油そば:ここが元祖!武蔵野市民が誇る元祖発祥油そば!汁なし好きなら一度はいかが!?
とまそんのブログ:https://www.ramentabete.com/entry/2023/10/16/000000
とまそんのYouTube: https://youtu.be/M6ArO-KOTbo
<2023.10> 油そば ネギ盛 なると盛 生玉子 + スープ
シンプルだからこそ飽きない、そして時代を超えても人気が絶えないということなのか?。もう拉麺ファンなら言わずもがなでしょうが、こちら「珍々亭」が油そば元祖発祥とのことです。平成から令和になって一層、油そば・汁なし系のプレゼンスがアップしてきたと思うのは私だけでしょうか。ならばこそ、ラーメンラバーなら一回食っとけって感じですね。
なのでいつも混んでるこのお店。駅からそれなりに歩く場所なのだが、近くに学校があるからか結構行列が絶えないイメージです。今回は、半期決算が佳境で昼飯どきをズラして取る羽目になり、だったら混雑ピークアウトでサクッと食えるか?と狙ってみました。目論見通りに実食達成!。今回もまた性懲りもなく同じメニューであしからずですー。
<全体> 素朴なのにどことなくポップ?ナルト花輪!盛上る葱山!艶かしき生卵!アイコンのような存在感!
もうここに来たら、この盛り付けがマイ定番でございます。何と言ってもインスタ映え!。とても素朴で古風な王道油そばのスタイルに、ポップな遊び心溢れんばかりに、華やかなナルト盛り付けが素敵なのです。それだけじゃなく葱山の清涼感ある逞しさが気持ち良い。ナルトと葱の春色カーディガンを思わせる色合いが丼に広がる中を、一転して艶かしき生玉子が垂れる。色合い的にもいいし、古風な旨さに楽しさが尽きない麺顔じゃないですか。
<タレ&麺> 王道武蔵野系醤油ダレ!馴染みのヌツヌツモチモチ感!明るい弾力と玉子が絡む滑らなスベリ!
薄い黄色めがちな多加水麺でほぼストレート。膨らんだ丸みがとても口当たりがよいです。そして醤油ダレは、部分的に絡んでいるんだが、密度感は低めで、序盤はその熱さ湯気が昇ます。またヌツヌツっとした歯応えが印象的で、そしてゆっくりと醤油タレが貼りつくようです。奥歯では明るい弾力を感じつつ、やがて常温に近づくとモチモチっとした歯応えに変化か?。地肌に広がってゆくかと思うと、貼りつくようにペタペタと絡みつく感覚。
さあ!生玉子を崩して存分に麺に絡めて楽しもう!。まずは卵黄を箸でリフトして重みで破れさせ広げる。麺をリフトしてゆくうちに卵黄と白身は攪拌されましょう。多少分離しててもあまり気にせず食らう方が旨い!。麺に卵黄の深く絡まる旨さと、白身がコーティングされて絡み滑る楽しさを満喫です。
意外とタレは多め。甘辛い素朴でシンプルな醤油味で飽きない味わいと申せましょう。さらっとしたオイル感も重く感じさせず箸を進ませるイメージ。そしてアミノ酸的旨みが溶けるような塩気がナイスだね。ここに、生玉子が崩れて溶け入りますので、途中から卵感が圧倒しますが、それもまたマイルドな仕立てで旨し!。
<チャーシュー> ハードに見えてソフト!脂抜ける豚ロース肉!甘辛醤油ダレが染みて旨し!
安心感与える煮豚ロース肉。全体的に脂の抜けきった煮豚で中央に堂々と鎮座。実はチャーシュー油そばにしようと思ってたのだが、午後2時過ぎだと売り切れだそうだ。意見オーソドックスな見栄えでとても厚さがあるので、しっかりした歯応えがある一方、サクサクと歯切れが良いです。これはたまたまなのか、以前の印象とは裏腹ですな。なので分厚い肉だけど、麺と絡めて一緒に食らうと顎が疲れるかと思いきや、楽に食えて味わえるのであります。周囲の深く染みこんだタレ味だけで炭水化物をバクバクを食わせるような展開でしょうか。
<なると盛> タレや麺にも相性合抜群!元祖天才に相応しいバカボン文様!11枚重ね!
「別皿にしますか?」と問われ「いやいや乗せてください!」と答えます。きっとネギ盛と生玉子追加で邪魔になるかと気を配ってくれたと思いますが、やっぱりナルトの重ね盛り付けが好きなのです。やっぱ店主のポップなセンスが素敵!。まるで軍服の胸に勲章が並ぶのと同じような誇らしさを麺顔に感じてしまうオレです。
ナルトって実は好き。蒲鉾とは魚肉とつなぎ(炭水化物)の配合比が多めだから、妙に馴染みある味わいかと思えます。庶民的といえましょうか・・・油そばのタレや味わいが浸透しやすく、一体感ある旨さでしょう。今回も玉子が溶けたタレに絡めて全部美味しくいただきました。
<ネギ盛> タレの香ばしさに薬味ネギの苦味フレッシュな香りが交錯!
麺があつもりな故に、混ぜた時の、醤油系のタレと、ネギのフレッシュな苦みが熱で混じり、一気にもわ〜となって蒸せて立ち昇る湯気!。醤油のカエシのエッジングとネギの苦みが香ばしいと思う。ザクザクとした歯応えと、もちもちとした麺に絡んで食感のアクセントにもなりましょう。ネギ盛おすすめ!。
<メンマ> 武蔵野系にはやっぱりこれ!ふにゃりと千切れる歯応え!優しい下味!フニャコリめんま!
クチっと千切れて柔めな仕上がり。そのふにゃりとしたした質感が素敵。下味がやや深めに浸透しその優しい味わいがいい感じ。ビールが欲しくなる・・・。実にオーソドックスですが、丁寧な作り込みです。また麺に絡んでも楽しい歯応えで楽しませてくれます。
<味変化> 武蔵野系油そばの流儀に従う!定番の「お酢」と「辣油」これテッパン!
油そばを食らうともはや儀式でございます。性懲りも無くまた「お酢」と「辣油」を投入。この醤油味なら酢と辣油を入れるとたちまち武蔵野系に味がもっていかれるましょう。また生玉子も入っているため、少し多めに仕上げたが、実はニンニクも溶かしても旨い!。
<スープ> 醤油のカエシと酸味!そして生姜風味!豚と野菜の旨味が染みる出汁!最後に割って〆る
最後にほっこりとスープを味わって、お腹を温めほっこりとしよう・・・と思いきや超熱々でしたー。ベースは、豚メインの出汁に濃口醤油が溶けたイメージ。後味に軽く醤油由来の酸味を感じさせる他、生姜ベースの風合い、そして野菜の甘味もある感じです。
このまま素直に頂いて口直しとして終わっても良かったのだが、やっぱり終盤の油そばにも注ぎ入れてみました。最後の最後に、少しラーメンとしての味わい方があっても良いよね!。なかなか楽しく味わえました。実にさっぱりいただけるが、キリリとした醤油さも微妙にあるので、油そばには是非付けたいアテイム。
総じまして「ここが元祖!武蔵野市民が誇る元祖発祥油そば!汁なし好きなら一回食うべし!」・・・と言う感動の嵐!。駅からそれなりに歩く陸の孤島なのに、平日は近くに亜細亜大学があるので学生達も多く、週末は近隣の老若男女が家族で詰めかける広く愛されたお店。本当に飽きの来ない味わいどころか妙に惹きつける旨さでございます。なので秋晴れ週末の散策などで訪問はいかが?激しくおススメ!。旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
葱盛って
なると並べて
生玉子
和む麺顔
心とき解ぐ
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
油そば:素朴さ極まる王道町中華感!葱盛の大胆さと裏腹にポップアートなナルトの飾り!
