてくれる。
私は特になかったが、いつもの人が生のトマトが苦手ということを伝えた。
料理を食べ進めるとわかるが、トルコ料理のほとんどにトマトが使われている。サラダは特に。
「Aコース」はサラダから始まるが、「イマム・バユルドゥ」を提供していただいた。
「イマム・バユルドゥ」を食べると、ナスの柔らかさと素材の味の旨味に感動した。そのナスと中の詰め物とが堪らなく合っていた。これはお坊さんも卒倒するはずである。
ナスの上には焼かれたトマトがちょこんと添えられている。とても美味しい料理を作っているのは主人だけではない。イズミルには欠かせない存在であるイズミルの母だ。イズミルの母は意地でもいつもの人にトマトを食べさせたいそうで、
「なんでトマト食べないの!?美味しいのに!栄養満点なのよ!食べなきゃダメでしょ!?」
と、非常に愛のある言い方で優しく力強くいつもの人を諭していた。母だ。母すぎる。
一人暮らしの私達は、瞬く間にイズミルの母の大きな愛に包まれ、堪らなく懐かしい気持ちになった。
もちろん嫌な人は嫌だろうが、私達にとってその時空間は大変心地よかった。
前菜メゼの前のサラダだけで、めちゃくちゃ濃くて豊かなエピソードが生まれてしまい、その先の料理などについては誰かの口コミを参考に。
それにしても全てが上質な経験となり、阿佐ヶ谷のイズミルのことは一生忘れないはずだ。
ご馳走様の挨拶をしたあと、イズミルの母は帰ってしまう私達に対して、寂しい感情を言葉で直接的に伝えてきた。
日本人の察する文化も結構だけれども、イズミルの母のような感情表現をする文化や国民性も、尊くて温かくて沼ってしまう。
またイズミルに来よう。
いや、帰って来よう。