根魚 静 : Nezakana Shizuka

入口は、近辺では似つかわしくないほど（失礼！）落ち着いた佇まいです。


中は普通（の飲み屋）。日本酒がたくさん入っているセラーと、この写真では見えませんが、水槽がいくつかあるのは、魚をウリにしている故でしょうか。

先ずはお通しとビールで…


生ビールはサッポロのエーデルピルスのみ。かなりこだわりがあるようです。陶器といい、状態といい極上の生ビールが飲めます。
お通しはちゃんばら貝というものだそうです。ほのかな苦味が美味しい♪

この店は、その日に愛媛の漁港にあがったものを、直接空輸して、その日の夜に供しているそうです。よって、メニューも毎日ころころ変わるそう。

刺身を適当にお願いしました。
ひとまず、岬（はな）鯵と岬鯖を入れて適当に…ってな感じで。

私は知りませんでしたが、関鯵、関鯖が四国側で獲れると、岬～と名前が変わるそうです。それだけで、値段が安くなり、消費者としてはありがたいことです。


どれも新鮮で本当に美味しいです♪
烏賊と貝も甘い！白身もコリコリして、香りがあって美味！
もちろん岬あじ・さばも旨し！さばが苦手の妻も、これは美味しい！と言ってました。


これは、しらすのサラダ。けっこうな量です。しらすとゴマだれドレッシングがよく合います。パリパリした食感のモノが入っているのですが、何だろう？おそらく湯葉を揚げたものだと思うのですが…


十四代の山田錦を頂きました♪　美味美味…高いけど。


蛍烏賊の沖漬。かなり甘口に仕上げれています。だけど、日本酒と合います。


個人的にイチオシのかさごの唐揚げです。実はほっこり（写真では既に一個喰われてます…）していて、淡白ながらも味わい深いです。他の部分も全部、骨煎餅のように食べることができます。


釜飯は２０分くらいかかるので、早めにオーダーしました。タノシミたのしみ…


太刀魚の塩焼きです♪

なんというか、こういう美味しさは魚の新鮮さもあるのだろうけど、焼き方が上手なのでしょうね。
丁度、今、火が通りました！というような加減です。


釜飯はタコを貰いました。薄味で素材の味が生きている感じです。米もたっていて美味しいです。

自家製のぬか漬物も旨い…


大満足のお店でした！
料理＋生ビール１杯、日本酒２杯、烏龍茶２杯で、〆て12,000円。明細はなし。
端数のない金額はご愛嬌（笑）。

ここら辺、近辺では高いお店だと思いますが、これだけの質のモノをお腹いっぱい食べて、一人6,000円なら繁盛するはずです。