とまそんのブログ: https://www.ramentabete.com/entry/2022/09/26/060000
とまそんのYouTube: https://youtu.be/wcOcd2iE7Lc
<2022.09> 油そば + ネギ盛 + なると盛 + 生卵 + キリンラガービール 大瓶
ここが油そば元祖らしいです。私が初めて油そばなるものに出会って感動を覚えたのは「兎に角@松戸」ですが、中央線界隈に居を構えるようになって、まさかそのエリアに元祖があるとは非常に幸運です。いつも行列なので、今回は有休を利用して訪問してみました。
そういえば、一度「武蔵野系油そば」をまとめたことがありました。以下リンクご参考まで。
【厳選】東京都内で武蔵野系「油そば」!押さえとくならここ!そんな5選!
https://www.ramentabete.com/entry/2018/05/06/001916
<酒> キリンラガービール!定番の苦味は安定極まる旨さ!偉大なるオーディナリーな味わい!
休日だから当然のごとく飲ませてもらいます。平日昼間に飲みますわ。小ぶりのグラスとともにあっという間に配膳完了!。へへへ・・・まだ熱処理だった頃から馴染んだブランド。なんだかんだで一番安寧を覚える味わいかもしれません。昔はズシリと感じた苦味ですが、微妙に少しだけ軽やかにも感じてしまう?。コク深さは相変わらずしっかりしてる感覚でしょう。この日は少し暑かったので、ライトにゴクゴク飲み干せる味わいが痛快です。休みの昼ビールはやっぱり最高だぜ!。
<全体> 素朴さ極まる王道町中華感!葱盛の大胆さと裏腹にポップアートなナルトの飾り!
素晴らしきミスマッチ感!トラディショナルな王道油そば感にナルトが花畑のように重なり並びます。これには思わず笑ってしまう!。遊び心満載でどこかポップさをありありと感じてしまうほどのアピール感です!。この麺顔ゲットできただけでもありがたい!。今回はネギ盛り上がりと、生卵インの艶かしさが更に気分を高める感覚です。
<味変> いきなり薬味をかけよう!辣油とお酢が定番!ビシッと武蔵野系油そばの仕上げ!
もちろんそのままでも十分過ぎるほど旨いですが、何というか場の雰囲気に乗せられた???。開店一巡目だったから、全員常連と思われ、配膳の瞬間に皆自分好みの味変化をしてますー。通い慣れてるから、最初から好きな味って感覚でしょうか?。
<麺> 多加水の中太ストレート!ヌルッと重めなスベリ!ヌツヌツモチモチとした明るい弾力感!
タレを完全に吸い込みまとわりつかせます。そのタレは、ラード系のさらっとしたオイルにじっとりとした醤油が溶けてとても香ばしい。そしてアミノ酸的旨みが溶けるような塩気がナイスで、少し出汁感がオイルと混じって甘味を感じさせます。
麺のフォルムとしては、少し肉厚な麺。薄い黄色めがちな多加水麺です。ほぼストレート。茹でて膨らんで丸みが強調された断面か?とても口当たりがよいです。湯切りは超完璧みたいで、タレを薄めたりする印象もなし。
そして密度感は低めで、序盤の熱々なタイミングでは非常にヌツヌツっとした貼りつくような明るい弾力が面白い!。常温に近づくにつれモチモチとより明確な弾みと感じますし、プツプツと前歯で千切るのが快感高まってくるイメージです。
更に生卵との絡みがいい。スーッと延びるように漆黒なタレが地肌に広がってゆくかと思うと、貼りつくように浸透してペタペタと舌に絡みつく感覚。そこに卵白の滑りが覆いかぶさり、割れた卵黄が全体に広がり、麺の地肌に絡みつく・・・そこがうまい!実に醤油ダレの味わいと潰した麺の甘味で食が進む味わいへと一気に昇華です。
<チャーシュー> 馴染みと安寧な旨さ!脂の抜けた豚ロース肉!甘辛醤油ダレが周囲を包む!
脂身が薄っすらと端に残るが、全体的に脂の抜けきった煮豚。これも実にオーソドックスで安心感与える肉ですね。ロース肉と思われるのが一切れ中央に鎮座。これが実はとってもに厚さがあるので、しっかりした歯応えと共に満足感も与えます。
これは少々意識的に噛み潰すイメージ。汁系だと出汁を少し吸い取って多少柔らかくなったりするのでしょうが、そして肉の味がシンプルでダイレクトに感じる旨さ!。周囲の深く染みこんだタレ味だけで全体を美味しくいただけます!
<なると> 油そばにタレや麺にも相性合いまくり!11枚の花弁的ナルトが華やか!
しっかり数えると今回は11枚ありました。蒲鉾の張り具合と比べれば弱めで、その分しっとりとした感覚があって好き。同じ魚肉の練り物でも、魚肉とつなぎ(炭水化物)の配合比が明らかに違うらしいんす。だから「なると」の方が庶民的。それにつなぎ多めな「なると」の方が油そばのタレや味わいが浸透しやすく、一体感ある旨さと思えますよ!。
<メンマ> 優しい味わいのフニャックチめんま!辣油と絡むと更に旨し!
ふにゃりとしてクチっと千切れる・・・優しい味わいのフニャックチめんま!。オーソドックスってことでしょうが、丁寧な作り込みと、なかなか酒を進ませる味わいです。辣油の味変でもまた一段と美味さを発揮します。酒も進む。
総じまして「さすが元祖!やっぱり発祥!旨さ定番確実にして素朴な旨さ!和みの境地の油そば!」・・・と言う感動の嵐!。油そばの注文多くもはや油そば専門店って感じですが、常連さんも多く感じられ、本当に飽きの来ない味わいが惹きつけるんだなと感心です。地元にささえられ本当に愛されてるって感じがありあり!。最寄駅から確かに歩くがその価値ありの旨さ!激しくおススメ!。旨し!なので・・・肩の力を抜いて、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
素朴さに
なると並べて
華やかに
これぞ元祖の
うまさ納得
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
油そば:素朴でシンプルな麺顔にナルトがポップで華やかに花輪状態!アートな油そば!
とまそんのブログ: https://www.ramentabete.com/entry/2021/09/23/000000
とまそんのYouTube: https://youtu.be/9jpu5eIWi1A
<2021.09> 油そば なると盛 + 生玉子 + スープ
名物と言えば、三鷹には「深大寺そば」。武蔵野には「武蔵野うどん」。そしてもう一つ「油そば」。今や「汁なし系」ラーメンとして当たり前な存在になった「油そば」ですが、諸説ありましょうが「武蔵野系」と呼ばれる油そばの元祖発祥は「珍々亭@武蔵境」とのことです。この周辺をメインに麺活動している身としては、定期的に食わねばと思うところでして、1年ぶりにまたやって参りました。ちょっと意表を突いて、エポックに汁系でも食おうと思えど・・・やっぱり今回も定番名物の「油そば」。それになるとと、生玉子とスープを追加させていただきましたー。
<全体> 素朴でシンプルな麺顔にナルトがポップで華やかに花輪状態!アートな油そば!
