Restaurant name |
Ginchi Rohonten
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Categories | Japanese Cuisine、Tempura、Seafood |
Phone number (for reservation and inquiry) |
0739-22-3960 |
Reservation Availability |
Reservations available |
Address |
和歌山県田辺市湊1005 |
Transportation |
JR紀伊田辺より徒歩3分 164 meters from Kii Tanabe. |
Opening hours | |
Budget |
¥2,000~¥2,999 |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥4,000~¥4,999¥1,000~¥1,999
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Method of payment |
Credit Cards Not Accepted |
Private dining rooms |
OK For 2 people、For 4 people、For 6 people、For 8 people、For 10-20 people、For 20-30 people |
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Private use |
OK |
Non-smoking/smoking |
Smoking establishment Please check with the restaurant before visiting as the law regarding passive smoking countermeasures (revised Health Promotion Law) has been in effect since April 1, 2020 and may differ from the latest information. |
Parking lot |
not allowed |
Space/facilities |
Tatami seats,With power supply |
Drink |
Japanese sake (Nihonshu),Japanese spirits (Shochu) |
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Food |
Particular about fish |
Occasion |
This occasion is recommended by many people. |
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Location |
House restaurant |
Service |
Take-out |
Website | |
Remarks |
全室個室ですが、お一人様もOKです。 |
2018春の青春18きっぷの旅で紀伊田辺にやって来た旅浪漫であります。
今日は新宮までの日帰り旅。 晩御飯は田辺で食べることにしました。
BMしていた第一候補の居酒屋さんは満席で断られて、第二候補のこちらへ。
昭和34年(1959年)創業の銀ちろ本店。 紀伊田辺駅から徒歩3分ほど。
純和風の立派な店構えです。 店内に入ると赤い絨毯が敷かれています。
「いらっしゃいませ。何名様ですか?」「一人です」とオレ。
案内されたのは、4.5畳の個室です。
銀ちろさんは全室個室なので、お一人様でも個室へ案内されるようです。
店員さんに定食の紀州御膳(3300円)と瓶ビール(600円)をお願いしました。
紀州御膳は上造り、天ぷら、煮出し、焼物、赤出し、ご飯、デザートが付いてきます。
煮出しと焼物を牛肉の山椒焼(小)に変更出来ると言われましたが、
焼魚でお酒を飲みたかったので変更しませんでした。
「失礼します」とまず出てきたのが、
瓶ビール キリンラガーの中瓶とお通しの梅とうふ。
クコの実と山葵が乗せられた梅とうふは、淡いピンク色をしています。
田辺市の隣町みなべ町は紀州備長炭と梅干しの生産が日本一。
一目百万 香り十里と言われる南部梅林の梅ももう盛りは過ぎてしまいましたが。
梅とうふでビールを飲んでいると、最初に上造りが運ばれて来ました。
定食とはいえどうやらコース料理のように出来上がった一品ずつを店員さんが
わざわざ部屋まで運んで来てくれるみたいです。
船形の皿にマグロ、イカ、鯛、ぼたん海老、カンパチと
5種類の魚が盛り付けられています。 新鮮さはそれなりです。
丁寧にぼたん海老の頭は軽く炙られていたので食べることが出来ました。
次は揚げたての天ぷら。 銀ちろさんの天ぷらは定評があるようです。
大海老が2本、さつま芋、ブロッコリー、はんぺんの天ぷら。
天つゆでいただきます。 熱々サクサクがいいですね~♪
部屋の電話を使って日本酒の熱燗一合をお願いしました。
出てくるのもスピィディーです。 海南市にある中野BCのお酒 長久。
ぬる燗ではなく、ちゃんと熱燗になっています。 あ~、美味しい。
焼物はサゴシの焼魚。 サゴシは鰆の幼魚です。
炒めたほうれん草と椎茸が添えられて、上にははじかみ生姜が乗せられています。
煮出しはバイ貝を中心にして
フキ、海老、タケノコ、がんもどき、麩というラインナップ。
薄味の関西風でお酒が進みます。 黒牛の300ml冷酒も追加注文です。
この黒牛という日本酒は和歌山でよく出されますが、美味しいお酒です。
〆にはご飯と赤出し、香の物。 デザートには苺、林檎、パイナップル。
こうやって順番に一品ずつ出されると、値打ちがありますね。
これを単品で注文すると定食の3300円では収まらないかもしれません。
滞在時間は1時間ほどでしたが、個室でゆったりと寛いで食事が出来ました。
部屋料やサービス料は不要ですが、お通しの梅とうふは150円みたいですね。
ごちそうさんでした。