Restaurant name |
リニューアルDai(Dai)
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Categories | Izakaya (Tavern)、Seafood、Japanese Cuisine |
Address |
富山県富山市内幸町2-14 内幸ビル2F |
Transportation |
JR富山駅南口から徒歩約7~8分 / 富山地方鉄道市内電車(路面電車)・新富町(しんとみちょう)電停から徒歩約2分 116 meters from Shintomicho. |
Opening hours |
Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting. |
Budget(Aggregate of reviews) |
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Method of payment |
Credit Cards Accepted (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) |
Number of seats |
32 Seats ( カウンター6席、テーブル10席、小上がり16席) |
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Private dining rooms |
not allowed |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Space/facilities |
Comfortable space,Counter,Tatami seats,Horigotatsu seats |
Drink |
Japanese spirits (Shochu),Wine,Cocktails,Particular about Japanese sake (Nihonshu) |
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Food |
Particular about fish |
Occasion |
This occasion is recommended by many people. |
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Location |
Secluded restaurant |
Website |
富山を代表する人気居酒屋さんのひとつである「だい」さんへ久しぶりとなる再訪をさせていただきました。
予約無しではまず入れないイメージの強い「だい」さんではありますが、21時を過ぎると意外とすんなりと入れることも多いのです。
さらに人気居酒屋さんによくありがちな、遅い時間に訪れると「あれも品切れ」「これも品切れ」などということもこちらの「だい」さんでは比較的少ないというのもまた大きな魅力のひとつ。
どの時間帯に訪れてもこだわり抜かれた地元富山産の食材をこだわりの調理法で、さらに地元産ならではの地酒とともにいただくことができます。
飲食店の集まるビルの2階、広すぎず狭すぎずで全体的に小ざっぱりとした雰囲気は性別年齢関係なく誰もが落ち着ける雰囲気となっていますね。
この日訪れた時間では、通りを見渡すことのできる窓側の席も空いてはいましたが、やはりこの日も店員さんに質問したりアドバイスも受けやすいカウンター席へと座らせていただくことにしました。
まず最初にいただく料理は、定番でもある岩瀬産「白エビ昆布〆」から。
昆布の風味がほんのりと移った白エビを、こちらの「だい」さんでは醤油ではなくなんと白エビの殻から抽出したオイルとともにいただきます。
オイルだけでも、薬味のおろし生姜を添えても、やはりさすがの味わいです。
ビールはもちろん、富山の地酒にもとてもよく合いますね。
続いていただく二品目は、やはり「だい」さんといえば新湊産「のど黒塩たたき」。
のど黒は、生でいただいても火を通してもそれぞれ違った脂の旨みを楽しむことができますよね。
こちらでいただく「塩たたき」は、炙った皮が香ばしく、しかも皮の裏側からあふれ出る脂がじゅわじゅわとあふれ、しかも作り立てですので表面はアツアツ、内側はシャキッと冷たく、この温度差がまた絶妙でたまりません。
最初から適度に塩が振られているので、そのままいただいても、薬味のおろし山葵を添えてもとても美味しくいただけます。
こちらはやはり日本酒にぴったりですね。
そして三品目は富山湾の幻魚「げんげ天ぷら」をいただくことにしましょう。
一夜干しだと通好みの酒肴という感じのげんげも、天ぷらでいただくと万人受けするようなふわふわほくほくの美味しい料理となります。
淡白な中にも旨味もしっかりとありますしね。
一緒についてくる骨もせんべいもさっくり香ばしくて、こちらもお酒にとてもよく合います。
さて、ビールに続く地元富山の地酒ですが、まずは定番のひとつともいえる地元富山市の「桝田酒造店」さんから「満寿泉」の純米生をいただきます。
ほのかな甘みとしっかりとした旨み、そしてキレの良さが印象的な、いつもながらバランスの良いお酒ですね。
二杯目にいただくお酒は、富山県を代表する銘酒のひとつともいえる富山県高岡市の「清都酒造場」さんから「勝駒」の純米吟醸をいただきます。
香り、味わいともに強すぎず味わい深く、一言で言ってとにかくキレイなお酒。
さすがは「勝駒」、いつもながら完成度の高いバランスのとれた銘酒ですね。
三杯目にいただくお酒は、お店の方から「正統派のお酒とは少し違うちょっと個性的なお酒なんてどうですか?」とすすめていただいた、富山市八尾の「玉旭酒造」さんで造られる「玉旭」の「ECHOES(エコーズ)」をいただいてみることにします。
これは正直驚かされました。
独特の強い甘み、そして酸味がここまで突出したお酒と言うものにこれまで出会ったことがありません。
しかもなぜか超甘口タイプのお酒にありがちなくどさというものが不思議とそれほどないのですよね。
なんだかあらためて酒どころ富山の奥深さといいますか底力の強さを思い知らされた気分です。
料理、お酒ともに今回もまたしっかりと満足させていただくことができました。
地元産への素材のこだわり、ひと手間以上かけた調理へのこだわりと丁寧さ、そしてホスピタリティにいたるまで、やはりさすがは「だい」さんならではというクオリティです。
早い時間だとなかなか入店できないのが難点といえば難点ですが、それも人気店であるがゆえのこと。
予約の苦手な私は、今後も二軒目以降の有力候補のひとつとしてお世話になることといたします。