へへへ・・・このナルトの盛り付けが堪らん!実にインスタ映え!とても素朴で古風な王道油そばのスタイルに、ポップな遊び心溢れんばかりに、華やかなナルト盛り付けが素敵すぎます。トラディショナルとポップの極端なバランス感がナイス。そして今回は生玉子を追加したのもあって、色合い的にも似合うし、これからの麺との絡みが楽しみになってくる。古風な旨さにアートが溶けこむ油そばですな!。
<タレ> 王道の武蔵野系醤油ダレ!甘辛い醤油のジットリ感に生玉子が濃密に溶けこむ!
ま、都内あちこちに見られる学会系の醤油味。そしてその学会系より、素朴でシンプルな味感覚が好印象です。飽きない味わいと申せましょう。さらっとしたオイルにじっとりとした醤油が溶けてとても香ばしい。そしてアミノ酸的旨みが溶けるような塩気がナイスで、この醤油タレ感は・・・「中華そば みたか」と少し似てるか?と実は感じております。出汁感がオイルと混じって甘味を感じさせるかと。これぞ武蔵野系の醤油ダレ!ほっこりさせてくれます!。今回はここに、生玉子が崩れて溶け入りますので、途中から卵感が圧倒しますが、それもまた旨し!。
<麺> 馴染みのヌツヌツモチモチ感!明るい弾力と玉子が絡む滑らなスベリ!
心持ち肉厚な麺。薄い黄色めがちな多加水麺でほぼストレート。茹でて膨らんで丸みでとても口当たりがよいです。醤油ダレは、部分的に最初から絡んでいるところもあります。密度感は低めで、序盤ではその熱さからヌツヌツっとした歯応え。そしてゆっくりと貼りつくような明るい弾力へと続きます。常温に近づくとモチモチさがあり、プツプツと前歯で千切れるイメージです。またタレの絡みがいい。地肌に広がってゆくかと思うと、貼りつくようにペタペタと絡みつく感覚。
そして生玉子を崩して存分に麺に絡めて楽しみましょう!。卵黄と白身は食い進めるうちにそのうち攪拌されましょう。多少分離しててもあまり気にせず食らう方が、旨いかと!。麺に卵黄の深く絡まる旨さと、白身がコーティングされて絡み滑る楽しさを満喫できましょう。
<チャーシュー> 堂々とした煮豚感!脂抜ける豚ロース肉!甘辛醤油ダレが染みて旨し!噛み締めて肉味堪能!
オーソドックスで安心感与える煮豚!ロース肉ですね。全体的に脂の抜けきった煮豚で、一切れ中央に堂々と鎮座。とても厚さがあるので、しっかりした歯応えと共に満足感を与えます。汁系だと出汁を少し吸い取って多少柔らかくなるところだが、意識的に噛み潰して味わいましょう。きっと肉の味がシンプルでダイレクトに伝わるはず。周囲の深く染みこんだタレ味だけで全体を美味しくいです。ただ、やっぱりそばにビールが欲しくなるな:笑。
<なると> 何と渦巻11連!元祖天才に相応しいバカボン文様!タレや麺にも相性合抜群!
へへへ・・・前回数え間違えたようです。11枚あり。ということは、デフォで1枚。追加で10枚ということか。別皿でももらえますが、やっぱり店主のポップなセンスに任せたいよね。蒲鉾よりナルトってプルンとはしてるのが好き。そしてしっとりとした感覚もそう。魚肉とつなぎ(炭水化物)の配合比が違うから、カマボコとは違う味わいと食感になるらしいが、ナルトの方が庶民的。油そばのタレや味わいが浸透しやすく、一体感ある旨さでしょう。今回も玉子が溶けたタレに絡めて全部美味しくいただきました。
<メンマ> 武蔵野系にはやっぱりこれ!ふにゃりと千切れる歯応え!優しい下味!フニャコリめんま!
柔めな仕上がりでふにゃりとしたした質感。そしてクチっと千切れる。下味の優しい味わいがナイス・・・そんなフニャックチめんま!。実にオーソドックスですが、丁寧な作り込みと、なかなか酒を進ませる味わいもありなむか。また麺に絡んでも楽しい歯応えで楽しませてくれます。最後の味変でもまた一段と美味さを発揮するもまた楽しみ哉。
<味変化> 武蔵野系の流儀に従う!シンプルに「お酢」と「辣油」これ鉄則!
お約束?定番?流儀?・・・はたまた儀式??。いつもの通り、性懲りも無くまた「お酢」と「辣油」で〆です。何でも汁なし系麺類なら、この醤油味なら酢と辣油を入れるとたちまち武蔵野系に味がもっていかれる。今回は生玉子も入っているため、少し多めに仕上げたが、実はニンニクも溶かしても旨いと感じてる。次回マイ・ニンニクチューブを持参しようかしら:笑。
<スープ> 醤油の淡い酸味と生姜の風味!そして豚と野菜の旨味が染みる一杯!最後の締め!
最後にほっこりとスープを味わって、お腹を温めほっこりとしよう・・・とも思うわけだが、ちょっと終盤の油そばにも注ぎ入れてみました。最後の最後に、少しラーメンとしての味わい方があってもいいかと思って!。なかなか、それも楽しく味わえました。
ベースは、豚メインの出汁に濃口醤油が溶けたイメージ。後味に軽く醤油由来の酸味を感じさせる他、生姜ベースの風合い、そして野菜の甘味もある感じです。実にさっぱりいただけるが、キリリとした醤油さも微妙にあるので、油そばには是非付けたいアテイム。オススメです!。
総じまして「武蔵野市民が誇る元祖発祥油そば!シンプルにして遊び心忘れない汁なし系!」と言う感想!。相変わらず、客の9割が油そばを注文する人気メニュー。近隣常連も多く、近くに亜細亜大学があるので学生達も多く、まさに老若男女に広く愛された感覚。本当に飽きの来ない味わいでございます。少し陸の孤島っぽい場所なので週末の散策などで訪問はいかが?激しくおススメ!。旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
飯どきに
ほのぼの食らう
油そば
老若男女
和み溢れん
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
油そば:これぞ武蔵野系の醤油ダレ!ラードに溶ける甘辛醤油のジットリさがほっこりする旨さ!
とまそんのブログ: https://www.ramentabete.com/entry/2020/04/17/000000
とまそんのYouTube: https://youtu.be/s_t2HYKTpVA
<2020.04> 油そば + なると盛
このご時世だから休業してるかと思いきや、元気でいつも通りの営業でした。家族営業すたいるで、大将と跡継ぎと思われる方がしっかり腰を据えて営業してる安定感ある雰囲気。そして町中華さながらのアットホームな空気感が実に和やかでほっこりとさせてくれます。こんな雰囲気だとビール飲みたいんだがねー。何だかあまり自粛の影響ないみたい。と思ってたら、こちらは通常で「おみやげ」として油そばが持ち帰れることとなっており、これを目当てに来てる方もおられる。今都内の拉麺店では「弁当スタイル」「持ち帰り」など工夫こらしてるようですが、油そばはその点で優位ですね。
<全体> 素朴さ極まる王道町中華感!それと裏腹にポップアートなナルトの飾りつけ!
