Restaurant name |
閉店Sakanaya makoto(Sakanaya makoto)
|
---|---|
Categories | Seafood、Sushi、Japanese Cuisine |
Address |
東京都練馬区富士見台2-17-19 メゾン・マキ・サワーノ 1F |
Transportation |
西武池袋線 富士見台駅南口から練馬高野台駅方面へ 徒歩8分 392 meters from Fujimidai. |
Opening hours |
Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting. |
Budget(Aggregate of reviews) |
|
Method of payment |
Credit Cards Not Accepted |
Number of seats |
23 Seats |
---|---|
Private dining rooms |
not allowed |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
not allowed 近くにコインパーキングあり |
Space/facilities |
Counter,Tatami seats |
Drink |
Japanese sake (Nihonshu),Japanese spirits (Shochu) |
---|---|
Food |
Particular about vegetable,Particular about fish |
Occasion |
With family/children |Alone |With friends/colleagues This occasion is recommended by many people. |
---|---|
Location |
Secluded restaurant |
With children |
Kids are welcome
当たり前ですが騒がない事 |
Website |
富士見台といえば、以前にマイレビュアーの美味B級さんに牛蔵や下町っ子を案内していただいた街。
肉の名店があるところだなあと思っていたら、魚もいい店があるんですよ、とまたもや美味B級さんからお誘いをいただいてしまいました。
駅に集合したみなさんと歩くこと約5分。
外見はごく普通の居酒屋さん。
中はカウンター席と座敷、ご主人と奥さんのお二人で切り盛りされているようです。
総勢9名で座敷を占拠。
初めてお会いする方、一週間のご無沙汰ですの方、みなさんとまずはビールで乾杯。
幹事さんは早速この店自慢の刺身の盛り合わせを注文です。
「3人前ずつ盛り合わせにしました」と奥さんが運んで来ていただいた刺身盛り合わせには、赤ムロアジ、真鯛松皮造り、メバル、カンパチ、まとう鯛、黒むつ、アオリイカ、ホタテ、の8種類が盛られています。
豪華版!
なかなか食べられない珍しい種類の魚もいます。
鯛はコリコリ、赤ムロアジは旨味のある脂のしっかりした乗り具合、まとう鯛はさっぱりした中に上品な白身のふんわりした旨味、メバルの刺身なんて初めて食べましたがこの旨味の濃さは一体なんでしょう。
この一皿で、ご主人はなかなかの目利きであることがよく分かります。
こんなに美味い魚が出てくると、酒も日本酒にチェンジ。
この店にある日本酒は2種類。
ガツンと旨味の強い「ねぶた」、バランスの良い旨味で食事の邪魔をしない「景虎」。
その後はねぶた派と景虎派に分かれ、さらに芋焼酎・麦焼酎も参戦して、さらにこの店の魚料理を堪能させていただきました。
その後いただいたのは、
○鰯の梅煮
鰯は丸々してよく脂がのっていますが、梅と出汁で煮ることで身がさっぱり食べられます。骨まで軟らか~。
○甘エビのから揚げ
頭のところの味噌の味が美味いです。塩を振ってあるのでもちろん塩味なのですが、それ以上に身の甘さを感じます。これが刺身で出てきたら間違えなくとろけるような甘さだろうなと思える甘さ。
○あさりバター
身がプリプリで旨味たっぷりです。ご主人は「今が美味しい時期ですからね。それに今日はその中でも特にいいものを仕入れてきましたから」とのこと。ご主人の目に狂いはないです。
○くじらのさえずり
鯨のタンですね。くにゅっとした食感のものと、ちょっとトロリとした食感のものとがあります。同じタンでも場所によって食感が違うところが面白い。
○谷中生姜
これは格好の箸休め。途中で口の中をさっぱりリフレッシュ。
○くちこ
日本酒のアテに合わない訳がありません。
○ちらし寿司
一人前を3人でシェア。ちょっと甘めの酢飯が上に乗ったネタをしっかり受け止めます。カウンター席にいらしたご家族の小学生ぐらいの女の子が、このちらし寿司をワシワシ食べてましたが、その気持ち分かるなあ^^
○蜆汁
ヤマトシジミだと思いますが、丁寧に砂抜きがしてありました。目の衰えた酒飲みのオジサンには蜆の旨味とミネラルが体の中に沁みわたります。
「まだ今日仕入れた魚でいくつかいいものはありますよ」とご主人。
まだ隠し玉があるなんて、なんと奥の深い店でしょう。
見た目はごく普通の居酒屋さんなのに、この魚の充実度はすごいです。
この料理と酒もたくさん飲んだのに、勘定は一人5,800円とは好CP。
我々が次々に注文を追加するもんで、奥さんにてんてこ舞いさせてしまってどうもすいませんでした。
富士見台という街、肉だけでなく魚もこんなすごい店をもっているなんて、この街に暮らす方は幸せです。
美味B級さんありがとうございました。