Restaurant name |
Funashin
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Categories | Unagi (Eel)、Dojo (Loach)、Seafood |
Phone number (for reservation and inquiry) |
03-3602-4751 |
Reservation Availability |
Reservations available |
Address |
東京都葛飾区亀有3-43-8 |
Transportation |
221 meters from Kameari. |
Opening hours | |
Budget |
¥3,000~¥3,999 |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥3,000~¥3,999
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Method of payment |
Credit Cards Not Accepted Electronic money Not Accepted |
Private dining rooms |
OK |
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Non-smoking/smoking |
− |
Parking lot |
not allowed |
Drink |
Japanese sake (Nihonshu) |
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Occasion |
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Location |
House restaurant |
Remarks |
川魚料理 |
亀有に来ています。
亀有には定期的に食事に来ておりますが、行く店はいつも鮨 なかやですのでちょっと違う店にもと思ってここ半年はかなり多くの店を開拓してきました。
なかなかUPできずにたまる一方です。この鮒眞を見つけたのはウォーキングの最中でしたが、その日はすでに食事を済ませていたので後日改めて行ってみました。
店は亀有駅を降りて線路沿いに環七の方に向かい、環七を渡ってすぐのところにあります。
店の外観は他の個人経営の鰻店同様にかなりの老舗感を感じます。
いま外食関係では、レストラン会社に代表する資本系が潤沢な資本を背景に立地のいい場所を選んで攻勢をかける風潮があります。しかし、鰻の店はどうやらレストラン会社のターゲットには入ってないようで、どの店も年代を経た古くてこじんまりとした店がほとんど。
レストラン会社がいくら資本を持とうと、かば焼きが出来る職人を集めることが非常に困難を伴うこと。ウナギ問屋から入手すると言うルートは新規参入が難しい状況を作っていること。ウナギの生産量が限定的であるために資本を投下しても店舗数を増やして利潤を上げていくスケールメリットが得にくいこと。
そういう条件が厳然としてありますから、地味に商売を続ける個人経営の店が業界の主流のような気がします。
この店の外観写真を見ていただければ、言わんとしていることを理解してもらえると思います。
そろりと戸を開けて入店。店の奥から出てきたおかみさんにご挨拶して席に座ります。
品書きを見るとうな重は上の2500円と特上の3000円の2種類。ウナギの原価を考えると妥当な価格だと思います。お茶を持って来てくれた女将さんに特上をお願いします。
うなぎ屋のメニューでウナギ以外のものって天ぷらが多いですよね。二人でウナギ屋に行って一人は天ぷらの方がいい、と言うケースもあるでしょうし。ウナギの入荷がないときのことを考えて二の矢が天ぷらだったり。値段的に天ぷらの方が手ごろと言うこともあったりして。
この店は、天ぷらではなく二番手はどじょうですね。柳川とどじょう鍋があります。根っからの川魚の料理店ですね。
この店の厨房は完全に見えない構造のため、何をどうしているのかは皆目分かりません。しばらく経ってから店内に焼きのいい匂いが流れ始めましたのでそろそろかなと、そんな感じです。
およそ20分で配膳です。と言うことは、白焼きまでは済ませてあったのかもしれません。口開けで入ってますからその可能性はありますね。
蓋を開けてみると、おおお、となる大きさ。やはり3000円クラスはまるまる太っちょなうな様が主流です。横から見ても身が厚い。そして、照りがいいですねえ。見るからにうまそうなタレにおおわれて食欲をそそります。横から上からと先ずは目で楽しんで。
お供はお新香となます。肝吸いが熱々で出汁感があってこれは無条件合格。
蒲焼はいつも左下から食べ始めます。この蒲焼も大好きなタイプ。ふわとろの蒸しと香ばしさの焼きのバランスが非常にいい職人技。一口目の旨さにうっとりとしてしまいます。ご飯も硬めに炊けていてうんまい。二口目からはいつものように山椒粉をかけて食べ進めますが、まあやや甘めのタレも相まって、ぐいぐいいっちゃいますね。
値段は決して安くはありませんが、まだお金を出せば食べれるということだけでもありがたく感じながらのウナギです。ここは中川のすぐ近く。伝統をそのまま引き継いだのかなあなんて考えながら、一気に食べ進めていくのでした。
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