おおお!トラディショナルな王道油そば感が圧倒!まさに教科書かと思うほどのティピカルさが安定感を醸し出します。そしてその周りには笑ってしまうほどのなるとの盛り付け。遊び心満載でどこかポップさをありありと感じてしまうほどのアピール感!。真面目さと遊びがミスマッチのようでバランス良く成立しているじゃないですか!。この麺顔ゲットできただけでもありがたい!
<タレ> これぞ武蔵野系の醤油ダレ!ラードに溶ける甘辛醤油のジットリさがほっこりする旨さ!
23区内にも見かける学会系の醤油味。ま、その系統ですが、更にシンプルな感覚が好印象。素朴で飽きない味わいと申せましょう。ラード系のさらっとしたオイルにじっとりとした醤油が溶けてとても香ばしい。そしてアミノ酸的旨みが溶けるような塩気がナイスで、少し出汁感がオイルと混じって甘味を感じさせます。ホントに町中華の中華そばの元ダレを連想させてくれますね。これぞ武蔵野系の醤油ダレ!ほっこりする旨さ!
<麺> 多加水の中太ストレート!ヌツヌツモチモチとした明るい弾力とぬるりと重めに滑らなスベリ!
町中華の拉麺としては一回りか二回りほど肉厚な麺。練水と玉子を感じさせる、薄い黄色めがちな多加水麺です。ほぼストレート。茹でて膨らんで丸みが強調された断面か?とても口当たりがよいです。湯切りは超完璧みたいで、タレを薄めたりする印象もなし。醤油ダレは自分でかき混ぜるようですが、軽く一度は麺揃いをしたことで部分的に最初から絡んでいるところもあります。
密度感は低めで、序盤の熱々なタイミングでは非常にヌツヌツっとした貼りつくような明るい弾力が面白い!。常温に近づくにつれモチモチとより明確な弾みと感じますし、プツプツと前歯で千切るのが快感高まってくるイメージです。
またタレの絡みがいいね。スーッと延びるように漆黒なタレが地肌に広がってゆくかと思うと、貼りつくように浸透してペタペタと舌に絡みつく感覚。実に醤油ダレの味わいと潰した麺の甘味で食が進む味わいへと一気に昇華です。鼻孔から抜ける熱風に麺の風味と醤油の香りも感じるか。 デフォルトで200gオーバーか?結構ボリューミーなので、腹パンの幸せ!。
<チャーシュー> 脂の抜けきった豚ロース肉に甘辛醤油ダレが周囲を包み浸透!長い間親しみ感じる安寧な旨さ!
これも実にオーソドックスで安心感与える肉ですね。脂身が薄っすらと端に残るが、全体的に脂の抜けきった煮豚。ロース肉と思われるのが一切れ中央に鎮座。これが実はとってもに厚さがあるので、しっかりした歯応えと共に満足感も与えます。
汁系だと出汁を少し吸い取って多少柔らかくなったりするのでしょうが、これは少々意識的に噛み潰すイメージ。そして肉の味がシンプルでダイレクトに感じる旨さ!。周囲の深く染みこんだタレ味だけで全体を美味しくいただけますよ!。ただこの味わい・・・強烈にビールをさそうよな!。旨し!痛し!。かえって悶々・・・。
<なると> 数えてみると10枚!練り物としても旨し!油そばにタレや麺にも相性合いまくり!
へへへ・・・きちんと10枚ありました。なると盛は別皿でももらえますが、せっかくですからご店主のポップなセンスで乗せてもらいましょう。かまぼこよりは食べやすい「なると」。好きなんですよねー。
蒲鉾ってプリン!とした弾力が強いけど、あれは魚肉成分がしっかり詰まってる証らしいのね。ところがナルトってプルンとはしてるが、蒲鉾の張りと比べれば弱めで、その分しっとりとした感覚があって好き。同じ魚肉の練り物でも、魚肉とつなぎ(炭水化物)の配合比が明らかに違うらしいんす。だから「なると」の方が庶民的。それにつなぎ多めな「なると」の方が油そばのタレや味わいが浸透しやすく、一体感ある旨さと思えますよ!。タレが存分にかかった麺と食っても違和感ない旨さなり!。
<メンマ> ふにゃりとしてクチっと千切れる・・・優しい味わいのフニャックチめんま!
これは自家製でしょうねー。ふにゃりとしてクチっと千切れる・・・優しい味わいのフニャックチめんま!。大量生産チックなのに多いが、それだけオーソドックスってことでしょう。しかし丁寧な作り込みと、なかなか酒を進ませる味わいもありなむか。このメンマ・・・・最後の味変でもまた一段と美味さを発揮するなり。
<味変化> 武蔵野系油そばと言えば・・・シンプルに「お酢」と「辣油」。これで完璧!
最後は、定番の「お酢」と「辣油」で〆です。世に数多の汁なし系があれど、醤油味なら酢と辣油を入れるとたちまち武蔵野系に味がもっていかれる・・・。そんなイメージありませんかね(二郎の汁なしだけは別か)。気分次第で冒頭から味変させてしまう時はビールがそばにある時。ともあれ、これは苦手でなければやっておかねば損ですよ。
総じまして「さすが王道!やっぱり元祖発祥!旨さティピカルにして和みのシンプル汁なしそば!」と言う感想!。別に油そば専門店でもなく、9割方が油そばを注文するが常連も多く感じられ・・・本当に飽きの来ない味わいなんだと再認識。地元にささえられ本当に愛されてるって感じがありありで、油そばの旨さと同じくらい、いい店の要素にしみじみと感じ入る今回の探訪でした・・・。もうコロナ疲れを感じてますが、気分転換も必要!。それならここも激しくおススメ!。旨し!なので・・・肩の力を抜いて、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
風緩く
静かに揺れる
古のれん
扉開ければ
和みが溢れ
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
「武蔵野系またおま油そば」とは一線を画するオリジンなる魂!
