Restaurant name |
Le pin(Le pin)
|
---|---|
Categories | Bistro |
Phone number (for reservation and inquiry) |
0766-29-1165 |
Reservation Availability |
Reservations available |
Address |
富山県高岡市上黒田268-1 |
Transportation |
JR城端線二塚(ふたつか)駅から徒歩約15分 (高岡おとぎの森公園そば) 864 meters from Futatsuka. |
Opening hours |
Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting. |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥1,000~¥1,999
|
Method of payment |
Credit Cards Accepted (VISA、JCB、AMEX、Diners) |
Number of seats |
35 Seats ( カウンター6席、12テーブル) |
---|---|
Private dining rooms |
not allowed |
Private use |
OK Over 50 people |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
OK |
Drink |
Wine |
---|
Occasion |
With family/children |With friends/colleagues This occasion is recommended by many people. |
---|---|
With children |
Kids are welcome |
Website |
8年ほど前まで高岡の末広町にあったお店です。おとぎの森の側にあります。ランチのお客さんの為に広い駐車場をということで移ってこられたのでしょうか。私は行ったことはありませんが、お昼時に近くを通ると広い駐車場はいつも混み合っています。
でも、こちらは本当は夜に行って欲しいお店です。なぜか、ここの口コミにはお昼のお客さんが多いようですがね。
かと言って、かしこまってコースなどを注文しなくても、黒板のメニューから好きなものを注文できます。野菜・ハーブもほとんどが自家栽培だそうです。
どのお皿も比較的量は少なめで、味付けも、フレンチと言うよりは和風のイタリアンと言った上品な味です。その分、若い人には少し物足りないところがあるかも知れませんが、私たち高齢者には、いろいろなものを注文できてありがたいですね。妻と二人で一皿ずつ注文し、シェア-して食べます。
お店の名前のル・パンと言うのは、フランスの怪盗紳士アルセーヌ・ル・パンからとったものかと思っていましたが、聞くところではボルドーにあるシャトーの名前だそうです。お店にはルパンと言うワインも置いてあるそうです。こちらはとても私の手の届くお値段ではありませんが、店の名前をル・パンと付けるだけあって、お手頃で美味しいワインが品ぞろいも豊富です。サーブしてくれるマダムが私たち夫婦の前に飲んだワインを覚えていてくれて、今度はこちらはどうでしょうと勧めてくれました。やはり夜に行って、好きなワインを飲んで美味しいものを食べるお店です。
そんなわけで今夜の注文は、
ルパンサラダ、石川産スズキのカルパッチョ、オニオンスープ、お店特製の牛タンの燻製と生ハム、メーンは丹波で捕れた猪のステーキ 、最後に、パスタはホタルイカと烏賊墨のタリオリーニとゴルゴンゾーラソースのジャガイモニョッキ。なおワインはイタリアの赤ボトルでバローロ・パトレスの2010年でした。
ルパンサラダは、野菜の他にチーズや、ゆで卵、ゆでた海老、チキンなどがその日によって混ざっています。一緒に出される特製のマヨネーズソースも美味しいのですが、それをかけなくても本来のドレッシングだけでも十分です。
以前に、このソースの味を家でも出せないかとシェフにレシピを教えて貰い、何度か自宅でチャレンジしてみましたが全く及びませんでした。
そんなわけで今では諦めて、やはりル・パンで食べることにしています。こちらで私たち夫婦がまず最初に注文するのがこの一品です。
この日はスズキのカルパッチョでしたが、その日の食材を問わず、いつもカルパッチョは一品注文します。ソースの味付けが先に言いました和風のイタリアンと言う感じで、白ワインとの相性は抜群ですが、この日の赤でも十分いけます。やや甘味のバルサミコを使っているとのことですが、どんな食材でも美味しいカルパッチョです。
オニオンスープは妻がお気に入りで、毎回食べるごとに、これを作るのに如何に手が込んでいるかを聞かされます。私も嫌いではないのですが、これを食べると後の食事に響くので妻にお任せして、その間ワインで時間を稼ぎました、と言うか、その間ワインを多く飲ませて頂きました。
お店特製の牛タンの燻製と生ハムのうち、牛タンの燻製は他では食べられないものでした。薄くスライスしてありますが、それでもしっかりした濃厚な味です。シェフの話では舌の部位によっても味が違うとのことで、次回はどの部位に当たるか、もう次の予定を考えていました。
メーンの猪のステーキはジビエ好きの私の選択です。猪の肉で最も美味しいのが2,3歳のメスで、本来ジビエは多少の臭みがあるから美味しいのですが、それはあくまで私の好み。この日の猪は臭みもなく、これならどなたでも美味しく食べれるでしょう。
ここまで来て、さすがにお腹もふくらんできましたが、パスタは又別腹と言います ?
ホタルイカと烏賊墨のタリオリーニとゴルゴンゾーラのニョッキのどちらも美味しいのですが、ニョッキのほうは1個1個も小さくて程良く柔らかく、それに適度な塩味の良質のゴルゴンゾーラチーズのソースがたっぷりからんで、絶品でした。ここまで来てワインも空になり、グラスでしっかりした赤を追加し、ソースまで食べ尽くしました。
かくして、お腹は一杯。デザートはパスして帰りました。前の店と違い、町中から離れているのでワインを飲んだ人は代行で帰らなければならないのが不便ですが、それを補っても、訪れる価値の十分あるお店です。