若い店主と常連さんの掛け合いを観てるだけで楽しめる、由緒正しい下町の酒場 : Benkei

たまたま、東京に泊まる用事で三ノ輪に泊まった時に、興味があった三ノ輪橋の商店街をブラブラしていたら見つけました。食べログ上でも下調べしていましたが、前夜は2人で行きましたが満員で入れず。まさかお昼過ぎのタイミングで店が開いているとは思わず、内心ラッキーと思いながら入りました。普段なら常連さんばかりで満員なのかなあと思いますので、お盆あたりだったのは良かったのかもしれません。

遠慮がちに入店。ほぼコの字カウンターのみのお店。狭くは感じなかったですね。カウンターの目の前には煮込みの大鍋が。最初は、ドリンクと煮込みを数本頼みましたが、目の前に菜箸が置いてあるので、カウンターの客がセルフで取って食べるシステムでもあるようです。1本50円だったかな。串の本数でカウントします。
煮込みですが、シロとフワとハチノスを。この中だとハチノスが美味しかったですね。シロはあまり脂の処理をしていないタイプ。煮込んでいる間に味が馴染んでいく感じでしょうか。もつ焼きとは明らかに違う代物なのですね。関西ではそもそも、「煮込み」が「牛すじ煮込み」になるので、こんな食べ方はそもそもしてないので。

他に、大皿にあった豚バラきゃべつを。レンチンしてもらって、酢醤油でいただきましたが美味しかったです。なかなかの豚バラとキャベツのボリュームで、アテとしては大満足でした。
きゅうりの青とおがらし味噌（メニュー名とは違うと思う）も、味噌が絶品でしたね。既製品だったかもしれませんが……。

お酒は、生ビールがそれなりの値段するのですが、めっちゃキンキンに冷えたジョッキにビール入れてくれるので美味しかったです。ただ、メインは焼酎ハイボールですか。とにかく安いですし、同じものをおかわりで頼めば、同じグラスに氷を追加してそのまま注いでくれるので、スピーディーでいくらでも飲んでしまう感じです。

若い、個人的には阪神の松田遼馬に似た店主と、常連さんとの掛け合いは、観ていて飽きませんでしたね。もちろん、僕みたいな初見の客にも、店主もお客さんもちゃんと接してくれます。

関西出身ですが、こういうお店は関西にもあるのだろうと思いつつ、他所者を受け入れてくれるような雰囲気のあるお店はどのくらいあるのかな……とも思ってしまいました。
もう少しコンディション良く、アテを満喫出来るようなタイミングでまた行きたいと思いました。