<2017.05> 油そば(並)+ネギ盛
日曜祝日は休み。そして昼だけ営業なので、土曜日の混雑は半端ない。こんな鄙びた場所とその店の前で、いつも行列が発生している。何故ならば・・・言わずと知れた「油そば」の発祥がここだからです。地元でもなかなかハードルが高くて、気合の入ったラーメン好きが遠くからやってくるとか、地元のコアな客がいつも並んでます。だから、私は割とスルーしていて、過去数回程度しか訪問してません。もう一つ個人的な疎遠の理由が、ここはビールと汁なしつまんで、まったりダラダラ過ごすような雰囲気があまりないため。酒もメニュー落ちしていると言う記憶です。ところが、大型連休はどうせ休みだろうと思ってたら、なんと営業してた!。時間がとても中途半端な午後3時でして、行列もないため思わず入店してしまいました。実はここの油そばは、元祖というプレミアム感だけでなく、うまいと本当に思うもの!。
<「武蔵野系またおま油そば」とは一線を画するオリジンなる魂!>
シンプルな料理ほど真似されやすく、また「青は藍より出でて藍よりも青し」といった類いで、より美味く仕上がっている汁なし系逸品も多い。なのに「やっぱりこれ食いたい/食っときたい!」と思わせるのは、オリジンなる強みです。これまで、武蔵野系油そばを食いつつ、ビールなんかも飲んだりしていた中で、「そこそこ旨くて酒のアテにもなるし、腹が膨れて安い」と思っていませんか? もし未食なれば、一度しらふで、オリジナル「油そば」を食していただきたい次第! するとどうなるかって??? 「完全コピーされまくりですやん!」と笑ってしまいますから、ラーメンフリークな方ほど!。嗚呼、オリジナルってのはそういう定めなのかねー。
それでも肩透かし感覚はないね!しっかりと美味いしここでしかない味わいってのも、ちゃんとありますもん!例えば麺。『タレを吸い込みがちな多加水細麺』と言葉ではそう表現するしかないけど、巷のモチモチしすぎる麺とか、ただ絡むだけという麺とは違う。絡むんだけど、そこで麺の風合いを少し感る。そうしつつ、時間をかけて残ったタレをじわじわと吸い込むようです。なので、麺がしっかりと味浸透して『味が染まる』。こういう麺には、酢を少し控えめにかけるのが私流。吸い込みすぎると調整が全く効かなくなるから。
一方のタレは、他店舗が研究し尽くされた感があって、新しい発見はないかな・・・。でもそこが偉大なのだと思う。みんながコピーしたくなる逸材ってことでしょ?。こじつけかも知れませんが、そこがこの一杯の偉大なところ。『世にある油そばって、みんなここから始まったんだ』と揺るぎない事実を感じながら味わうことに、なんだか味わうことのスパイス感があると思うんだがなーー。
総じまして、「これぞ油そばの教科書!似て非なるオリジン!比類なき伝統!」と言う何だか分かったようで分からないコメントでごめんちゃい。中央線沿線の、この手の汁なし系も深いですよー。大勝軒シリーズに比べると軽いのでやっちゃおうか!嘘です嘘です。ともあれ・・・・午後3時にとんでもないオヤツを食った上に、晩飯食って腹はち切れそうなので、とっとと詠ってもう寝ます!。
行列に
長閑な場所が
活気哉
馴染む味わい
武蔵野オリジン
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
飾り気がない醤油と油の感覚が、一周回って新しさを感じますがな・・・
<2013.12> 油そば・並
【タレ:武蔵野系の醤油ダレ・・・スッキリさとシンプルさでガッツリ食欲を誘う】
<香ばしさより・・・ちょっぴり甘いコクが印象的な醤油ダレ>
う〜ん、シンプルで旨し!余計なもの排除してたキッパリさが醍醐味やね!
武蔵野系油そばの聖地なるこのお店。醤油ダレの基準はこの店の味パラメータでありましょう。なので、かなり以前の記憶を紐解いて、醤油のエッジングを頭の中で準備しておりましたが、外れずとも当たらず。記憶より仄かな甘みがあることを再認識いたしました。醤油に甘みは確かに最高のコンビネーション!食欲をそそられます。まぜまぜすること1分そこそこで、タレが空気に徐々に撹拌されていき、少しばかり粘りを生じる。そこを味わいだすと、当初よりも味の角がとれたようなマイルド感が引き立つ。醤油の風味、ラードの甘み、調味料の旨味と・・・・そして今回の多めに投入したネギの清涼感が渾然一体となって麺の表面に貼り付き出します。
麺のグルテン感には、やはり日本人としては醤油感が合う!醤油一つあれば、かなりの食事がカバーできますし、もっと醤油味で麺をダイレクト食う!というテーマが非常にシンプル。そして余計なものがない潔さもあって妙に旨く感じるものです。
<辣油とお酢のコンビネーション>
私は、徐々に薬味を加える性格です。最初はダイレクトに醤油ダレの素性を味わい、次に辣油のみをササーーっと全体的に垂らすのです。そして、二次まぜまぜ撹拌を開始。醤油ダレの褐色に、辣油のクリスタルな赤が差し込むだけで美しくも感じます。そこそこ撹拌されつくされると、辣油も角がとれて柔らかいパンチと変化する。そして後からヒリリと刺激を始める。
そこに私はつづけてお酢を時間差で投入したりします。撹拌されつくしたタレが酢でまた緩やかになり、お酢も円やかになりまして甘みすら感じるのです。酢酸と油の結合物って・・・何かいい風合いを醸し出します。旨く言えないけど、こういうの好き。
【麺:中太多加水やや縮れ麺〜♬ ぬめるようなスベリ感とネギの貼り付き感がたまらん!】
<伝統的なB級グルメ・・・という麺の面持ち、多加水のちょいとモチモチした感覚>
伝統ある料理なのだそうだが、これは明らかにB級グルメ的な食べ方。そして味わいもそうです。最近では、カップ麺もわざわざお湯を捨てて油そば風に食するのが定着化しているとのこと。この麺顔はいかにも愛嬌に溢れています。
さて麺ですが、一般的な風合いもする中太縮れ。ほどほどの熱々感があって、湯気で醤油ダレがふわっと揺らめき、いい感じに香ばしさを感じさせます。ハグハグと食らいつくと、前歯ではスパスパっと千切れつつも余韻としてヌチリとしている。奥歯でのすり潰しで淡いモッチリ感を感じさせる。麺の密度感としては高くないけれど、この程々感が非常に油そばとしてのバランス感があると思われます。
<じっとりと・・・ぬめるようなスベリ感覚がとても庶民的>
タレが何回も何回もまぜまぜさせられるものだから、ほぼ乳化寸前の状態(笑)。注文時に「タレ多め」と調整をお願いすることもできそうなので次回はこれを押さえておきたい。さてそういうことだから、スベリは非常に「ヌメル」といった感覚。そこがまたB級グルメ的であり、トラディショナルにも感じる部分。ネギと混じり合うところは、ゴツゴツと感じるスベリ感なのですが、ぬめるところが庶民的な風合いを感じさせたりします。
思えば、前回訪問時、大盛りにして胃袋がはち切れた。並にしてみたが、かなり量として満足感あり。見た目に騙される。麺自体が腹持ちが良いのだろうか?それは不明なれど、想像以上に満足感がありますな・・・。
【具:ハードな風格を感じるお肉】
意外にも、肉はハードなのであります。と言うか、昔ながらのハードさとお伝えしたい。今のようなほろほろと崩れ落ちるほどに柔らかい肉が広がっていないころの、上質な赤身といった歯応え。味は淡白なのだが、薄くないし、しっかりとした好印象。これはむしろ、汁系で沈めて吸わせてかぶりつくとさぞ旨かろう。
さて「ねぎ盛」だが、このザクザク感が醤油ダレにまた合う!しかし、100円プラスというところで怯む・・・・。年末ということもあって今回は小さな幸せを広げてみたのだが、やはりネギは多い方に限るね!
総じまして、「武蔵野市民としては、定期的に押さえるべき」でしょうな!多分・・・ここでは、このメニューしか食わないと思います。なぜって・・・油そばの聖地だからさ!
定期的に押さえたいのだけど、こちらはこちらで混雑必須のお店でして、東京西エリアの有名老舗の一角。関西人も唸る「武蔵野系油そば」。シンプルなれど奥深し逸品。世界文化遺産に推奨したい(うそです)。なので詠います!
穏やかな
風なく冬晴れ
年越しで
そぞろ集まり
食う油そば
お粗末!ということで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
<2012.03> 油そば・大盛り
【きっかけは?:そろそろ・・・遠征活動がきかなくなりそうだから、地元を散策です】
ぼつぼつと・・・・心の平穏を取り戻しつつあります。4月の異動について受け入れつつあるのです。アタクシの場合、頭より先に、胃袋で納得させた方がよさそうですな。連日、帰宅路で連食すりゃもう・・・・胃がもたれて仕方ない翌土曜日の朝。胃をさすりながら、自宅の窓から雨模様の空を見上げ・・・・・「一体何やっとるのや?」と自分で自分を笑います。
まぁ、近場でのラーメン活動がメインとなるなと考え出すと、それはそれでまだ知らない味がたくさんあると思う。これからは、そういう味を心を込めてレビューしていきたいと考えだしました。ということで今回は、武蔵野の名店「珍々亭」を目指します。何を隠そう・・・・・店名のインパクトより重要なのは、「ここが油そば発祥の店」なのです。この日は、家族が実家の都合で不在。クルマを自由に使える!めざせ!ちん○ん!○んちんてい!!
訪問時、丁度正午!当然満席!すごいアットホームな熱気であふれています。外で待とうとすると、明るく気さくなおばさん店員さんにカウンター席の端っこを勧められてどうやら着席に成功。常連でもないくせに、メニューなどに目もくれず「油、大、ネギ多め」と偉そうにコールしちゃいました。
【タレ:醤油と油と調味料・・・というシンプルさが均衡と対峙が織り成す!風合いがノスタルジック!】
これが・・・油そばの元祖かと思えば、身の引き締まる思いがしますな。いかにも昭和を感じる麺顔に、かつての時代の空気も感じ取ったりします。今と違ってインターネットなどと比べると情報の伝播スピードが、石器時代級かとすら思える時代に、口コミだけで広まった美味さです。という意味では「美味さの黒帯」なのですが、今となっては名誉会長という感じか・・・・「美味さの9段」という立ち位置でしょうか。とにかく、頂くのです。
「旨いがな!(*゜0゜)ハッ・・・・めっさ旨いがなぁぁぁぁ・・・・ 」
「飾り気がない醤油と油の感覚が、一周回って新しさを感じますがな・・・・」
1)甘み(旨味):和醤油の発酵旨味と動物系の油?のコクがじんわりと融合する逸品
大盛りにしたため、混ぜる前のタレの写真撮りに相当苦労しながらも役目を終えて、割り箸の先に滲み込ませ、その味わいをダイレクトにチューーーーっとすすると、「意外と和?」「中華系の成分が少ない美味さ」という直感ですね・・・。これは、例えば醤油などのように、ベースとなる調味料は、日本料理のものを使っている中華屋の味わいを連想する・・・。だから余計に、懐かしさを感じさせます。そこに、業務用の本格的ラードと、あわせ調味料が入り交じり、ベストな旨味に仕上がっています。コクは豚系のシンプルな感じなので、親しみやすい味です。
しかし、今回は大盛りの麺が多かったので途中で辛く、辣油とお酢を後半に投入いたしました。すると、辣油の威力というのは凄いもので、辛さはそれほど響かないものの、一気に「中華屋」の要素を高めてくれます。和風中華から、一気に本格大衆中華屋のそれと思わせるものに変貌をいたします。さらに、お酢を投入すると、それはもうイメージを固めてしまいます。
2)塩気:醤油のカエシが広がり、塩分と調味料が油で丸まった融合体ような塩味
塩気の主体は、前半は、醤油カエシが支配した感覚で、そして、後半は辣油の投入によりそれへと変わっていったというイメージ。されど、両方にも共通して言えるのは、「塩分」「あわせ調味料」「油」の融合体がおりなす、『丸くじんわりとした出汁と化した塩味』と申せましょうか。「塩おむすび」のような塩ダイレクトで美味い!と思わせるのと少し違い、「ごま塩おむすび」のような塩と何かが結びついたときのパワーを感じるのですが・・・。ところで、この油って本当は何者なのでしょうね? サッパリしているから上質のラードかと思う一方で、鶏油と背脂の混ぜ物のような「ねっとり感」もあります。先日の「宝華」では前者とコメントした記憶ですが、最近段々と、この手の油は後者のような気がしてきましたが・・・。
3)風味香り:麺とからみ終えた瞬間は、カエシの香ばしさと、薬味ネギの苦味フレッシュな香りが交差!
汁なし系で、スープの香りの表現は非常に難しいのです。しかし、強いて言えば、麺があつもりな故に、混ぜた時の、醤油系のタレと、ネギのフレッシュな苦みが熱で混じり、一気にもわ〜となったときの蒸せるような空気。それが、醤油のカエシのエッジングとネギの苦みが香ばしいと思った・・・ということでしょうか・・・。
【麺:ちゅるぴちとしたスタンダードな多加水麺が、熱々と醤油ダレにからむ!蒸せる香りが昭和です!】
一方の麺ですが・・・・・多い!多いねん!見た目で軽そうに見えて、しかも連食続きで胃もタレ気味!加えて「宝華」での体験で軽く食べれる大盛りくらい!と思っていたら、手痛いしっぺカエシをくらったような、麺の多さです。大盛りで320g~350gはあったのかな・・・・。でも、最初の口当たりはこういう感じ!
「あーーー!やっぱりこういうのも好き!(*′ω`)b゛大OK!!」
「懐かしの「ちゅるぴち系」なスタンダード麺の「あつもり」ってのが、ありそうでない体験やん!」
1)風貌:懐古を覚える丸麺のしなやかさ、ストレートなのに捩れが多く、手もみ縮れと見まごう
こういう麺は、昔ながらのお店で本当によく見かけるスタイルですよね。太さは標準で、もちろんストレート。しかし、芯というようなコシは皆無なので、麺はストレートであっても混ざり具合で、所々よく捩れが生じます。その捩れは偶然の産物なのですが、前向きに捉えれば手もみ風のやわらか縮れにも見えてしまう・・・そんな麺です。
2)感触:アルデンテなどという言葉が存在しなかった昭和を思い出す「ちゅるぴち」系
あつもり・・・・ということもあってか、アルデンテ感とは全く無縁のタイプでありました。それが、結構なあつもりでして、モチモチ感を少し通り過ぎた感覚もあり。そういう場合、例えば前歯の当たりが「スパスパ」と単純に切れたりする感覚にもなる・・・・。配膳時はその中間だったのだけど、食べすすめた途中から、モチモチ感がだんだん盛り返してまいりました。麺の表面に近い部分、そして麺の中心部分、それぞれ別の反発感を感じるものではありません。一定の反発力でクチリと千切れるシンプルな感触。前歯、奥歯のそれぞれについても同様。そして、熱が奪われるとともに、本来の良いところ・・・「ちゅるぴち」とした全体感が発揮されてきます。 昔食べ慣れた中華食堂のラーメンを彷彿とさせる柔らか麺。そんな、昭和の原風景を少し感じる、ノスタルジックなちゅるぴち感が、非常にナイスと思えるのです。
3)スベリ:あつもり独特な粘りと吸い付きが全体を支配
スベリについては、これは賛否あるかなと思うのですな・・・・。細麺で、いわゆる柔らか麺だと、麺同士の貼り付きがどうしても気になる・・・・。油で少しコーティングしてあればそれほどでもないけど、この逸品は、明らかに仕上げはお客様自身でやってよ・・・というスタイルだから、どうしても貼り付きが気になるのですな・・・・。つまり、そういう意味ではスベリは良くない。
しかし、貼り付く正体である「粘膜層」が、実にまたマッタリとタレをまとい、持ち上げ、麺と絡めてくれるわけだから、これを否定すると半分以上、この一杯を否定することになるのかなと・・・・いう迷いがあるのよね・・・・。あえて、この場では判断は保留としますが、これは良い意味での保留ということで、あしからず・・・。
【具:一言でいうと「クラシック」。時代を超える普遍的なスタイル!】
1)チャーシュー(繊維質の美味さ)
脂分が一切排除かと思える、繊維質重視のチャーシューです。しかも、割と薄味でして、これはタレとかスープとのからみとか、吸い込みを予測した仕立て方だと思います。なので、好みが結構わかれるかもと察します。繊維質なので、割と固い仕上がり。されど、噛みちぎるのに苦労するようなことが一切ないので、これは長年の熟練された仕上げ方かと察します。醤油・塩とも薄味系なので、まさに、ラーメン用!
2)メンマ・ナルト(オーソドックスを地でいく)
殆ど語るところがない、非常にポピュラーな仕立て上がりなので、軽く・・・・。ナルトは、一風変わった切り方で、垂直に、分厚く切っている。普通やや斜め切りにしてあるもんだけど、分厚く感じられる分、「ナルト食った!」という達成感はすこしだけあるかな(笑)。一方のメンマは、味がやや濃いタイプで浸透も深く、コリコリ感よりフニャリとした歯ごたえを楽しむタイプ。
3)薬味ネギ(関東らしい白ネギの苦み、やや青みの部分の苦みのハーモニクス)
まー、ネギ増ししてもらったため、相当量投入してくれましたな。茎にあたる白い部分が主体な小口切り。やや青い部分もあり、8:2程度の混じり合いかと・・・・・。それぞれで、微妙に苦みと歯ごたえが違うので、麺と少々多めにピックアップし口の中で混ぜて食すると・・・なかなか、面白い苦みが広がるものであります。一度お試しいただければ幸い。
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総じまして、いろいろと世相は時代錯誤な日本のあらゆる制度を変えろ変えろと変革でやかましい時代にあって、変わらないことの大切さを認識するような一杯でありましたな・・・・。しかし、改めて考え直せば、油そばを考案した当時は、それこそ「変革者」だったわけで、それがなければ今のように繁盛していたかはまた不明なわけです。 うーーーん、変わるべきもの、守るべきもの、こういう見極めがとても難しいことなんやろね。そして、変わると決めたときの勇気もね・・・・。なので詠います。
珍メニュー
アイデア広まり
今元祖
変える勇気と
続ける真面目
お粗末!ということで合掌!今日も本当にごちそうさまでした!
Restaurant name |
Chinchin Tei(Chinchin Tei)
|
---|---|
Categories | Abura soba mixed noodle、Ramen、Chinese |
0422-51-2041 |
|
Reservation Availability |
Cannot be reserved |
Address |
東京都武蔵野市境5-17-21 |
Transportation |
・武蔵境駅北口を出て目抜き通り(スキップ通り)を直進。亜細亜大学通りにぶつかるので左折。そのまま直進し亜細亜大学正門前を通過。亜細亜大学南の交差点を左へ。徒歩10分。 859 meters from Musashi Sakai. |
Opening hours |
Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting. |
Budget |
~¥999 |
Budget(Aggregate of reviews) |
~¥999¥1,000~¥1,999
|
Method of payment |
Credit Cards Not Accepted Electronic money Not Accepted QR code payment Not Accepted |
Number of seats |
22 Seats ( カウンター6席、テーブル4卓×4席) |
---|---|
Private dining rooms |
not allowed |
Private use |
not allowed |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
not allowed 2021年6月より駐車場が利用不可 |
Space/facilities |
Counter |
Occasion |
With family/children |Alone |With friends/colleagues This occasion is recommended by many people. |
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Location |
Secluded restaurant |
Service |
Take-out |
With children |
Kids are welcome |
Website |
とまそんのブログ: https://www.ramentabete.com/entry/2024/03/05/000000
とまそんのYouTube: https://youtu.be/P1yDR0vIgqM
<2024.03> 油そば なると盛 ネギ盛 生玉子 + 半ライス + キリンラガービール
武蔵野市が誇る食文化は「武蔵野うどん」。地粉うどんって言う方もおられるようでとても愛されてます。例えばこの界隈ではお彼岸となると親族が集まって宴会した後に、うどんを食う風習あったりするほど。汁うどんじゃなくて、つけうどん。最寄りの三鷹駅の立ち食いもメインは武蔵野うどんなほどです。でもね・・・もう一つ挙げるのがあり、それが「油そば」。元祖油そば「珍々亭」ですよ。まぁ元祖は諸説あるのは承知してるんですが、地元なので俄然応援です。
そう!急にこれが食いたくなる。ようやく三月弥生となって晴れたとある金曜日。休暇消化で仕事忘れて訪問させてもらいました。油そばと言えば当然ビールでしょ!。そんな目的なのでわざわざ武蔵境駅から歩いて来たよ。ちょっとした陸の孤島ですが、近くに亜細亜大学があって学生さんにも人気です。
<キリンラガー> 堂々たる嬉しい大瓶サイズ!安定極まる定番の苦味!昭和の雰囲気伝える偉大なるラベル!
寒さも抜けたような明るい陽射しでしたから麦酒日和ともうせましょう。否応なく取った有休だから当然のごとく飲ませてもらいます。
大瓶!これが痛快!やっぱ昭和の昔は麦酒と言えば大瓶って感じしませんか?。子供の頃、今は亡き親父が仕事終わって旨そうに飲んでたのを覚えています。当時はビールの流通とか保管のレベルが今ほどではないので、時々当たってしまう古いビールはまずいとよく親父は言ってたっけ。
小ぶりのグラスとともにあっという間に配膳完了!。へへへ・・・まだ熱処理だった頃から馴染んだブランド。なんだかんだで一番安寧を覚える味わいかもしれません。昔はズシリと感じた苦味ですが、微妙に少しだけ軽やかにも感じてしまう?。コク深さは相変わらずしっかりしてる感覚でしょう。ゴクゴク飲み干せる味わいが痛快!やっぱ休みの昼ビールは最高!。
<全体> 素朴さ極まる油そばに大胆なネギ盛!サイケでポップなナルト飾り!生玉子の艶かしさ!
この店には、大中小で「中」という概念が抜けている?。例えば麦酒にしても、小瓶と大瓶の設定しかありません。フツー中瓶だけ置くでしょって突っ込みたくもなる。そんな感じで油そばも、並と大、そして特大という設定で、中が抜けております。だったら「大が実質的に中でしょ?」と思って大を食うとしっかり大の圧倒感で、以前遭難しかけた記憶です。
ここを訪問する度に「なると盛」のオーダーをよく耳にします。確かに増えました。油そばって素朴で地味な麺顔イメージありますが、なると盛にするとこれが一転!。インスタ映えするのもあるのでしょうかね。そんな感じで対峙しますが・・・あゝ素晴らしきミスマッチ感!トラディショナルな王道油そば感にナルトが花畑のように重なり並びます。これには思わず笑ってしまう!。遊び心満載でどこかポップさをありありと感じてしまうほどのアピール感です!。この麺顔ゲットできただけでもありがたい!。更にネギ盛り上がりと、生玉子インの艶かしさも感じます。
<なると> 地味さに華やかな明るさ放つ花弁的ナルト!油そばにタレや麺にも相性合いまくり!
なるとって蒲鉾より庶民的。魚肉の練り物でも、魚肉とつなぎ(炭水化物)の配合比が明らかに違うらしい。だからその張り具合は蒲鉾と比べれば弱めで、その分しっとりとした感覚があって好きです。どこで食っても同じ味わいなのだが・・・。
汁そばなら出汁を吸うところですが、油そばだからそれがない。タレに絡んだなると本来の味わいを楽しみましょう。これがかなりイケますぜ。麦酒のアテとしてもナイス。だから油そばは好きなのかもしれません。
<ネギ> フレッシュさを演出する仄かな甘味と清涼苦味!ザクザク歯応えが楽しからず哉!
関東の葱!アタクシ関西オリジンだから、未だに葱は青いって概念を捨てきれません。でも元来葱好き!葱星人だから、葱なら何でも好きです。就職で上京して先輩に連れてもらった焼き鳥屋のネギマで、白い葱の旨さにハマったクチです。
まぁ・・・そんな前置きは別として、青葱では感じでない、葱の身?とも感じる内側の仄かな甘味がたまらん!。噛み締める度にザクザクと感じる歯応えも実に秀逸!。そして噛み締めた後の仄かな甘味と清涼感が、醤油ダレと麺に絡むと最高に旨し!。油そばに葱増し必須ですな!。
<麺> 多加水の中太ストレート!ヌツヌツモチモチとした明るい弾力感!ヌルッと重めなスベリ!
フォルムとしては、少し肉厚でグラマス。薄い黄色めがちな多加水麺です。ほぼストレート。茹でて膨らんで丸みが強調された断面か?とても口当たりがよいです。湯切りは超完璧みたいで、タレを薄めたりする印象もありません。タレを完全に吸い込みまとわりつかせます。そのタレは、ラード系のさらっとしたオイルにじっとりとした醤油が溶けてとても香ばしい。そしてアミノ酸的旨みが溶けるような塩気がナイスで、少し出汁感がオイルと混じって甘味を感じさせます。
味わうと密度感は低めで、序盤の熱々なタイミングでは非常にヌツヌツっとした貼りつくような明るい弾力が面白い!。常温に近づくにつれモチモチとより明確な弾みと感じますし、プツプツと前歯で千切るのが快感高まってくるイメージです。
あゝ・・・実に生玉子との絡みが良いではないか。スーッと延びるように漆黒なタレが地肌に広がってゆくかと思うと、貼りつくように浸透してペタペタと舌に絡みつく感覚。そこに卵白の滑りが覆いかぶさり、割れた卵黄が全体に広がり、麺の地肌に絡みつく・・・そこがうまい!実に醤油ダレの味わいと潰した麺の甘味で食が進む味わいへと一気に昇華です。
<タレ> どこでも味わえそうな甘辛いライトなラードが溶ける醤油ベース!特筆するとこない所が特筆的!
いわゆる町中華のイメージしやすい醤油ダレ。なのでコメントしずらい(汗)。カエシが立ち気味なれど妙にマイルドで尖りがありません。でも崇高なってな感じはしなくて、穿った言い方をあえてすればどこでも味わえそうな気がします。でもね・・・それが油そばかと。だいたい差別化しにくジャンルだし、王道スタイルとなれば尚のこそ。ただここが発祥の店かと思うとありがたくも感じるし、また納得のいく味わいだと感じます。ただ思いつくのは「これでいいのだ」というバカボンパパの言葉。
<チャーシュー> 脂の抜けた豚ロース肉!馴染みと安寧な旨さ!甘辛醤油ダレが周囲を包む!
チャーシュー油そばにしようか迷ったんだが、色々トッピングを重ねると麺顔に盛りきらないかもというのでー。それにしてもやっぱりノスタルジックな肉。脂身が薄っすらと端に残るが、全体的に脂の抜けきった煮豚。これも実にオーソドックスで安心感与える肉ですね。ロース肉と思われるのが一切れ中央に鎮座。これが実はとってもに厚さがあるので、しっかりした歯応えと共に満足感も与えます。
汁系だと出汁を少し吸い取って多少柔らかくなったりするのでしょうが、そして肉の味がシンプルでダイレクトに感じる旨さ!。これは少々意識的に噛み潰すイメージ。周囲の深く染みこんだタレ味だけで全体を美味しくいただけます!
<メンマ> 優しい味わいのフニャックチっとした歯応え!これでいいのだと感じる馴染んだ味わい!
オーソドックスってことでしょうが、丁寧な作り込みと、なかなか酒を進ませる味わいです。辣油の味変でもまた一段と美味さを発揮します。ふにゃりとしてクチっと千切れる・・・優しい味わいのフニャックチめんま!。これもまた麦酒を進ませますな。
<味変> やっぱり定番王道の味変!辣油とお酢が定番!ビシッと武蔵野系油そばの仕上げ!
そのままデフォルトでも、もちろん十分過ぎるほど旨いですが、何というか場の雰囲気に乗せられた???。開店一巡目だったから、全員常連と思われ、配膳の瞬間に皆自分好みの味変化をしてますー。通い慣れてるから、最初から好きな味って感覚でしょうか?。
<半ライス> 飲み過ぎ!食い過ぎ!とは思うが歯止めがかからぬ!残ったタレと具材で〆る達成感!
あゝだめだ・・・歯止めがかからん。最終盤に丼に残ったタレと少量の具材を眺めると白飯に垂らしたくなる。追加注文すると店員さんが少し驚いた感じです。おっさん・・・麦酒飲んで食った後にまだ食うんかい?と思ったか??。
おすすめは、残ったタレを垂らした後に、胡椒を仕上げにふりませう。この一手間が爆うま!。半ライスとしたのが悔やまれたかも。ただ食った後の達成感の後は、腹パンではち切れそうだったけどな(爆)。帰り道の長い足取りで多少のカロリー消費につながったことを願うばかり。
総じまして「やっぱ元祖!発祥!で食らう達成感と確実なる旨さはハンパなし!素朴さを楽しもう!和みの境地の油そば!」・・・と言う感動の嵐!。一度は油そば以外のも食わねばと毎回頭を過ぎるのですがやっぱり毎回この一品。実はそんな思いの常連さんも多いのでは?。つまり本当に飽きの来ない味わいが惹きつけます。地元のみならずファンにもささえられ味って感覚!。最寄駅から確かに歩くがその価値ありの旨さ!激しくおススメ!。旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
油そば
なるとの華を
並べては
春の陽気に
素朴な旨さ
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!